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Albert Pujols

 

 

 

 

 

 

 

オドーア対バティスタの乱闘から3年

Written Akiyuki Suzuki

 現地時間2016年5月15日にアーリントンで行われた対ブルージェイズ戦で大乱闘が起きた。8回、マット・ブッシュ(RHP)から死球を受けたホセ・バティスタ(OF)が、後続のジャスティン・スモーク(1B)のショートゴロの際に、併殺崩しの危険なスライディングをルーグネッド・オドーア(2B)へ仕掛けた。それに怒ったオドーアがバティスタの顔面に強烈な右ストレートを食らわして乱闘が始まった。

 バティスタはレンジャーズのエイドリアン・ベルトレ(3B)が真っ先に抑えたが、一方のオドーアはケビン・ピラー(OF)などブルージェイズの選手に襲われたために乱闘は直ぐには収まらず、結局8人の退場者を出す大乱闘となった。オドーアは8試合(その後異議を申し立て7試合に軽減)、バティスタは1試合の出場停止処分を受け、他にも処分を受けた選手を出した。

 

 この乱闘には伏線がある。それは2015年10月14日のALDS第5戦まで遡る。同点で迎えた7回にバティスタが勝ち越しスリーランを放った。その際に派手なバットフリップをしたのである。

 

 オドーアはこの乱闘によって、マイナー時代の2011年にも殴り合いの乱闘を起こしていたことが発覚し、一躍メジャーの問題児というイメージがついてしまった。オドーアはその後も小さな乱闘騒ぎを何度か起こしている。

 

 しかしながら、オドーアとバティスタの乱闘を逆手に取った選手もいた。2016年8月25日の対インディアンス戦で、一塁ランナーだったオドーアが、併殺崩しの危険なスライディングをインディアンスのジェイソン・キプニス(2B)に仕掛けた。するとそれを見て乱闘になることを恐れたフランシスコ・リンドーア(SS)が間に入ろうとしたが、キプニスはオドーアに対して右ストレートを防ぐような動きを見せ、笑いを誘って乱闘を防いだ。

 

さらにオドーアが右ストレートをバティスタに食らわす瞬間をタトゥーにしたファンが現れるなど、この乱闘は笑い話にもなっている。

 
 
 
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 オドーアはベネズエラ出身の25歳で、2011年にレンジャーズと契約し2014年に20歳でデビューした。2014年は114試合に出場し、攻守ともに粗削りながらセカンドのレギュラーに定着。2015年の開幕直後は極度の打撃不振に陥って一時降格するも、再昇格後は長打力を大きく向上させてセカンドのポジションに戻った。その後は2年連続30本塁打以上を放つ活躍を見せ、2018年にまたも不振に陥るが、チームメイトの秋信守(OF)の指導を受けて調子を取り戻すとともに、極端に少なかった四球を増やして課題であった出塁率も向上させた。

 

 守備面では、ダルビッシュ有(現CHC)の完全試合を逃すミス(記録はヒット)やエラー等悪い面は多いが、エルビス・アンドラス(SS)との二遊間コンビでメジャー最多併殺を記録するなど、改善の余地はあるものの、ある程度の守備力は持っている。

Season Inn (0%) (1-10%) (10-40%) (40-60%) (60-90%) (90-100%)
2014 933 0.0% 0.0% 20.0% 33.3% 69.6% 97.7%
2015 1007.1 0.0% 0.0% 10.0% 50.0% 82.1% 96.4%
2016 1271 0.0% 0.0% 25.0% 33.3% 69.2% 96.6%
2017 1366.1 0.0% 4.3% 7.7% 28.6% 71.4% 97.1%
2018 1084.2 0.0% 0.0% 25.0% 50.0% 72.7% 99.7%

 Inside Edge Fielding by Fangraphs.com

 

 今季は怪我の影響でまだ低調な成績だか、徐々に調子を取り戻してきている。オドーアの風貌は新日本プロレス所属のプロレスラーである外道選手( https://sp.njpw.jp/profile/701 )のようだが、まだ25歳と若く、2017年3月にレンジャーズと6年4950万ドルで契約延長(オドーアの趣味である馬もついてきたとか)するなど、レンジャーズの中心選手として期待されており、これからの成長とどのようなキャリアを辿っていくのかに注目だ。

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