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Category Archives: NL中地区

2013 Top 15 Prospects:シンシナティ・レッズ

Billy Hamilton

 

 

 

 

 

 

 

本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ビリー・ハミルトン:OF、SS
マイナーリーグNo.1のスピードを誇る韋駄天。昨シーズンはマイナーリーグ新記録となるシーズン155盗塁を記録した。パワーのツールに欠けるが選球眼の良さが光る。もともとはショートを守っていたが肩の強さは平均的であり、俊足を生かしてセンターにコンバートされた。

2. ロバート・スティーブンソン:RHP
2011年ドラフトで1巡目全体27位指名された最速97マイルの速球とカーブが武器の本格派投手。マット・ガーザと比較される逸材だ。プロ入り後、速球に磨きをかけ現在では最速100マイルに到達した。昨季、ルーキークラスとA-で65イニングを投げて72K/23BBを記録した。将来はエース級投手に成長すると見られている。

3. ジェシー・ウィンカー:OF
昨シーズンはルーキークラスで打率.338、出塁率.443、OPS.943を記録した。とても洗練された打者で深いカウントになることを恐れない我慢強さも持ち合わせる。シーズン5本塁打に終わったがパワーのツールも優れており将来は20本塁打を打てる力も秘めている。

4. トニー・シングラニ:LHP
最速95マイルの速球、チェンジアップ、スライダーで三振を量産する剛腕投手。昨シーズンはA+、AAでERA1.73、146IPで172K/55BBを記録した。9月9日にメジャーデビューを果たし3試合に登板、5IPで9K/2BBと奪三振能力の高さをアピールした。将来的にはブルペン転向もあり得る。

5. ニック・トラビエゾ:RHP
高校時代は打者とリリーフ投手を務めていたが、3年の春に先発投手に転向してから評価が急上昇した。速球は94マイル前後のツーシームと最速98マイルのフォーシーム、他にはスライダー、チェンジアップを投げる。投手としてのキャリアは浅いため、育成には時間を要する素材だ。

6. J.J.フーバー:RHP
昨シーズン序盤は3Aで30試合に登板し37IPで55K/12BB、ERA1.22、K/9は13.38と抜群のピッチングを披露し、満を持して4月25日にメジャーデビュー。28試合に登板、ERA2.05、31IPで31K/13BBとメジャーのレベルでも通用することを証明した。速球は94マイル前後、スライダー、カーブを投げる。

7. ダニエル・コルシーノ:RHP
18歳でシンシナティ・レッズと契約したドミニカ出身の投手。「ジョニー・クエト2世」として期待されている。最速95マイルの速球にスラーブのような変化をするスライダーに「チェンジアップの達人」マリオ・ソト投手コーチから教わった質の高いチェンジアップを織り交ぜる。昨シーズンはAAでERA3.01、143IPで126K/65BBを記録した。これまでBB/9は2.2とコマンドは優秀だったが昨季は4.1と悪化した。

8. イスマエル・ギロン:LHP
テークバックの時に球の出所を隠すフォームが特徴のサウスポー。最速94マイルの速球にカーブ、スライダーを投げる。コマンドに脆さを露呈しているのが課題だ。昨季はA-でERA2.38、76イニングを投げ90K/31BBをマークした。

9. ダン・ランフィールド:RHP
最速97マイルの速球が武器のパワーアーム。トロント・ブルージェイズから1980年ドラフトで10巡目指名されたポール・ランフィールドを父に持つ。昨シーズン、レッズからドラフト3巡目で指名され、その後ルーキークラスで15試合に登板。37イニングで54K/17BB、ERA2.68と好投した。速球だけでなくハードな変化をするスライダーも評価が高い。

10. ネフタリ・ソト:1B
レッズ傘下屈指のスラッガー。2011年は31本塁打を放ったが明らかにボールを引っ張りにいくスイングが目立ち、手首と背中を故障した。昨シーズンは14本塁打と数は減少したが広角に打ち分ける打撃が目立った。走塁ははっきり言って平均以下、守備も平凡なため、今後はバッティングの成長が彼のキャリアを左右する。

