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Category Archives: AL中地区

2015 Top 20 Prospects:クリーブランド・インディアンス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

 

1. フランシスコ・リンドア:SS
21歳ながら攻守にわたり完成度の高さが光る。優れたアーム&レンジを誇るSS守備ではマイナートップの評価を得ており、将来のゴールドグラバーと称される。バッティングでは特にヒットツールで高い評価を受け2A-3A合計で.276./338/.389/11HR/28SB。メークアップも高い。

2. クリント・フレーザー:OF
2013年ドラフト全体5位指名。ファイブツールポテンシャルの持ち主で、特にパワー&スピードに優れる。Aでは13本塁打&12盗塁とツールを証明したが、161Kを喫したコンタクトを磨いていく必要がある。CF守備には改善点が多く、RF向きとされる。

3. ブラッドリー・ジマー:OF
顔が瓜二つの兄カイルはロイヤルズのトッププロスペクト。 傑出したツールのパッケージとして知られ、コンタクト&パワーに優れるバッティングでは33K/22BBたるストライクゾーンへの理解も十分だ。CFとして必要なアーム&スピード&インスティンクトの持ち主だが、RFとしてプレーする可能性も。

4. フランシスコ・メヒア:C
 攻守で高いアップサイドを秘めるアスリート。プラスのバットスピードを示しており、パワーポテンシャルを秘めている。スイッチヒッターであり、両打席でヒッティングセンスを持ち合わせている。守備ではプラスのアームを持つが、スローイングを含め課題は多い。

5. ミッチ・ブラウン:RHP
 95マイルのストレートに上質なカーブ&カッターを織り交ぜる。小柄なフレームも、重量上げ選手である父譲りのパワーがあり、高いポテンシャルの持ち主。Aでは20歳ながら138.2IP/127K/55BB/3.31ERAたるパフォーマンスを披露。特に被打率は.226たる支配的な数字。

6. ジオバニー・アーシェラ:3B
向上を辿ったバッティングではパワーを生かして2A-3A合計で.280./18HR。ISO.211&2塁打36本のパワーはさらなる可能性を感じさせる。 ディフェンダーとしても高い評価を得ており、アーム&レンジ&グラブ捌きに優れた3B守備はゴールドグラブ級。

7. ジャスタス・シェフィールド:LHP
5-10/196たる小柄なフレームながらソリッドな3球種を扱える完成度の高いアーム。88-92マイルのレンジで投げ込まれるストレートは94マイルに達し、カーブ&チェンジアップもハイクオリティ。アスレチックさも兼ね備えデリバリーもスムーズだ。Rkでは20.2IP/29Kたる内容。 

8. タイラー・ネークイン:OF
故障によりわずか76試合の出場も.313/4本塁打/14盗塁と2012年ドラフト全体15位の実力を発揮。バッティングではヒットツールに恵まれており、ハードなコンタクトを生み出せる。加えてスタンスを変えたことによりパワーも向上した。CF守備ではプラスのスピード&アームで定評を得る。

9. ジェームズ・ラムジー:OF
ジャスティン・マスターソンとのトレードでSTL→CLE。攻守に洗練されており2A-3Aでは.295/.382/.509&16本塁打&OPS.890たる成績を残し、メジャーでプレーする準備は万全だ。2年連続で100三振以上を喫しており、改善が求められる。プラスのスピードを生かしたCF守備も高評価。

10. ボビー・ブラッドリー:1B
18歳たる年齢に比して磨かれたバッターで特にベストツールであるパワーは平均以上の評価を得る。 Rでは39試合ながら.361/.426/.652/8本塁打たる傑出したパフォーマンスを示し、広角に打ち分けるヒットツールも見せつけた。スピード&ディフェンスは平凡で1Bがふさわしい。

 11. グラント・ホッキン:RHP
 祖父のハーモン・キルブルーは通算573本塁打の殿堂入り選手。 6-4/200たる恵まれたフレームの持ち主でメカニクスはクリーン。ストレートは90マイル前後もツーシーム&スプリッターを有効に織り交ぜRkでは4.75K/BB。スライダーを磨いていく必要がある。

12. ルイス・ルーゴ:LHP
 ベネズエラ出身の大柄なアーム。真上から投げ下ろすメカニクスから80マイル後半のストレート&カーブ&チェンジアップ。カーブはアウトピッチに成り得ると目され、メカニクスもスムース。Aでは20歳ながら126.1IP/146K/40BBたる内容。

13. ユチェン・チャン:SS/3B
台湾出身のプレーヤー。コンパクトなスイングで広角にヒットを打ち分ける。 Rでは.346/.420/.566/と結果を出し、パワー面でも6本塁打とラインドライブヒッターたる評価を上回る成績。守備では安定したスローイングで堅実にSS/3Bをこなすが、平均以上のスピードを生かすためCFとして見る声もある。

