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Category Archives: 2013年

2013 Top 15 Prospects:クリーブランド・インディアンス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. トレバー・バウアー:RHP
パワフルなストレートとブレーキの利いたカーブ。独自のトレーニングや信念はDバックスで受け入れられずも、明らかにエースのポテンシャルがある。マイナーでのK/9は11.5。一方でBB/9は4.2であり、コマンドが不安定だ。 

2. フランシスコ・リンドーア:SS
オマー・ビスケルの再来。パワーに欠けアベレージも平凡ながら、攻守で年齢に似合わぬまとまりを披露。素晴らしいアプローチを示し、ショートの守備はマイナー最高クラス。メンタリティも成熟。試合への姿勢も高い評価を得る。 

3. ホセ・ラミレス:2B
マイナー2年間で打率.342。19歳にしてAでプレーし、相応なスピードとパワー、アグレッシブながら優れたアプローチを証明している。本来はショートを任されていた素材で、2Bとして広いカバー範囲と強肩も兼ね備えている。 

4. ドルシー・ポーリーノ:SS
攻守にアグレッシブなダイアモンドはキャリアのスタートをOPS.938たる素晴らしいスタートを切った。パワーポテンシャルに恵まれ、スピードと強肩も兼ね備える。ツールは鮮烈だが、それを生かすためにより磨かれる必要がある。 

5. ミッチ・ブラウン:RHP
バーベル上げの選手であった韓国人の父親譲りの頑健な体格。96マイルを計時するストレートとカーブ。カッター、チェンジアップの質も高い。既にパワフルで、メンタリティにも高い評価を得る。変化球とコマンドの向上がテーマ。 

6. タイラー・ネークイン:OF
2012年ドラフトで最高の打者の1人。パワー以外の4ツールを兼ね備える。フィールド全体にラインドライブを打ち分けるミドルヒッターで、ボールの見極めとアプローチも優秀。守備も強肩を主に評価を得る。リードオフ型の素材。 

7. ロニー・ロドリゲス:SS
良し悪しがとても鮮明だ。パワーツールと強肩、相応なスピードを示す一方でフリースインガー。守備もツールが揃うも粗さを露呈している。彼の価値は20歳にしてA+の舞台でプレーしたことであり、磨かれる可能性はまだ残されている。 

8. コディ・アレン:RHP
ドラフト全体698位指名の右腕が98イニングでマイナーを卒業。95マイルのストレートと落差のあるカーブを持ち味にメジャーで防御率3.72。ゾーンを突くコントロールも兼ね備えている。クローザーとしてのポテンシャルの持ち主。 

9. ダニー・サラザー:RHP
90マイル後半をも計時するハードボーラー。チェンジアップとパワースライダーも兼ね備え、コンスタントにゾーンを突くことも出来る。セカンドピッチが不安定で経験したイニング数も少ないため、リリーフ向きとの評価もある。 

10. トニー・ウォルタース:SS
ツールのクオリティでは無く総合的なパフォーマンスで評価を得る。アベレージが持ち味のミドルヒッターで、小柄な体格に比してパワーもある。相応なスピードも攻守で発揮。アプローチが粗く分類としてはフリースインガー。 

11. へスス・アギーラ:1B
6フィート3&250ポンドの恵まれた体格。ヒッティングプロスペクトでパワーポテンシャルがあり、ボールの見極めも洗練を辿っている。ルール5ドラフトで指名される可能性があったが、守備やスピードは平凡なレベルにすぎない。 

12. メーソン・ラデク:RHP
平凡なポテンシャルにより見過ごされている典型的な素材だ。傘下で最もまとまりのあるアームプロスペクトの1人。2012年はAと2A合計でK/BB4.58。スムースなメカニクスから多彩なボールをコマンド良く織り交ぜる。 

13. ルイージ・ロドリゲス:OF
リードオフ。持ち味はスピード。年齢に比してボールを見極めることが出来、本来はアベレージ面で才覚を示していた素材でもある。攻守で経験が不足しており粗削り。三振の多さや盗塁技術、外野守備を学ぶ過程を辿っている。 

14. チェン・リー:RHP
サイドアーム。リリーフとしてエリートクラスのキャリアを辿る。2011年に2Aと3A合計でK/9 12.5。K/BBも4.30の高いレベルを示した。92マイルのストレートとスライダーのコンビネーション。2012年にトミー・ジョン手術。 