11. カイル・ロッカー:RHP
カナダ出身のピッチングプロスペクト。健康状態に不安を抱えており長いイニングを投げられなかったが昨シーズンはA+とAAで112イニングを投げ、ERA4.45、123K/66BBをマークした。最速94マイルの速球とカーブ、スラーブで三振を量産するスタイルであるがコマンドに課題を残す。パワフルなピッチングスタイルのため、将来的にはブルペン転向もあり得る。

12. カルロス・コントレラス:RHP
最速98マイルの速球にチェンジアップを織り交ぜるピッチングスタイルが持ち味。チェンジアップはブレーキが効いており、これをカウント球だけでなく決め球としても使う。右投手ながら左打者に強く、キャリア通算の対左打者の被OPSは.656となっている。コマンドも安定しており、将来的にはセットアッパーとしての活躍が見込まれる。

13. セオ・ボウ:OF
昨シーズン、70盗塁と走りまくったスピードスター。同じポジションのビリー・ハミルトンとタイプが似ている。これまで早打ちだったスタイルを一新し、キャリアハイの51四球を選んだ。出塁率も.371とリードオフマンとしては合格点の選球眼を披露した。ただ盗塁失敗が29個と多いのが課題だ。

14. フアン・シルバ:OF
俊足と選球眼を兼ね備えたプロスペクト。キャリアを通しての出塁率は.372と打席での落ち着きは見事なものだ。特筆するほどのツールはないがまとまりのある素材と言えるだろう。昨季25盗塁を記録した脚力も魅力だが12盗塁死と走塁技術は未熟。

15. ケビン・ガルシア:OF
19歳とは思えないコンタクト能力と選球眼を兼ね備える。昨シーズンはキャリア1年目ながら239打席で40K/41BBと三振数よりも四球数が上回った。長打力のあるタイプではないが、三塁打を8本打つなど俊足である。キャリア1年目であるため、荒削りな部分も多いが成長が楽しみな素材だ。

 

Text by Fumiya OGURA
写真:http://www.flickr.com/photos/chuckles396/7144874387/sizes/m/in/photostream/

2013 Top 15 Prospects:シカゴ・カブス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ハビア・バエズ:SS
アグレッシブなアプローチ。守備も粗削りだが、それを埋め合わせるだけのツールが彼にはある。鋭いスイングはアベレージとパワーを兼備し、ショートに相応しい強肩も披露する。ゲリー・シェフィールドとの比較はまさしく妥当だ。 

2. アルバート・アルモラ:OF
5ツールを示す18歳にして、彼には年齢に比して優れた攻守のまとまりがある。パワーとスピード、メンテリティへの評価も高い。ツールの扱いについては問題を示していない一方で、ボールの見極めについて磨く必要が生じている。 

3. ブレット・ジャクソン:OF
リーダーの素質。メンテリティを含め、彼はとてもまとまった素材だ。パワーとスピードを兼ね備え、ボールの見極めにも優れる。一方でコンタクトに課題を露呈しており、2012年は3Aで打率.258&158三振。メジャーでも苦しんだ。 

4. アロディス・ビスカイーノ:RHP
97マイルを計時するストレートと縦軌道の「ハンマーカーブ」。コマンドも安定しており、マイナーではBB/9 2.3。クローザー転向論を経て現在は再び先発でプレー。彼がこの位置である理由は、トミー・ジョン手術の影響他ならない。 

5. ダン・ボーゲルバック:1B
ヒッティングプロスペクト。平凡な守りかつ、6フィート0&250ポンドの体格では他ポジションへの応用は不可能だ。彼の唯一の価値はバッティングであり、優れたスイングとボールの見極め、何よりも傑出したパワーを示している。 

6. ホルヘ・ソラー:OF
5ツール型として評価を得ていたが、軸足は守備に置かれている。アプローチに優れ、スピードを兼ね備えたオフェンス面は一方でインパクト不足だ。高いアスリート性は守備に色濃く反映されており、チームは既にそれを知っている。 

