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Weekly Report:Week-10

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2017 Draft Review:アメリカン・リーグ中地区

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2017 Draft Review:ナショナル・リーグ東地区

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2017MLBオールスター予想 FED部員が決める現在のMLBで熱い選手は誰なのか?

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Category Archives: AL中地区

2016 Top 20 Prospects:ミネソタ・ツインズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. バイロン・バクストン:OF
5ツールを兼ね備えたアスリートでマイク・トラウト(LAA)の再来と評される。特にスピード&肩は20-80スケールで80のクオリティ。2A&3AでOPS.867を記録し、メジャーでも46試合に出場した。メジャーでは故障の影響もあり、OPS.576と不本意なパフォーマンス。来季は万全の体調でシーズンに臨みたい。 

2. ホゼ・べリオス:RHP
トータルパッケージ。90マイル前半のストレート&スライダー&チェンジアップをコマンドよく投げ込む。ハイレベルなピッチングセンスも兼ね備え2A&3Aでは166.1IP/175K/38BB/2.87ERAたるパフォーマンス。メジャーで投げる準備は整っている。 

3. マックス・ケプラー:1B/OF
ドイツ史上最高の逸材。今季はA+&2Aで打率.318、本塁打9、OPS.930、盗塁19と素晴らしいパフォーマンスを披露し、2AのリーグのMVPにも選ばれた。9月にはメジャーデビューも経験。パワーがまだ未発達で、パワーの成長が成功のカギを握ってくるだろう。

4. ニック・ゴードン:SS
2014年ドラフト全体5位。兄ディーはマーリンズの2B、父トムは元オールスタープレーヤーとアスリートの家系に生まれたサラブレッド。プラス評価の肩&スピードに支えられたハイレベルなSS守備が光る。シュアなバッティングで1Aでは打率.277をマーク。

5. タイラー・ジェイ:LHP
15年ドラフト全体6位指名の即戦力左腕。 大学では最速98マイルのストレートを武器にリリーフとして活躍していたが、プロでは先発として育成していく予定。スライダー&カーブは決め球として申し分なく、コマンドも洗練されている。A+でデビューしてK/9=10.8。

6. ホルヘ・ポランコ:2B/SS
フィールド全体を扱ったコンタクトヒッティングは球宴4度の名選手トニー・フェルナンデス(元TOR)と比較される。メジャーでもすでに4試合出場。2A&3Aで打率.288、本塁打6とソリッドなシーズンを送る。スピードは少なくとも平均以上とされ、19盗塁を決めた。2年間で63失策とエラーの多さが課題。

7. パク・ビョンホ:1B/DH
韓国出身。4年$12M+ポスティング費用12.85MでMIN入り。韓国リーグで4年連続本塁打&打点王を獲得した大砲。15年は140試合で打率.343、本塁打53、打点146。ヒットツールが平凡で、動作の大きい打撃フォームからメジャーのレベルに適応できるかは未知数。

8. スティーブン・ゴンサルベス:LHP
現段階でストレートは90マイル前後も、6-5/190たる細身の体格からアップサイド評は高い。今季は1A&A+で24先発して13勝3敗、防御率2.01、被打率.198と支配的な投球。A+に上がってからK/BBが5.13→1.45と大幅に落ちているのが懸念される。

9. アダム・ウォーカー:OF
モンスター級の豪快なパワーがウリ。2Aでは31本塁打&106打点を叩き出し、リーグの二冠王に輝いた。AFLの優勝決定戦では3打点の活躍でチームの勝利に貢献。アプローチが粗く、三振率35%は看過できないレベル。体格の割に身体能力が高く、外野守備も平均レベルでこなす。

10. コール・スチュワート:RHP
97マイルのストレート&スライダーのコンビネーションで打者を捻じ伏せる。高校では野球とフットボールで名声を得たアスリート。肩の故障で出遅れたが、A+で22先発して防御率3.20をマーク。一方でK/9=4.9と支配力に欠け、度重なる肩の故障から耐久性にも不安を抱える。

11. ルイス・ソープ:LHP
オーストラリアの至宝。昨季終盤に肩の違和感を訴えシャットダウン、今季はトミージョン手術で全休と耐久性に不安を抱える。90マイル前半の動く速球&スライダー&カーブ&チェンジアップ。特にチェンジアップはプラス評価を得るボール。

12. ニック・バーディ:RHP
クローザーポテンシャル。20-80スケールで80評価を得る90マイル後半のストレート&セカンダリーピッチとして申し分ないスライダーのコンビネーションで打者をねじ伏せる。 A+&2AでK/9=11.7。2Aに昇格後、AS以前は防御率5.72と打ち込まれたが、それ以降は2.35と安定。