14. アダム・プラットコ:RHP
プレミアムなスタッフの持ち主ではないが、優れたコマンド&野球IQに支えられたクレバーなピッチングが光る。 A+-Aでは149.2IP/144K/30BBたるハイフロアー評に見合った活躍。90マイル前後のストレート&チェンジアップのコンビネーション。

15. ディラン・ベーカー:RHP
97マイルに届くストレート&セカンダリーピッチとなり得るスライダーのコンビネーション。チェンジアップはサードピッチとして向上を辿っているが、パワーリリーバーとして評価する声が多い。 まだ22歳と若くアップサイドを秘めるためチームはスターターとして育成していく予定。

16. ライアン・メリット:LHP
素晴らしいコマンドの持ち主で、チームの育成部門のナンバー2であるロス・アトキンズはジョシュ・トムリンと比較し「彼がメジャーリーガーになることにほとんど疑いはない」 と評価した。A+では160.1IP/127K/25BB/2.58ERAたる内容。K/BBは5.08をマークした。

17. ドーシス・ポーリーノ:OF
ハイポテンシャルの持ち主も攻守で繊細さを欠いた。 レンジの乏しさが指摘されていたSSの守備では29試合で13個のエラーを喫しOFにコンバート。バッティングでは.251/3HRとチームトップクラスと評されるヒッティングセンスを発揮できなかった。101K/33BBとアプローチでも脆さを露呈。

18. カルロス・モンクリーフ:OF
 ドラフト指名時はRHPも、2010年からOFへコンバート。26歳と遅咲きながらアスリート性が高く、打者経験の乏しさから高いアップサイドを秘める。3Aでは12本塁打&8盗塁たるパフォーマンスにとどまり、130三振を喫した。アームを生かした守備はRF向き。

19. コディ・アンダーソン:RHP
大柄なハードボーラー。90マイル半ばのスピードをキープしたストレート&スライダーでアグレッシブにゾーンを攻める。2Aでは125.2IP/81K.45BB/5.44EREAたる平凡なパフォーマンスに終わった。

20. グレッグ・アレン:OF
ベン・リビア(PHI)とも比較されるスピードに優れるリードオフタイプ。バッティングではパワーレスだが、26K/27BBたる成熟したアプローチを示した。 守備ではプラスのスピード&ソリッドなアームからCF/LF向きとされる。バッティングを磨いていければメジャーでも通用する。

Plus One Prospect
マイク・パピ:1B-OF
2014年ドラフト全体38位。ドラフトクラス最高の選球眼の持ち主とされた。現段階ではラインドライブヒッターたる評価に止まるが、プラスのバットスピードからパワーツールは向上の余地を残す。守備は平凡でコーナー向き。
 

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/btx6aC

 

2015 Top 20 Prospects:シカゴ・ホワイトソックス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. カルロス・ロドン:LHP
2014年ドラフト全体3位左腕。97マイルに届くストレート&80マイル中盤のプラスプラスのスライダーで打者を圧倒するピッチング。既に3Aまで到達しており、即戦力のエースポテンシャルの持ち主だ。 

2. ティム・アンダーソン:SS
アスレチックな素材でハイセンスなポテンシャルをゲームでも発揮。 SS守備ではベストツールであるスピードを土台に、広大なレンジ&力強いアームを披露。打率.301&9本塁打とヒッティングセンスを示したが、82K/9BBとアプローチの脆さを露呈。

3. マイカ・ジョンソン:2B
ベストツールであるスピードを武器にマイナー3年間で125盗塁も盗塁成功率は74%とまだまだ技術を磨いていく必要がある。コンパクトなスイングでギャップを抜くバッティングスタイル。今年は2A-3A合計102試合で打率.294をマーク。2B守備は発展途上。

4. スペンサー・アダムス:RHP
野球&バスケットボール&フットボールで活躍したアスリート。Rkでは41.2IP/59K/4BBたる支配的な内容。 90マイル前半のストレート&セカンダリーピッチになり得るスライダー&チェンジアップ&カーブを力みの抜けたスムーズなメカニクスから投げ込む。

5. フランセリス・モンタス:RHP
最速100マイルのストレートが最大の武器。左膝の故障もあったが、A+-R-2Aでは15試合先発して81IP/80K/22BB/1.44ERAたる傑出したパフォーマンス。スライダー&チェンジアップ&コマンドは不安定で磨く必要がある。

6. タイラー・ダニッシュ:RHP
サイドスローから放たれる独特なアームアクションで打者を幻惑する。 A+-Aでは129.2IP/103K/33BB/2.08ERAたる内容。95マイルのストレート&年齢に比して発達したチェンジアップ&右バッターに有効なスライダーをコマンドよく投げ込む。 

7. コートニー・ホーキンス:OF
ハイレベルなパワー&スピードを示すアスリート。ストレートをパワフルに叩くバッティングでA+では19本塁打&ISO.200をマーク。コンタクト面では160K/29BB→143K/53BBと改善の兆し。アベレージも.179→.249と向上。