7. ピアース・ジョンソン:RHP
ドリュー・ストーレンの先発バージョン?彼は92マイル前後のパワフルなストレートと鮮烈なパワーカーブを兼ね備えており、コマンドも向上を示している。トータルパッケージの1人だが、これまでに辿った故障歴を忘れるべきでは無い。 

8. ジュニアー・レーク:SS
アスレチックで5ツールを兼ね備えている。ミドルヒッターで相応なパワーとスピード、守備面でもカバー範囲と強肩を示している。平凡なミスを喫し、バッティングも35四球/105三振と平凡。盗塁成功率も64%に止まった。 

9. ローガン・ワトキンス:2B
とても磨かれた素材だ。5フィート11&170ポンドと小柄な体格に、優れたアプローチと25盗塁のスピード、そしてギャップを抜くパワーを兼ね備えている。既に2Aで自らを証明しており、守備面でもSSやOFをこなす器用さを示す。 

10. ディロン・メイプルズ:RHP
アップサイド型であり、粗削りなダイヤモンドだ。ドラフトイヤーに67イニング/135奪三振。93マイルのストレートとカーブはいずれもハイクオリティだ。アスレチックでメカニクスの維持も出来るも、コマンドは年齢相応に不安定。 

11. カイル・ヘンドリクス:RHP
素晴らしいコマンドとチェンジアップで作り出す緩急。90マイル前後に止まるポテンシャルを含め傑出したボールの持ち主では無いが、多彩なボールでカウントを整えることが出来る側面は特別だ。リリーフとしては最速94マイルを計時。 

12. マット・シーザー:OF
フットボールスターはマイナーで優れた守備に価値を作り出している。スピードをメインツールに広大な範囲をカバーすることが出来る。バッティングではボールの見極めで大幅な向上を披露。しかしパワーは平凡。傑出はしていない。 

13. ジオスカー・アマヤ:SS
アベレージ面の才覚に、相応なパワーとスピードの可能性、そして向上を果たしたボールの見極めを披露している。オフェンス面ではリードオフとしてのポテンシャルがあるが、守備面ではカバー範囲や肩の側面より2Bに適性がある。 

14. ロナルド・トレイス:2B
19歳でプレーしたA+では32四球/29三振。相応なスピードがあり、パワー面も体格が示す以上のモノを持っている。カバー範囲と肩の問題より2Bに止まり、かつフリースインガー。1部よりホセ・アルチューベの再来と評されている。 

15. デュエン・アンダーウッド:RHP
球速の維持やコマンド、メカニクスの洗練など、彼は幾つもの課題を抱えている。それでも96~98マイルのレンジで放つストレートは傑出したモノであり、チェンジアップのクオリティも高い。体格含め、まだ発展途上のステージにある。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/lakelandlocal/4734650214/

2013 Top 15 Prospects:セントルイス・カージナルス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. オスカー・タベラス:OF
ブラジミール・ゲレーロの再来?若き日のアルフォンソ・ソリアーノ?彼はいずれの比較にも相応しい。フルスイングからアベレージとパワーを兼ね備えたバッティング。20歳にして2AでOPS.953。明らかにスターと成り得る素材だ。 

2. シェルビー・ミラー:RHP
3Aでのパフォーマンスに落胆する必要は無い。マイナーでのK/9は11.1。ストレート主体のパワーピッチング。コマンドに苦しむシーンがあり、変化球も向上の余地がある。それでもエースクラスのポテンシャルは貴重なモノだ。 

3. マイケル・ワカ:RHP
21イニング/40奪三振/4四球。2012年の鮮烈なパフォーマンスは彼の価値を向上させつつある。ダン・ヘイレンと比較され、92マイル前後のストレートとチェンジアップを安定したコマンドで操る。既に2Aでプレーを経験。 

4. カルロス・マルティネス:RHP
パワフルなストレートは100マイルを計時。動きに優れゴロを生み出すアウトピッチだ。2012年はK/9の値を落とした一方でK/BBは80イニング以上でキャリアハイ。それでもコマンドは不安定であり、変化球も磨く必要がある。 

