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Category Archives: コラム

FEDハンドブック2019特別インタビュー:ラーズ・アンダーソン選手(元BOS)

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今回は3月末に販売する「FEDハンドブック2019」に掲載するかつてボストン・レッドソックスでプレイしたラーズ・アンダーソン選手にインタビューを一部特別公開します。

アンダーソン選手は高校卒業後2006年のドラフトで指名を受けてレッドソックスに入団。その後は階級を上げていき2009年開幕前のMLB公式サイトのプロスペクトランキングでは、全体で25位にランクインしました。その後MLBに昇格しましたが、レッドソックスの層の厚さにも阻まれ期待されたほどの活躍はできずMLBでは合計30試合の出場に終わりました。

その後マイナーリーグでプレイして2017年には四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドックスに入団。退団後はオーストラリアとドイツの球団に所属しました。様々な国で野球をしたアンダーソン選手に各国間の野球に対する考え方の違いやアメリカ時代の濃密なお話を伺うことができました。それではインタビューをお楽しみください。

――アンダーソン選手は2016年までドジャースのAAAでプレイされていました。しかし2017年以降は、日本、オーストラリア、ドイツと様々な国でプレイされています。どうしてこのように様々な国でプレイされているのでしょうか?

 

――僕はプロ野球選手としてアメリカ国内で10年間プレイしてきた。もし野球を続けるならば、今までとは異なる経験をして違う国で野球をしたいと思ったんだ。そうすれば、世界を見ることと野球をプレイすることが両立できるから。また僕はBirdman Batsと呼ばれるバットの会社のオーナーを務めている。海外でプレイすることで、僕の会社が生産しているバットが新しく刺激的な市場に届くようになると思ったんだ。

FED特別インタビュー第1弾 – アトランタ・ブレーブスのトレーナー西尾嘉洋さん

 

この冬も菊池雄星投手が海を渡りMLBへの挑戦を決めた。MLBでは多くの日本人選手がプレイしてきたが、MLBで活躍している日本人は選手だけではない。

選手を支える様々なスタッフの中にも多くの日本人の方々が含まれている。そこで今回から不定期連載としてMLBの舞台で選手以外として貢献している方へのインタビューをお送りする。

 このインタビューの趣旨として、MLBで選手以外の仕事を目指す上でのキャリアの築き方がある。MLBで働きたいと思っていても日本では情報が少ないのが現状だ。そこで様々な分野の先駆者にそのキャリア形成について助言を頂きたいと思ってこのインタビューを申し込んだ。

 記念すべき第1回目のインタビューをお願いしたのは、現在アトランタ・ブレーブスでトレーナー・スタッフとして活躍されている西尾嘉洋さんだ。

西尾さんは日本の中日ドラゴンズを経てコロラド・ロッキーズやオークランド・アスレティックス、ニューヨーク・メッツ等複数のMLBチームに勤務された経験を持つまさにトレーナーとしてMLBの世界を開拓したパイオニアと言える。

そんな西尾さんにトレーナー・スタッフとしての仕事やキャリアの築き方について語って頂いた。是非多くの方に読んで頂きたいと思う。またバンドSCOOBIE DOのメンバー、オカモト”MOBY”タクヤ氏の尽力無しにこのインタビューは成立しなかった。この場を借りて改めて感謝申し上げます。

 また以前杉浦大介さんが西尾さんに行ったインタビューを参考にして頂ければ、さらにMLBのトレーナーの仕事を理解できると思います。それではインタビューをお楽しみください。

※インタビューはFacebookのmessengerを利用して1月上旬に行いました。 

シンシナティ・レッズは、$15Mを誰かに投じるのか

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 オフシーズンの目玉である、ブライス・ハーパーとマニー・マチャドの所属球団が決まらない中ではあるが、シンシナティ・レッズの2019年のアクティブロスターについてのコラムを書いた。

 タイトルは、2019年のレッズのペイロールは$150Mを超えると目されており、現在$130Mに達していることから付けたものである。

 追記1月22日:ソニー・グレイと契約延長したため、一部加筆修正を行った。

 

 まず、昨年10月19日にMike Petriello氏(@mike_petriello)がmlb.comに投稿した記事、『Trade bait? These players could be』を紹介する。

 概要は、2018年にLCSに進出した4チーム(BOS,HOU,MIL,LAD)のWARの内、トレードによって加入した選手のWARが占める割合が最も多かったというものだ。

 MLB全体の平均は、

  • ドラフト29%(MILは6%)
  • トレード38%(MILは59%)
  • フリーエージェント16%
  • アマチュアFA10%
  • その他8%

 

 さて、2018年のシンシナティ・レッズは、67勝95敗で中地区最下位だった。そして今オフ、レッズは先発補強と外野手補強に力を入れ、ダラス・カイケルやコーリー・クルーバーを獲得する噂まで浮上させた。今回は、カイケルやクルーバーを獲得することはない。つまり、先発補強は終了したという前提に基づき、アクティブロスターの選手を一部紹介していく。

