トレバー・バウアーが絡んだ三角トレード

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トレード・デッドラインを振り返って

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トレードデッドラインが間近に迫る中、一足早く動き出したGM達。

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タイラー・スカッグスに捧ぐノーヒット・ノーラン

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2019年MLBオールスター

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Category Archives: 2013年

2013 Team Preview:ニューヨーク・メッツ

David Wright

 

 

 

 

 

 

 

*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す。

 

 

  • 予想オーダー

1 ジョーダニー・バルデスピン:CF
昨年、メッツに現れた超新星。スプリングトレーニングでも見事な打撃を披露しており、20試合で打率.333、4本塁打、9打点、OPS.938と超攻撃型1番バッターとして結果を残している。守備では昨シーズンに外野3ポジションだけでなく二遊間の守備にもこなした。選手層が決して厚くないメッツにとって、貴重な選手だろう。

2 ルーベン・テハーダ:SS
昨シーズンはホセ・レイエス(TOR、SS)の移籍に伴い、遊撃手の座を確固たるものにした。打撃はOPS.685と長打力はなく、非力な印象だが昨シーズンは左投手から打率.320とよく打った。守備ではフットワークの軽さと強肩を生かしたプレーを見せるがDRS(守備防御点)±0、UZR0.9とそれほど高くなかった。

3 デビッド・ライト:3B
第3回WBCでもアメリカの打線を牽引した「キャプテン・アメリカ」。昨シーズンは不振から復活し3年ぶりの打率3割をマークした。メッツ史上4人目のキャプテンに就任するなど抜群のリーダーシップも誇る。WBCでは左胸郭の張りを訴えて欠場したため、開幕戦には間に合わない模様。

4 アイク・デービス:1B
一昨年はケガにより36試合しか出場できなかったが、昨シーズンはキャリアハイとなる32本塁打(リーグ5位)、90打点を記録し打線の中核として活躍した。左投手に弱く、打率.174と苦戦しているのが課題だ。

5 コリン・カウギル:RF
バルデスピンと同じくスプリングトレーニングで打撃好調の外野手。23試合の出場で打率.317、4本塁打、8打点、出塁率.397、OPS.980と大活躍し、メッツの外野手のレギュラー争いでリードした。

6 ダニエル・マーフィー:2B
一昨年、両ひざの故障で109試合の出場に留まったが昨シーズンは3年ぶりに規定打席に到達。センターから逆方向への打球が多く、ボールに逆らわないバッティングが持ち味。打率.291に対して出塁率.332とあまり四球を選ばないタイプだ。

7 ルーカス・デューダ:LF
じっくりボールを見ていくタイプ。相手投手に1打席平均で4.14球投げさせており、BB%は11.1%(MLB平均は8.0%)。プルヒッターで昨シーズンはキャリアハイの15本塁打を放ったが、そのすべてセンターから右方向へのホームランだった。守備は昨シーズンのDRS-18、UZR-22.5が示すように、雑と言わざるを得ない。

8 ジョン・バック:C
マーリンズとブルージェイズのブロックバスタートレード、さらにR.A・ディッキーのトレードでメッツに移籍してきた捕手。昨シーズンは打率.198と打撃での衰えは隠せなくなった。それでもキャリアハイのDRS+2、盗塁阻止率もリーグ平均と同じ27%と守備はまだまだ衰えていないことを証明した。

9 P

2013 Team Preview:オークランド・アスレチックス

cespedes

 

 

 

 

 

 

 

*40人ロースターはリンクより参照

 

 

  • 予想オーダー

1 ココ・クリスプ: CF
アスレチックス不動のリードオフマン。昨年は120試合の出場ながら快足を飛ばし39盗塁を記録。また7年ぶりに2ケタホームランも達成した。一方でセンター守備は2年連続で平均以下の数値。また外野手とは思えないほど肩も弱い。クリス・ヤングがダイアモンドバックスから加入したが当面はセンターのレギュラーの模様。

