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Category Archives: AL西地区

2015 Top 20 Prospects:シアトル・マリナーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

1. アレックス・ジャクソン:OF-C
2014年ドラフト全体6位。ドラフトクラスナンバーワンバッターだ。傑出したパワーツールの持ち主でヒットツールも兼ね備える。高校のポジションはCもOFとしての指名。プラス評価のアームを生かしたディフェンスはRF向き。 

2. D.J.ピーターソン:3B
アベレージ&パワーを両立したオールラウンドヒッター。A+-2AではOPS.912&31本塁打と実力を発揮した。プラス評価のアーム持ちだが、3Bのディフェンスは平凡。出場機会も考慮し1Bへのコンバートが既定路線。

3. エドウィン・ディアズ:RHP
プエルトリコ出身のアームでエースポテンシャルの持ち主。プロ入り後25ポンドの増量に成功し、4月10日のゲームでは99マイルを計時。 セカンダリーピッチであるスライダーもハイクオリティだ。高いアップサイドを秘める。

4. オースティン・ウィルソン:OF
アスレチックでハイポテンシャル。パワー&アームのツールが傑出しており、ジャンカルロ・スタントン(MIA)と比較される。 75試合の出場にとどまったもののOPS.927&13本塁打。アームに長けたディフェンスはRF向き。

5. ガブリエル・ゲレーロ:OF
ツールのパッケージで高いアップサイドを秘める。アグレッシブなアプローチで131三振を喫しながらも打率3割をクリア。18本塁打&18盗塁と実戦の中でもツールを示した。プラスプラスのアームの持ち主でRF向きとされる。

6. パトリック・キブラハン:3B
ヒッティングプロスペクト。A+―2Aでは打率.295/20本塁打/103打点をマーク。AFLでも4本塁打を放ち注目を浴びた。 大学ではフットボールでも活躍したアスリートで体格に比した機敏さも示す。平凡なディフェンスからLFに回る可能性も。

7. ケーテル・マーテ:SS/2B
スピードツールに優れるスイッチヒッター。ブレークイヤーを飾り、20歳にしてAAAに到達。コンタクトに長けたバッティングで2A-3Aでは打率.304&29盗塁をマークした。SSのディフェンスでは相応のアーム&レンジを披露。

8. ルイス・ゴハラ:LHP
ブラジル出身。大柄な体格からCCサバシア(NYY)と比較されるアーム。 90マイル前半のストレートにスライダー&カーブ&チェンジアップを織り交ぜる。コマンドが安定せず50IP/26BB/6.66ERAも、傑出したポテンシャルの持ち主。

9. ビクター・サンチェス:RHP
アグレッシブにゾーンを攻める。6-0/255たる重量型でバートロ・コロン(NYM)と比べられるアーム。19歳ながら安定したコマンド&チェンジアップを示す。2Aでは4.19ERAと不安定なパフォーマンスも年齢面からあまり問題にされていない。  

10. カーソン・スミス:RHP
マイナートップのリリーフプロスペクトだ。97マイルのシンカー&スライダーのコンビネーションで三振&ゴロの山を築く。3AでのGB%は70%とハイレベルな数字をマーク。メジャーでは9試合リリーフして無失点だった。 

11. タイラー・マーレット:C
ベストツールであるパワーを生かしA+-2Aでは打率.297/17本塁打。 アプローチでも定評を得るオフェンシブな素材だ。Cの守備でも向上を辿り、メークアップの評価も高い。アームも強くキャリアでの盗塁阻止率は37%。

12. ライアン・ヤーブロー:LHP
6-5/205たる長身から投げ下ろす。大学では平凡なパフォーマンスにとどまるも、A-では43.2IP/58K/5BB/1.27ERAたる支配的な内容。特にK/BBは11.6と極めて高水準。コマンド面で高い評価を受ける。プロ入りを経て別人のように球速が向上した。

13. ダニー・ハルツェン:LHP
2011年ドラフト全体2位。左肩の故障により2014年は全休。93マイルのストレート&スライダー&チェンジアップをコマンドよく投げ込む。バランスの良さに定評を得ており、コンディションが万全であればローテーションの柱として期待できるだろう。

14. ジョーディ・ララ:1B
滑らかなスイングからパワー&アベレージを示し、A+-2Aでは.337/.392/.581/.973/26本塁打/104打点たる傑出したパフォーマンス。アスレチックな1Bとして定評を得ており、アームも強いためRFでも22試合プレーした。 

15. ジャバーリ・ヘンリー:OF
ドラフト18巡目の眠れる大砲が目立ったパフォーマンス。豪快なパワーポテンシャルの持ち主でA+でOPS.982&30本塁打。大きくなりがちなスイングからコンタクト面を不安視されていたが、打率.291/109K/69BBと課題を克服。守備は平凡でコーナー向き。 

16. タイラー・オニール:OF
ボディビルダーである父の血を受け継ぎ5-11/205たるがっちりした体格にパワーポテンシャルを秘める。19歳にして61試合/13本塁打を放ち才能の片鱗を見せつけた。高校時代はSSを守っており、体格に比してアスレチックだが、LF/1Bタイプとされる。 