5. トレバー・ローゼンタール:RHP
2012年プレーオフの救世主。まさしくプレーオフ通りのパワーアームだ。コンスタントに98マイルを計時するストレート。カーブも被打率.083。マイナーでは先発も、パワーで捻じ伏せるスタイルは明らかにリリーフ向きだ。 

6. アンソニー・ガルシア:OF
騒がれるべき素材だ。2009年ドラフト全体549位。アベレージとパワーを兼ね備えたバッティングを披露し、ボールの見極めも出来る。ドラフト時は捕手で肩も強い。スピードは平凡。三振を減らす必要があるが、未だ21歳だ。 

7. グレッグ・ガルシア:2B/SS
パワーレスでスピードも平凡。それでもバッティングでは洗練されたアプローチを披露し、守備もルーティーンプレーをこなすだけの安定感を示している。ボールを見極める点で彼は傑出しており、2012年は打率.284/出塁率.408。 

8. コルテン・ウォン:2B
攻守でまとまりを示すオールラウンダ。キャリアでは.300/.363/.434。2B守備にも優れている一方で、彼には目立つツールが無い。堅実なレギュラータイプの素材。母親が中国出身であり、WBCでは中国代表入りも噂された。 

9. セス・マネス:RHP
最速92マイル。チェンジアップとのコンビネーションたる平凡なピッチングをコマンドにより際立たせている。マイナー222.2イニングで15四球。BB/9が1を上回ったシーズンは1度も無し。K/BBは10.27と驚異的な域にある。 

10. パトリック・ウィスダム:3B
広いカバー範囲と強肩を兼ね備えた守備。オフェンス面では相応なパワーポテンシャルとボールの見極め、アベレージの才覚を示している。攻守に渡る優れたパッケージ。2012年ドラフトで指名された3Bで最も磨かれた素材だ。 

11. タイレル・ジェンキンス:RHP
アスレチック。97マイルのパワフルなストレートとパワーカーブ。アップサイドそのものはチームでも傑出しているが、コマンドが不安定と典型的なパワーアームの懸念を示す。未だ20歳であり、ピッチングをより磨く必要がある。 

12. マット・アダムス:1B
6フィート3&230ポンド。体格さながらのパワーヒッターであり、キャリア通算で.318をマークするアベレージも兼ね備える。ヒッティングプロスペクトだがボールの見極めは平凡。守備でも1B以外のポジションを守れない。 

13. カーソン・ケリー:3B
彼はまだダイヤモンドの原石に過ぎない。高校時に投手として92マイルを計時した肩とパワーツールのパッケージ。左腕に対する強さもあるが、攻守に渡ってより磨かれる必要がある。将来像は優れた守備力を兼ねるパワーヒッター。 

14. マイク・オニール:OF
マイナーで最も磨かれた打者は彼だ。キャリアの出塁率は.443。3年間で1本塁打のみの一方で131四球/62三振。アプローチの完成度は傑出している。兼ね備えるツール自体は平凡。レフト守備も可も無く不可も無いレベルだ。 

15. ブーン・ウィッティング:RHP
真上のアングルから90マイル前後のストレートとスライダー、チェンジアップ。ポテンシャル自体は目立たないも、3年間のキャリアで高い支配力と完成度を披露。2012年は故障で35イニング。AFLでは奪三振トップに立った。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/mwlguide/6154198783/

2013 Top 15 Prospects:ミルウォーキー・ブリュワーズ

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1. ウィリー・ペラルタ:RHP
ストレートとスライダー主体のパワーアーム。95マイル以上を安定して計時出来るポテンシャルを誇り、スライダーも鋭い。支配的な素材だがコマンドが不安定であり、マイナー通算のBB/9は4.00。太りやすい体質も懸念だ。 

2. タイラー・ソーンバーグ:RHP
小柄な体格と真上からのアングルよりティム・リンスカムと比較される。93マイル前後のストレートと落差の大きいカーブ。チェンジアップを含めゾーンを突くコントロールも兼ね備えている。メジャーでは22イニング/8被本塁打。 

3. ハンター・モリス:1B
ヒッティングプロスペクトが2Aで自らのポテンシャルを証明。アベレージとパワーを兼備したバッティング。守備を含め向上を示した。2012年が初のブレイクイヤーであり、ボールの見極めも平凡。真価は2013年に問われる。 

