Category Archives: AL東地区

2013 Top 15 Prospects:ボストン・レッドソックス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ザンダー・ボガーツ::SS
文句なしのランキング一位。非常にアスレティックで、MLB全体のランキングでもTop10に入るであろう。SSに残ることができるかどうかには疑問符が付くが、守備面でも向上を見せており、3B転向したとしても問題はないだろう。WBCオランダ代表にも選出されている。

2. マット・バーンズ:RHP
平均93-95マイル、最速98マイルを計測するフォーシームと、プラスの評価を得うるツーシーム、カーブが武器。高い奪三振能力をもつ先発右腕。ローテーション上位を担いうる素材。

3. ジャッキー・ブラッドリー:OF
本格的なデビューシーズンとなった今季、A,A+を通じて圧倒的な結果を残し、評価を飛躍的に高めた。今季の結果が出来過ぎという意見もあり、来季は大きな分岐点となるであろう。順調に成長していけば、CFのレギュラーは確実だ。

4. アレン・ウェブスター:RHP
昨季のブロックバスタートレードでBOS傘下へ加入したグラウンドボーラー。90マイル中盤のよく動くストレート、沈む系統のチェンジアップ、カーブ、スライダーを武器に奪三振能力にも秀でており、ローテーション中位―上位の素材。

5. ギャリン・セッチーニ:3B
スピード、アベレージが持ち味の三塁手。HRパワーこそ秀でていないものの、長打力も持ち合わせており、スイングスピードはプラスプラスと評される。また、昨季は三塁守備においても向上を見せている。

6. ヘンリー・オーウェンズ:LHP
Aにおいて高い奪三振能力(K/9)と高いWHIPを記録している。投球の内容に関しては比較的評価を受ける左腕。HS出身で、伸びしろに関してはまだまだいい意味で未知数だが、数年後にはローテーション上位に入る能力は持っている。

7. ブレイク・スウィハート:C
2011年ドラフトの全体26巡目指名の両打ち捕手。本格的なプロデビューとなった今シーズンは、評されていた以上の守備を見せ、Cにとどまることができることを証明した。HS出身であり、伸びしろに期待がかかる。

8. ブライス・ブレンツ:OF
パワーツールとして期待される外野手。AAでは3割近い打率を残し、AFLにも派遣された。選球眼に多少の難を持つ。オフに、自らの足を打ち抜くというアクシデントに見舞われ、今シーズンは大きく出遅れることとなる。

9. ブランドン・ワークマン:RHP
90マイル中盤の速球とカッター、カーブ、チェンジアップをレパートリーに持つ。比較的フライボーラーである。コマンドに優れており、ローテ下位のワークホース、あるいはリリーフもといったところだろうか。

10. ホセ・イグレシアス:SS
2011シーズンにMLBデビュー済み。守備に関しては既にMLBでも上位に食い込めるレベル。打撃面も多少の成長は見せてはいるが、いかんせんパワーレスであり、守備の人という印象を拭い去ることはできていない。それでも、打撃を補って余りあるほどの価値ある守備を持つ。

11. ブライアン・ジョンソン:LHP
2012ドラフト1位の左腕。Max90マイル中盤のファストボールと2種のカーブ、チェンジアップはどれも平均―平均以上程度で現状ではローテ下位の素材だが、コマンドは比較的優秀であり、決め球となる球種を磨けばローテーション中位に食い込むことも可能だろう。

12. ブロック・ホルト:2B/SS
2012オフにハンラハンとともにやってきたM-IF。打撃も決して悪くはなく、平均以上の守備と肩は2B向きとも評されるが、将来的にはUTとして扱われるであろう。スピードに関してはあまり期待できない。

13. デビン・マレーロ:SS
ドラフトイヤーに評価を落とし、全体24巡目指名を受けたSS。守備面は平均以上のものを持っており、打撃もスイングはプラスの評価を受けている。アスレティックな素材かつ比較的基礎のできた選手であり、SSに残ることができるだろう。

