2013 Top 15 Prospects:ミネソタ・ツインズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ミゲル・サノー:3B
ミネソタが誇る最高級のプロスペクト。19歳でA+のレベルにおいて28本塁打&100打点という記録を叩き出した。打率はキャリアワーストを記録したが出塁率は打率を大きく上回る.373という数字を残した。非常に肩が強い選手だが、三塁の守備は雑で昨季は42失策を記録した。フットワークや送球に難があり、今後改善する必要がある。

2. バイロン・バクストン:OF
2012年ドラフト全体2位指名された高い潜在能力を秘めるスーパースター候補生。強肩に加えて右打者でありながら一塁到達時間が3.9秒という俊足が持ち味でアンドリュー・マッカッチェンやマット・ケンプのような5ツール揃ったスター選手に例えられる。プロ1年目は打率.248、5本塁打、20打点、11盗塁という成績だった。

3. アレックス・メイヤー:RHP
2011年ドラフト1位(全体23位)で指名された右腕。平均95~97マイルのフォーシームに加えて92~95マイルを記録するツーシーム、84~87マイルのパワースライダーが武器。大崩れする心配もなく、まとまりのある投手だ。三振を奪える球を持っているのでコマンドをさらに向上させれば、ローテーション上位を投げられる素材。

4. オズワルド・アルシア:OF
アパラチアンリーグMVPを獲得したこともあるプロスペクト。2011年はひじの故障に苦しむなど本来の才能を発揮できなかったが、昨シーズンは打率.320、17本塁打、98打点を記録しアベレージとパワーのツールをアピールした。守備では15補殺と肩も強く送球は正確だ。

5. アーロン・ヒックス:OF
2010年にベースボールアメリカが選ぶプロスペクトランキングで19位に輝くも伸び悩みが続いた。やや確実性に欠けるものの選球眼の良さと俊足が持ち味の選手で、昨季は打率.286で出塁率.384、キャリアハイとなる32盗塁をマークした。将来はリードオフマンとしてチャンスメイクできる存在になるだろう。

6. カイル・ギブソン:RHP
2011年にチームのNo.1プロスペクトに選ばれた素材。同年9月にトミー・ジョン手術を受け、昨年復帰した。13試合に登板し0勝2敗、ERA4.13に終わったが28.1IPで33K/6BBとコマンドの良さは健在だった。アリゾナ秋季リーグにも参加し、6試合に先発したが最後の3試合で合計13失点と課題を残した。最速94マイルのフォーシーム、ツーシーム、チェンジアップを投げる。

7. ホゼ・ベリオス:RHP
2012年ドラフトで1巡目補完指名(全体32位)指名された18歳右腕。昨年はルーキークラスで11試合に登板し31IPで49K/4BBと鮮烈なデビューイヤーを飾った。最速95マイルのストレートはツインズ傘下の先発投手でも屈指のクオリティを誇り、両コーナーに投げ分けるコマンドの良さも持ち合わせる。速球のほかにパワフルで鋭く変化するスライダー、チェンジアップも投げる。

8. トレバー・メイ:RHP
ベン・リビア(PHI、OF)とのトレードでバンス・ウォーリーとともに移籍してきたプロスペクト。最速95マイルのフォーシームのほかにツーシーム、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げる。イニングを上回る三振を奪える投手で将来は先発ローテ2番手あるいは3番手を担う存在とみられるが、コマンドの悪さが成長を妨げている。

9. エディー・ロザリオ:2B、OF
昨シーズンはA⁻クラス昇格後、二塁打を量産しリーグ9位となる32二塁打を記録した。本塁打数は2011年から21本→13本と減ったがリーグ6位のOPS(.835)を記録した。ラインドライブの打球をギャップ(野手と野手の間)に放つのが上手い。守備ではセンターから二塁にコンバートされたがスムーズに定着し、安定感のある守備をみせた。

10.  マックス・ケプラー:OF
2009年にツインズに入団したドイツ出身のプロスペクト。2ストライクに追い込まれても動じない落ち着きぶりと選球眼に定評がある。ルーキークラスのアパラチアンリーグにおいてリーグ1位の長打率(.539)とリーグ2位のOPS(.925)、リーグ2位の49打点を記録した。バクストンの昇格によりセンターからレフトへコンバートされた。

11. J.T・チャーゴイス:RHP
ライス大学時代はクローザーだけでなくバッティングでも活躍したが、パワーや選球眼に欠けていたことからプロ入り後はリリーバーとしての道を選んだ。昨シーズンは12試合に登板し5セーブ、16IPで22K/5BBという成績だった。最速97マイルのフォーシームにスライダーやカーブなどハードなブレーキングボールも持ち合わせる。

12. ネイト・ロバーツ:OF
コンタクト能力に長けており、昨シーズンは選んだ四球数が三振数を上回った。盗塁数も劇的に増え、キャリアハイの27盗塁を記録。確実性も備えているが、同じようなタイプが数多くいるツインズ傘下でどう差をつけられるか注目したい。

13. アドニス・パチェコ:OF
18盗塁に加えて12三塁打を記録した俊足が持ち味。パワーのツールは物足りないが出塁率がキャリアハイとなる.405を記録するなどリードオフマンとしての活躍が期待される。

14. レビ・マイケル:SS、2B
2011年ドラフトで1巡目指名されたショートストップ。長打力や走力で飛び抜けたものはないが2012年に出塁率が打率を約1割上回るなど、選球眼は良い。守備は堅実でショートだけでなく二塁も守った。

15. キャンディード・ピメンテル:OF、2B
アベレージ、スピードのツールが持ち味の素材。ホームランはプロ入り後4シーズンでわずか2本と長打力はあまり見込めないが、昨シーズンはキャリアハイの打率.330に加えて出塁率.405、16盗塁を記録したリードオフマン候補。昨シーズンから二塁の守備も務め、器用な面もみせた。

 

Text by Fumiya OGURA
写真:http://www.flickr.com/photos/begreen90/8025334920/


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