2017 Top 20 Prospects:シンシナティ・レッズ

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2017 Top 20 Prospects:シカゴ・カブス

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2017 Top 20 Prospects:ミネソタ・ツインズ

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2017 Top 20 Prospects:カンザスシティ・ロイヤルズ

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2017 Top 20 Prospects:デトロイト・タイガース

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Category Archives: 2017トップ20プロスペクト

2017 Top 20 Prospects:シンシナティ・レッズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. ニック・センゼル:3B
16年ドラフト全体2位指名。バットスピードの速さとバットコントロールのよさを兼ね備えており、ハイアベレージを残しつつ、長打をコンスタントに打つことができる。アプローチも卓越しており、三振数を抑えつつ四球を多く選んでいる。問題は守備で、大学時代はポジションを転々としていた。現在は3Bで落ち着いており、平均レベルにまで上達するのではないかと見られている。

2. アミーア・ギャレット:LHP
12-13年は大学のバスケットボールとマイナーでの野球を兼任していた身体能力の高いタレント。野球に専念しはじめたのは14年からだがわずか2年でAAAにまで昇格を果たし能力の高さを見せている。最速96マイルの速球はコマンドよく投げることができる。スライダー、チェンジアップ、カーブといったブレーキングボールの評価はあまり高くないが、最低でも平均レベルにはなる見込み。

3. アリスティーディス・アキーノ:OF
大柄な体格から生み出されるパワーが魅力。パワーポテンシャルはCINのマイナーの中でもトップクラスで、将来はメジャーで30HRをマークすることもできるだろう。 足を上げるスタンスのためタイミングが合わない時がしばしばあり、三振が多い原因となっている。早打ちのため四球が少ない点も気になるところ。肩は強いが、スピードは平凡なためRFを守っている。

4. ロバート・スティーブンソン:RHP
ノビのある速球とストレートチェンジで三振を大量に奪うピッチングスタイル。時折投げるカーブは甘く入ることが多く、クオリティは高くない。コントロールが悪く、現在の状態だと先発として投げ続けられるかは微妙なところ。ブルペンに回ったとしてもセットアッパー/クローザーレベルの投手になれるだろう。

5. ジェシー・ウィンカー:OF
コンタクトすることを重点に置いたスイングでヒットを量産する。ストライクゾーンの見極め、ボールに対する反応、バットコントロール、タイミングの取り方などは非常に優秀で将来首位打者争いに加わる可能性もあるだろう。パワーは平均以下でシーズン2桁HRをマークすればいい方だろう。スピードや守備に置いては平均以下で打席での結果が重要となる。

6. シェドリック・ロング:2B
平均以上のパワーポテンシャルが魅力のハイシーリングなタレント。バットスピードが非常に速く、極端なアッパースイングのため小柄な体格ながら打球を軽々とスタンドへと打ち込むことができる。その分三振が多く、上のクラスでは高打率を残すのは難しいかもしれない。2Bには2年前にCからコンバートされたばかりだが、持前の身体能力の高さから既に適応しつつある。スピードも平均以上で将来は20-20もマークできるだろう。

7. サル・ロマノ:RHP
90マイル中盤の速球とスライダーのコンビネーション。一昨年までコントロールに問題があったが、昨シーズンは改善され四球を大幅に減らすことに成功した。アグレッシブなデリバリーで、先発として長い回を投げれるかは微妙なところ。また、スライダーに続く変化球であるチェンジアップも心許ないため、ブルペン転向を勧める声もある。

8. イス・カスティーヨ:RHP
ダン・ストレイリー(MIA)のトレードで加入。最速100マイルを計測する速球が最大の武器。この速球にスライダー、チェンジアップを組み合わせる。プロ入り後3年間はリリーフだったが、昨シーズンから先発に転向。奪三振は減ったが、コントロールを意識したため四球が減った。

9. ルーキー・デービス:RHP
90マイル前半の速球は状況に応じて95-96マイルまで球速を上げることができる。カーブの評価も高いが、一昨年あたりから速球と同じアームスピードで投げられなくなったため奪三振が減ってしまった。それでもコントロールのよさで何とか成績を維持している。長い回を投げられる点と、故障が少ない点は先発として投げるうえでは大きなアドバンテージ。