15. スコット・バーンズ:LHP
支配的な先発としてキャリアを辿っていたが、2012年にリリーフ転向。3AでK/9 11.6をマークし、2013年のSTでも6.1イニング/7奪三振。独特なアングルのスリークォーター。92マイルのストレートとスライダーを織り交ぜる。 

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/ensignbeedrill/4605443602/

2013 Top 15 Prospects:アリゾナ・ダイヤモンドバックス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. タイラー・スキャッグス:LHP
鮮烈なカーブの持ち主。チェンジアップのクオリティも高く、90マイルのストレートを生かしている。アスレチックでメカニクスの維持にも問題を示していない。エースクラスのポテンシャルでは無いが、彼のまとまりは傑出している。 

2. アーチー・ブラッドリー:RHP
高校ではフットボールを兼任したアスリート。パワフルなストレートとパワーカーブのコンビネーションを示し、エースのポテンシャルを示す。アップサイドは傘下トップも、136イニングで84四球を喫したコマンドに課題を露呈する。 

3. アダム・イートン:OF
3Aの新人王にしてMVP。パワー以外の4ツールを兼ね備え、ギャップを抜くパワーとスピード、ボールの見極めを披露。守備でもカバー範囲と強肩を示している。ゲームに望む姿勢も評価が高く、常に全力を尽くすファイターだ。 

4. デビッド・ホームバーグ:LHP
スキャッグスと共にまとまりに優れた左腕だ。91マイルをコンスタントに計時するストレートにハイクオリティなチェンジアップを織り交ぜる。体格に恵まれイニングをこなせるワークホース型。ローテーション半ばクラスの素材だ。 

5. マット・デビッドソン:3B
パワーヒッター。フィールド全体にパワフルな打球を放つ。2012年はアプローチを向上させ、守備面でもエラーこそ喫するも動きに進歩を示す。攻守で可能性と共に粗さを露呈する典型。ただしオーダー主軸クラスのアップサイド。 

6. ストライカー・トレイハン:C
アスリート。特にオフェンス面での評価が高く、パワーとボールの見極め、そしてスピードのパッケージだ。アプローチも優れる。守備面のセンスも備えるもフットワークとキャッチングに課題。今後OFコーナーへの転向が濃厚。 

7. アンドリュー・ベラスケス:2B
小柄ながらアスレチック。17歳で披露したルーキーリーグでのパフォーマンスは鮮烈だ。ギャップを抜くパワーとスピード、ボールの見極めを兼ね備える。守備面も評価を得ている。彼もまたアップサイドで注目されるべき素材だ。 

8. マイケル・ぺレス:C
トレイハンと並ぶアスレチックな捕手だ。パワーとアームのコンビネーション。バッティングではISO.249をマークし、盗塁阻止率も52%たる高いレベルにある。攻守にツールとアップサイドはあるが粗削り。より磨かれる必要がある。 

9. アンドリュー・チェイフィン:LHP
スライダーはスカウト評価でも最高クラス。94マイルに届くストレートとのコンビネーションで2012年はA+でK/9 11.0。不安定なコマンドよりリリーフに適性を指摘され、健康面でも2010年にトミー・ジョン手術を経験している。 

10. ディディ・グレゴリウス:SS
アムステルダム出身。アクロバティックな守備を持ち味に、攻守でアスレチック。バッティングはパワーレスかつ打ち上げる傾向があり、兼ね備えるスピードに比して盗塁技術も粗削りだ。ただしアプローチは向上を辿っている。 

11. チェース・アンダーソン:RHP
92マイルのストレートとチェンジアップ、カーブのコンビネーション。小柄な体格でポテンシャルも傑出していないが積極的にストライクを並べるアグレッシブな内容。ローテーション下位クラスの素材だが、まとまりの良さが目立つ。 

12. ジョナサン・グリフィン:1B
6フィート7&250ポンドの大型1B。パワーとアームの2ツールが傑出しており、相応なヒッティングスキルも兼ね備える。体格に比してアスレチックながらスピードに欠けカバー範囲は平凡。インコースへの対応にも課題。 

13. ゼーク・スプリール:RHP
シンカーボーラー。体格と共にデレク・ローと比較される。傑出したボールは持たないが、常に低いゾーンにボールを集めるコマンドと共にイニングをこなすタイプ。支配的な素材では無く、ゴロを打たせることが大きな持ち味。 