8. トレイ・ミハエルゾウスキー:3B
6-3/210たるフレームにアスレチックさを備えるスイッチヒッターでチッパー・ジョーンズ(元ATL)と比較される。 パワー&アベレージを兼ね備える打者になり得る。3Bのディフェンスでは強肩&体格に比して優れた機敏さを披露。135試合で161Kを喫したコンタクトツールを改善していきたい。

9. ミッカー・アドルフォ:OF
$1.6Mでホワイトソックス入り。プラスプラスのパワーを武器に17歳ながらRで5本塁打。コンタクトに不安を抱えており、ヒットツールに疑問が残る。守備ではRFとして相応のアームを備えており、アスリート性も申し分ない。 

10. ジェーコブ・メイ:OF
 リードオフ型。小柄なフレームもギャップを抜くバッティングを示し、盗塁を多く生み出せるスピードも持ち合わせている。37盗塁をマークしたスピードを生かしたレンジの広いCF守備でも定評を得る。コンタクト面を磨く必要がある。 

11. ノーラン・サンバーン:RHP
パワーアーム。99マイルに達するストレートをストライクゾーンの高めに投げ込み力でねじ伏せる。80マイル前半を計時するカーブはアウトピッチになりうるボールで、 スライダー&チェンジアップも一定のクオリティを示している。

12. カルロス・サンチェス:2B
パワーには欠けるがコンタクトに優れたコンパクトなバッティングで3Aで.293/.349/.412と持ち味を発揮した。平均レベルのスピードを備えるがマイナー通算での盗塁成功率は65%。2Bの守備では平均以上のアーム&柔らかいハンドリングで高い評価を得ており、ゴールドグラブ級。

13. アダム・エンゲル:OF
20‐80スケールで70評価を得るスピード&打球判断に優れたCF守備からピーター・ボージャス(STL)と比較される素材。6‐1/215たるフレームに相応なパワーを持つが、A-A+-R合計で113K/39BBとコンタクト面に不安を抱えており、リードオフマンとして改善が求められる。

14. トレイス・トンプソン:OF
父と2人の兄弟はバスケットボールプレーヤー。パワー&スピードに代表される5ツールポテンシャルの持ち主だが、打撃の粗さを克服できないでおり、打率.237&151K。16ホームラン&20盗塁とツール自体は証明済みで、コンタクト面を磨いていきたい。

15. ジェイス・フライ:LHP
90マイル前半のよく動くシンカー&プラスのスライダーのコンビネーション。サードピッチとしてチェンジアップも織り交ぜ、コマンドも安定している。Rkでは9.1IP/10Kと三振を奪う力を示した。ポテンシャルはローテ下位クラスだが、左のスイングマンとして見る声もある。 

16. マット・デビッドソン:3B
活躍が期待されていたシーズンだったが、 3Aで130試合出場し.199/.283/.362たる不甲斐無いパフォーマンス。自慢のパワーを武器に20ホームランも、164K/49BBたる粗いアプローチが目につく。3Bのディフェンスは向上を辿ったが、コナー・ギレスピーがポジションを阻む。

17. クリス・ベック:RHP
傘下トップと評されるチェンジアップの使い手。 かつて95マイルを計時したストレートは90マイル前後まで落ち、同時に三振数も減少したが、カッター&シンカーを有効に織り交ぜる投球スタイルで多くのグランドボールを打たせる。キャリア3年で2.7BB/9と安定した制球力を誇る。

18. ジェイク・ペーター:2B
RHPとして96マイルを計時するアームの持ち主。 評価の高いヒットツールに支えられたバッティングでR-A+では.332/.385/.477。26K/17BBとストライクゾーンの見極めも示し、アベレージ&アプローチを備えた2Bになりうる。守備ではアームを武器にSSもこなした。

19. トニー・ブシフェロ:RHP
チームのマイナーではトップレベルのコマンドを示している。スムースなメカニクスから90マイル前半のストレート&上質なスライダー主体の内容。カーブも向上を辿っている。キャリアでのBB/9は1.0。

20. アダム・ロペス:RHP
故障により7登板に止まったが、6-5の長身から投げ込まれるアングルの利いた96マイルのストレート&スライダーのコンビネーション。ロングリリーフが中心だが、チェンジアップはサードピッチになり得るクオリティであり、スターターとしての可能性も秘める。既に24歳を迎えた年齢面がネック。 

Plus One Prospect
マイケル・イノア:RHP
エースポテンシャルの持ち主として期待されていたが、故障により思ったような投球ができずリリーフ転向。支配力は向上を辿りK/9は8.1→12.6。4.1BB/9とコマンドに不安を抱える。6-7/210たるフレームから95マイルのストレート&カーブ&チェンジアップ。

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/ffLiEa