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2019 ALCS Review:NYY vs HOU

Game 4
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
HOU | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 8 | 8 | 1 |
NYY | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 4 |
Game 4 のキーワードは「本塁打」,「CC サバシア」,「リリーバー」だ。
雨天中止を挟み、田中とグレインキーが対峙した試合。これまでの調子を鑑みれば、田中がQSないしそれに近い投球をし、先制点を挙げたヤンキースが勝利するはずだった。しかし、ヤンキースは8失点を喫して敗戦。3連勝しなければならなくなったヤンキースと、ホームで1勝でもすれば良いアストロズという、CSの勝敗を決したようなゲームとなった。
これまで両球団の投手と野手を分けて紹介する形を取ったが、4戦目は比較して紹介していく。
初回、ガードナーの押し出し四球でヤンキースが先制。3回、スプリンガーの3ランホームランでアストロズが逆転すると、6回にはコレアも3ランホームランを放ち、6-1と突き放す。その裏、サンチェスに待望の第1号が飛び出したものの、反撃はここまで。シーズン中の勢いを取り戻せたアストロズが勝利。また、極度の緊張のせいか、8回に相次いでヤンキース内野陣の精彩を欠いたプレーが目立った。ヤンキースの敗因は、被弾が増加していたグレインキー相手に本塁打を打てなかったことに尽きる。言い換えれば、アストロズの勝因は、被弾の多い田中からしっかりと本塁打を打っている点である。
先発グレインキーは4.1回5奪三振0被本塁打と最低限の試合作りを果たした。WSに向けて調子を維持したい。ブルペンは、好調のジェームスがサンチェスに被弾。前回登板から3日空けての登板だったがPO初失点をしてしまった。ただ、バーランダーとコールがブルペンを温存し、グレインキー先発時にリリーバーで繋ぐ戦い方は2点のメリットがある。1つは当然ブルペンを温存出来ること。2つは、バーランダーとコールで4勝を期待出来るため、ブルペンの好不調を判断出来る試合が1~2試合あることだ。このシリーズで言えば、初戦は同じ先発の組み合わせで7失点を喫したが、第4戦で3失点に抑えられている。
ヤンキースファンのマナーの悪さは長年に渡って指摘されていることであり、DSでも不適切かつ礼節を欠いた言動が見られたが、グレインキーに対しても行われたようである。
一方、ヤンキースは田中が5回1奪三振1被本塁打4失点で降板。スプリンガーとコレア(チャド・グリーンRHPが被弾)の本塁打が大きかった。8回にはCC サバシア(LHP)が負傷で降板。選手達にとって、そしてファンにとって精神的支柱であるサバシアの離脱は少なからずインパクトを与えた。無論、戦力的にどれほど影響を与えたのかは容易には分からないが、シリーズの結果に対して後から理由付けをするとして、この負傷が選手の奮起を促したとは言えない結果になってしまった。また、DSでブルペンを温存してきたアドバンテージもなくなりつつあると感じさせる試合だった。
近年、先発のイニングを減らし、ブルペンのイニングや責任が増加する傾向にあるものの、イニングイーターを抱えるアストロズの健闘を見ていると、1人は絶対的エースタイプの投手が必要だと思わされる。
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