4. クリント・コーター:C
パワー&アームの2ツール型。マイナーでは優れたアプローチも披露した。打つべきボールを絞れるバッティングは磨かれている一方で、守備は粗削り。捕手経験が浅く、フットワークやキャッチング等向上させるべき項目は多い。 

5. テイラー・ヤングマン:RHP
最速は94マイル。長身から多彩なボールを低めに集めるスタイルで大学時より実績を作り上げた素材。支配的なピッチングは出来ないが、コマンドを含め磨かれている。エースクラスでは無いも、イニングイーターとして評価を得る。 

6. ミッチ・ハニガー:OF
オフェンシブな素材だ。アッパーカット気味なスイングからパワーを生み出している。三振が多いがボールの見極めも出来る。強肩も兼ね備えており、スピード面の問題やバッティングを生かす上でライト転向が濃厚。 

7. ビクター・ローチ:OF
大学2年時にリーグ30本塁打。モンスタークラスのパワーと平均的なスピード。アプローチとコンタクトが粗削りであり、パワーを示す点で大きな問題と成り得る可能性がある。2012年は手首を故障しマイナーでの出場無し。 

8. ヒラム・バーゴス:RHP
1年にしてA+から3Aまでステージを駆け上がった。平凡なポテンシャルも、安定したコマンドを誇り、カーブ&チェンジアップ&スライダー等の多彩なボールで打者のバランスを崩す。2012年は171イニングで防御率1.95。 

9. オーランド・アルシア:SS
ツインズ傘下プロスペクトであるオズワルト・アルシアの弟。2011年に30四球/20三振をマークしたアプローチとスピードを兼ね備える素材。2012年は足首の故障でシーズン全休。それでも彼はまだ18歳の若さを誇る。 

10. タイロン・テイラー:OF
フットボールを兼任したアスリートは5ツールを兼ね備える。スピードがトップツール。スイングも鋭く、パワー面は向上が期待される側面だ。彼はより磨かれる必要があるが、デビューは素晴らしいパフォーマンスで飾った。 

11. ドリュー・ガグノン:RHP
91マイルのストレートとカーブ、チェンジアップ。全てを安定したコマンドで操ることが出来、チェンジアップで打者を欺く点でも優れている。支配的な素材では無く、ローテーション下位のイニングイーターと目されている。 

12. スクーター・ジェネット:2B
アベレージヒッター。ギャップを抜く相応なパワーと共に打球をフィールド全体に運ぶ。キャリアで1699打席/86四球。相応なスピードも兼ね備えているが盗塁も10個前後。2B守備は確実に向上を辿っている側面だ。 

13. マーク・ロジャース:RHP
2度の肩の手術を経て2012年にメジャー初勝利をマーク。2004年ドラフト全体5位指名に違わぬポテンシャルの持ち主であり、94マイル前後のストレートとスライダー。典型的なパワーアームであり、コマンドは平凡だ。 

14. アリエル・ペーニャ:RHP
ザック・グレインキーのトレードで動いたパワーアームは鮮烈なストレートとスライダーを兼ね備える。不安定なコマンドながら高い支配力を示す。リリーバーとしての十分なポテンシャルがあり、適性はこちらにあるかもしれない。 

15. クリス・デービス:OF
マイナー3クラスで顕著なパフォーマンス。優れたバットスピードから鋭い打球を放つ。アプローチも良く42四球/67三振。一方で傑出したツールの無さや25歳の年齢、大きなスイングはスカウトから不評を買っている部分だ。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/lakelandlocal/5651464174/

2013 Top 15 Prospects:ピッツバーグ・パイレーツ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ゲリット・コール:RHP
パワフルなストレート&スライダー。101マイルを計時するパワーアームでロジャー・クレメンスと比較される。コマンドは粗削りでチェンジアップも向上が必要だが、ゾーン内で打者を捻じ伏せられるポテンシャルは傑出している。 

