2013 Top 15 Prospects:アトランタ・ブレーブス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. フリオ・テヘラン:RHP
ペドロ・マルチネスの再来たる立ち位置から2年を経て評価を落としている。それでもスプリング・トレーニングでは顕著なパフォーマンスを披露。93マイルのストレートとチェンジアップで緩急を作る。何より彼はまだ22歳だ。 

2. J.R.グラハム:RHP
グラウンドボーラー。体格を含めティム・ハドソンと比較される素材で、アスレチックだ。ストレートとスライダー主体のピッチングで、積極的にゾーンを突くことが出来る。より高いレベルに向けチェンジアップを磨く必要がある。 

3. トミー・ラステラ:2B
小柄な体格ながら2Bとして傑出したオフェンス面を披露している。アベレージとアプローチを兼ね備え、ギャップヒッターとしてのパワーも示している。守備では1部よりOF転向を指摘されているが、2Bとしても相応なレベル。 

4. コディ・マーティン:RHP
まとまりの高さが持ち味。カッターに一定の評価を得ており、90マイル前半のストレートとカーブ、チェンジアップを含め安定したコマンドで操る。スムースなメカニクスを示し耐久性も高い。ストレートは最速94マイルをマーク。 

5. アレックス・ウッド:LHP
90マイル半ばに届くストレートとチェンジアップ。緩急を作り出すカーブも兼ね備え、コマンドも安定している。2012年はA-で防御率2.22。ゴロ率も高い。変則的なメカニクスの持ち主で、既に1度トミー・ジョン手術の経験あり。 

6. ルーカス・シムズ:RHP
ローカルヒーロー候補。94マイルを計時するストレートとカーブはいずれもハイクオリティ。小柄ながらアスレチックな素材であり、マウンド上でもとてもアグレッシブ。一方でチェンジアップとコマンドは向上させる必要がある。 

7. マウリシオ・カブレラ:RHP
アップサイドは傘下で明らかにトップクラスだ。97マイルのストレートは今後よりパワフルになると目され、チェンジアップの評価も高い。平凡なK/BBの値が彼の粗削りな側面を示しており、コマンドを向上させる必要がある。 

8. ショーン・ギルマーティン:LHP
マイナー180イニングで既に3Aのステージに立つ。多彩なボールと安定したコマンドのコンビネーション。ボールは傑出していないが、技巧派左腕としての価値を示す。アップサイドへの評価が低く、ローテーション下位クラスの評価。 

9. エバン・ギャティス:OF
ブレーブスが披露する次なるドラフトマジックは彼かもしれない。かつての用務員はマイナーで2年連続長打率.600以上とパワーを示す。体格に比してスピードがあり、肩も強いも守備は平凡。2010年ドラフト指名も既に26歳。 

10. トッド・カニンガム:OF
2Aの舞台でキャリア初の打率.300をマーク。アグレッシブなアプローチの持ち主でコンタクトに優れ、ギャップを抜くパワーとスピードも兼ね備える。センターの守備も良く、スローイングも正確だ。リードオフ型として期待を得る。 

11. ルイス・メレーホ:LHP
ドミニカ出身の左腕は18歳ながら積極的にゾーンを突く内容を披露する。年齢に比してコマンドがまとまっており、カーブやチェンジアップのフィーリングも優れている。ただし年齢相応に粗削りでハイリスク。より磨かれる必要がある。 

12. アーロン・ノースクラフト:RHP
グラハムと並ぶ傘下のグラウンドボーラーだが、ポテンシャル面は平凡。動きのあるストレートとスライダー、チェンジアップ。左打者への対応にも苦しんでいたが、2012年に問題を解消した。イニングイーターたる将来像を得る。 

13. ガス・スクローサー:RHP
積極的なストライクスロワー。キャリア全てのクラスで2.0を上回らないBB/9が示す通りのコマンドを披露し、自らの平凡なポテンシャルを埋め合わせている。持ち味と言えるボールが無く、リリーバーが適切たる見方が主だ。 