14. ケウリー・デラクルーズ:OF
5-11と小柄ながら、昨季はA-A+で20HR,20SBを達成し、急成長を見せた。2011まではCFを平均レベルで守っていたが、昨季はLFがメインとなった。プルヒッターの中距離砲、4thOFとして目される

15. アンソニー・ラナウド:RHP
レッドソックス傘下でもトップクラスのカーブと、90マイル中盤のファストボールを持つが、怪我が多く非常に不安定な存在。それでも、ローテーション中位に食い込むポテンシャルは備えている。

 

Text by Go ITO
写真:http://www.flickr.com/photos/keithallison/8041469889/

2013 Top 15 Prospects:ニューヨーク・ヤンキース

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ゲリー・サンチェス:C
$3Mたる投資の価値をしっかりと示している。鮮烈なパワーツールと強肩。アプローチやメンタリティ含め未だ磨かれるべき素材であるが、キャッチング面で向上を果たした点は今後も捕手としてプレーする上で大きな意味を持つ。 

2. タイラー・オースティン:OF/1B
彼より前に414人もの選手が指名された2010年ドラフトは29チームにとって大きな失策だ。キャリアで.331/.406/.563をマーク。平均以上のカバー範囲と肩と共に5ツールを兼ね備えている。キャリアの歩みは明らかに順調なモノだ。 

3. メーソン・ウィリアムス:OF
典型的なリードオフ型の素材。キャリアで.317のアベレージと計164試合で49盗塁のスピード。センターとしての守備も優れている。6フィート0&150ポンドたる細身の体格より、上のレベルで通じるパワーを示せるかは疑問だ。 

4. スレード・ヒースコット:OF
ツールの傑出度はオースティン&ウィリアムスを上回る。5ツールを結果として示せずにいたが、2012年は65試合で.302/.380/.461&17盗塁。AFLでも鮮烈なパフォーマンスを披露。キャリアで80試合以上に出場した経験無し。 

5. ホセ・カンポス:RHP
94マイルをコンスタントに計時するストレート。素晴らしいカーブ。年齢以上に磨かれたコマンド。明らかにエースのポテンシャルがある。2012年は右ヒジの炎症で24.2イニングに止まるも、健康な彼にとってこの位置は不当なモノだ。 

6. マーク・モンゴメリー:RHP
マリアノ・リベラの後継として彼の名前が示されることは当然のことだ。キャリアのK/9は14.6。コンパクトな腕の振りから92マイル前後のストレートとスライダーのコンビネーション。明らかにクローザーと成り得る結果を示している。 

7. アンジェロ・ガンボス:2B
優れた2B守備の動きやバットスピードは傑出したアスリート性より与えられたモノだ。アプローチが粗いも、ギャップを抜くパワーとアベレージ、30盗塁のスピードを両立出来る可能性を秘めている。彼はまだ粗削りな素材だ。

8. コリー・ブラック:RHP
100マイルヒッター。安定して94マイルを計時するストレートとチェンジアップ、カーブのコンビネーションでコンスタントにゾーンを突く。懸念とされていたコマンドも大きな問題を露呈していない。ゴロ%も69%をマークしている。 

9. ラファエル・デパウラ:RHP
2010年よりヤンキースでプレーしていたが、正式に契約を結んだのは2012年。95マイルを安定してマークするパワーアーム。既に21歳ながらカーブとチェンジアップは不安定。コマンドを含め磨くべき側面は未だ多い。 

10. ホセ・ラミレス:RHP
パワーアーム。95マイルをコンスタントにマークするストレートを主体に三振とゴロを生み出す。2012年はBB/9がキャリアハイとなる2.7とコマンドが磨かれつつある。変化球の向上含め粗削りながら、リリーバーとしての価値もある。 