10. タイラー・マーレ:RHP
90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。カーブ、チェンジアップの評価は高いが、速球の球威がないためAAでは打ち込まれてしまった。現時点でコントロールは悪くなく、むしろいい方だが、速球の球速上昇が望めない分よりピンポイントのコマンドを意識して投げる必要があるだろう。ここまで大きな故障なく投げられている点は評価に値する。

11. T.J.フリードル:OF
小柄な体格ながらもしっかりと振りぬくスイングをするためラインドライブの打球を量産する。ストライクゾーンの見極めにも長けており、高打率、高出塁率を期待できる。パワーは平均程度でHRよりもギャップを抜いた二塁打や三塁打が長打のメインになりそう。スピードはずば抜けておりシーズン30盗塁も可能。このスピードを生かしたCF守備も上手い。昨年がドラフトイヤーだったが、本人が今年がドラフトイヤーだと勘違いし、スカウトもそれを信じたためドラフトにはかからずドラフト外からの入団となった。

12. クリス・オーキー:C
16年ドラフト2巡目指名。何かに突出しているわけではないが、その分何かに欠けているわけでもない。打撃ではCとしては平均以上のパワーが魅力。シーズン15HRをマークすることもできるだろう。三振が多いため高打率は残せないが、四球を選べるためそこそこの出塁率を期待できる。守備は盗塁阻止、キャッチングなどをそつなくこなすことができる。スピードは皆無。

13. テイラー・トラメル:OF
アメフトの選手としても鳴らしていた身体能力の高いハイシーリングなタレント。バットスピードが速く、パワーは平均かそれ以上。コンタクトスキルに難があり、多すぎる三振を減らすことが今後の課題。ストライクゾーンの見極めは悪くなく、出塁率は高い。素晴らしいスピードツールの持ち主で昨シーズンは61試合で24盗塁をマーク。守備はもう少し洗練されればCFとしてプレーできるようになるだろう。

14. タイラー・スティーブンソン:C
脳震盪や手首の故障もあって昨シーズンは出番が少なかった。20歳にして既に6-4/225たる体格の持ち主でパワーポテンシャルは十分にあるが、ボールがバットに当たらず満足に生かし切れていない。守備では鉄砲肩だけが現在の取り柄で、その他の面では未熟さが隠しきれていない。まだ、Cとしての経験が浅く、今後のアップサイドは大きいため上手くいけば盗塁阻止に秀でたレギュラーCになれる可能性はある。

15. ケウリー・メラ:RHP
最速98マイルの速球が武器。これにカーブとチェンジアップを交えて緩急をつけるピッチングスタイル。デリバリーは無駄な動きが多く、試合中によく崩れるためコントロールが不安定になる原因となっている。昨シーズン、奪三振が減った点が気がかりなところ。

16. アントニオ・サンティラン:RHP
常時90マイル後半の速球を投げ込む剛腕。この速球を高めに投げて空振りを奪うことができる。アウトピッチのスライダーの評価も悪くなく、速球と緩急をつけピッチングが単調にならないようにしている。デリバリーはスムーズだが、コントロールは非常に悪く四球で自滅する場面が目立つ。コントロールを少しでも改善できれば今後も先発として投げ続けることができるだろう。

17. ブラディミール・グティエレス:RHP
昨年インターナショナルFAで加入。90マイル中盤の速球と大きく曲がるカーブのコンビネーション。チェンジアップも投げるが、あまり試合で使わずクオリティもイマイチ。デリバリーが安定せず、アームアクションが定まらないこともしばしば。この点を修正することができるかがカギ。 

18. イアン・カハロア:RHP
素材は一級品のハワイアン。最速96マイルのノビのある速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。ブレーキングボールは徐々によくなっており、三振を奪うのには苦労していない。細かいコマンドという点ではまだまだだが、四球を出すことは少ない。最大の問題は精神面での未熟さで、味方のエラーにイライラしたりとプロ意識が低い。

19. フィル・アービン:OF
大きなフォロースルーが特徴的なスイングで打球を遠くまで飛ばすことができる。ブレーキングボールに対する脆さが仇となって打率は常に低空飛行となっている。四球を多く選んでいるため出塁率は悪くない。マイナーで3年連続30盗塁をマークしているスピードがあるためCFを守ることもあるが、上手いとは言えずRF/LFが定位置となるだろう。