14. チャールズ・ブリュワー:RHP
2Aと3A合計で防御率5.78。それでも安定したコマンドと多彩なボールを操る存在はリストに入る価値がある。スムースなメカニクスから90マイル前後のストレートを放つフライボーラー。彼もまたイニングイーター型の素材だ。 

15. アルフレッド・マーテ:OF
平凡な7年間のマイナー生活を経て2012年に2Aでブレイク。ボールの見極めを向上させ、よりパワフルなバッティングを披露した。ライトとして素晴らしいスローイングも示す。ただし真価が問われるのは2013年シーズンとなる。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/chuckles396/7237369328/

2013 Team Preview:サンフランシスコ・ジャイアンツ

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*40人ロースターはリンクより参照

 

  • 予想オーダー

1 アンジェル・パガン: CF
ジャイアンツ不動の1番バッター。昨年メッツから加入すると自慢の足を活かして、リーグ最多の15本の三塁打、29盗塁を決めた。ホームランは8本に留まったが二塁打も38本放っており、意外と長打力はある。一方センター守備は平凡。WBCプエルトリコ代表。

2 マルコ・スクータロ: 2B
昨年のトレードデッドラインにロッキーズから加入すると以降61試合で.362/.385/.473と打ちまくり、またプレーオフでも勢いは止まらずNLCSでは28打数14安打を記録。見事NLCSのMVPにも輝き、ジャイアンツの世界一にも大きく貢献した。今年で38歳となるが新たに3年契約を結んだ。

3 パブロ・サンドバル: 3B
カンフーパンダの愛称で親しまれる人気選手。怪我の影響で108試合の出場に終わり、.283/.342/.447、12HRと彼にしては平凡な数字となったがポストシーズンで打棒爆発。ワールド・シリーズ第1戦ではプレーオフ史上4人目となる1試合3HRを達成し、そのままワールド・シリーズMVPに選ばれた。実力はあるだけに怪我なくシーズンを送ることができればよいが・・・

4 バスター・ポージー: C
2011年にホームでの交錯で大けがし、一時はキャッチャーとしての選手生命すら危ぶまれたが昨年見事復活。夏ごろから一気に調子を上げ、終わってみれば.336/.408/.549、24HR、103打点でオールスター選出、首位打者、ハンク・アーロン賞、シルバー・スラッガー賞、カムバック賞、NL MVP、そしてチームはワールド・チャンピオンとキャリア最高のシーズンとなった。今年でまだ26歳だがジャイアンツのリーダー的存在としてチームを引っ張る。

5 ハンター・ペンス: RF
とても野球選手には見えない打撃フォームや送球をするが実力は一流。トレードデッドラインにフィリーズから加入してからは不調に陥ってしまう。プレーオフでも本来の打撃とはいかなかったがNLCS第7戦の三度打ちはある意味伝説の一打として語り継がれることであろう。ジャイアンツ連覇のカギは彼が本来の打撃を取り戻すことだろう。

 6 ブランドン・ベルト: 1B
昨年はレギュラーにほぼ定着し、145試合に出場、.275/.360/.421、7HRとまずまずのシーズンを送った。BABIPの高さが若干気になるものの選球眼、三振率ともに2011年と比較して改善が見られるためこれからが非常に楽しみな選手。

7 グレゴア・ブランコ: LF
外野全ポジションをこなせる便利屋タイプではあるが昨年は141試合に出場、.244/.333/.344、5HRと微妙な成績ではあるものの29盗塁を決めている。また守備面ではレフト、センター、ライト全てにおいて平均以上の数値を残している。

8 ブランドン・クロフォード: SS
昨年からショートのレギュラーとして定着。打撃自体は.248/.304/.349、4HRと平凡だが守備面ではUZR8.7、DRS12と優秀。

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2013 Top 15 Prospects:アトランタ・ブレーブス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. フリオ・テヘラン:RHP
ペドロ・マルチネスの再来たる立ち位置から2年を経て評価を落としている。それでもスプリング・トレーニングでは顕著なパフォーマンスを披露。93マイルのストレートとチェンジアップで緩急を作る。何より彼はまだ22歳だ。 

2. J.R.グラハム:RHP
グラウンドボーラー。体格を含めティム・ハドソンと比較される素材で、アスレチックだ。ストレートとスライダー主体のピッチングで、積極的にゾーンを突くことが出来る。より高いレベルに向けチェンジアップを磨く必要がある。 