11. マニー・バニュエロス:LHP
ピッチング全体がよりパワフルとなった一方で、かつて評価を得ていたコマンドを失いつつある。コンスタントに92マイルを計時し、カーブとチェンジアップのクオリティも高い。トミー・ジョン手術の影響で2013年は全休の可能性。 

12. ニック・ターリー:LHP
2008年全体1502位指名から這い上がった。大柄なフレームと安定したコマンドよりアンディ・ペティットと比較される素材。90マイル前後のストレートとカーブ、チェンジアップ。ローテーション半ば~下位クラスの可能性を示す。 

13. タイ・ヘンズリー:RHP
ポテンシャルは認めるべきだが、彼はあらゆる側面で粗削りだ。ストレートとハードカーブの2ピッチタイプ。メカニクスが不安定であり、コマンドに問題を示している。先発としてはチェンジアップの向上が必要。未知数な素材だ。 

14. ラモン・フローレス:OF
20歳にして2Aでプレーした彼はオースティン、ウィリアムス、ヒースコットと共に騒がれるべき素材だ。アプローチに優れ、20盗塁をマークするスピードもある。ツール自体のクオリティは相応レベルであり、アップサイドは3人に劣る。 

15. コーバン・ジョセフ:2B
ロビンソン・カノーが2013年シーズン後チームを去るならば、彼がレギュラー候補と目されるだろう。優れたアプローチの持ち主であり、2012年は3AでISO.208とパワーを披露。カバー範囲こそ平凡ながら、2B守備も堅実だ。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/begreen90/7771566868/

2013 Top 15 Prospects:トロント・ブルージェイズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ロベルト・オズーナ:RHP
17歳にして彼が成し得たことはとても鮮烈だ。15歳で94マイルを計時したストレートは現在97マイルに届く。年齢に比して体格とコマンド共に相応な成熟を披露しており、チェンジアップとスライダーも一定の評価を得ている。

2. アーロン・サンチェス:RHP
一定の向上を果たせないコマンドたる側面を見過ごすことは出来ない。鮮烈なポテンシャルの持ち主であり97マイルのストレートとカーブ、チェンジアップのクオリティは高い評価を得る。支配力の面で彼を上回る素材は稀有なモノだ。

3. ショーン・ノリン:LHP
あらゆる項目で求められているレベルを満たしている。チェンジアップとカーブ、スライダーを安定したコマンドで操る。恵まれた体格の持ち主であり95マイルを計時。健康面の維持について自らの評価をより高める必要がある。

4. ダニエル・ノリス:LHP
2012年は素材評に見合わないパフォーマンスに終始した。本来ならばより高い位置にいるべき素材だ。アスレチックかつコマンドも相応。カーブとチェンジアップのクオリティも高い。エース候補としての評価はまだ揺らいではいない。

5. D.J.デービス:OF
スカウト評価で最高クラスに値するスピードは攻守に鮮烈だ。ギャップを抜くパワーも兼ね備えている。アップサイドには悲観的な見方も存在し、ブレット・ガードナークラスで止まると評す向きもある。いずれにせよ彼は粗削りな素材だ。

6. マット・スモーラル:LHP
ポテンシャルと抜群の体格。兼ね備えるモノを評価すれば、彼がマイナーで登板を果たしていないことは問題では無い。92マイル前後のストレートはよりパワフルになる可能性を秘め、スライダーとチェンジアップのクオリティも良い。

7. マーカス・ストローマン:RHP
爆発的なポテンシャルをいかなるポジションで示すか。パワーアームでストレートとスライダーのコンビネーションは支配的。小柄な体格とコマンド、スライダーに次ぐボールの乏しさが彼の評価を曖昧なモノに止めている。

8. アルベルト・ティラード:RHP
アップサイドは傘下でも傑出した1人だ。小柄な体格ながらパワーピッチングが持ち味。96マイルの動きに富むストレート。チェンジアップとスライダーのクオリティも高い。スライダーの安定が課題だが、彼はまだ18歳の若さだ。 