13.  アレックス・メイヤー:RHP
6-9/220と大柄な体格からパワフルなストレート&スライダーのコンビネーション。開幕前には新人王候補にも名を連ねたが、メカニックが安定せず制球難に悩まされた。3Aではリリーフに降格され、防御率4.79、BB/9=4.69と散々な結果に。メジャーでは2登板のみ。  

14. フェリックス・ホルヘ:RHP
マイナーキャリア4年で防御率2点台3度。今季はAで23登板(22先発)して防御率2.79、K/BB=3.56。90マイル前半のストレートに鋭いスライダー、そしてサードピッチとしてチェンジアップも扱う。クイック&フィールディングも上手く、先発投手としての資質は十分。

15. テイラー・ロジャース:LHP
アグレッシブなストライクスロワー。90マイル前半の動く速球&スライダーで右バッターの胸元を果敢に攻める。チェンジアップを磨けるかが、メジャー定着のカギを握るだろう。今季は自己最高の174回を投げ、AFLでは防御率2.88をマークした。 

16. スチュアート・ターナー:C
ディフェンシブなCとして評価を得る。アームは力強く正確。メークアップにも優れ天性のリーダーシップを発揮。ピッチャー陣を引っ張り、ゲームをコントロールする力も示す。バッティングの向上が将来を左右する。 2AでOPS.628。 

17. エンジェル・ビルマ:SS
肩と守備範囲はいずれもプラス評価を受け、並外れたプラスプラスのSS守備を披露する。特に三遊間の球際のボールにめっぽう強く、送球動作も素早い。打撃面では5-11/150と小柄だが、トミー・ワトキンス(元MIA)コーチの指導によりコンタクト&アプローチが向上。パワーレスながらA+で打率.270をマーク。

18. J.T.カーゴイス:RHP
2年間のブランクを経て、トミージョン手術からカムバック。コンスタントに90マイル後半を叩き出す速球はよく動き、ハードなコンタクトを許さない。セカンドピッチのパワーカーブは空振りが奪え、チェンジアップも時折織り交ぜる。A+&2Aで48登板して防御率2.63、K/9=9.9。

19. メーソン・メロタキス:LHP
14年10月にトミージョン手術。15年シーズン終盤に復帰できるだけの状態にあったが、ルール5ドラフトで他球団に指名されるのを恐れて全休となった”隠し玉”。 90マイル後半のストレート&カーブ。リリーバーとして早期昇格を目指す。

20. ジェーク・リード:RHP
リリーフプロスペクト。95-97マイルのストレート&スライダーのコンビネーション。今季はコマンドに苦しむシーンが目立ち、A+&2Aで防御率5.01、被打率.273、K/9=7.0と打ち込まれた。現段階では大さっばなコマンドしか持っておらず、メジャーの一線で活躍するには細かな制球を身に付けたい。

Plus One Prospect
キャメロン・ブーザー:LHP
コンスタントに90マイル中盤を叩き出す大型リリーフ左腕。BB/9=7.8とコマンドは皆無だが、K/9=12.5、被打率.194とパワフルさは魅力。球威は十分なのでストライクを安定してとれるようになれば飛躍を遂げることができるだろう。

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/xpXUHP

 

2016 Top 20 Prospects:カンザスシティ・ロイヤルズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ラウル・モンデシー:SS
父は元オールスタープレーヤー。史上初となるメジャー未デビューでのワールドシリーズ出場を果たした。ポテンシャルの塊で、走攻守に才能の片鱗を見せる。打撃は2AでOPS.651と平凡な成績に終わったが、華麗なSS守備はすでに一流レベル。 

2. カイル・ジマー:RHP
ガラスのエース。100マイルのストレート&上質なカーブを軸に、スライダー&チェンジアップも一定の評価を得る。前半は故障により出遅れたが、リリーフ中心にA+&2Aで64イニング投げて防御率2.39、K/9=9.7、K/BB=3.6と健康な状態をアピール。来季こそフル回転だ。 

3. ミゲル・アルモンテ:RHP
90マイル中盤のストレート&傑出したチェンジアップのコンビネーションでゾーンを攻める。2A&3Aでは103.2イニング投げて防御率4.51と不本意な出来も、メジャーデビューを経験。メジャーではリリーフ起用ということもあり、平均球速96.5マイルをマーク。コマンドに磨きをかけたい。 

4. アシュ・ラッセル:RHP
天井の高いアスリート型右腕。チームの高卒選手としては02年のザック・グレインキー(LAD)の全体6位に次ぐ全体21位での指名。 最速97マイルのストレート&切れ味鋭いスライダーのコンビネーション。プロでも活躍するためにはチェンジアップ&コマンドを磨いていきたい。

