2013 Top 15 Prospects:トロント・ブルージェイズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ロベルト・オズーナ:RHP
17歳にして彼が成し得たことはとても鮮烈だ。15歳で94マイルを計時したストレートは現在97マイルに届く。年齢に比して体格とコマンド共に相応な成熟を披露しており、チェンジアップとスライダーも一定の評価を得ている。

2. アーロン・サンチェス:RHP
一定の向上を果たせないコマンドたる側面を見過ごすことは出来ない。鮮烈なポテンシャルの持ち主であり97マイルのストレートとカーブ、チェンジアップのクオリティは高い評価を得る。支配力の面で彼を上回る素材は稀有なモノだ。

3. ショーン・ノリン:LHP
あらゆる項目で求められているレベルを満たしている。チェンジアップとカーブ、スライダーを安定したコマンドで操る。恵まれた体格の持ち主であり95マイルを計時。健康面の維持について自らの評価をより高める必要がある。

4. ダニエル・ノリス:LHP
2012年は素材評に見合わないパフォーマンスに終始した。本来ならばより高い位置にいるべき素材だ。アスレチックかつコマンドも相応。カーブとチェンジアップのクオリティも高い。エース候補としての評価はまだ揺らいではいない。

5. D.J.デービス:OF
スカウト評価で最高クラスに値するスピードは攻守に鮮烈だ。ギャップを抜くパワーも兼ね備えている。アップサイドには悲観的な見方も存在し、ブレット・ガードナークラスで止まると評す向きもある。いずれにせよ彼は粗削りな素材だ。

6. マット・スモーラル:LHP
ポテンシャルと抜群の体格。兼ね備えるモノを評価すれば、彼がマイナーで登板を果たしていないことは問題では無い。92マイル前後のストレートはよりパワフルになる可能性を秘め、スライダーとチェンジアップのクオリティも良い。

7. マーカス・ストローマン:RHP
爆発的なポテンシャルをいかなるポジションで示すか。パワーアームでストレートとスライダーのコンビネーションは支配的。小柄な体格とコマンド、スライダーに次ぐボールの乏しさが彼の評価を曖昧なモノに止めている。

8. アルベルト・ティラード:RHP
アップサイドは傘下でも傑出した1人だ。小柄な体格ながらパワーピッチングが持ち味。96マイルの動きに富むストレート。チェンジアップとスライダーのクオリティも高い。スライダーの安定が課題だが、彼はまだ18歳の若さだ。 

9. フランクリン・バレット:SS
2012年のインターナショナル・ドラフト最高の素材。小柄な体格に15~20本塁打のパワーと素晴らしいスピード、ヒッティングスキルを兼ね備えている。フットワークの問題よりSSとしての適性には疑問符。CFか2B向きとされる。

10. クリスチャン・ロペス:2B/SS
とてもオフェンシブな素材だ。素晴らしいバットスピードからパワフルな打球を放ち、アプローチも優れている。2遊間両ポジションをこなす素材だが、カバー範囲の問題から2B向きと目されている。グラブ捌きは高い評価を得る。

11. イェフリー・デルロザリオ:RHP
球速の向上がピッチングのクオリティを高めている。契約時80マイル半ばであったストレートは現在90マイル前半を計時。安定してゾーンを突く内容はよりパワフルとなりつつあるが、カーブとチェンジアップをより磨く必要がある。

12. A.J.ヒメネス:C
キャリアの盗塁阻止率が43%。素晴らしいスローイングを持ち味にとてもディフェンシブ。バッティングもアベレージ面で才覚を示しており、相応なスピードも兼ね備えている。攻守にアスレチックだが、パワーレスを露呈している。

13. アンソニー・アルフォード:OF
アスリート。フットボールのQBとしても高い評価を得る素材であり、5ツールを兼ね備えている。パワー&スピードのコンビネーションにスローイングも良い。傑出したタレントであるが、それがプレーに伴う形となるかは別の話だ。

14. チェース・ディジョン:RHP
素晴らしいカーブとコマンドを兼ね備えている。アベレージで80マイル後半のストレートは92マイルがトップギアとパワーアームでは無いが、チェンジアップを含めクレバーにピッチングを組み立てることが出来る。メカニクスもスムース。

15. ライアン・シンプ:2B
サイズと試合への取り組みからダスティン・ペドロイアと比較される素材だ。2Bながらパワーツールで目立つパフォーマンスを披露しており、守備もまとまりがある。選球眼も向上を辿っているが、コンタクト面に課題を示している。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/chuckles396/6958066598/


2 Responses to 2013 Top 15 Prospects:トロント・ブルージェイズ

  1. ブルージェイズのトップ15プロスペクトをアップしました。 #mlbjp
    http://t.co/iIYSMKpb

  2. jac より:

    割とスタッツ重視で、私と注目している選手が似ているなというのが第一の感想です(笑)

    近年のジェイズを見ていると、アルバレスやハッチソンのような制球がまとまっている選手のほうがよく育ち、制球がアバウトなドレイベックなんかは苦戦傾向にあるだけに、やっぱりサンチェスは不安で、逆に制球のいい選手は相対的に期待してしまいますね。サンチェスは個人的にいまが売り時だと思うので、ここまでの大型トレードを敢行するのならばパッケージに組み込んでほしかったです。

    チェイス・デジョンはメカニクスに不安があるそうです。スカウティング・レポートによれば角度をつけて投げるために対右には有効ですが対左への懸念がある点と故障のリスクが生じるそうです。とはいえ長身でカーブ、チェンジアップがよくポリッシュな印象を受け、ハラデーのように早期に昇格できるのではないか期待しています。

    昨季のドラフトもかなりアグレッシブで下層にいい選手が集中しているだけに、かなり脆弱となった組織ですがポテンシャルはありますね。オスーナ、ノリス、スモーラルあたりは特に期待大です。ただ今季オフにはJJがFAで、他のスターターも保有期間がさほど長くないので、下層の有望株が育つタイミングとメジャーのロスターに空きが生じる時期に多少のギャップがでてしまうのではないかという不安はあります。そういった意味でも昨季すでに2Aまで投げたノリンには頑張ってほしいところです。

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