14. クリスチャン・ベタンコート:C
2AでOPS.566。スカウト評では既にアップサイド無したる声も上がるバッティングの一方で、傑出した強肩を持ち味とした守りはとても鮮烈だ。アスレチックでプレート後方の動きは機敏。ブロッキングを含め高いまとまりを披露。 

15. アーネスト・メヒア:1B
ここ2年でアベレージとパワーを両立。2002年ドラフト外で契約。2012年オフのベネズエラ・ウィンターリーグでもMVPに輝いた。6フィート5&240ポンドと恵まれた体格で、パワーツールは傘下で最高と評されている。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/lakelandlocal/6811667078/


3 Responses to 2013 Top 15 Prospects:アトランタ・ブレーブス

  1. ブレーブスのトップ15プロスペクトをアップしました。 #mlbjp
    http://t.co/RetBMC0gXt

  2. kk より:

    個性が出ていて面白いランキングだと思います。ただ、ブレーブスヲタからひとことふたこと。

    ホセ・ペラサ見落としてないですか?
    ポテンシャルはシモンズ以上とされるだけに、それだけで、やや薄くなったATLのファームではトップ15には入ってくるのに十分な存在だと思いますけど。ハイリスクではありますけど、同様なメレホが入ってるならなおさら。

    スプトレでも早々にロスターカットされたメヒアはちょっと高すぎる気がします。変化球が打てないというMLBレベルでプレーするには致命的弱点がある上に、1B専任としては強くない打力のため、普通ならOFも挑戦させてUT性を高めたいところですが、守備力的に1Bしか出来ません。

    同じ1塁手ならタードスラビッチの方が評価を高くすべきでしょう。去年3Aで苦しんだのは、一気にA+から昇格したこともありますが、3塁手へのコンバートの負担が大きかったことが大きいです。2Aで1Bに専念してからは復調しましたね。
    彼の場合、1Bに加え、外野の両翼を守れるようになったというのも価値を高めています。
    スプトレでは、外野での出場の方が多いですね。
    最終カットまで残ることが確実な情勢のタードスラビッチと、そこそこの成績を残しながらスプトレ中盤でカットされたメヒア。
    MLBへの近さという、メヒアがパワーツール以外でタードスラビッチに対して唯一持っていると思われたアドバンテージがないと判明した今となっては、ますますタードスラビッチの方が良いプロスペクトだろうという感じになってくると思います。

    • Koichi Miyazaki より:

      >kkさん

      コメントありがとうございます。やはりしっかりとチームを追っている方にはある程度ツッコミどころが揃うテイストに仕上がってしまいましたね。

      ホセ・ペラザはしっかりとリストには上げていましたが、自分がコディ・マーティンのように素材としてのまとまりに重きを置く人間であることも影響してトップ15入りは見送った形となりました。ルイス・メレーホは年齢の割に変化球やコントロールが磨かれていますし、7位のマウリシオ・カブレラもKやBBの方面の一方防御率は2.97と結果は示していました。
      ペラザについて個人的にはもう1〜2年を見た後にしっかりとした判断を下したいと予定しています。他チームでもアップサイドのみの素材は下位かランキング外に置いているも、こういった素材は秘かにチェックしていきたいと思います。

      アーネスト・メヒアについてはSTの結果を辿れていませんでしたね。この部分は正直に書いてしまえば、自分の好き嫌いが出た形になったかと思います。ジョーイ・タードスラビッチが1Bとしてパワーがそれなりでしか無い上に、ボールの見極めも特別良い訳ではありません。15位はエドワード・サルセドかペラザかメヒアで悩んだのですが、あまり取り上げられないメヒアにスポットライトを当てたかったという気持ちが無いと言えば、それは嘘になってしまいます。

      ランキングは少なからず作成者の好き嫌いが浮き出るモノでありますが、それをきっかけにこういった話が出来ることはそれゆえの特徴ですし、とても面白く感じています。またコメントを頂けると嬉しいです。

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