トレバー・バウアーが絡んだ三角トレード

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トレード・デッドラインを振り返って

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トレードデッドラインが間近に迫る中、一足早く動き出したGM達。

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タイラー・スカッグスに捧ぐノーヒット・ノーラン

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2019年MLBオールスター

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トレードデッドラインが間近に迫る中、一足早く動き出したGM達。

Eric Sogard

 

 

 

 

 

 

 ニューヨーク・メッツは、ノア・シンダーガード(RHP)を筆頭として、主力放出の噂が絶えない球団の1つである。しかし、売り手として動くべき時期にマーカス・ストローマン(RHP)を獲得した。

 

 好意的に2つの解釈をすることが出来る。まず、売り手になるつもりはないということ。文字通り、後半戦で好成績を収めてPO進出を目指している。もう1つは、シンダーガード(RHP)の市場価値を高めるということ。ストローマン(RHP)に手を出したかった球団が、シンダーガード(RHP)に、より多くの対価を出すことを期待している。だが、2つ目の目論見があったとして、その目論見通り事が運ぶことはないだろう。メッツは現在、ブルージェイズより苦しい立場に置かれている。戦力は不足しているが、プロスペクトに実戦機会を積ませられているブルージェイズはさておき、メッツは、トレードや補強が尽く裏目に出ており、トレードで早急に戦力を整備しなければならない立場にある。したがって、要求に見合った対価が得られない時、メッツには腰を据える余裕はないのである。また、ストローマン(RHP)争奪戦を諦めた球団がシンダーガード(RHP)を狙うというプランも、ストローマン(RHP)の市場価値をメッツ自身が示してしまった今、高望みは出来ないのではないだろうか。

 前者を再考する。売り手にならなかったメッツにどれだけのメリットがあるかである。メッツが今季PO進出することはないと言ってよい。豪華な先発ローテーションを保持したまま、オフシーズンに戦力整備をするのは悪くないように思える。だが、彼らがいる間にPO進出出来ないのであれば保持する意味はなく、そして、その見込みは正直低いだろう。つまり、売り手にならないメリットはほぼない。ブレーブス王朝は今後しばらく堅持するであろうことに加えて、フィリーズはまだ金銭的余裕を残しており、同地区のライバルが強力である。完全に出遅れてしまっている以上、見方を変えれば腰を据えた再建をする時間は十分にあるはずだ。

 

Written by Tsubasa Komiyama

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