2 ジェド・ラウリー: SS
アストロズからトレードで加入。とにかく怪我が多いのはネックだが昨年97試合で16HRを放ったようにショートとしては非常に魅力的な長打力の持ち主。選球眼も良く、まさにビリー・ビーン好みの選手ともいえる。なんとか怪我なく過ごすことができれば大きな戦力となることは間違いない。

3 ジョシュ・レディック: RF
レッドソックス時代はなかなか出場機会に恵まれなかったがアスレチックスへの移籍後才能開花。途中、調子を落とすこともあったが最終的には32本のホームラン(もちろん自己ベスト)を放ち、アスレチックスの逆転地区優勝の原動力となった。また守備も一流で昨年はUZR17.4、DRS23を記録しゴールド・グラブ賞にも輝いた。

4 ヨエニス・セスペデス: LF
キューバの大砲はメジャーの舞台でもその力をいかんなく発揮。129試合の出場で.292/.356/.505、23HRと期待通りの活躍を見せた。守備面で課題を残すが少なくとも打撃に関しては4年3600万ドルの大型契約に見合うだけの能力はあると証明した。この春は不調だがシーズンでは大きな問題にはならないだろう。

5 ブランドン・モス: 1B
マイナー契約から這い上がり、84試合の出場で21HR、長打率.596と気が付いたらアスレチックス打線の中核にまでなっていた。ビル・ジェームスの予想では今季は25HRとなっているがそれを上回る打撃に期待。

6 セス・スミス: DH
昨年は打率.240ながら出塁率.333、14HRとまずまずの成績。とにかく左投手を苦手としていて、昨年の対左投手の打率は.157、通算でも.191となっている。

7 ジョシュ・ドナルドソン: 3B
元々はキャッチャーだが昨年春にスコット・サイズモアが負傷したため急遽サードへコンバート。序盤は不調でマイナー落ちも経験したが再昇格後は度々貴重な一打を放ち、チームを救ってきた。

8 ジョン・ジェイソ: C
マリナーズからトレードで加入。昨年は.276/.394/.456、10HRと貧打に苦しむチームの中で唯一安定した成績を残した。また昨年は勝負強さも発揮。左投手を苦手としていることから左投手が先発の際はデレック・ノリスがスタメンマスクを被ることが多くなることが予想される。

9 エリック・ソガード: 2B
メジャーでは珍しくプレー中も眼鏡をかけている選手。アダム・ロザレスがDL入りしたことやソガード自身もスプリングトレーニングで絶好調なことから開幕スタメンはほぼ確定と見られる。セカンド守備はなかなかのもの。

2013 Team Preview:ピッツバーグ・パイレーツ

makkacchen

 

 

 

 

 

 

 

*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意を示す

 

 

  • 予想オーダー

1 スターリング・マーテ:LF
5ツール。ベースランニングを含め粗削りな側面を露呈する一方で、マイナー通算.303のアベレージと25盗塁前後のスピード、素晴らしい守備力を兼ね備える。メジャー初打席で初本塁打。三振が多いアプローチをより磨く必要がある。 

2 ニール・ウォーカー:2B
2004年ドラフト全体11位指名のホームタウン・ヒーロー。鉄鋼労働者を思わせるプレースタイルとして知られる。新人王得票5位の2010年以降攻守で安定したパフォーマンスを披露し続けている。2Bとしてはパワーに恵まれた打者。 

3 アンドリュー・マッカッチェン:CF
MVP得票3位。デビュー以降攻守で明らかに成長を辿る5ツール。2012年はリーグトップの194安打。パワー面で向上が著しく、素晴らしいスピードも兼ね備える。守備はポテンシャルが評価される一方で、DRSは-5に止まる。 

4 ギャレット・ジョーンズ:1B
28歳である2009年に21本塁打を放ちブレイクを果たした存在。2012年に放った27本塁打のうち、25本は右腕より放ったモノ。シーズン全体でもISO.242とパワーを示した。BB%6.4%はキャリアワースト。K%も20%であった。 

5 ペドロ・アルバレス:3B
K%30.7%。それでも持ち味のパワーツールを示し30本塁打をマーク。かつてはドラフト指名後5年$8.85Mの契約を結んだトッププロスペクト。攻守に粗い側面が多く、キャリアでは.237/.311/.427。守備でも27エラーを記録した。 