2. ジェームソン・タヤン:RHP
彼ならばエースになれるだろう。最速99マイルのストレート&パワーカーブ。年齢に比してコントロールもまとまっているが、メカニクスを維持する点で課題を示している。ストレート主体となりがちな傾向も成熟が必要な側面だ。 

3. グレゴリー・ポランコ:OF
恵まれた体格に5ツールを兼ね備えている。攻守にアスレチックであり、特にパワー&スピードで顕著な向上を辿っている。守備面を始めいくつかの項目で粗削りであり、かつ2012年にブレイクを果たした素材。真価は2013年に問われる。 

4. カイル・マクファーソン:RHP
マイナー全体でも彼以上に完成された素材は少ない。パワーアームでは無いが95マイルを計時出来るポテンシャルと優れたチェンジアップ。コマンドも安定している。鮮烈な素材では無いが、堅実な内容に対し評価を得ている。 

5. アレン・ハンソン:2B/SS
メインツールはスピード。細身ながらパワー面でも顕著な向上を披露しており、アベレージ面を含めより攻撃的な素材となりつつある。攻守両面でアスレチックな素材だが肩の弱さがネックであり、ツールは2Bに適性を示している。

6. ルイス・ヘレディア:RHP
18歳ながら堂々たるフレーム。96マイルを計時するストレートとカーブのコンビネーションは抜群のアップサイドを兼ね備える。傑出したパフォーマンスには至っていないが、コンスタントにゾーンを突ける点で相応な成熟も示している。 

7. バレット・バーンズ:OF
アスレチック。特にオフェンス面でパワー&スピードの可能性を示している。鋭いスイングからパワフルな打球を放ち、ボールの見極めも良い。主にセンターを任されているが、平凡な肩の強さからレフトたるプランも語られている。 

8. ニック・キンガム:RHP
恵まれた体格でメカニクスもスムース。ストレートは90マイル前半ながらカーブとチェンジアップを織り交ぜてゾーンを積極的に突くスタイル。ワークホースと目される素材も、よりパワーアームとなる可能性も秘めている。 

9. ディルソン・ヘレーラ:2B/3B
18歳ながら顕著なパフォーマンスを披露している。小柄な体格ながらバットスピードに優れとてもアグレッシブだ。守備面のセンスも高く、攻守で優れたインスティンクトが持ち味。肩の弱さより2Bプランが主となるだろう。 

10. ジョシュ・ベル:OF
2011年ドラフトで最高の素材の1人は苦しんでいる。左右両打席よりパワーとアプローチを兼ね備える一方で、それをパフォーマンスに結び付けられていない。ヒザの手術より出場経験も計15試合。彼は未知数な素材であり続けている。 

11. ワイエット・マシセン:C
ルーキーリーグで顕著なパフォーマンス。年齢に比して成熟したアプローチを示した。現在はミドルヒッターだがパワーポテンシャルへの評価も高い。高校時代に多彩なポジションを経験したため捕手としてのスキルは粗削り。 

12. タイラー・グラスノー:RHP
コーチ曰く「200マイルも投げられる」たる大柄な体格。96マイルを計時するパワフルなストレートが持ち味だが、カーブとコマンドの安定に課題を露呈している。アスリートの家系で、それぞれ母は体操、父は10種競技の選手。 

13. クレイ・ホームズ:RHP
恵まれた体格さながらのパワーアームだ。今後コンスタントに90マイル半ばを計時出来ると目されるポテンシャルへの評価は高い一方で、セカンドピッチが不安定。コントロールを含め全体的に粗削りであり、磨くべき側面は多い。

14. フィル・アーウィン:RHP
2012年にA+から3Aまでステージを辿った。キャリアでK/BBが4.5を下回ったシーズンが無い。パワーアームでは無いが、80マイル後半のストレートと緩いカーブ、チェンジアップを安定したコマンドで操ることが出来る。 

15. ビクター・ブラック:RHP
リリーバーとしてストレート&スライダーのコンビネーションはパワフルだ。粗削りなパワーアームの典型であり、コマンドとコントロールに大きな課題を示している。打者を捻じ伏せる側面では傘下でも顕著な存在だ。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/boomer44/4849034349/