5. ババ・スターリング:OF
生粋の5ツールポテンシャルが覚醒の兆し。アメリカンフットボールでも鳴らした身体能力を攻守に披露する。打率.218→.269、OPS.642→.785、本塁打9→12と昨年よりも成績を伸ばした。AFLでは22試合で4ホーマーを放ち、『Fall Star Game』にも選出。

6. ライアン・オハーン:1B
14年ドラフト8巡目指名ながら着実に評価を上げている。今季は1A&A+でプレーし、傘下トップの27ホーマー。パワーツールは本物だが、K%=26%と三振が多く、上のレベルでもパフォーマンスを維持できるか疑問が残る。練習熱心として知られるが、14失策を喫した1B守備は改善の必要がある。

7. ホルヘ・ボニファシオ:OF
エミリオ・ボニファシオ(前CWS)の弟。兄とは選手タイプが異なり、パワーと肩が自慢な大型右翼手。今季は2Aで125試合出場し、キャリアハイとなる17ホーマー&二塁打30本を放った。打率.240、三振率24%と粗さが残るが、着実に成長している。 

8. ジョシュ・ストゥーモント:RHP
15年ドラフト屈指の剛腕右腕。最速100マイルのストレートで打者を圧倒する。しかしBB/9=7.2と極度のコマンド難を示している。また目一杯力の入ったメカニックから先発投手としての適性には疑問符が打たれ、クローザーが適任か。

9. アレク・ミルズ:RHP
12年ドラフト22巡目右腕がブレーク。 A+で21試合先発して防御率3.01。K/BB=7.93、BB/9=1.1と打者を恐れずストライクゾーンを攻めるが、HR/9=0.2と被本塁打も少なく、失投の少なさが光る。最速95マイルのストレートは試合終盤になっても球威が落ちず、スライダー&チェンジアップもソリッド。

10. バルビーノ・フエンマヨール:1B
6-3/230たる貫禄ある体格の巨漢スラッガー。2A&3Aで89試合プレーして打率.358、本塁打12、OPS.972と素晴らしい成績を収め、フューチャーズゲームにも選ばれた。後半は故障により欠場したが、11月からリハビリを再開している。 

11. ブレット・アイブナー:OF
ファイブツールの原石が遂に覚醒。これまでキャリアで打率.250以上のシーズンはなかったが、今季は打率.303、本塁打19、OPS.878、盗塁10といずれもキャリアハイの数字を叩き出した。 守備では投手転向を推されるほどの強肩が自慢。オフには『プレミア12』のアメリカ代表としてもプレー。

12. マット・ストラム:LHP
90-94マイルのストレート&カーブ&チェンジアップの3球種を操り、中でもカーブは空振りが奪える上質なボール。キャリア3年でK/9=11.9と支配力があり、今季はBB/9も自己ベストの3.0をマーク。先発として球威を落とさず長いイニングを投げるためにも、メカニクスを矯正していく必要がある。

13. フォスター・グリフィン:LHP
2014年ドラフト全体28位。90マイル前半のストレートを両コーナーに投げ分け、発達したチェンジアップでタイミングを崩すピッチングスタイルはコール・ハメルズ(TEX)と比較される。フルシーズン1年目は22試合先発して防御率5.44、被打率.296、K/BB=2.03と苦しい結果に。 

14. マーテン・ガスパリーニ:SS
イタリアが生んだファイブツール候補。RではOPS.752をマーク。左打席の方が高く評価されていたが、今季は左右両打席で均等な成績を残した。スピード&肩はいずれもプラス評価で、動作も滑らかだが、52試合で35失策を喫したSS守備には不安が残る。U-18世界大会ではイタリア代表としてプレー。

15. スコット・ブレウェット:RHP
 6-6/210たる恵まれた体格から投げ込まれるストレートはすでに96マイルに達し、カーブも落差に恵まれている。コマンド&チェンジアップは大幅な改善が求められるが、上手く育てばローテーション下位クラスの素材。1Aでは18先発して防御率5.20。

16. チェース・バロー:C
豪快なスイングから傑出したパワーを披露し、1Aでは13本のアーチを量産した。打率.219、K%=31.5%とコンタクト面に不安を抱えるが、BB%=12.3%とセレクティブな側面も備える。Cとして肩は十分だが、ポジションに止まれるかは微妙で、将来的には外野に回る可能性もある。 

