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Category Archives: 2013年ドラフト

2013 Draft Review:アメリカン・リーグ西地区

Houston Astros

 

 

 

 

 

 

 

*選手名(ポジション):出身校:指名順位

 

 

  • ヒューストン・アストロズ

マーク・アッペル(RHP):スタンフォード大:1

ジョナサン・グレーが大本命と見られた全体1位指名だったが、大方の予想を裏切りアストロズはマーク・アッペルを指名した。90マイル半ばの直球は非常に評価が高く、打者の手元で良く動く。ハードスライダーとサークルチェンジも投げ、どちらも平均以上の評価。三球種全てをストライクゾーンに投げ込むことができ、それがアッペルを素晴らしい投手たらしめている。期待値に比して奪三振数が少ないのが懸念ではあるが、エースになれる可能性を持っている。

 

ケント・イマニュエル(LHP):ノースカロライナ大:74

大学進学時には190ポンドしかなかった体重を、ドラフト時までには215ポンドまで増えた左腕。直球は91マイル前後程度だが、優れたチェンジアップとのコンビネーションで、大学では圧倒的な成績を残した。高校生の時に評価の低かったカーブも、より鋭く、より効果的に投げられるようになった。コマンドの評価が非常に高く、球の質よりも、投球術で勝負する技巧派投手である。ローテーション半ば以降の、ワークホースになれる素材だ。

 

グレガー・コンラッド(1B):バンダービルト大:107

12年のシーズンから、スカウト達の求めていたパワーを見せ始めた左打ちのファースト。ファーストとしてはアスレチックで、肩も強いので両翼へのコンバートも考えられる。オープンスタンスで構え、コンパクトなスイングで打球を飛ばす。13年のシーズンではパワーを発揮することができなかったが、30三振に対して32個の四球を選んでおり、選球眼への評価が非常に高い。 努力家で、常に全力プレーを心掛ける姿勢も好印象だ。

2013 Draft Review:ナショナル・リーグ中地区

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*選手名(ポジション):出身校:指名順位

 

 

  • シカゴ・カブス

クリス・ブライアント(1B/3B):サンディエゴ大:2

2013年NCAAでマークした31本塁打は2位に10本差をつけたリーグトップの内容。.329/.493/.820と傑出したパフォーマンスに加え、44三振に対し66四球を選んだアプローチも示した。ドラフトクラス内トップのヒッティングプロスペクトとして評され、特にスカウト評価で80を得るパワーツールが特筆モノ。大学でのキャリアを通じコンタクト面を向上させた点でも良い印象を与えた。やや波のある打者で、2013年も54試合/30本塁打→7試合/1本塁打。

 

ロブ・ザストリズニー(LHP):ミズーリ大:41

コマンドを含めたまとまりに評価を得る左腕。2013年は2勝9敗ながら90.2イニング/88奪三振/24四球/防御率3.34。キャリア228奪三振はミズーリ大史上8位の記録だ。6フィート3&205ポンドの体格を生かしてストレートのアングルを作り出し、スライダーとチェンジアップも兼ね備えている。安定したコマンドで3つのボールを操ることが出来るが、ストレートは80マイル後半と平凡な球速に止まる。ポテンシャルはローテーション半ばクラスのアームプロスペクト。

 

ジェーコブ・ハンネマン(OF):ブリガム・ヤング大:75

ハワイ出身。ローンピーク高を卒業後2年間モルモン教の布教巡礼に参加。2013年は22歳ながらブリガム・ヤング大の1年生としてプレーを行い、ドラフトで指名を得た。フットボールも兼任するアスレチックな素材であり、粗削りながらも5ツールを秘めたOF。WCCでは打率.344&14盗塁をマークし、リーグの「フレッシュマン・オブ・ザ・イヤー」も受賞。成熟までに時間を要すると目されているが、攻守で平均以上の存在に成り得る素材。CFとしての資質も示す。

2013 Draft Review:ナショナル・リーグ東地区

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*選手名(ポジション):出身校:指名順位

 

 

  • アトランタ・ブレーブス

ジェーソン・ハーシュ(RHP):オクラホマ州立大:31

傑出した支配力を持つ素材では無く、2013年は106.1イニング/86奪三振/28四球。98マイルを計時するストレートはカッター気味の動きを披露。コマンドも安定。2011年8月にトミー・ジョン手術を行ったが、それによりメカニクスはスムースさを増した。セカンドピッチのクオリティが平凡と評されるが、スライダーとチェンジアップはいずれも向上の余地があるボール。ストレートを軸に3つのボールを操るイニングイーター型として期待を得ているアームプロスペクトだ。

 

カルロス・サラザー(RHP):カーマン高:102

6フィート0&200ポンド。ドラフトクラス内で傑出したハードボーラーとして評価を得る素材。小柄な体格だがとてもアスレチックであり、スムースかつパワフルなアームスイングから97マイル、コンスタントに92〜95マイルを計時する。変化球ではスライダー、次いでチェンジアップが上質だが不安定。コマンドを含め向上を辿る必要がある側面だ。エースもしくはローテーション2番手クラスのポテンシャルの持ち主。カルフォルニア大フレズノ校へのコミットメントがある。

 

カイル・レン(OF):ジョージア工科大:253

父フランクはブレーブスGM。攻守に平凡な内容に終始した2012年にレッズから922位指名を受けたが拒否。1年を経て.360/.423/.467をマークし評価を上げた。「ジョージア工科大でトップ」と評されるスピードが持ち味のギャップヒッター。大学ではリードオフを任された左打者。パワーに乏しいバッティングで体格も小柄ながら、スピードを生かした攻守で高い評価を得ている。精神面でも評価を得ており、プレー態度やインスティンクトを兼ね備えたプレーぶりも示している。