9. フランクリン・バレット:SS
2012年のインターナショナル・ドラフト最高の素材。小柄な体格に15~20本塁打のパワーと素晴らしいスピード、ヒッティングスキルを兼ね備えている。フットワークの問題よりSSとしての適性には疑問符。CFか2B向きとされる。

10. クリスチャン・ロペス:2B/SS
とてもオフェンシブな素材だ。素晴らしいバットスピードからパワフルな打球を放ち、アプローチも優れている。2遊間両ポジションをこなす素材だが、カバー範囲の問題から2B向きと目されている。グラブ捌きは高い評価を得る。

11. イェフリー・デルロザリオ:RHP
球速の向上がピッチングのクオリティを高めている。契約時80マイル半ばであったストレートは現在90マイル前半を計時。安定してゾーンを突く内容はよりパワフルとなりつつあるが、カーブとチェンジアップをより磨く必要がある。

12. A.J.ヒメネス:C
キャリアの盗塁阻止率が43%。素晴らしいスローイングを持ち味にとてもディフェンシブ。バッティングもアベレージ面で才覚を示しており、相応なスピードも兼ね備えている。攻守にアスレチックだが、パワーレスを露呈している。

13. アンソニー・アルフォード:OF
アスリート。フットボールのQBとしても高い評価を得る素材であり、5ツールを兼ね備えている。パワー&スピードのコンビネーションにスローイングも良い。傑出したタレントであるが、それがプレーに伴う形となるかは別の話だ。

14. チェース・ディジョン:RHP
素晴らしいカーブとコマンドを兼ね備えている。アベレージで80マイル後半のストレートは92マイルがトップギアとパワーアームでは無いが、チェンジアップを含めクレバーにピッチングを組み立てることが出来る。メカニクスもスムース。

15. ライアン・シンプ:2B
サイズと試合への取り組みからダスティン・ペドロイアと比較される素材だ。2Bながらパワーツールで目立つパフォーマンスを披露しており、守備もまとまりがある。選球眼も向上を辿っているが、コンタクト面に課題を示している。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/chuckles396/6958066598/

2013 Top 15 Prospects:タンパベイ・レイズ

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1. ウィル・マイヤーズ:OF
ジェームズ・シールズ、ウェイド・デービスのトレードでレイズに加入したマイナーリーグ最高の素材。21歳にしてAA、AAAで打率.314、37本塁打、109打点、OPS.987と確実性とパワーを備えた圧倒的な打力を誇る。早期のメジャー昇格が決定的で、将来は主砲として3割30本塁打100打点は記録できるだろう。

2. テイラー・グリエリ:RHP
2012年ドラフト1巡目指名された将来のエース候補。最速98マイルを記録する速球に加え、ブレーキの効いたハードなカーブを持つ。高校時代にあまり投げていなかったチェンジアップも積極的に投げるなど、球種の幅を広げた。52IPで45K/5BBと優れたコマンドも持ち合わせる。

3. ジェイク・オドリッジ:RHP
マイヤーズらとともにトレードで移籍してきた右腕。95マイルの速球に加えスライダー、カーブ、チェンジアップを投げる。コマンドも安定しており、ローテーション上位で投げられる先発投手となるだろう。2012年9月23日のインディアンス戦でメジャーデビュー。

4. クリス・アーチャー:RHP
奪三振能力に優れた先発右腕。90マイル中盤の速球に加え、マイナー屈指のスライダーで三振を量産する。9月8日のレンジャーズ戦で7イニングを投げ、11Kの好投。コマンドはまだ不安定であり、今後のコマンドの向上が飛躍のカギを握る。

5. ハクジュ・リー:SS
「韓国のホセ・レイエス」たる異名を持つ。フューチャーズゲームに2度出場したマイナー屈指の遊撃手。俊足に加えスケールの大きいダイナミックな守備が持ち味。2012年は打率がキャリアワーストの.261を記録したものの、キャリアハイの37盗塁で失敗9におさえるなど走塁技術に磨きをかけた。

