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Category Archives: NL中地区

2013 Top 15 Prospects:ミルウォーキー・ブリュワーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ウィリー・ペラルタ:RHP
ストレートとスライダー主体のパワーアーム。95マイル以上を安定して計時出来るポテンシャルを誇り、スライダーも鋭い。支配的な素材だがコマンドが不安定であり、マイナー通算のBB/9は4.00。太りやすい体質も懸念だ。 

2. タイラー・ソーンバーグ:RHP
小柄な体格と真上からのアングルよりティム・リンスカムと比較される。93マイル前後のストレートと落差の大きいカーブ。チェンジアップを含めゾーンを突くコントロールも兼ね備えている。メジャーでは22イニング/8被本塁打。 

3. ハンター・モリス:1B
ヒッティングプロスペクトが2Aで自らのポテンシャルを証明。アベレージとパワーを兼備したバッティング。守備を含め向上を示した。2012年が初のブレイクイヤーであり、ボールの見極めも平凡。真価は2013年に問われる。 

4. クリント・コーター:C
パワー&アームの2ツール型。マイナーでは優れたアプローチも披露した。打つべきボールを絞れるバッティングは磨かれている一方で、守備は粗削り。捕手経験が浅く、フットワークやキャッチング等向上させるべき項目は多い。 

5. テイラー・ヤングマン:RHP
最速は94マイル。長身から多彩なボールを低めに集めるスタイルで大学時より実績を作り上げた素材。支配的なピッチングは出来ないが、コマンドを含め磨かれている。エースクラスでは無いも、イニングイーターとして評価を得る。 

6. ミッチ・ハニガー:OF
オフェンシブな素材だ。アッパーカット気味なスイングからパワーを生み出している。三振が多いがボールの見極めも出来る。強肩も兼ね備えており、スピード面の問題やバッティングを生かす上でライト転向が濃厚。 

7. ビクター・ローチ:OF
大学2年時にリーグ30本塁打。モンスタークラスのパワーと平均的なスピード。アプローチとコンタクトが粗削りであり、パワーを示す点で大きな問題と成り得る可能性がある。2012年は手首を故障しマイナーでの出場無し。 

8. ヒラム・バーゴス:RHP
1年にしてA+から3Aまでステージを駆け上がった。平凡なポテンシャルも、安定したコマンドを誇り、カーブ&チェンジアップ&スライダー等の多彩なボールで打者のバランスを崩す。2012年は171イニングで防御率1.95。 

9. オーランド・アルシア:SS
ツインズ傘下プロスペクトであるオズワルト・アルシアの弟。2011年に30四球/20三振をマークしたアプローチとスピードを兼ね備える素材。2012年は足首の故障でシーズン全休。それでも彼はまだ18歳の若さを誇る。 

10. タイロン・テイラー:OF
フットボールを兼任したアスリートは5ツールを兼ね備える。スピードがトップツール。スイングも鋭く、パワー面は向上が期待される側面だ。彼はより磨かれる必要があるが、デビューは素晴らしいパフォーマンスで飾った。 

11. ドリュー・ガグノン:RHP
91マイルのストレートとカーブ、チェンジアップ。全てを安定したコマンドで操ることが出来、チェンジアップで打者を欺く点でも優れている。支配的な素材では無く、ローテーション下位のイニングイーターと目されている。 

12. スクーター・ジェネット:2B
アベレージヒッター。ギャップを抜く相応なパワーと共に打球をフィールド全体に運ぶ。キャリアで1699打席/86四球。相応なスピードも兼ね備えているが盗塁も10個前後。2B守備は確実に向上を辿っている側面だ。 

13. マーク・ロジャース:RHP
2度の肩の手術を経て2012年にメジャー初勝利をマーク。2004年ドラフト全体5位指名に違わぬポテンシャルの持ち主であり、94マイル前後のストレートとスライダー。典型的なパワーアームであり、コマンドは平凡だ。 

14. アリエル・ペーニャ:RHP
ザック・グレインキーのトレードで動いたパワーアームは鮮烈なストレートとスライダーを兼ね備える。不安定なコマンドながら高い支配力を示す。リリーバーとしての十分なポテンシャルがあり、適性はこちらにあるかもしれない。 

15. クリス・デービス:OF
マイナー3クラスで顕著なパフォーマンス。優れたバットスピードから鋭い打球を放つ。アプローチも良く42四球/67三振。一方で傑出したツールの無さや25歳の年齢、大きなスイングはスカウトから不評を買っている部分だ。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/lakelandlocal/5651464174/