2018 NLCS Review : LAD vs MIL

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 サンゼルス・ドジャースとミルウォーキー・ブリュワーズによるNLCSは、第7戦までもつれる好カードとなった。

 初戦、2番手として登板したブランドン・ウッドルフ(RHP)が投打で活躍。また、ジョシュ・ヘイダー(LHP)が3回無失点の好投をし、ブリュワーズが勝利。クレイトン・カーショウ(LHP)は先発としてゲームを作ることが出来なかった。
 第2戦、ジャスティン・ターナー(3B)が8回に逆転ツーランホームランを放ち、ドジャースが勝利。第3戦、ジョーリス・チャシーン(RHP)の好投でブリュワーズが2勝目をあげた。
 前半3試合はブリュワーズ優位の展開だったように思える。第2戦こそドジャースがサヨナラ勝利をしたものの、ブリュワーズが連勝していてもおかしくなかっただろう。

 第4戦、第5戦はドジャースが連勝。2度目の先発となったカーショウは第5戦で勝利投手になった。第4戦は延長13回まで続く激戦となり、結果から言えば、ここでリリーフ投手が疲弊したことがその後の勝敗に繋がったのではないだろうか。記事の公開順が前後したが、WSにおいて延長18回の激闘がボストン・レッドソックスとロサンゼルス・ドジャースの明暗を分けたと言えるが、NLCSにおいては第四戦がターニング・ポイントと言えるだろう。
 第6戦は追い込まれたブリュワーズが7ー2と意地を見せたが、第7戦でドジャースが勝利した。
 後半4試合はドジャース優位の展開だった。前半3試合では9得点だった打線は、後半4試合で14得点をマークした。ブリュワーズは前半3試合で13得点、後半4試合で11得点と、得点以上に失点が多くWS出場を逃した。

 ドジャースのキープレイヤーはマニー・マチャド(SS)だ。オフのFA市場において彼の価値を損なうであろうプレーがあったものの、NLCSで1本塁打3打点をマークし、オフの目玉としての貫禄を保った形だ。
 ブリュワーズのキープレイヤーはヘスス・アギラル(1B)だ。偶然にも、マチャドの問題のプレーに関わったのがこのアギラルだ。NLCSで1本塁打4打点をマークし、思わぬ伏兵であるオーランド・アルシア(SS)と共に奮闘した。

 

Text by Tsubasa Komiyama

Photo link https://flic.kr/p/26JN3hN

2018 WS : BOS vs LAD

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WS:4-1

*Game部のリンクでゲームのRecapをチェック可。

Game1 BOS 8-4 LAD

勝:マット・バーンズ(1-0) 負:クレイトン・カーショウ(0-1)

Game2 BOS 4-2 LAD

勝:デビット・プライス(1-0) 負:柳賢振(0-1) S:グレイブ・キンブレル(1)

Game3 BOS 2-3 LAD

勝:アレックス・ウッド(1-0) 負:ネイサン・イオバルディ(0-1)

Game4 BOS 9-6 LAD

勝:ジョー・ケリー(1-0) 負:ディラン・フローロ(0-1)

Game5 BOS 5-1 LAD

勝:デビット・プライス(2-0) 負:クレイトン・カーショウ(0-2)

WSMVP:スティーブ・ピアース

 

 ーズンの勢いそのままに、ここまでのプレーオフ7勝2敗と圧倒してきたボストン・レッドソックスと昨年に引き続き2年連続の出場となったロサンゼルス・ドジャースのマッチアップとなった今年のWSは、レッドソックスが4勝1敗でWSを5年ぶりに制した。

 

以下、両チームの注目点を挙げ、試合を振り返る。

 

注目点1→投手陣の安定度

 

投手陣の安定度に差が見られた。後述するがドジャース投手陣はALCSの疲れからか、やや精彩を欠いていた。一方でレッドソックスはWS5戦すべてに登板し一度の失点も許さなかったケリー、第3選でロングリリーフながらも6回2失点に抑えたイオバルディ、カーショウとは対照的に2勝をあげたプライスなどが好投した。

 

注目点2→LCS疲れと第3戦

 

レッドソックスはALCSを4勝1敗と5試合で勝ち進み、WSまで中5日であったのに対し、ドジャースはNLCSを4勝3敗と7試合戦い、WSまで中3日しかなかった。これが結果的に投手陣の安定度に差が生まれ、第3戦の延長18回にわたる死闘が勝負の分かれ目になったようだ。ドジャース先発のウォーカー・ビューラーが7回を完璧に抑え有利に立っていたものの、イオバルディの思いがけない好投がドジャースのリリーフ陣の疲労に拍車をかけ、結果的に第4戦の逆転負けを引き起こしたように思える。