6. マイキー・マトック:OF
ルイジアナ州立大時代は1年生からレギュラーとして活躍。パワーのツールには定評があり、プロ入り1年目は打率.277、9本塁打。スピードも傑出しており23盗塁を記録した。

7. マイク・モンゴメリー:LHP
マイヤーズ、オドリッジとともにトレードで移籍してきた右腕。過去2年間はパシフィック・コーストリーグに所属していた。投球イニング数の増加により、被本塁打が増加、コマンドも悪化するなど苦難のシーズンを送ってきた。ポテンシャルの高さに定評はあるだけに、復活が待たれる。

8. ドリュー・ベトルトン:OF
強肩の外野手。パワーのツールは傑出してはいないが今季15本塁打。20盗塁の脚力に加え20補殺と守備も優れている。高校時代は両投げ投手として知られ、右で93マイル、左で88マイルの速球を投げていた。

9. ブレイク・スネル:LHP
最速で94マイルを記録する右腕。カーブ、チェンジアップも持ち合わせ、プロ入り1年目はルーキーリーグで47.1IPで57K/17BBという成績を残した。ドラフト指名時にはギャンブル性の高い指名だという評価だったが、今後大化けする可能性もある。

10. ライアン・ブレット:2B
2012年に48盗塁を記録した若きスピードスター。四球数が少なく出塁率が低いため、リードオフマンとしてはやや物足りないか。20歳ながらボールをコンタクトする能力の高い選手だけに選球眼の向上が今後のカギとなるだろう。

11. ジェフ・エイムズ:RHP
最速で95マイルを記録する先発投手。13試合に先発し64.1IPで70K /20BB、防御率1.96。奪三振率も高く、プロ入り2年間でK/9は10.4を記録。速球に比べると変化球の完成度はまだまだ未熟で、変化球の質の向上が今後の課題と見られている。

12. リッチー・シェーファー:3B
大学3年間で30本塁打を記録したパワーと選球眼に定評がある。今季は33試合の出場で打率.308、4本塁打26打点。三塁手から右翼手にコンバートされるとみられていたが、今季は1年を通して三塁を守った。

13. カート・カサーリ:C
隠れた存在ながら彼は攻守にオールラウンドな素材だ。オフェンス面では優れたアプローチを披露し、ボールの見極めも上質なミドルヒッター。体格やアスリート性、スローイング、フットワークを兼ね備えたディフェンスも示している。 

14. トーマス・コイル:2B
選球眼と俊足が持ち味の選手。打力はそれほど高くないものの2012年は67試合の出場で打率.265で出塁率.373と打率を1割以上上回る出塁率を残した。出塁率だけでなく盗塁数も20と多いため、塁に出れば相手投手にプレッシャーをかけられる存在になるだろう。

15. ウィルマー・ヘルナンデス:RHP
ルーキークラス所属の20歳の先発投手。奪三振率は高くないが、何といってもコマンドの良さが持ち味。2012年は70.1IPで53K/7BBを記録。被安打の多さが目につくが、今後の成長が楽しみな素材である。

 

Text by Fumiya OGURA&
写真:http://www.flickr.com/photos/mindahaas/7405544994/

2013 Top 15 Prospects:ボルティモア・オリオールズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ディラン・バンディ:RHP
彼は19歳にしてメジャーリーガーだ。これ以上を語る必要も無いだろう。トータルパッケージであり、コマンドも素晴らしい。唯一証明出来ていないモノはシーズンを通したスタミナ面であり、これは小柄な体格よりやや懸念される点だ。

2. ケビン・ガウスマン:RHP
爆発的なポテンシャルと粗削りなコマンド。メカニクスが不安定ながら、最速97マイルのストレートとチェンジアップが素晴らしい。2012年はAとA+合計15イニング/1四球とコントロールの問題に対し一定の答えを出している。

