2018 NLCS Review : LAD vs MIL

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2018 WS : BOS vs LAD

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2018 ALDS Review : HOU vs CLE

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2018 ALCS Review : BOS vs HOU

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2018 NLDS Review : MIL vs COL

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Category Archives: コラム

2018 ALCS Review : BOS vs HOU

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ALDS : 4-1

*Game部のリンクでゲームのRecapをチェック可。

Game1 BOS 2-7 HOU

勝:ジャスティン・バーランダー(1-0) 負:ジョー・ケリー(0-1)

Game2 BOS 7-5 HOU

勝:マット・バーンズ(1-0) 負:ゲリット・コール(0-1) S:クレイグ・キンブレル(1)

Game3 BOS 8-2 HOU

勝:ネイサン・イオバルディ(1-0) 負:ジョー・スミス(0-1)

Game4 BOS 8-6 HOU

勝:ジョー・ケリー(1-1) 負:ジョシュ・ジェームス(0-1) S:クレイグ・キンブレル(2)

Game5 BOS 4-1 HOU

勝:デビッド・プライス(1-0) 負:ジャスティン・バーランダー(1-1) S:クレイグ・キンブレル(3)

 

ーグ最多となるシーズン108勝をあげ、ALDSで強敵ニューヨーク・ヤンキースを退けたボストン・レッドソックスと昨年に引き続き2年連続での進出のヒューストン・アストロズの組み合わせとなった今年のALCS。アストロズ有利と予想されたこのシリーズは、予想とは裏腹に4勝1敗でレッドソックスが制した。

 

ここからはこのシリーズの注目点とシリーズを通して活躍した選手をピックアップしていく。

 

注目点1→打線の調子

 

持ち味の強打を武器にレギュラーシーズン、ALDSを勝ち上がってきた両チームだが、ALCSでは打線の調子に大きな差が見られ、シリーズの勝敗を決定づけたように思える。まずはレッドソックスだが、1番を打つムーキー・ベッツの調子こそ上がらなかったが、中軸のJ.D.マルチネスやラファエル・デバース、そしてシリーズMVPを獲得したジャッキー・ブラッドリーJrらが要所で結果を残し、アストロズから得点を重ねた。レギュ―ラーシーズンでメジャートップの打率を記録したレッドソックスだが、ポストシーズンでも持ち味の打線が結果を残している。一方のアストロズはレギュラーシーズンを支えたホセ・アルトゥーベやアレックス・ブレグマンが両者OPS.700未満と調子が上がらなかった。1番を打つジョージ・スプリンガーが打率.381と好調だっただけに、後ろを打つ彼らが不調だったことはアストロズにとっては痛手であったのではないだろうか。

2018 NLDS Review : MIL vs COL

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NLDS : MIL 3-0 COL

*Game部のリンクでゲームのRecapをチェック可。

Game 1 COL 2-3 MIL

勝:ホアキム・ソリア(1-0) 負:アダム・オッタビーノ(0-1)

Game 2 COL 0-4 MIL

勝:ヨーリス・チャシン(1-0) 負: タイラー・アンダーソン(0-1)

Game 3 MIL 6-0 COL

 勝:コービン・バーンズ(1-0) 負:ヘルマン・マーケス(0-1)

 

162試合では決着が付かず、コロラド・ロッキーズはロサンゼルス・ドジャースと163試合目を戦い敗北し、WCからPO進出をすることになった。一方、同じく決着が付かず163試合目を戦い勝利したミルウォーキー・ブリュワーズは、2011年以来となる地区優勝を果たした。対照的な両チームの対決は、ブリュワーズがロッキーズをスウィープするという衝撃的な幕切れであった。

ここからはこのシリーズの注目点とシリーズを通して活躍した選手をピックアップしていく。

 

注目点1→打線

 ロッキーズはリーグトップクラスの打線を誇るチームである。ホーム球場であるクアーズ・フィールドは打者天国として有名ではある。しかしながら、アウェーであってもロッキーズ打線は長打力を遺憾無く発揮してきた。その打線を牽引するのは、38本塁打をマークしたノーラン・アレナド(3B)と、37本塁打27盗塁をマークしたトレバー・ストーリー(SS)だ。だが、シーズンOPS.935をマークしたアレナドはOPS.354、シーズンOPS.914をマークしたストーリーはOPS.667とそれぞれ不振を極めた。ロッキーズに戻ってきたマット・ホリデイ(LF)はOPS.708と最低限の成績を収めたが、ロッキーズ打線は3戦で2得点と封じ込められた。

