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Category Archives: ニュース

アストロズがジョシュ・レディックと契約

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現地時間11月17日、ヒューストン・アストロズがジョシュ・レディックと4年$52Mの契約を結んだとの情報が伝えられ、23日にはアストロズが公式に契約を発表した。

 

 

レディックは来年の2月に30歳となるOF。ボストン・レッドソックスでメジャーデビュー後、オークランド・アスレチックスにトレードで移籍。今シーズンの途中にトレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍していた。ゴールドグラブ賞を獲得したことのある守備と、シーズン最多32本塁打のパワーが武器だ。しかし、近年低かった打率が上がった代わりに本塁打が減少している。

アストロズがレディックを獲得したのは2つ理由がある。1つ目はOFの層の薄さだろう。今オフにコルビー・ラスムスが抜けてOFに1つ空きができた。昇格してきたテオスカー・ヘルナンデスがレギュラーとして使える可能性がでてきたとはいえ、それでも今シーズンOPSが.600を下回ったジェイク・マリスニックをレギュラーとして使わざるを得ないような状態だった。マリスニックよりもレディックの方が打撃に分があるのは火を見るよりも明らか。薄いOFの層を埋めるレギュラーとしてはうってつけだろう。

2つ目は左打者不足の解消だ。今シーズン、アストロズで左打者として300打席以上立ったのはルイス・バルブエナとジェイソン・カストロとコルビー・ラスムスの3人がいる。しかし、この3人は今オフFAとなり再契約の可能性は薄い。そのため、打線には全く左打者がいない状況だったが、レディックを入れることで右打者過多の打線に幅をもたせることができる。

また、アメリカン・リーグ西地区はレディックが5シーズン過ごした地区でもある。レディック自身もアストロズを選んだ理由として「同じ地区にいることができる。この地区でプレーすることはとても快適だ。この地区の投手や野手についても知っているし、ものごとがどう動くかも知っている」とそれまで過ごしてきた地区でのプレーに自信を持っている。

契約年数は4年。レディックは現在30歳。契約終了時点で33歳なので急激な劣化のリスクは少ないだろう。$52Mという契約も昨今のサラリー高騰の背景を鑑みれば、それほど高いというわけでもなく適正価格より若干安いぐらいだろう。

アストロズはチームの再建から既に5年以上経ち、ここ2年間は勝ち越すこともできている。ポストシーズン進出に向けて本格的に動き出すにはいいタイミングだろう。レディックの契約はジェフ・ルーノウがGMとなってから最大規模の契約だ。レディックの契約の他にもブライアン・マッキャンを獲得したトレード、青木宣親のクレーム、チャーリー・モートンとの契約など今オフのアストロズは非常に積極的に動いている。

今後のアストロズの動きと来シーズンには注目して見ていきたい。

 

Text by Ookaya Ryota
写真: https://flic.kr/p/czBP9G

ジーン・セグラがマリナーズへトレード

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現地時間11月23日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとシアトル・マリナーズが5選手の絡むトレードに合意した。このトレードで、マリナーズはSSのジーン・セグラ、OFのミッチ・ハニガーとLHPのザック・カーティスを、ダイヤモンドバックスはRHPのタイワン・ウォーカーとSSのケテル・マーテを獲得。

 

 3月に27歳になるセグラはマリナーズで青木宣親が役目を1年間果たせなかったリードオフを任されるはずだ。3番カノー、4番クルーズ、5番シーガーとメジャーでも有数の強打者揃いのクリーンナップを持ちながら、1、2番が平凡な成績に終わったため、その強みを活かしきれなかったマリナーズ。

打者有利のチェイス・フィールドを本拠地に持つダイヤモンドバックスから、投手有利のセーフコ・フィールドを本拠地に持つマリナーズに移ってきたため、HR数は大きく落ちる可能性もあるが、リーグ1位の195安打に加え、20HR、33SBを記録したセグラはマリナーズ打線の得点力を大幅に向上させることができるはずだ。

今シーズンは主に2Bを守ったが、まだ若く、昨シーズンまでは無難にSSを守備をこなしていたため、元来のポジションに戻ることに関してはそれほど心配はないだろう。また、メジャー24位の56SBとスピード不足だったマリナーズにとってセグラの俊足は非常に貴重だ。また保有権が2年残っていることも魅力で、それがマリナーズのマーテ放出を後押ししたはずだ。