3. ブレンデン・ウェッブ:OF
5ツールの持ち主だ。アスレチックでパワーとスピード、力強いスローイングも兼ね備えている。アプローチも素晴らしくここ2年で198四球をマークも、現在はコンタクト面で大きな課題を露呈している。 

4. ジョナサン・スクープ:2B
多彩なツールの持ち主であり、攻守で試合を作り出すことが出来る。堅実なプレーとアスリート性を兼ね備えた守備で評価を得ており、スイングも鋭い。緩いボールの対応に苦慮しているが、2012年はボールの見極めで向上を果たした。

5. ニック・デルモニコ:1B
1年目のシーズンで、自らが多彩なアプローチで試合に関われる存在であることを示した。ボールの見極めと相応なパワー。守備ではハンドリングと肩の強さに評価を得る。スピード以外の4ツール型。堅実な素材だ。

6. マイク・ライト:RHP
6フィート5の体格と安定したコマンドを兼ね備える。97マイルを計時するパワーシンカーとスライダーで有利なカウントを維持することが出来るが、先発としてはチェンジアップの向上が必要。メカニクスの安定もテーマとなるはずだ。

7. タイラー・ウィルソン:RHP
コマンドの価値を自らの活躍で証明している素晴らしいケースだ。90マイル前半のストレートとカーブ。目立たないポテンシャルを高い完成度で埋め合わせている。傘下で最も磨かれた素材の1人であり、とても堅実なスターターだ。

8.  L.J.ホーズ:OF
リードオフとしての資質に恵まれている。水準以上のスピードと選球眼を兼ね備える。課題とされたパワー面も明らかに向上を辿っており、5年のキャリアで放った21本塁打のうち、14本はここ2年で放ったモノだ。

9. アーロン・ベイカー:1B
体格さながらのスラッガーだ。既に25歳だが、アプローチ面を含めあらゆる側面で向上を辿っている。パワーと強肩を生かした守備を兼ね備える素材。パワーを生み出すためスイングが長くなる傾向にあり、アベレージ面の課題に影響を与えている。

10. タイ・ケリー:3B/2B
傘下で最も著しい向上を果たした素材だ。2012年にA+から3Aまでステージを駆け上がった。コンタクトと選球眼を兼ね備えたミドルヒッター。多彩なポジションを守ることが出来る点を含め、とても磨かれている。
 
11. ブランデン・クライン:RHP
ストレートとパワーカーブ。特にカーブに自信を持っており、いかなるカウントからも扱うことを躊躇わない。コマンドをより安定させる必要があり、先発としてはチェンジアップも磨くべきだ。リリーフの経験もあり、果たしてどちらのポジションでプレーを行うか。

12. エデュアルド・ロドリゲス:LHP
3年間に渡りキャリアを辿ったが、彼はまだ19歳である。既にいくつかの側面でポテンシャルを結果として証明しているが、全体的には粗削り。それでも2012年はピッチングが力強さを増し、より積極的にゾーンを突く内容を披露した。

13. フリオ・ロドリゲス:RHP
パワーアームでは無く93マイルがトップギア。大きなカーブを持ち味にキャリアで10.1たるK/9を示している。メカニクスの問題よりコマンドは不安定。純粋なポテンシャルが傑出していないため、彼に対する評価は割れている。

14. ゼイビア・エイバリー:OF
優れたアスリートであるが、スピードと守備以外で目立つ結果を証明出来ていない。ボールの見極めで成熟を辿っているが、攻守における技術的な要素はまだ未成熟だ。リードオフ候補の1人であるが、その上ではより安定して高いアベレージを示す必要がある。

15. マイケル・オールマン:C
果たしてフロックなのだろうか?薬物違反や事故による負傷を経て2012年はキャリアイヤーを飾った。ただし攻守に粗削り。打撃は変化球の見極め、守備ではより機敏に動く必要があり、送球も不安定だ。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/keithallison/7565943386/