20. ブランドン・ディクソン:2B
パワーツールだけが取り柄の全体的に粗っぽいタレント。スイングが大きく、三振が非常に多い。また、何でも打ちに行くアプローチのため四球が少ない。スピードは平均以上だが、IF守備ではどこを守らせてもお粗末なためポジションを転々としている。

 

Text by Ookaya Ryota
写真: https://flic.kr/p/xHp3Bf

2017 Top 20 Prospects:シカゴ・カブス

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1. イアン・ハップ:OF/2B
ボールの見極めに優れたヒッティングプロスペクト。じっくりと見極めて自分が打てるボールを待つことができる。パワーも平均かそれ以上あるため、将来的にはシーズン15-20HRをマークすることも可能だろう。スピードもあり盗塁も上手い。最大の弱点は守備。現在は主に2Bを守っているがハンドリングが拙く、IFには残れないと見る向きも多い。将来はCF/RFを守ることになるだろう。

2. エロイ・ヒメネス:OF
昨年、カブスのマイナーの野手の中で最優秀選手に選ばれたスラッガー。非常に大柄な体格でパワーポテンシャルはカブスのマイナーの中では随一。足を上げるスタンスのため、重心が早く前に移動しブレーキングボールに空振りすることが多い。早打ちのため四球が少ない。スピードもあり、肩も強いが守備では主にLFを守る。

3. トレバー・クリフトン:RHP
プロ入り後3年間で徐々に体重を増やし、クラスが上がるごとに成績を上げていった。最速97マイルをたたき出すこともある速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。2種類のブレーキングボールの評価が高く、速球と緩急をつけて空振りを奪うことができる。デリバリーもしっかりとホームへ体を向けることができているため、コントロールを乱すことが少ない。

4. アルバート・アルモラ:OF
守備とリーダーシップの高さに高い評価を得ている。OFの3ポジションをいずれもこなすことができ、 どのポジションをメインに守ってもGG賞を獲得することができるだろう。守備に比べると若干打撃は弱いが、レギュラーとして使えるレベルにはある。シーズン15HRをマークできるパワーポテンシャルを有しているが、まだ発揮できていない。

5. ディラン・シーズ:RHP
最速100マイルの速球が武器のハイシーリングなタレント。14年のドラフトイヤーにトミー・ジョン手術を受け登板はなかったが、一昨年から投げ始め昨シーズンは12試合に登板した。球速は手術前と同じ程度出るようになっている。鋭く曲がるカーブの評価も高く、空振りを奪うのに非常に有効な球種。スタミナ不足が現在のマイナスポイントだが、クラスが上がるにつれてその問題も解消されるだろう。

6. ジェイマー・キャンデラリオ:3B
パワーポテンシャルの高さが魅力のスラッガー。昨シーズンはAAで不調だったが、AAAに昇格後は絶好調でそのままメジャーデビューも果たした。昨シーズンはアプローチが改善され、四球を多く選ぶようになった。守備も動きがよく、肩が強いため3Bに留まることができるだろう。

7. オスカー・デラクルーズ:RHP
昨シーズンはスプリングトレーニング中に肘を痛め少ない登板数に終わったが、それでも高い実力を見せつけた。90マイル中盤の速球はよく動き、コンスタントにストライクゾーンに投げることができる。速球と緩急をつけるために投げるカーブやチェンジアップといったブレーキングボールの評価も悪くない。デリバリーもバランスが取れており、無理に矯正する必要はないだろう。

8. トーマス・ハッチ:RHP
16年ドラフト3巡目指名。90マイル前半の沈む速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。どのボールもある程度コントロールをつけて投げることができ、速球の球速も維持し続けることができるため先発としての能力については申し分ない。 独特のアングルで投げるため打者はボールの出どころが見にくくなっている。デリバリーには若干余計な力が入っており現時点ではその点と、一昨年痛めた肘が不安の種だろう。

9. マーク・ザグニス:OF
出塁能力の高さがウリのはハイフロアーなタレント。 マイナーでは打率が.300を超えたことはないが、出塁率はマイナー通算.401と高水準。ストライクゾーンの見極めに優れており、三振も少ない。パワーツールは若干平均を下回っており、シーズン2桁HRをマークするのは厳しいか。スピード、守備は平凡。

