2018年 Draft Review:ピッツバーグ・パイレーツ
いよいよ2019年が始まった。今年は日本での開幕戦や初めてのロンドンでの試合開催等楽しみな出来事がある。また当サイトFar East D More »
2018年 Draft Review:カンザスシティ・ロイヤルズ
いよいよ2019年が始まった。今年は日本での開幕戦や初めてのロンドンでの試合開催等楽しみな出来事がある。また当サイトFar More »
マニー・マチャドがFA歴代最高額でサンディエゴ・パドレスに入団
ボルティモア・オリオールズで強肩強打の三塁手として活躍し、昨年TDLでロサンゼルス・ドジャースに加入。POで問題となるプレーもあったが More »
2018年 Draft Review:シカゴ・ホワイトソックス
いよいよ2019年が始まった。今年は日本での開幕戦や初めてのロンドンでの試合開催等楽しみな出来事がある。また当サイトFar East D More »
2018年 Draft Review:ボストン・レッドソックス
いよいよ2019年が始まった。今年は日本での開幕戦や初めてのロンドンでの試合開催等楽しみな出来事がある。また当サイトFar More »
Category Archives: Outstanding Prospect
Outstanding Prospect in 2015 ~part3~

この企画はマイナーで目立った活躍を示したプロスペクトたちに、敬意と期待を含めてピックアップするモノだ。今回は「A.J.リード」、「ホルヘ・マテオ」、「スティーブン・ゴンサルべス」の3人を取り上げる。
- A.J.リード:HOU:1B
A.J.リードは2014年ドラフト全体42位の1Bプロスペクトだ。ベストツールはパワーで、6フィート4、240ポンドの体格から豪快なアーチを量産する左の長距離砲候補で、選球眼もよくアプローチも優秀だ。今シーズンは7月3日現在、75試合に出場してA+全体1位の20ホーマー&73打点をマーク。スラッシュラインも.329/.433/.603/1.036と印象的な活躍を見せている。
ケンタッキー大では2刀流プレーヤーとしても活躍。3年時には全米最多の23ホーマーをマークし、投手としても12勝2敗、防御率2.09と輝かしい成績を収め、大学野球界のMVPに当たる『ゴールデンスパイク賞』を受賞した。以下に過去10年間の受賞者を示す。これを見ればわかるように『ゴールデンスパイク賞』はまさにスター選手の登竜門なのだ。
年度 | 選手名 | ポジション | 大学名 | 現所属球団 |
2005 | アレックス・ゴードン | 3B | ネブラスカ大 | KC |
2006 | ティム・リンスカム | RHP | ワシントン大 | SF |
2007 | デビット・プライス | LHP | バンダービルト大 | DET |
2008 | バスター・ポージー | C | フロリダ州立大 | SF |
2009 | スティーブン・ストラスバーグ | RHP | サンディエゴ州立大 | WSH |
2010 | ブライス・ハーパー | C | サウス・ネバダ大 | WSH |
2011 | トレバー・バウアー | RHP | カリフォルニア大学ロサンゼルス校 | CLE |
2012 | マイク・ズニーノ | C | フロリダ大 | SEA |
2013 | クリス・ブライアント | 3B | サンディエゴ州立大 | CHC |
2014 | A.J.リード | 1B/LHP | ケンタッキー大 | HOU |
アストロズ傘下、ランキャスター(A+)が超打者有利であることを差し引いてもここまでのパフォーマンスは鮮明なものだ。現在、アストロズはアメリカン・リーグ西地区の首位を走っている。ランス・マカラース、ビンセント・ベラスケス、カルロス・コレア、プレストン・タッカーら暖めてきたプロスペクト達が続々とメジャーデビューを果たし、結果を出すなどチーム力は確実に上がっている。数年後、A.J.リードがワールドチャンピオンへのラストピースになるかもしれない。