3. トミー・ラステラ:2B
小柄な体格ながら2Bとして傑出したオフェンス面を披露している。アベレージとアプローチを兼ね備え、ギャップヒッターとしてのパワーも示している。守備では1部よりOF転向を指摘されているが、2Bとしても相応なレベル。 

4. コディ・マーティン:RHP
まとまりの高さが持ち味。カッターに一定の評価を得ており、90マイル前半のストレートとカーブ、チェンジアップを含め安定したコマンドで操る。スムースなメカニクスを示し耐久性も高い。ストレートは最速94マイルをマーク。 

5. アレックス・ウッド:LHP
90マイル半ばに届くストレートとチェンジアップ。緩急を作り出すカーブも兼ね備え、コマンドも安定している。2012年はA-で防御率2.22。ゴロ率も高い。変則的なメカニクスの持ち主で、既に1度トミー・ジョン手術の経験あり。 

6. ルーカス・シムズ:RHP
ローカルヒーロー候補。94マイルを計時するストレートとカーブはいずれもハイクオリティ。小柄ながらアスレチックな素材であり、マウンド上でもとてもアグレッシブ。一方でチェンジアップとコマンドは向上させる必要がある。 

7. マウリシオ・カブレラ:RHP
アップサイドは傘下で明らかにトップクラスだ。97マイルのストレートは今後よりパワフルになると目され、チェンジアップの評価も高い。平凡なK/BBの値が彼の粗削りな側面を示しており、コマンドを向上させる必要がある。 

8. ショーン・ギルマーティン:LHP
マイナー180イニングで既に3Aのステージに立つ。多彩なボールと安定したコマンドのコンビネーション。ボールは傑出していないが、技巧派左腕としての価値を示す。アップサイドへの評価が低く、ローテーション下位クラスの評価。 

9. エバン・ギャティス:OF
ブレーブスが披露する次なるドラフトマジックは彼かもしれない。かつての用務員はマイナーで2年連続長打率.600以上とパワーを示す。体格に比してスピードがあり、肩も強いも守備は平凡。2010年ドラフト指名も既に26歳。 

10. トッド・カニンガム:OF
2Aの舞台でキャリア初の打率.300をマーク。アグレッシブなアプローチの持ち主でコンタクトに優れ、ギャップを抜くパワーとスピードも兼ね備える。センターの守備も良く、スローイングも正確だ。リードオフ型として期待を得る。 

11. ルイス・メレーホ:LHP
ドミニカ出身の左腕は18歳ながら積極的にゾーンを突く内容を披露する。年齢に比してコマンドがまとまっており、カーブやチェンジアップのフィーリングも優れている。ただし年齢相応に粗削りでハイリスク。より磨かれる必要がある。 

12. アーロン・ノースクラフト:RHP
グラハムと並ぶ傘下のグラウンドボーラーだが、ポテンシャル面は平凡。動きのあるストレートとスライダー、チェンジアップ。左打者への対応にも苦しんでいたが、2012年に問題を解消した。イニングイーターたる将来像を得る。 

13. ガス・スクローサー:RHP
積極的なストライクスロワー。キャリア全てのクラスで2.0を上回らないBB/9が示す通りのコマンドを披露し、自らの平凡なポテンシャルを埋め合わせている。持ち味と言えるボールが無く、リリーバーが適切たる見方が主だ。 

14. クリスチャン・ベタンコート:C
2AでOPS.566。スカウト評では既にアップサイド無したる声も上がるバッティングの一方で、傑出した強肩を持ち味とした守りはとても鮮烈だ。アスレチックでプレート後方の動きは機敏。ブロッキングを含め高いまとまりを披露。 

15. アーネスト・メヒア:1B
ここ2年でアベレージとパワーを両立。2002年ドラフト外で契約。2012年オフのベネズエラ・ウィンターリーグでもMVPに輝いた。6フィート5&240ポンドと恵まれた体格で、パワーツールは傘下で最高と評されている。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/lakelandlocal/6811667078/

2013 Top 15 prospects:オークランド・アスレチックス

USA Baseball CNT vs Korea

 

 

 

 

 

 

 

 

本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ15の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. アディソン・ラッセル:SS
筋肉質な体格に素晴らしいパワーツールと強肩、ハンドリングを兼ね備える。3B転向が濃厚と目された守備面も体重を減らすことでより機敏な動きを披露している。年齢相応に粗削りであり、2012年は変化球への対応に課題を露呈。 

