MLBの未来予測

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2019 NLDS Review : ATL vs STL

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Game4:ブレーブス

第3戦を何とか制したブレーブスは王手をかけて、第4戦に臨むことになった。ここで元々先発予定だったフリオ・テヘランから、中3日のカイケルに先発投手を変更する。しかしカイケルは今季アウェイで防御率5点台と散々な成績だった。それに加えて第4戦でカイケルを起用すれば、体力的に第5戦での起用は厳しくなる。そう考えれば勝ち急がずに4戦目はテヘランで戦い、ホームで戦える最終戦で休養十分のカイケルとフォルティネビッチをダブル先発のような形で起用した方がシリーズ突破の可能性は高まっていただろう。シリーズを突破するために必要なのは目の前の1勝ではなく、全体で3勝する事だという大局観を欠いたツケをブレーブスは払わされることになる。

 

4戦目は、不安定だったシェーン・グリーンが8回に同点に追いつかれて最後はテヘランが打たれて万事休す。カイケルを起用してまで勝ちに行った試合で、ブルペンで1番信頼できるマックス・フリードを何故か代走で使った点も含めて一貫性のない采配だった(しかも球界屈指の俊足ビリー・ハミルトンがベンチにいた)。

 

8回裏までシリーズ敗退の危機に瀕していたカージナルスは第4戦の勝利で蘇った。そして最終第5戦はエースのフラハティが登板する前に10点を入れて、試合開始30分で勝利をほぼ手中に収めていた。その後も盤石の戦いぶりで、シリーズを突破した。最後に両チームの戦いぶりを総括したい。

 

ブレーブスは最終戦の大敗のイメージが強い終わり方だが、上記のように初戦と第4戦での走塁ミスや不可解な采配がなければ勝てていたはずだ。初回に10点を取られた事以上に、些細な走塁ミス等を反省しなければプレーオフで強くなるチームには生まれ変われない。本質的な部分に目を向ける事が来季以降プレーオフでの負の歴史を止めるために重要になるだろう。

 

一方のカージナルスもブレーブスの拙いプレーに助けられた感が強く、決してプレーオフ巧者と呼ばれた数年前のチームほどのレベルではなかった。実に4年ぶりのプレーオフであり、選手の入れ替わりも多い事も要因の1つだと推察する。その粗さや脆さがNLCSでの敗退にも繋がったと言えるだろう。今季のプレーオフで経験を積んだ若手の成長次第では、来季以降再びカージナルスが強い時代が戻ってくる可能性も十分考えられる。

 

Written By Yuichi Ando

Photo By https://flic.kr/p/4Jeogz

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