12月で26歳の誕生日を迎えるハニガーは、2012年のドラフト全体38位でミルウォーキー・ブリュワーズに入団したOF。ドラフト時はメジャー早期昇格が見込めるタイプの大学生打者との評価を受けていたが、怪我に悩まされたこともあり、マイナーを登るスピードはそのタイプとしてはゆっくりとしたものだった。

14年にヘラルド・パーラとのトレードでダイヤモンドバックスに移ると、翌年は初めてAVG3割をクリア。2A-3Aでプレーした今季は、ジョシュ・ドナルドソンを参考にしたレッグキック打法にフォーム変更し、.321/.419/.581/.999&25HRと大ブレイク。8月半ばに初昇格したメジャーでも5HRを放ち、チームのマイナー最優秀選手に選ばれた。マリナーズのOF陣はレオニス・マーティン、セス・スミス、ベン・ギャメルとレギュラー格がどれも左打者ばかりであり、右打者のハニガーにも多くの出番が与えられるだろう。

24歳のカーティスは14年のドラフト6巡目でダイヤモンドバックスに指名されたLHP。今季メジャーデビューを果たし、21試合でERA6.75を記録した。メジャーでの成績は散々だった一方で、マイナーリーガーを相手にした時のカーティスのパフォーマンスは支配的だ。A+-2Aで計27試合に登板し、K/9=15.6と三振の山を築いている。

カルロス・ルイーズとのトレードでビダル・ヌーニョを放出して以来LHRP不足が懸念されていたマリナーズだったが、ルール5ドラフトからプロテクトするために40人枠に加えられたポール・フライ、有望株ザック・リッテルとのトレードで獲得したジェームズ・パゾス、セントルイス・カージナルスからクレームしたディーン・キークヘファー、更にカーティスと候補は多く集まっている。

マリナーズのジェリー・ディポートGMが敢行したトレードはこれで今オフ既に4つ目と、12ものトレードを行った昨オフと同様忙しく動き回っている。また、ウォーカーが抜けたローテーションは現時点で、キングことフェリックス・ヘルナンデス、岩隈久志、ジェームズ・パクストン、ネーサン・カーンズ、アリエル・ミランダの5人となっており、ディポートGMは「私たちは(スターターの)FA市場をチェックするだろうし、もちろんトレードの可能性を模索することに反対はしない」と述べている。

 

ブレーブスがR.A.ディッキーとバートロ・コローンと契約

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アトランタ・ブレーブスが積極的な動きを見せている。R.A.ディッキー(トロント・ブルージェイズからFA)と、バートロ・コロン(ニューヨーク・メッツからFA)という実績のあるベテラン先発投手2人と立て続けに契約したのである。

 

 

ディッキーは1年7.5Mと2年目のチームオプション、コロンは1年12.5Mとどちらも短い年数の契約である。これらの補強に伴い、今シーズン若手中心で防御率リーグ14位と苦しんだブレーブスの先発陣はエースのフリオ・テヘランに加えて、獲得したコロン、ディッキーのベテラン陣、飛躍の期待できる若手投手のマット・ウィスラー、マイク・フォルティネヴィッチとバランスのとれた顔ぶれに変わった。

このように今シーズン苦しんだ先発陣を補強できたと共に、アーロン・ブレアーら若手にマイナーで経験を積ませる時間を作ることもでき、今回の補強は効果的なものであったのではないだろうか。また、ブレーブスはチーム再建の途中である一方で、来シーズンは新球場完成後初のシーズンとなる。そのため短い年数である程度戦える戦力を求めていたブレーブスにとって二人のベテランの獲得は最適であったといえる。更に、チームの成績が振るわなかった場合にも、プロスペクト獲得のためのトレードの駒としても一定の価値はあり、大きな痛手を被ることはない。

 

昨シーズン9月以降28戦で18勝、6割5分近くの勝率を記録したブレーブス。9月にメジャートップの打率を誇った打線に今回の補強がはまれば、今シーズンの最下位とは打って変わって、上位進出も見えてくるかもしれない。

 

Text by Miyazaki Akinari
写真: https://flic.kr/p/xMoqib