17. エリアー・ヘルナンデス:OF
11年に$3.05MでKCと契約。強打の右翼手として期待される。バットスピードには目を見張るものがあり、将来的にはパワーとアベレージを両立したバッターになり得る。しかし現在は、変化球の対応&選球眼を学んでいる段階で120K/24BBとアプローチの脆さが致命的だ。 

18. レイモンド・フエンテス:OF
カルロス・ベルトラン(NYY)の従兄弟。グレガー・ブランコ(SF)と比較される。平均以上のスピードを示し、マイナー通算216盗塁をマーク。CF守備では自慢のスピードを生かし、広大なカバー範囲を誇る。3Aでは打率.308、OPS.796と結果を出し、メジャーで戦う準備は整っている。

19. ペドロ・フェルナンデス:RHP
6-0/175と小柄ながら95-97マイルの速球でパワフルに攻める。スライダー&チェンジアップは年々良くなっており、1A&A+でK/9=9.3、BB/9=2.8。しかしコマンドが粗く、防御率4.80と打ち込まれた。将来的にローテーションから漏れてもパワーリリーバーとして期待できるだろう。 

20. エリック・スコグランド:LHP
6-7のスキニーな体格はクリス・セール(CWS)と比較される。90-91マイルの動く速球&80マイル前半のスライダー&不出来なチェンジアップをゾーンに集める。A+では15試合先発して防御率3.52、K/BB=6.0。体格が成熟し、球威を増せばローテーション入りの可能性も。

Plus One Prospect
アンダーソン・ミラー:OF
15年ドラフト3巡目。投手としてもドラフト候補に挙がったカレッジ有数のアスリート。パワー&スピード&強肩を兼ね備えた大型外野手として期待される。打撃ではパワーは十分も、大きくなりがちなスイングを修正したい。スピードはCFを守るのに十分だが、強肩を生かすためにRFに回ることになるかもしれない。 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/jU6ESi

2016 Top 20 Prospects:デトロイト・タイガース

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. マイケル・フルマー:RHP
ヨエニス・セスペデスとのデットライントレードでNYM→DET。11年ドラフト全体44位右腕が遂にブレーク。自己最多の22先発し、124.2回投げて防御率2.24、K/9=9.0、K/BB=4.17はいずれもキャリアハイ。90マイル中盤のストレート&スライダーのパワフルな投球。

2. ボー・バロウズ:RHP
15年ドラフト全体22位指名。コンスタントに90マイル中盤を叩き出すストレートは最速99マイルに達する。カーブの精度も高く、Rでは防御率1.61&K/9=10.5をマーク。チェンジアップ&コマンドが磨かれればローテーション上位クラス。 

3. スティーブン・モーヤ:OF
ホームランアーチスト。攻守に粗削りながら6-7/260たる体格に豪快なパワーポテンシャルを秘める。3A&A+で計135試合プレーして175Kを喫するも、23ホーマーをマーク。守備では強肩の持ち主も、センスのなさが露呈している。メジャー定着を果たしたい。 

4. ジョー・ヒメネス:RHP
クローザーポテンシャル。プロ入り後に急成長し、今季は1Aで40試合登板して防御率1.47、K/9=12.8、BB/9=2.3の好成績を収め、フューチャーズゲームにも選出された。重くずっしりと沈む速球は最速100マイルを計時し、スライダーも切れ味抜群。 

5. ハイロ・ラボート:LHP
フランシスコ・リリアーノ(PIT) と比較される暴れ馬。デビッド・プライスのパッケージの1人としてTOR→DET。ツーシーム&スライダーのコンビネーションは荒々しく、そしてパワフルだ。フューチャーズゲームでも印象的な投球を披露しスカウトを唸らせた。BB/9=4.58とコマンドが課題。

6. スペンサー・ターンブル:RHP
97-98マイルを叩き出す角度のある速球を武器に1Aで11勝3敗、防御率3.01、GB%=53%をマーク。セカンドピッチのスライダーは向上を辿り、チェンジアップも平均レベルまでの向上が見込まれる。ローテーションに残れるかはコマンドの発達次第。 

7. ケビン・ジオメック:LHP
独特なアームアクションで打者を欺く技巧派左腕。90マイル前半のツーシーム&左バッターに有効なスライダー&プラスピッチになり得るチェンジアップのコンビネーションで、A+では防御率3.43、K/BB=4.21、GB%54%をマーク。全体的にまとまっており、早期昇格が見込めるだろう。

8. ジャコビー・ジョーンズ:SS
ホワキン・ソリアとのトレードでPIT→DET。粗削りながら魅力的なパワー&スピードを備えるアスリート。A+&2Aで16ホーマーを放ったが、165三振を喫したアプローチは改善する必要がある。AFLで薬物の使用が発覚し、来季は50試合の出場停止が決定。

