2012チーム別ドラフトレビュー:ナショナル・リーグ東地区

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  • アトランタ・ブレーブス

○過去10年の傾向

過去10年間のドラフト指名順位は決して高くはないがジェフ・フランコーア(ロイヤルズ)、ジャロッド・サルタラマッキア(レッドソックス)、ジェイソン・ヘイワード(ブレーブス)など高校生を指名し、育成する上手さが武器。ヘイワードが2010年にMLBデビューし、メジャー初打席に本塁打を放つなど鮮烈なデビューを果たしたが、昨年は打率.227、14本塁打、42打点に終わるなど不振に喘いだが、チッパー・ジョーンズ(ブレーブス)に代わる次世代のフランチャイズプレーヤーとしての活躍が期待される。
マイク・マイナー(ブレーブス)は2010年にMLBデビューを果たし、ブレーブスの先発ローテーションに定着している。2010年、2011年合わせて23先発で8勝5敗、防御率4.74、123.1IPで120K、41BBを記録している。

 

○2012ドラフト注目選手

ルーカス・シムズ:RHP
ブレイクウッド高,全体21位

アトランタ近郊出身の地元っ子。常に90マイル代前半、最速98マイルに達したとのレポートもある速球を持つ。カーブはキレ、スピンはいいが安定感に欠ける。将来的にコマンドがもっと安定すればローテーションの中盤を任せられる投手になれるが、そうでない場合はセットアッパー若しくはクローザーにとどまるだろう。素材は十分だが、6フィート2インチの身長が懸念される。1,625,000ドル(スロットの金額は1.825,000ドル)で契約しフロリダのルーキーリーグに配属されたが3試合に登板後にアピーリーグ(上級のルーキーリーグ)に昇格し、合計5試合、10.2イニングで被安打6,3R,3ER,12K/4BB,2HRという成績(7月21日現在)。

 

アレックス・ウッド:LHP
ジョージア大,全体85位

2年生ながらドラフトの指名対象になった。速球は91-94マイルで、最速96マイルに達する。変化球は83-84マイルのチェンジアップと、それよりも遅いカーブを投げる。主に速球とチェンジアップ主体のピッチング。フォームはかなり変則的で、滅茶苦茶という評価も。1年時からエースの座を与えられ、2年の今季は102.1イニングで防御率2.73、100K/21BBの数字を残した。既に1度トミー・ジョン手術を受けている。700,000ドル(スロットの金額は583,300)で契約後はAのサリーリーグに配属され、16イニングで防御率2.25、15k/5BBの成績。

 

ジョシュ・イーランダー:C
右投右打,テキサス・クリスチャン大,全体209位

優れたコンタクト技術と打席でのアプローチ、平均以上のパワーがある。大学3年の今季は223打数で.314/.436/.525、44K/42BBという数字を残した。キャッチャーとしては非常にアスレティックで、ホームプレートの後ろでのスキル、キャッチング、スローイングにはともに難があるため、将来はRFになる可能性も高い。スロットの金額と同じ166,700ドルでサインし、アピーリーグでの89打席で.250/.348/.368,10K/10BBという成績。

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