10. ドニー・デウィーズ:OF
大学時代は下位のリーグでプレーしていたためプロのレベルに適応できるかが疑問視されていたが、昨シーズンまでは順調にメジャーへの階段を駆け上がっている。鋭いスイングでラインドライブの打球を量産することができる。昨シーズン129試合で5HRと長打が少なかったが、パワーポテンシャルはシーズン2桁HRをマークできるほどにあるとの見方も。スピードは平均以上で盗塁スキルも高い。守備も非常に上手いが、肩が致命的に弱いためLFを守ることになるだろう。 

13. ビクター・キャラティニ:C/1B
ザグニス同様に出塁率の高さがウリ。しっかりとボールを見極め四球を多く選ぶことができる。コンタクトスキルも悪くなく、ある程度の打率を残すことができるだろう。ザグニスよりもパワーに欠けており、不安視されるCの守備が失格とみなされると守れるポジションは1Bしかないので大幅にバリューを下げることになるだろう。 

12. ブラディミール・ガリンド:1B
強烈なスイングでボールをスタンドへと運ぶパワーが持ち味のハイシーリングなタレント。昨シーズンは投手有利なリーグで66試合に出場し9HRをマーク。打率は低水準だったが、アプローチは悪くなく、四球を多く選ぶことができていた。肩は強いが1Bなので披露する機会は少ない。グラブさばきは上手くないが、徐々にエラーを減らしつつある。

13. デュエン・アンダーウッド:RHP
90マイル中盤のよく動く速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は威力があり、2種類のブレーキングボールの評価も高いが、ここ2年は故障に悩まされており耐久性に不安がある。コントロールもそれほどよくないためブルペン転向を勧める声もある。 

14. ホセ・ポウリーノ:LHP
90マイル前半の速球とキレのあるスライダーのコンビネーションで三振を多く奪うピッチングスタイル。デリバリーも余計な力感がなく、コントロールもいいため今後も先発として投げることができるだろう。 チェンジアップのクオリティが低く、スライダー頼りになる点は改善の余地あり。

15. ホセ・アルバトス:RHP
最速97マイルの速球が武器のハイシーリングなタレント。18歳ながら既にスライダー、チェンジアップといったブレーキングボールの評価も高い。昨シーズンは故障で1試合のみの登板に終わったが、健康ならば早く上のクラスへと昇格できるだろう。メキシコ出身。

16. ロブ・ザストリズニー:LHP
昨シーズン、メジャーデビューを果たした。90マイル前半の速球はフラットな軌道になりやすいが、コマンドよく投げ分けることができるので簡単に打たれることはない。カーブ、チェンジアップといったブレーキングボールで緩急をつけるピッチングを披露する。メジャー昇格後はほとんどリリーフとしての登板だったが、デリバリーは力感がなく、コントロールも悪くないためメジャーでも先発として投げれる実力はある。

17. ライアン・ウィリアムス:RHP
契約金わずか$1,000からメジャーまであと一歩というところまで来たハイフロアーなタレント。速球の最速でも92マイルだが、よく沈み、コマンドよく投げられるため球速以上に打ちづらいボール。カーブ、スライダー、チェンジアップといったブレーキングボールも投げるがそれほど評価は高くない。実力は先発5番手クラス。

18. ライアン・ケロッグ:LHP
速球は最速でも90マイル前半だが、大柄な体格なので今後球速が上がる可能性がある。カーブ、チェンジアップといったブレーキングボールの評価も悪くない。デリバリーも余計な力感がなく、コントロールを乱すこともないため四球は非常に少ない。メークアップにも優れており、プレッシャーがかかる場面でも動じることなく投げることができる。

19. プレストン・モリソン:RHP 
度々腕のアングルを変えることで打者を翻弄する技巧派。普段は低いスリークォーター気味のアングルから投げているが、時折完全にサイドハンドのアングルで投げ打者の目線を変えている。速球の球速は80マイル後半と非常に遅いが、カーブで緩急をつけてタイミングを合わせられないようにしている。コントロール、コマンド共に非常によく、メジャーではリリーフとして投げることができるだろう。 

20. ジェイコブ・ハンマン:OF
平均以上のスピードを活かした走塁が武器で、盗塁成功率はマイナー通算83%。このスピードを生かした守備も上手く、広いレンジをカバーできるためメジャーでもCFを守ることができるだろう。打撃が弱く、レギュラーとしては物足りない。将来像は第4の外野手か。

 