2. ダン・ストレイリー:RHP
90マイル前半をコンスタントに計時するストレートとスライダー、チェンジアップ。ゾーンを積極的に突くコントロールも兼ね備える。まとまりに優れるが、メジャーでは39イニングで11被本塁打。ローテーション半ばクラス。 

3. マイケル・チョイス:OF
2011年にA+で30本塁打。ただし2012年は三振を喫するアプローチの粗さが目立つパフォーマンスに終始した。ボールの見極めに優れパワーも兼ね備えているが、コンタクト面で課題。高いアベレージを両立出来るタイプでは無い。 

4. レナト・ヌネス:3B
3Bとしての彼は狭いカバー範囲に止まる平凡な素材だ。OFか1Bに止まる可能性もある一方で、評価はバッティングにより形作られている。素晴らしいバットスピードの持ち主であり、右打席から優れたパワーを披露している。18歳。 

5. マイルズ・ヘッド:3B
A+で打率.382&長打率.715と傑出したバッティングを披露。ただし2Aでは16四球/75三振と粗削りなアプローチを露呈。鋭いバットスイングから広角にパワフルな打球を放つ。レッドソックスでは1Bも、2011年オフに移籍後は3B。 

6. デビッド・フレイタス:C
2012年にカート・スズキのトレードで移籍。素晴らしいボールの見極めを示し、相応なパワーも兼ね備える。スローイングは平凡だがアスレチックで動きは機敏。リーダーシップへの評価も高い。ただし守備は向上の余地を示す。 

7. グラント・グリーン:IF/OF
アマチュア時を含め野球エリートの道を歩み続けた素材が、いよいよメジャーの扉を叩きつつある。アグレッシブなアプローチでキャリアの打率は.302。相応なパワーとスピードも兼ね備えるが、ボールを選ばない側面は大きなネックだ。 

8. マット・オルソン:1B
1Bながら高校時は投打でポテンシャルを発揮した素材。大柄な体格の左打者でコンパクトなスイングからパワーを示す。カバー範囲と強肩を兼ね備えるディフェンダー。スイングの安定がテーマで、19四球/50三振と粗削りなアプローチ。 

9. ノーラン・サンバーン:RHP
アスレチック。90マイル半ばのストレートと緩急2種のカーブを操り、ゾーンを突くだけのコントロールも兼ね備える。先発の素材として期待を得る素材だが大学時はリリーフ。それに相応しいだけのメンテリティとパワーは示している。 

10. B.J.ボイド:OF
スピードツールが持ち味。2012年のパフォーマンスではアプローチとアベレージを両立。ギャップヒッターで体格の向上に伴いよりパワフルになると目されている。かつてツインズでプレーしたマット・ロートンと比較される素材。 

11. ダニエル・ロバートソン:3B
高校時はショートも現在は3B。美しいスイングの持ち主でありアベレージ面に才覚を示す。アプローチにも評価を得ているがA-では7四球/31三振。体格が小柄でパワーも傑出していない。いずれの側面も経験と共に向上が期待される。 

12. ソニー・グレイ:RHP
小柄なパワーアーム。90マイル半ばのストレートとパワーカーブ。チェンジアップも向上を辿っているが、マイナーでのパフォーマンスはK/BB 1.71&K/9 5.9と平凡。体格や球種の問題を含めリリーフたる将来像を描かれる素材だ。 

13. コナー・クランブリース:2B/OF
四球マシーンとしてドラフト時より評価を得ていた。マイナー通算で.269に止まる打率に対し出塁率は.416。ここ3年で2度の120四球以上をマークしている。3年連続で24盗塁をマークするスピードもあるが、既に25歳だ。 

14. ショーン・マーフィー:RHP
6フィート6&215ポンドと大柄な体格。ドラフト全体995位指名のアンダードッグが2012年に159イニングを投げ159奪三振/52四球。マイナーのキャリアでもK/9 9.1をマーク。HR/9がキャリアで1.2と彼本塁打の多さが懸念。 

15. シェーン・ピーターソン:OF
ミドルヒッター。アプローチにも優れ2012年は.326/.460/.510。スピードに欠けるためディフェンダーとしては1Bプランが望ましい反面、パワーツールの無さがネック。打者として優れるもポジションが起用の幅を狭めている典型だ。

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/mrfishk/4795451368/