6 ラッセル・マーティン:C
攻守オールラウンドなドジャース時を経て、現在は高いアスリート性を生かした守備とパワーを持ち味にしたスタイルとなった。2006年~2008年は打率.280以上を維持も、ここ2年は.240以下。2012年は打率.211/21本塁打。 

7 トラビス・スナイダー:RF
トッププロスペクトの立ち位置から伸び悩みを経て評価を下げている。パワーツールに評価を得る左打者だが、キャリアでは83四球/284三振と粗削りなアプローチを露呈している。コンタクトの側面でより磨かれる必要がある。 

8 クリント・バームス:SS
守備型でSSとしてDRS+13。2Bとしても2009年に+13を示している。2012年のOPS.593は450打席以上でリーグワーストだが、2009年には23本塁打&ISO.195をマーク。典型的なフリースインガー。BB%は5.2%。 

9 P

2013 Team Preview:クリーブランド・インディアンス

Cleveland Indians v/s Baltimore Orioles 08/30/09

 

 

 

 

 

 

 

*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す。

 

 

  • 予想オーダー

1 マイケル・ボーン:CF
2月上旬に4年4800万ドルでインディアンスに入団したリードオフマン。盗塁王を3度獲得した脚力が最大の魅力でDRS(守備防御点)が+24と広い守備範囲を誇る。ただBB%はMLB平均以上であるが、1番打者としては三振も多く出塁率もやや物足りない。

2 ジェイソン・キプニス:2B
昨シーズン前半戦は絶好調で、インディアンスを牽引していたが後半戦に大失速。それでもキャリアハイの14本塁打、74打点、31盗塁をマークした。ボーンとともに足で引っかき回せると同時に意外と長打力もあるのでインディアンスのキーマンとなり得る存在だ。

3 マーク・レイノルズ:DH
フリースインガーの代名詞的存在。内に秘める爆発力はチームNo.1だろう。昨シーズンは23本塁打69打点に終わったが、三振数が159個と減少しボール球スイング率も19%に抑えるなど打席でのアプローチに進歩が見られた。

4 カルロス・サンタナ:C
抜群の選球眼を兼ね備えるスラッガー。スイッチヒッターで左右両打席とも高いレベルでの成績を維持している。昨シーズンは18本塁打に終わったが、先のWBCでは2本塁打を放ち、大会最多の9つの四球を選ぶなど持ち味を発揮。ドミニカ共和国の世界一に貢献した。

5 ニック・スウィッシャー:1B
4年5600万ドルの契約でインディアンスに入団した陽気なムードメーカー。選球眼の良さは有名で昨季のBB%は12.3%(MLB平均は8.0%)だった。24本塁打93打点と打力と勝負強さもあり、打線の中心としての活躍が期待される。

6 アズドルバル・カブレラ:SS
2011年に25本塁打を放つなどブレイクを果たし、オールスター初選出するなど脚光を浴びた。昨シーズンは18本塁打に終わったがキャリアハイの52四球数を選ぶなど打席でのアプローチに成長を見せた。守備は強肩でトリッキーな動きを見せるがDRSは-5と課題を残した。

7 ドリュー・スタッブス:RF
レッズ、ダイヤモンドバックス、インディアンスの間で行われた三角トレードにより移籍してきた俊足外野手。長打を放てるパワーも兼ね備えるが打撃の粗さに課題を残す。キャリアワーストのK%(30.5%)、打率.211、出塁率.277は大いに問題だろう。ただメジャーデビュー以降4年のキャリアで通算110盗塁を記録した脚力は大きな魅力だ。

8 マイケル・ブラントリー:LF
2009年に3Aで49盗塁を記録する俊足で昨シーズンは1番打者を務める機会が多く、リードオフマンとして期待されたが定着とは至らなかった。昨シーズンのコンタクト率が両リーグ4位の91.3%を記録したことが示すように、ボールをコンタクトする技術が非常に高く、昨季はキャリアハイのBB%(8.7%)とK%(9.2%)を記録した。

