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Category Archives: Big Stake For Freshman

Big Stake For Freshman. 第4回「MLB Money -Part 2-」

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【当コラムは、これから「MLBを見てみたいのだけどどうしたら……?」「どこに目をつけたらいいのかわからない!」という方々へ向けた入門書のようなものです。願わくはこの極上の娯楽を一緒に楽しまんことを……!】

 

  • 待たせたな!

と、キザなことまでは言いませんが……何とほぼ11ヶ月ぶりの更新になります。今夜も「Big Stake For Freshman」の時間がやって参りました。……え? 覚えてない? では前回までのおさらいと言うことで、下にリンクを張っておきましょう。

 

Big Stake For Freshman. 第1回「What is MLB? -Tutorial-
Big Stake For Freshman. 第2回「Japanese MLB Player
Big Stake For Freshman. 第3回「MLB Money -Part 1-

 

さてさて、前回は「MLB Money -Part 1-」と銘打ちまして、主に巨大契約についてお話しさせて頂きました。今回は、その巨大契約を締結するために欠かせない存在である代理人などについてお話しさせて頂きましょう。では、前回の最後に出させて頂いた10点満点の問題の答合わせから……と、その前に。

前回の記事で、ぜいたく税について説明した件がありました。その中で”ぜいたく税は、一定額を超過した場合全体の○%かかる”と述べましたが、実際は”ぜいたく税は一定額を超過した場合、「その超過した分」の○%分かかる”という制度でした。

前回述べた仮想マリナーズの総年俸は

 

240000000ドル【元の仮想総年俸】+54000000ドル【ぜいたく税】=294000000ドル

 

と算出されていましたが

 

240000000ドル【元の仮想年俸】+(240000000ドル【元の仮想年俸】-178000000ドル【年俸上限】)×0.225【税率】=253950000ドル

 

が実際の数字でした。ぜいたく税が総年俸から算出されていたら確かに大変な損失になってしまいますね。いや、そうでなくとも大きな額ではありますが、NYYが何年も連続でぜいたく税を課税されているのは(彼らは毎年超過分の40%を課徴されているわけです!)彼らにとって、このぐらいなら大丈夫という税率だからかもしれません……。しかし改めて計算してみると、かなり大きな数字の差になってしまいますね…。

改めて、間違えた情報を書いてしまったこと深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。(関係無いですが、マリナーズは今年も4位になりそうですネ!) 

では改めまして前回の答合わせ、○○○○・○○○さんの話から始めましょう。

 

  • スコット・ボラスの功罪

MLBにおける俗語の一つに、こんな言葉があります。

 

「ボラス物件」

 

これはそのまんま、スコット・ボラスを代理人に立てている選手のことです。そうです、前回の答はこの方、スコット・ボラス氏。ボラス物件は……非常に高値な事で知られています。

A-RODを始め、今年三冠王を獲得したミゲル・カブレラ(DET)、日本でも名前のしれた選手で言えばスティーブン・ストラスバーグ(WSH)やエイドリアン・ベルトレ(TEX)もそうですし、日本人選手で言えば松坂大輔(BOS)などもクライアントになります。過去にはバリー・ボンズやグレッグ・マダックスなどの契約も行っていました。人々は彼をこう呼びます。”Super Agent”と。

彼はデータを重視し、非常に高額な契約を結ぶことで有名です。それはルーキーやまだマイナーの、有望なプロスペクトでさえ例外ではありません。大概の選手がアメリカン・ドリームを叶えるために彼を雇い、年俸のうち5%をインセンティヴとして彼に払います。彼はそういう意味で非常に有能で辣腕な代理人であるといえるでしょう。

しかしながら…彼の業績は決して褒められるものばかりではありません。彼について語る時はJ.D.ドルーとマット・ハリントン、それから象徴的な話として、ジェレッド・ウィーバーの話をしなければならないでしょう。

ボラスの考え方としてあげられるのが、選手の希望がない限りはまず真っ先に金額を優先したチーム選びがなされると言うことです。2012年オフに2億1400万ドルの9年契約でデトロイトと契約を結んだプリンス・フィルダーの話は前回でも取り上げましたが、彼の契約は年が明けた1月24日まで決まりませんでした。複数球団がある一人の選手に対して注目していて、各球団がまるでオークションのように条件を上げてくれば……スプリングトレーニング(NPBでいうところのキャンプ)が始まる前まででも、ボラスは条件を吊り上げに来るでしょう。

その結果、よくない結果に陥った選手もいるのです。例えばJ.D.ドルー外野手。2007年にボストンがワールドチャンピオンに輝いたときに活躍した選手の一人であり、2008年にはオールスターゲームのMVPに輝いたこともある彼です。彼は1997年、フィラデルフィアに1位指名(MLB全体では2番目!)を受けました。

あれれ、と思った方。あなたはJ.D.ドルーに関してちょっと詳しい方ですね? もしくはセントルイスのファンでしょうか。そうなんです。彼が最初に入団したのはセントルイス・カーディナルス。しかもそれは1998年のことです。何故このようなことになったのでしょうか?

