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Weekly Report : Week-7

Albert Pujols

 

 

 

 

 

 

 

明暗を分けるベテラン

―プホルスとカブレラ―

Written by Tsubasa Komiyama

 先日、エンゼルスのアルバート・プホルス(1B)が、ハンク・アーロン(OF)やアレックス・ロドリゲス(3B)に次ぐメジャーリーグ史上3人目となる通算2000打点を達成した。ドミニカ人としてはロドリゲスに続いて2人目。今年最初のWeeklyでプホルスを取り上げたが、節目の偉業を達成したため、早くも再登場してもらった。

 

 明るい話題の多いプホルスとは異なり、暗い話題の目立つベテランもいる。それはミゲル・カブレラ(1B)だ。今月の初め、今季の本塁打減の原因としてチームメートを挙げた。ベテランのカブレラを支えることが出来る打者がいないため、今季は長打力低下に陥っているというものである。カブレラは、長らく球界最高の打者の1人として活躍してきた。実際、彼自身多くのベテランを支えてきただろう。そんな彼が、自身の長打力低下の理由を口にしなければならないのは何とも悲しいものである。

 プホルスとカブレラの打球速度やHard Hit%を見てみると、平均よりやや上回るプホルスに対して、カブレラは依然として球界トップクラスの強い打球をキープしていることが分かる。また、チーム打率リーグ3位(.257)のエンゼルスに対し、タイガースはリーグワーストのチーム打率.220である。長打率や本塁打においても、エンゼルスはリーグ上位であるもののタイガースはリーグワーストレベルである。これでは、カブレラが口にしたくなるのも頷けるし、全面的に正しいとは言わないまでも、彼の成績に悪影響を与えていることだろう。何故なら、そう言えるだけの実績を残しているからだ。

 

 マイク・トラウト(OF)や故障から復帰した大谷翔平(OF)に支えられながら、マイルストーンを次々に達成するであろうプホルスと、チーム全体の不調が改善されない限り、批判に晒されるであろうカブレラ。彼らベテランが共に輝かしい実績を有し、引退後も我々野球ファンが事あるごとに話題にするだろうことは間違いない。しかしながら、彼らが置かれている境遇は異なりつつあり、そして過去の実績ではなく現在のバリューと契約によってのみ彼らは評価されてしまう立場にある。

 昨今の大型契約に対して慎重な球団やFA前に契約延長を結ぶ若手選手たちが歩む道は、彼らのような道でないことを祈りつつ、彼らが積み重ねたものによってのみ勝ち得た契約が間違ってはいなかったと評価されることを願うばかりである。

 

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