Text by Ookaya Ryota
写真: https://flic.kr/p/F4UxxZ

2017 Top 20 Prospects:ミネソタ・ツインズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. スティーブン・ゴンサルベス:LHP
速球の球速は最速でも90マイル前半だが、ノビがあり球速以上に打ちづらいボール。デリバリーはデセプションに優れ、チェンジアップなどで緩急をつけることで球速がない分をカバーしている。このチェンジアップの評価は高く、右打者を苦にしない理由となっている。スライダーも投げるが、浮つくことが多くそれほど有効なボールではない。コントロールは平凡。

2. タイラー・ジェイ:LHP
最速95マイルのよく動く速球と大きく曲がるスライダーのコンビネーションの評価は高いが、スタミナに不安を残している。大学時代はほとんどリリーフとして投げており、プロ入り後先発したのは昨シーズンが初めて。試合中、投げるボールのクオリティが終盤まで維持できるか、シーズンを通してスタミナがもつかという不安材料を抱えている。コントロールは悪くはないが、コマンドは平凡。

3. アレックス・キリロフ:OF
16年ドラフト全体15位指名。一昨年のパーフェクトゲームのホームランダービーで優勝したパワーが魅力。並外れたバットスピードでどの方向にもHRを打つことができる。まだ19歳だが打席でリラックスしてボールを待つことができ、ボールの見極めもいい。昨シーズンは高卒ながら大卒の選手が集まるリーグで好成績を収めた。守備ではスピードが平均レベルだが、肩は強いためRFを守る。

4. フェルナンド・ロメロ:RHP
90マイル後半の速球をストライクゾーンに集めることができるハイシーリングなタレント。縦方向に変化するスライダーの評価も高く、速球と組み合わせて三振の山を築く。能力は申し分ないが、下半身を使わず腕だけで投げているようなデリバリーを不安視する声も多く、既にトミー・ジョン手術を受けた右肘に再びメスが入る可能性も低くない。

5. アダルベルト・メヒア:LHP
エデュアルド・ヌネス(SF)とのトレードで加入。90マイル前半の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。変化球はいずれも平均かそれ以上の評価を受けている。ゆったりとしたデリバリーは試合の終盤まで崩れることは少なく、コマンドのよさにもつながっている。今シーズンはメジャーで先発5番手の枠を争うことになるだろう。

6. ニック・ゴードン:SS
コンタクトスキルに優れた小兵。コンパクトなスイングでフィールド全体を使った打撃をすることができる。非常に細身なためシーズン5HRを打てるかも怪しいところ。早打ちのため三振も四球も少ない。評価の高かった守備だが、イージーミスを犯したりと評価を下方修正するスカウトも少なくない。それでもフットワークと肩の強さは平均以上のためレギュラーSSになれる実力はあるだろう。スピードは平凡で昨シーズンの盗塁成功率は59%と低水準。

7. ダニエル・パルカ:OF
平均以上のパワーポテンシャルを持っているスラッガー。昨シーズンはAA-AAAで計34HRをマーク。その代償として空振りが非常に多く、特にブレーキングボールへの対応が全くできていない。大きく足を上げるスタンスで、すぐに重心を前へと移動させるためタイミングが狂いやすくなっている。スピードは平均程度で肩は強いためRFを守らせればそつなくこなすことはできる。

8. ルウィン・ディアズ:1B
規格外のパワーを持つハイシーリングなタレント。強烈なスイングでボールを引っ張り、長打を量産することができる。早打ちのため四球は少ないが、スイング自体はコンパクトなため三振も少ない。守備、走塁に関してはいずれも平均以下だが、それでも平均以上のレギュラークラスの選手になれるだろう。

9. ベン・ローベット:C
16年ドラフト2巡目指名。昨年のドラフトクラスの高校生Cの中では最も評価が高かったタレント。がっしりとした下半身に支えられたスイングで生み出されるパワーが魅力。守備では肩の強さやリリースの早さなど盗塁阻止の面では評価が高いが、ブロッキングやキャッチングなどはまだ未熟。将来像はブライアン・マッキャン(HOU)。

10. コール・スチュワート:RHP
2013年に大学のアメフトの奨学金を蹴ってドラフト全体4位指名でツインズに入団するも故障が多く、前評判の高さに見合った成績を残せていない。90マイル中盤の重く沈む速球でゴロを打たせるピッチングスタイル。スライダーやカーブといった変化球の評価も悪くはないが、奪三振は少ない。平凡なコントロールを改善することができれば先発4/5番手クラスの投手になれるだろう。

