2019 NLDS Review : WSH VS LAD

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2019 ALWC Review:TB vs OAK

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2019 NLWC Review:MIL vs WSH

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後半戦展望:テキサス・レンジャーズ

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夢へのスタート地点が人によって違うということ―ジミー・ガバーンとCJ エイブラムスの場合―

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2019年 Draft Review:トロント・ブルージェイズ

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今シーズンも終盤戦を迎え、地区優勝、ワイルドカード争いが激化している。19年シーズンも6月にドラフトを終え、各指名選手がマイナーでデビューを飾っている。そこで、期間は空いたが、各地区から球団を一つ取り上げ、指名を振り返ることにする。今回はアメリカンリーグ東地区からブルージェイズの指名を振り返る。

 

1巡⽬(全体11位) アレック・マノア:RHP 右投右打

⼤学⽣No.1右腕は最速98マイルのフォーシームとスライダーそして⻑いイニングを投げ る豊富スタミナが魅⼒の投⼿。持ち球は94〜96マイルのフォーシームと84〜86マイルの スライダーとチェンジアップ。特に武器であるスライダーは昨年から修正に取り組んだ事 により奪三振率が上昇。 2019 年には先発ローテーションに定着し、同年の 4 ⽉には 34.1 ニング連続無失点を記録するなど課題だったコントロールなどの改善も含め、成績も評価 も上げた。 今後発展途上のチェンジアップの改善や⼤怪我等がなければ、将来的には先発ローテーシ ョンの⼀員として定着するだろう。

2巡⽬(全体52位) ケンドール・ウィリアムズ:RHP 右打右打

6-6,の⼤柄な先発投⼿。右打者の内⾓にツーシームを投げ込む度胸の据わったピッチングス タイル。持ち球はフォーシーム、ツーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップ。速球 と70マイル後半のカーブの組み合わせで三振を奪ってきた。今まで多投していたカーブだ けでなく、スライダー等の他の球種の割合も増えてきている。コントロールも安定してお り、将来も先発として期待したい。

3巡⽬(全体88位) ダサン・ブラウン:CF 右投右打

持ち前のスピードツールを⽣かした⾛塁と守備が特徴である。守備⾯についてはとても⾼ い評価を受けている。広い守備範囲をカバーする事ができ、CFの守備については問題ない。 打撃⾯はスイングスピードの速さが魅⼒の⼀⽅、パワー、コンタクトなどの打撃が課題であ る。打撃⾯の改善が次のレベルに昇格するカギになるであろう。

4巡⽬(全体117位) ウィル・ロバートソン:RF 左投左打

鋭いスイングで HR や野⼿間を抜ける打球を打つハードヒッター。パワーポテンシャルが⾼くHRが出にくい⼤学の本拠地球場でも苦なくHRを打つ事ができるスラッガー。⼀⽅、 アプローチ、⾛⼒、守備、肩の強さといったパワー以外のツールについてはどれも平均的で 将来はRFかLFを中⼼に守る事になるだろう。

5巡⽬(全体147位) ターナー・モリス:SS 右投左打

逆⽅向にもラインドライブの打球を⾶ばすヒッティングスキルを持っているギャップヒッ ター。ホームランの数は少ないが⼆塁打の数が多い。三振以上の四球を選ぶ事ができる優れ た選球眼を持っている。守備ではSSとしてのスキル、アームは⼗分なものの、レンジをカ バーする為のスピードが平凡的なので、将来は2B転向か内野のUTになるであろう。

6巡⽬(全体177位) キャメロン・エデン:SS 右投右打

打撃⾯では持ち前のスピードでセーフティーバントや内野安打での出塁もありBABIPが⾼ め。⼀⽅⻑打が少なめであり、コンタクトを重視するが三振も多い。守備ではチーム事情で 今年からOFになった。メインで守ったCFでも問題なくこなせており、このままCF(OF) として⼜は内外野のUTとして定着するだろう。

7巡⽬(全体207位) LJタリー:2B 右投左打

毎年徐々に打撃成績が上がって⾏き、四年⽬となる今年は昨年の打撃成績をさらに超える 成績を残した。パンチ⼒もありながら率も残せるのが魅⼒。特に今年は三振を超える四球を 選ぶなど打撃⾯は着実に成⻑している。2Bの守備にはついてはこれといった問題はなく2B としてとどまるであろう。

8巡⽬(全体237位) エンジェル・カマチョ:3B 右投右打

2 桁ホームランを打つなどパワーポテンシャルの⾼さが魅⼒。ここ 2 年連続で打率は 3 割台。ボールもしっかり⾒極め四球も増やすなどアプローチも良い。(ちなみにメガネとロン グヘアー、そして⾜をあげるバッティグフォームが特徴)守備⾯では昨年まで 3B を守って いたが今年からは1Bを守っている。将来的には3B/1Bになるだろう。

9巡⽬(全体267位) フィリップ・クラーク:C 右投左打

打撃⾯ではアプローチが良く、ヒットを量産し率を残せるアベレージヒッター。四球も選べ ているがパワーポテンシャルは低い。守備⾯ではスローイングやキャッチングなど改善す るべき点がいくつもあるが、今後もキャッチャーとして残れるであろう。

10巡⽬(全体297位)グレン・サンティアゴ:SS 右投右打

まだ体が細く少しずつ⻑打が出ているが真の打撃能⼒が⾒れるのはもう少し先の事になる であろう。SS の守備も難なくこなせる華麗なプレーもあり⾼い評価も受けている。⾝体能 ⼒の⾼さで打撃だけでなく守備でも存在感を⽰す選⼿になるだろう。

 

 

 

総括

今年も上位10⼈中野⼿8⼈の野⼿偏重ドラフトであった。野⼿は打撃⾯に優れたツールが 魅⼒の選⼿、特にウィル・ロバートソン、エンジェル・カマチョの2⼈は早期の昇格も期待 できる。投⼿2⼈はコントロール等に問題はなく、将来的に先発3.4番⼿としていけるだろ う。どちらも数年後の活躍に期待できる選⼿になるだろう。

 

Text by Yu Ohkura

Photo link https://flic.kr/p/bqdMT9


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