9 ロニー・チゼンホール:3B
2011年にメジャーデビューを果たすも同僚ジェイソン・キプニスに比べて伸び悩んでいる。昨季は43試合の出場に留まった。守備・走塁に関して特筆すべきツールは無いがパワーのツールに定評はある。今後はスラッガーとしての才能開花が待たれる。

2013 Team Preview:ニューヨーク・ヤンキース

jeter

 

 

 

 

 

 

 

*40人ロースターはリンクより参照

 

  • 予想オーダー

1 デレック・ジーター: SS
ご存じニューヨークの貴公子でキャプテン。38歳となったがまだまだ一流。昨年は159試合に出場し、.316/.362/.429、15HRで7年連続のオールスター選出、シルバースラッガー賞にも選ばれた。しかしALCS第1戦の延長12回にゴロ処理の際に足首を骨折、長期離脱となってしまった。開幕戦には間に合わないが4月6日のタイガース戦での復帰を目指す。

2 イチロー: RF
昨年のトレードデッドラインに11年半過ごしたマリナーズから電撃移籍すると移籍後は.322/.340/.454と大活躍、プレーオフでもマット・ウィータースのタッチを回避するスーパープレーやALCS第1戦のツーランホームランなど活躍した。今年の10月に40歳となるがまだまだ進化を遂げるイチローに注目だ。

3 ロビンソン・カノー: 2B
昨年は自己最多の33HR、.313/.379/.550で自身4回目のオールスター、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞にも輝いた。カーティス・グランダーソン、マーク・テシェイラ、アレックス・ロドリゲスの主力3人が開幕から長期離脱することがすでに決定しているため、カノーの打撃がより一層重要となってくるだろう。

4 ケビン・ユーキリス: 3B
昨年の途中までは宿敵ボストン・レッドソックス所属。マイケル・ルイス著のベストセラー本、『マネーボール』では「四球のギリシャ神」と形容されるほど選球眼が優れた選手であるのはいまさら言うまでもない。狭いヤンキースタジアムへの移籍で成績が向上する可能性はあるが問題は怪我なく過ごせるかどうか。2008年以降140試合以上に出場した年は1度もない。

5 トラビス・ハフナー: DH
10年間プレーしたインディアンズからヤンキースへFAで移籍。長打力が武器の選手だが、ユーキリス同様、怪我で試合に出場できないことが多い。元々は対右専用のDH要員としての獲得だったが怪我人続出のため出場機会は与えられることだろう。

6 フアン・リベラ: 1B
マイナー契約からの開幕ロースター入り予想。テシェイラの長期離脱が決まっているためリベラをファースト起用せざるを得ない状況。スプリング・トレーニングではここまで打率3割をキープしているがシーズン中もこの調子で打てるかは疑問。ファーストに関してはトレードデッドラインまでに動きがあるだろう。

7 バーノン・ウェルズ: LF
超不良債権として有名な彼がまさかのトレードでヤンキース加入。昨年はマイク・トラウトの台頭で出場機会が激減。実力は確かだが近年は発揮できていない。新天地への移籍がプラスに働くか?

8 クリス・スチュワート/フランシスコ・セルベリ: C
ラッセル・マーティンがFAでパイレーツへ移籍したため正捕手不在の状況に。スプリング・トレーニングにおいては両者ほぼ同等の出場機会をここまで与えられているが結果は出ていない。昨年55試合に出場している分だけスチュワート有利か?

9 ブレット・ガードナー: CF
右肘の怪我で昨年はわずか16試合にしか出場できず。2年間で96盗塁を記録したように俊足で、かつ出塁能力も比較的高いためなるべく塁に出したくない存在。また守備範囲が非常に広い選手で、2011年はレフトでUZR26.1、DRS23と驚異的な数値をたたき出している。

主力選手の怪我情報
アレックス・ロドリゲス:前半戦絶望
マーク・テシェイラ:早くても5月後半から6月前半の復帰?
カーティス・グランダーソン:5月ごろの復帰見込み