9. クリスチャン・スチュワート:OF
15年ドラフト全体34位指名。 大学ではUSA代表としてもプレーした実力派で、スイングスピードに優れるバッティングが武器。現段階ではホームランヒッターというよりも、ラインドライブヒッターに近いが、R&A-&Aで本塁打10、OPS.880と結果を出した。守備走塁は平均以下。

10. マイケル・ガーバー:OF
プロ入りから2年続けてソリッドなシーズンを送る。じっくりとボールを見極め、外野の間を抜くバッティングスタイルで今季は1Aで135試合出場して打率.292、OPS.811、本塁打13。盗塁16&三塁打10と相応のスピードも備える。大学時はCFも、マイナーではRFがメイン。将来的にはLFに回ると見られている。

11. デレク・ヒル:OF
2014年ドラフト全体23位指名。アスレチックでベストツールは60ヤードを6秒4で駆け抜けるプラスプラスのスピード。CF守備でも広大なレンジを披露し高い評価を得る。バッティングではOPS.619&本塁打0とパワーを付ける必要がある。

12. ディクソン・マチャド:SS
プラスプラスの守備を買われ、メジャーでも24試合に出場。平均を大きく下回る打撃がネックとなっていたが、肉体改造の成果もあり、昨14年から飛躍的な向上を見せている。まだ23歳と若く、これからもう少し筋肉がつけば打撃面もさらなるレベルアップが見込めるだろう。

13. オースティン・クビッツァ:RHP
6-5の長身から角度のある90マイル前半のシンカー&プラスピッチであるスライダーをゾーンの低めに集めゴロを打たせる。コマンドも安定しており、ローテーションに食い込めるだけの実力の持ち主だが、クロスファイアー気味のメカニクスから耐久性を不安視する声も。

14. アーティ・ルイキー:RHP
大学時代にはバージニア大のカレッジ・ワールドシリーズ進出に貢献。精度の高いストレート&スライダー&チェンジアップの3球種をコマンドよくゾーンに集める。 1Aでは15試合先発して防御率3.52、K/9=8.7、BB/9=2.8と安定した内容。

15. グレイソン・グライナー:C
6-6/215たるキャッチャーとしては極めて大柄な体格の持ち主だが、機敏に動き、オフェンスよりもディフェンスで高い評価を得る。打撃ではパワー面の評価が高かったが、打率.183、本塁打3、OPS.504と全く打てなかった。

16. ドリュー・バーヘイゲン:RHP
6-6の長身から投げ下ろすグランドボーラー。 最速96マイルのシンカー&縦に割れるカーブのコンビネーションで、メジャーでは26.1イニング投げてGB%=74.7%をマークした。しかし13K/14BBとコマンドの乏しさを露呈。

17. エンドリス・ブリセノ:RHP
09年に契約したが、その後は伸び悩んでおり、14年にはトミージョン手術も経験。ストレート&カーブはメジャー級のクオリティも、チェンジアップの出来が平凡で、コマンドも乏しい。今季はRで5試合登板した後、A+で8試合に登板したがK/BB=1.14とゾーンをパワフルに攻めることができなかった。

18.  アービセント・ペレス:C
マイナー通算盗塁阻止率40%の強肩と正確なスローイングが武器。ブロッキング&レシービング技術は年齢に比して発達しており、将来的にプラスのCディフェンダーになり得る。打撃はコンタクトに優れるも、フリースインガー。マイナー通算161試合で選んだ四球はわずか18個。

19. ドリュー・スミス:RHP
15年ドラフト3巡目。傘下No.1のハードボーラーとされる。常時90マイル中盤を叩き出すストレートは最速99マイルに達する。カーブもアウトピッチになり得るボール。大学ではコマンドに苦しんでいたが、R&A-&1Aでは31回/38K/5BB/防御率0.29と支配的な内容。  

20. ワイトン・バーナード:OF
14年には傘下トップの打率.323&盗塁45を記録し1AリーグのMVP受賞。今季もプラスプラスのスピードを武器に傘下トップの43盗塁を決めた。すでに24たる年齢はネックだが、2Aで打率.301をマークした実力は評価するべきだろう。守備では外野3ポジションをこなすことができる。 

Plus One Prospect
ジョシュ・ターリー:LHP
コマンドに優れるトム・ミローン(MIN)型の左腕。速球は80マイル台と打者を捻じ伏せるパワーは皆無だが、カッター&スライダー&チェンジアップ&ナックルを器用に織り交ぜる。特にチェンジアップは上質なベストピッチとされる。2Aでは13勝8敗、防御率3.29、BB/9=2.1。 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/bBtmcf