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Category Archives: ウィークリー

Weekly Report:Week-1

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つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-1のキーワードは「サイクルヒット」「ジョージ・スプリンガー」「意外な快投」だ。

 

サイクルヒット

月11日、クアーズ・フィールドで行われたコロラド・ロッキーズとの試合で、サンディエゴ・パドレスのウィル・マイヤーズが偉業を達成した。この日3番ファーストで出場したマイヤーズは、初回に回ってきた第一打席、ライト前へのシングルヒットを放つ。するとそれを皮切りに3回の第2打席ではレフトへ先制のタイムリーツーベースヒット。6回の第3打席ではセンターへのホームランを放ち、これでサイクルヒットに王手。残りはスリーベースヒットを残すのみとなる。しかし、一般にサイクルヒットの中でスリーベースヒットが1番難しいと言われる。この状況で迎えた8回の第4打席、放った打球は左中間を真っ二つ。スライディングすることもなく余裕のスリーベースヒットを記録し、見事サイクルヒットを達成した。

パドレスでの達成は15年のマット・ケンプ以来、球団史上2人目の快挙。昨季自己ベストの28HR&28盗塁を記録し、さらなる成長が期待される長打力と俊足を兼ね備えた若き才能が、これを機にさらなる飛躍に期待したい。好調を維持すれば、目標の40HR&40盗塁も狙える勢いだ。

 

Weekly Report:Week-26

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3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-26のキーワードは、「16」「ワイルドカード」「ビッグ・パピ」だ。

 

・16

国時間9月25日、球界は一つの類稀なる人材を失った。マイアミ・マーリンズのエース、ホセ・フェルナンデスだ。同日未明に友人とボートで釣りに出かけたフェルナンデスはわずか24歳にしてこの世を去ることになった。

このニュースは全米で報道され、球界全体が彼の死を嘆いた。中でも衝撃を受けていたのはフェルナンデスと同じくキューバ出身の選手達だ。各球団のキューバ選手達はフェルナンデスの背番号16を記したユニフォーム型のプレートをダグアウトに掲げるなどして、追悼の意を示した。

また、彼の所属していたチーム、マイアミ・マーリンズは、彼が亡くなった翌日のニューヨーク・メッツ戦でフェルナンデスの追悼試合を行った。選手達は全員フェルナンデスの背番号である16のユニフォームを着用し試合に挑んだ。試合前には選手がマウンドに集まり、フェルナンデスへのメッセージを記した。そしてチームの主砲、ジャンカルロ・スタントンを中心に円になり、士気を高めた。

初回、マーリンズの先頭バッター、ディー・ゴードンは本来左打ちだが、フェルナンデスへの追悼の意を込め、彼のヘルメットをかぶりに右打席へ。メッツの先発、バートロ・コローンの投じた初球を見逃し、左打席に切り替えた。

野球の神様が姿を現したのはこの直後だ。左打席に入ったゴードンはコロンの投じた3球目のツーシームを振り抜き、ライトスタンドへ今シーズン1号ホームラン。ゆっくりと噛み締めるようにベースを一周した彼はホームに到達すると、目に涙を浮かべて天を仰いだ。そんな彼を熱い抱擁で次々と出迎えるマーリンズベンチ。そこには確かに、野球の神様とでもいうべきものが存在したかに見えた。

フェルナンデスを悼む試合はマーリンズ以外の試合でも行われた。各球場で追悼式が行われ、全米のメジャーリーガーが彼の死を悼んだ。ゲームでは、フェルナンデスと同郷の幼馴染だったセントルイス・カーディナルスのアレドミス・ディアスが、自身初の満塁ホームラン。チームがワイルドカード争いで奮闘する中、貴重な1勝をもたらした。実はこの前日、ディアスはフェルナンデスの葬儀参列のため、チームに離脱を申し入れていた。彼の死を1日かけて受け入れた彼の、亡き友に捧げるグランドスラムとなった。

後日、フェルナンデスの背番号であった16が、マーリンズの永久欠番になるとこが決まった。彼の野球選手としての生き様は、永遠に刻まれることとなる。

 

Weekly Report:Week-25

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 3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-25のキーワードは「ボストン・レッドソックス」「地区優勝」「ホセ・フェルナンデス」だ。

 

・レッドソックス

ストン・レッドソックスの勢いが止まらない。     

レッドソックスは目下11連勝中であり、世界一に輝いた2013年以来の地区優勝に向けて一丸となっている。この連勝が始まる前、レッドソックスは地区首位に立っていたものの2位のトロント・ブルージェイズとは1ゲーム差、3位のボルティモア・オリオールズとは2ゲーム差、4位のニューヨーク・ヤンキースとは4ゲーム差という混戦の中から脱せずにいた。しかし、この11連勝を経て2位のブルージェイズに5.5ゲーム差をつけマジックナンバーを2にまで減らすなど地区優勝目前のところまできた。

 今シーズンのレッドソックスの強みはなんといっても打線である。

最も躍進したのはセンターからライトへ転向したムーキー・ベッツであろう。今季は自身初の200安打を達成。さらには打率.32131本塁打、109打点、26盗塁、OPS.905と主軸として申し分のない成績を残している。残り試合の活躍次第ではトリプルスリーの達成も夢ではない。

また、今シーズン限りでの引退を表明しているデビッド・オルティスも引退年とは思えない成績を残している。OPS1.039はメジャートップであり自身5度目の330100打点クリアを確実なものとしている。そのほかにも200安打を射程圏内にとらえているダスティン・ペドロイアや100打点をクリアしているハンリー・ラミレス、100得点を記録しているザンダー・ボガーツ、デビューイヤーながらOPS.893を記録して来シーズン以降のレギュラー定着が期待されるアンドリュー・ベニンテンディなど豊富なタレントが揃っている。

 

投手陣に目を向けてみるとエースとして期待されたデビッド・プライスが218イニングを投げ178敗、222奪三振とイニング、勝利、三振を稼げる投手として十分なピッチングを披露しているほか、昨年不振に喘いでいたリック・ポーセロが覚醒。217イニングを消化し、224敗で防御率はリーグ3位とサイヤング賞候補としても名前が上がるまでになった。

中継ぎ陣も守護神のクレイグ・キンブレルはセーブ成功率93.8%、上原浩治はここにきて13試合連続無失点、ブラッド・ジーグラーは移籍後29試合で防御率1点台を記録するなど安定している。

 

投打で軸がしっかりしているレッドソックスは10連勝を飾った924日に地区優勝よりも一足早くプレーオフ進出を決めた。ビッグパピの長い旅路の終わりにはどんな結末が待っているのだろうか。このチームからはまだまだ目が離せなさそうだ。