Big Stake For Freshman. 第3回「MLB Money -Part 1-」

金

 

 

 

 

 

 

 

【当コラムは、これから「MLBを見てみたいのだけどどうしたら……?」「どこに目をつけたらいいのかわからない!」という方々へ向けた入門書のようなものです。願わくはこの極上の娯楽を一緒に楽しまんことを……!】

 

  • 働きたくない! メジャー契約が欲しい!

 こんにちは! サンフランシスコ・ジャイアンツ、優勝おめでとうございます! 全く関係無い上に早速ですが今日はお金の話をしようと思います。とはいっても、僕がこの原稿を書いていくらもらっているかとかそういう話をするわけではありません。というかもらっていません。いくらキーボードをカツカツ叩いても、僕の預金通帳はいつでもカツカツ……これ以上この話を続けると悲しくなるのでやめましょう。

 というわけで、前回予告したとおり今日のお題は「MLB Money」です。皆さんにとって馴染みの深い金額といえば……そうですね。以下に出す契約金(つまり全て実際に結ばれた内容です)を見ていただければ、「おっ、これは誰それがいついつに結んだ契約だ!」なんて思い出す人もいるのではないでしょうか。例えば……

 

A選手→6年総額6000万ドル

B選手→5年総額9000万ドル

C選手→10年総額2億5200万ドル&10年総額2億7500万ドル

D選手→10年最大2億8000万ドル

 

 「……何だよこの金額は……」と絶句する方々もいらっしゃるでしょう。2012年10月27日の5時59分で、1ドルが79.63円(円高ですね!)ですから、単純に計算すれば各選手は一年にこれだけの日本円をもらっていることになります。

 

A選手→7億9630万円

B選手→14億3334万円

C選手→20億667.6万円&21億8982.5万円

D選手→22億2964万円

(※数字は全て2012/10/27時点での円相場を参考にしたものであり、実際に選手が貰った時期の円相場とは大きく異なります、)

 

 「……もう働きたくねーや!」

 おっとっと、僕の心の声が吹き出してしまいました。しかしすごい金額ですね。出した例の中で一番安いA選手でさえ年8億円近い契約金を貰えるのですから。ちなみにNPBにおける最高年俸は4億5000万円で、中日の岩瀬仁紀投手です。これもかなり大きな金額ですが、なんだか前の選手達の金額を見ていると感覚が狂ってしまって、「あれ? 岩瀬大したことないやん?」などと思ってしまいそうですね。(ちなみに昨年度の日本のサラリーマンの平均年収は409万円でした。)

 B選手はこの契約更改の会見の際に「年俸500万円でプレーしていたら弥生時代からでないと達成できない」というコメントを残してちょっと話題になりました。当時の円相場から考えるとそのぐらいですが、今ならもうちょっと短縮して西暦579年頃からプレーすればいいみたいです。ちょうどローマ教皇ベネディクトゥス1世が亡くなった年でもあります。中国の王朝は陳で、日本では敏達天皇8年の頃でした。

 え? AとBとCとDは誰かって? 誰でしょう……知ってる方は手をあげて下さいね。あ、では画面の前のあなた。どうぞ。いちにのさん、ハイ!

Big Stake For Freshman. 第2回「Japanese MLB Player」

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【当コラムは、これから「MLBを見てみたいのだけどどうしたら……?」「どこに目をつけたらいいのかわからない!」という方々へ向けた入門書のようなものです。願わくはこの極上の娯楽を一緒に楽しまんことを……!】

 

 

  • 柚子胡椒も美味しいですよね!

 こんにちは! プレーオフが盛り上がりを見せていますね。今日は本連載、「Big Stake For Freshman」の第二回目となります。皆さんはステーキに何をつけて食べますか? 自分は山葵醤油です。でも今日する話はかなり一般的なお話、まぁステーキに喩えるならガーリックソースのようなお話です。何の話だと思いますか?

 そう、お察しの方もいらっしゃいますよね? 今回の話は「Japanese MLB Player」についてです。多くのMLBファンの方は「ダルビッシュが移籍したしメジャー見よう」「イチローがすごいことやったらしい」など、日本人プレーヤーの移籍や活躍に触発されてMLBを見てみようと思った人もいらっしゃるはずです。

 ちなみに前回の「What is MLB?-Tutorial-」で最後に扱ったG選手は……そうです、”Godzilla”こと松井秀喜外野手です。現在は所属がありませんが、ニューヨーク時代の09年ワールドシリーズでの活躍は圧巻でした。

 そんな日本人MLB選手の詳細なレポートが、「The Truth」というコラムに掲載されています。既に黒田博樹(NYY)、イチロー外野手(NYY)田澤純一(BOS)、高橋尚成(PIT)についてのコラムが書かれておりますので、そちらも是非ご参照ください(選手名をクリックするとそれぞれのコラムに飛べます)。