11. ミッチ・ガーバー:C
出塁率の高さとシーズン2桁HRをマークすることのできるパワーが魅力。打撃に関してはCとして平均かそれ以上の能力を持っているだろう。守備に関してはエネルギッシュなプレーや、配球で高評価を得ているが、ブロッキングやキャッチングなどは平凡。スピードは皆無。

12. トラビス・ブランケンホーン:3B
ヒッティングスキルが高く、昨シーズンはRk-Aで打率.293をマーク。早打ちのため四球が少なく、出塁率の低さが気になるところ。パワーは平均かそれ以下で、シーズン2桁HRをマークできるかどうかは微妙なところ。守備は上手くなく、2B/3B/1B/LFを転々としている。どのポジションも最低限は守れるため将来はユーティリティプレイヤーとして活躍することになるだろう。

13. アキル・バドゥー:OF
非常に小柄ながらも筋肉をしっかりとつけており、パワーは平均並にはあるだろう。無駄が少ないスイングで的確にボールを捉えることができる。スピードも平均以上で将来は20盗塁をマークすることも可能。問題はそのスピードを活かせていないこと。走塁では判断ミスが多く、守備では打球反応の悪さからレンジが限られてしまい肩の弱さと相まって将来はLFに収まることになりそう。

14. J.T.シャグワ:RHP
サイド気味のアングルから投げる最速100マイルの速球が武器のリリーフプロスペクト。80マイル後半のスライダーもキレがあり、アウトピッチとしては非常に優秀なボール。チェンジアップのクオリティが低く緩急が使えず左打者攻略に若干の不安を抱える。ストライクゾーンに集めるだけのコントロールはあるが、コマンドはアバウトなため改善が必要だろう。

15. ラモンテ・ウェイド:OF
コンタクトスキルが高く、プロ入り後2年間はハイアベレージを残している。コンパクトなスイングでボールまで最短距離でバットを出すことができている。パワーは平均以下で、2桁HRを打てるかは怪しいがギャップを抜いて二塁打を打つ分には問題ないだろう。スピードは平均以上だが積極的に盗塁を仕掛けるタイプではない。肩が弱いためLFを守ることが多い。

16. ザンダー・ウィール:1B
平均以上のパワーツールがウリのスラッガー。昨シーズンはAで19HRをマーク。足を上げてタイミングを計り、強烈なスイングでボールをスタンドへと運ぶことができる。四球が多く、出塁率は打率に比べて悪くはないが、三振の数は非常に多い。守れるポジションは1Bのみ。ハードワーカーでAのチームの監督からもその姿勢を認められている。 

17. ワンダー・ハビアー:SS
粗っぽいが素材の高さが光るハイシーリングなタレント。コンタクトスキルに脆さを見せるが、徐々に筋肉つけてきており、将来的にはシーズン15HRをマークすることも不可能ではない。スピードも平均以上でSSを守れるレンジの広さを有している。肩の強さも問題なく、メジャーでもSSを務めることができるだろう。

18. フェリックス・ホルヘ:RHP
90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。真上から投げ下ろすようなデリバリーは力感がなく、試合終盤まで崩れることが少ないためコントロールのよさにつながっている。スライダー、チェンジアップといった変化球の評価は悪くはないが、空振りが奪えず奪三振は少ない。実力は先発5番手クラス。 

19. フアスカー・イノア:RHP
マイケル・イノア(CHW)の弟。兄ほど体格は大きくないがコントロールがよく、兄と違い先発として投げることができる可能性がある。速球は90マイル前半程度だが、よく動き球速以上に打ちづらいボール。 変化球のクオリティはまだまだだが、カーブ、チェンジアップの2球種は今後使えるボールになりそうである。

20. ルイス・ソープ:LHP
トミー・ジョン手術のリハビリのため2年連続で登板なしに終わった。健康ならば90マイル前半のよく動く速球とカーブ、チェンジアップといったブレーキングボールで緩急をつけ三振を多く奪うピッチングができる。小柄でデリバリーも肘に負担の大きいもののため耐久性に不安が残る。

 

Text by Ookaya Ryota
写真: https://flic.kr/p/v7znP1