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Weekly Report : Week-5

今週のプロスペクト
―カーター・キーブームとニック・センゼル―
Written by Kazuki Sugihara
先日、全米を震撼させた戦慄のウラディミール・ゲレーロ Jr.(TOR)が遂にメジャーデビューを果たし話題となったが、その裏で一人のプロスペクトが鮮烈なデビューを飾った。その選手は、ナショナルズのカーター・キーブーム(SS)だ。現地時間4月26日、世間はゲレーロ Jr.一色の中、密かにパドレス戦に9番ショートでスタメンデビューを果たした。両親も見守る中、第一打席はバットを一度も振らずに見逃し三振。第二打席はセカンドゴロ。そして1点ビハインドの8回、甘く入ったスライダーを振り抜き、センターバックスクリーンに同点ホームランを叩き込んだ。しかし9回2アウト満塁の絶好の場面では、昨年日米野球で来日したカービー・イエーツ(RHP)相手に三振を喫し、メジャーの威厳・貫禄を見せつけられた。だが2日後の試合でもホームランを放つなど上々のスタートを切ったと言えるだろう。
キーブームは2016年にナショナルズから1位指名を受け入団。コンタクトスキルに長けていてパワーも平均以上の評価を受けている打撃型の選手。しかし、守備にやや不安があるため、正遊撃手であるトレア・ターナーが4月上旬に怪我で離脱した際は昇格が見送られ、しばらくウィルマー・ディフォ(IF)が代わりに起用されていた。そしてそのディフォが不調のため今回メジャー昇格を果たした。
5月4日の時点では打率.161、OPS.612と思うような成績を残せていないが、デビュー戦でホームランを放てるそのポテンシャルに期待したい。
もう一人、別な意味で話題となったプロスペクトがいる。レッズのニック・センゼルだ。5月3日のジャイアンツ戦に2番センターでスタメンデビューを果たし、5打数1安打2四球と堅実な成績を残した。
次の日もスタメン出場を果たすと、迎えた第2打席、甘く入った速球をとらえホームランかと思われた打球をセンターのケビン・ピラー(SF)が壁をよじ登りキャッチ。記念すべき初ホームランを阻止された。しかし次の打席ではライトスタンド中段につきささる完璧なホームランを打ち直した。デビュー2日目で実質’’2本塁打’’の活躍を見せた。
センゼルは2016年にレッズから1位、全体で2位指名を受けて入団。コンタクトスキルとパワーが魅力の強打者であるが、マイナー時代は高い四球率も特徴的な選手であった。メジャー昇格後もその持ち味が生かされているため今後も大いに期待できるだろう。
プロスペクトハンドブック2019について
毎週月曜日23時~24時にFMおだわら&サイマルラジオで放送されているNO BASEBALL, NO LIFE(supported by Full-Count)でプロスペクトハンドブック2019を取り上げて頂きました。
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明日、5月7日から1300円で販売致します。よろしくお願いします。
Kindle版は1100円で販売しております。2018も500円で販売しておりますので、よろしければご検討ください。
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