2013 Top 15 Prospects:ピッツバーグ・パイレーツ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ゲリット・コール:RHP
パワフルなストレート&スライダー。101マイルを計時するパワーアームでロジャー・クレメンスと比較される。コマンドは粗削りでチェンジアップも向上が必要だが、ゾーン内で打者を捻じ伏せられるポテンシャルは傑出している。 

2. ジェームソン・タヤン:RHP
彼ならばエースになれるだろう。最速99マイルのストレート&パワーカーブ。年齢に比してコントロールもまとまっているが、メカニクスを維持する点で課題を示している。ストレート主体となりがちな傾向も成熟が必要な側面だ。 

3. グレゴリー・ポランコ:OF
恵まれた体格に5ツールを兼ね備えている。攻守にアスレチックであり、特にパワー&スピードで顕著な向上を辿っている。守備面を始めいくつかの項目で粗削りであり、かつ2012年にブレイクを果たした素材。真価は2013年に問われる。 

4. カイル・マクファーソン:RHP
マイナー全体でも彼以上に完成された素材は少ない。パワーアームでは無いが95マイルを計時出来るポテンシャルと優れたチェンジアップ。コマンドも安定している。鮮烈な素材では無いが、堅実な内容に対し評価を得ている。 

5. アレン・ハンソン:2B/SS
メインツールはスピード。細身ながらパワー面でも顕著な向上を披露しており、アベレージ面を含めより攻撃的な素材となりつつある。攻守両面でアスレチックな素材だが肩の弱さがネックであり、ツールは2Bに適性を示している。

6. ルイス・ヘレディア:RHP
18歳ながら堂々たるフレーム。96マイルを計時するストレートとカーブのコンビネーションは抜群のアップサイドを兼ね備える。傑出したパフォーマンスには至っていないが、コンスタントにゾーンを突ける点で相応な成熟も示している。 

7. バレット・バーンズ:OF
アスレチック。特にオフェンス面でパワー&スピードの可能性を示している。鋭いスイングからパワフルな打球を放ち、ボールの見極めも良い。主にセンターを任されているが、平凡な肩の強さからレフトたるプランも語られている。 

8. ニック・キンガム:RHP
恵まれた体格でメカニクスもスムース。ストレートは90マイル前半ながらカーブとチェンジアップを織り交ぜてゾーンを積極的に突くスタイル。ワークホースと目される素材も、よりパワーアームとなる可能性も秘めている。 

9. ディルソン・ヘレーラ:2B/3B
18歳ながら顕著なパフォーマンスを披露している。小柄な体格ながらバットスピードに優れとてもアグレッシブだ。守備面のセンスも高く、攻守で優れたインスティンクトが持ち味。肩の弱さより2Bプランが主となるだろう。 

10. ジョシュ・ベル:OF
2011年ドラフトで最高の素材の1人は苦しんでいる。左右両打席よりパワーとアプローチを兼ね備える一方で、それをパフォーマンスに結び付けられていない。ヒザの手術より出場経験も計15試合。彼は未知数な素材であり続けている。 

11. ワイエット・マシセン:C
ルーキーリーグで顕著なパフォーマンス。年齢に比して成熟したアプローチを示した。現在はミドルヒッターだがパワーポテンシャルへの評価も高い。高校時代に多彩なポジションを経験したため捕手としてのスキルは粗削り。 

12. タイラー・グラスノー:RHP
コーチ曰く「200マイルも投げられる」たる大柄な体格。96マイルを計時するパワフルなストレートが持ち味だが、カーブとコマンドの安定に課題を露呈している。アスリートの家系で、それぞれ母は体操、父は10種競技の選手。 

13. クレイ・ホームズ:RHP
恵まれた体格さながらのパワーアームだ。今後コンスタントに90マイル半ばを計時出来ると目されるポテンシャルへの評価は高い一方で、セカンドピッチが不安定。コントロールを含め全体的に粗削りであり、磨くべき側面は多い。

14. フィル・アーウィン:RHP
2012年にA+から3Aまでステージを辿った。キャリアでK/BBが4.5を下回ったシーズンが無い。パワーアームでは無いが、80マイル後半のストレートと緩いカーブ、チェンジアップを安定したコマンドで操ることが出来る。 

15. ビクター・ブラック:RHP
リリーバーとしてストレート&スライダーのコンビネーションはパワフルだ。粗削りなパワーアームの典型であり、コマンドとコントロールに大きな課題を示している。打者を捻じ伏せる側面では傘下でも顕著な存在だ。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/boomer44/4849034349/