 一方、ブリュワーズは、オフシーズンに獲得したロレンゾ・ケイン(CF)とクリスチャン・イエリッチ(LF)が地区優勝の原動力となった。イエリッチ(LF)はシーズンOPS1.000の勢いそのままにOPS1.196と活躍してみせた。また、シーズン途中に獲得したマイク・ムスタカス(3B)はOPS.916とシーズン中以上の活躍を見せた。それから、ベテランのエリック・クラッツ(C)が打撃でもチームに貢献を果たし、ケインはOPS.298と不調だったが、キーオン・ブロクストン(CF)が充分過ぎる穴埋めをする活躍で、層の厚さが際立った。

 

注目点2→投手陣

 Game1において、ロッキーズの先発であるアントニオ・センザテラ(RHP)は5回を投げた。一方、ブリュワーズの先発であるブランドン・ウッドルフ(RHP)は、無安打1与四球にも関わらず3回を投げ切ってマウンドを降りた。そのような先発投手の起用はシリーズ一貫して行われ、3戦で13得点2失点と終始優位な状況をキープしたものの、ブリュワーズの先発が6回を投げきることは1度もなかった。(NLDSでの最長は5回だった)

 可能にしたのは、ブリュワーズの投手陣の層の厚さと、クレイグ・カウンセル監督による(リリーフ投手の酷使と言えなくもないが)時代や試合状況に応じた柔軟なプルペン運用だろう。ブリュワーズは4人のリリーフに3連投させた。シーズン55登板81.1回のジョシュ・ヘイダー(LHP)は、3登板し7人の打者と対決。1人として出塁を許さず無失点で抑えた。4人の投手に回跨ぎさせたりワンポイントリリーフとして起用し、ロッキーズ打線を沈黙させることに成功した。

2018 ALDS Review :NYY vs BOS

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*Game部のリンクでゲームのRecapをチェック可。

Game1:NYY(4) @ BOS(5)
勝:クリス・セール
負:J.A.ハップ
S:クレイグ・キンブレル

Game2:NYY(6) @ BOS(2)
勝:田中将大
負:デービッド・プライス

Game3:BOS(16) @ NYY(1)
勝:ネイサン・イオバルディ
負:ルイス・セベリーノ

Game4:BOS(4) @ NYY(3)
勝:リック・ポーセロ
負:C.C.サバシア
S:クレイグ・キンブレル(2)

ランチャイズ記録の108勝をあげAL東の地区優勝を果たしたボストン・レッドソックスと、WCゲームでオークランド・アスレチックスを破り勝ち進んできたニューヨーク・ヤンキースとのカードとなった。この両チームがプレーオフで対戦するのは2004年以来となる。
 

迎えた第1戦、J.D・マルティネスがハップからいきなりスリーランをお見舞いすると、3回にはスティーブ・ピアースのタイムリー、ザンダー・ボガーツの犠牲フライで追加点をあげ、試合の主導権を握った。一方でヤンキースはルーク・ボイトのタイムリーやアーロン・ジャッジのホームランで追い上げを見せたが一歩及ばなかった。
 

第2戦、この日はヤンキースが試合を優位に運んだ。相性の良いプライス相手にジャッジ、サンチェスが自慢のパワーを見せつけ3ホーマー、投げては田中将大が5回を投げ1失点としっかりゲームメイク、ブルペン陣もしっかり仕事を果たし、レッドソックス打線を封じ込めた。

  第3戦、舞台はニューヨークに移っての開催となった。第2戦の勝利で流れはヤンキースに行くかと思いきや、この日はレッドソックス打線が大爆発を見せる。先発のセベリーノから3回までに6得点、4回には一挙7得点の猛攻を展開し、ゲームを決定付けた。レッドソックスの勢いは止まらず、最終的には16得点。投げても先発のイオバルディが古巣相手に7回1失点と快投。ヤンキースにとってみれば16-1というスコアはフランチャイズ史上最悪の結果となってしまった。また、この日、レッドソックスのムードメーカー、ブロック・ホルトがポストシーズン史上初のサイクルヒットを記録した。
 

第4戦、後のないヤンキースはサバシアに先発のマウンドを託すが、初回からピンチを招く投球が続いた。そして3回、死球とヒットでノーアウト1,3塁のチャンスを作ると、マルティネスの犠牲フライ、イアン・キンズラーのタイムリー二塁打、エドゥアルド・ヌニェスのタイムリーで3点を先制する。一方でレッドソックスの先発、ポーセロは危なげない投球でヤンキース打線を抑えていく。投げては5回1失点と要所を締める投球内容だった。このままでは終われないヤンキースは4-1で迎えた9回裏、抑えのキンブレルの制球難に漬け込み、満塁のチャンスを作る。ニール・ウォーカーの押し出し死球、サンチェスの犠牲フライで4-3としたが、キンブレルがこれ以上の反撃を許さずゲームセット。レッドソックスが辛くも逃げ切った。