17. オースティン・カシーノ:OF
エリートなOFとして磨かれたプレーヤーだ。傑出したスピード&ディフェンスを示す。走塁面では66試合/23盗塁をマーク。CFディフェンスでも広大なレンジを披露しアームも兼備。課題のバッティングでは打率.266/6本塁打と一定の結果を出した。 

18. ガレス・モーガン:OF
2014年ドラフト74位。カナダ出身選手としては史上3番目となる$2Mでサイン。 6-4/220たるフレームに傑出したパワーを秘めており、ジャンカルロ・スタントン(MIA)とも比較される。45試合/73三振を喫し、K%は41%とコンタクトツールへの不安を露呈した。

19. タイラー・スミス:SS
プレーヤーとして非常に洗練された存在。アプローチに優れたコンパクトなバッティングを示しA+-2Aでは.286/.378/.428/.806/10本塁打/12盗塁/94K/73BBたる内容。メークアップも高く、チームメイト&コーチからの信頼も厚い。

20. アーロン・バルボサ:OF
リードオフタイプ。スピード&CFディフェンスで高い評価を受ける。ドラフト外の入団ながらA+では115試合出場し打率.282/52盗塁。アプローチにも優れ 74K/71BB/出塁率.385をマーク。パワーレスで上のレベルのピッチャーに対応できるかは疑問。

Plus One Prospect
トレイ・コクランギル:RHP
第2のカーソン・スミスだ。格別な落差を示す92-94マイルのシンカー&プラスのスライダーのコンビネーションで三振とゴロアウトの山を築く。R-SSで36IP/44K/7BB/0.25ERAと圧巻のパフォーマンスを見せた。

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/5knzpP

2015 Top 20 Prospects:テキサス・レンジャーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ジョーイ・ギャロ:3B
パワーモンスター。A+-2A合計で42本塁打。フューチャーゲームでは決勝点となるホームランを放ちMVPを獲得。アッパーカットのスイングのためコンタクトが不安定で179三振を喫した。3Bのディフェンスでは傑出したアームを披露。 

2. ホルヘ・アルファロ:C
アスレチックなCとして高い評価を得る。アグレッシブかつパワフルなバッティングが持ち味でA+-2Aで17本塁打。ディフェンスでは傑出したアームを示しており、マイナーナンバーワンと推す声も多い。粗削りだがアップサイドは高い。

3. ルイス・ブリンソン:OF
アスリートで攻守にインパクトを生み出せる。89試合の出場にとどまったが、プラスのパワー&スピードを示し13本塁打/12盗塁。CFディフェンスもハイレベルだ。コンタクトに不安を抱えており、キャリアでのK%は30%を超える。ハイリスクだが、アップサイドはオールスター級だ。

4. アレックス・ゴンザレス:RHP
カッター気味に変化するストレートにドラフトクラス内でトップと評されたスライダーを織り交ぜゾーンを攻める。A+-2Aでは12勝&2.66ERA。メカニクスもシンプル。カーブ&チェンジアップの向上が求められる。

5. ノマー・マザラ:OF
2011年にレンジャーズが$4.95Mを支払った素材。左打席で生み出すスイングスピードは傑出しており、ハイクオリティなパワーを作り出す。19歳にしてA-AAで22本塁打。アームは強いが、スピードに乏しくOF守備は平凡の域を出ない。 

6. ジェーク・トンプソン:RHP
6-4/235と恵まれたフレームの持ち主。スリークォーターのアングルから90マイル前半のストレート&カーブ&チェンジアップ。ストレートは沈む動きを披露。A+-2Aでは129.2IP/130K/47BB/3.12ERAと支配的な内容。 

7. ニック・ウィリアムス:OF
ヒッティングセンス溢れるパワフルなバッター。A+-2A-Rでは打率.283/13本塁打。140K/22BBたる過剰なアグレッシブさを改善していく必要がある。アーム&スピードいずれも平凡で守備はLFがメイン。

8. ルイス・オルティズ:RHP
アンダー18ワールドカップMVP。6-3/230たる巨漢から最速97マイルのストレート&プラスのスライダー&平均程度のチェンジアップを投げ込む。デリバリーもイージーでコマンドも安定している。最大の敵は太りやすい体質?

9. ルーク・ジャクソン:RHP
コンスタントに90マイル半ばを叩き出すストレートはパワフル。カーブ&チェンジアップのコンビネーションで高い支配力を示す。2Aでは83.1IP/83K/24BB/3.02ERAも、3Aでは40IP/43K/28BB/10.35ERAと苦しんだ。コマンドが不安定。 

10. アンソニー・ラナウド:RHP
3Aで14勝&2.61ERAと傑出したパフォーマンス。リーグの最優秀投手にも選出された。91-95マイルのストレート&鋭いカーブ&チェンジアップのコンビネーション。メジャーでは7試合先発して15K/16BB&4.81ERAと実力を発揮できなかった。

11. ティクアン・フォーブス:SS
2014年ドラフト2巡目指名。アスレチックで攻守にインパクトを生み出せる。素早いバットスピードからコンタクトツールを示しており、パワーも向上が見込める。プラスのアーム&スピードの持ち主だがオフェンス面を生かすために3B向きとの見方も存在する。 

12. トラビス・デメリット:3B
アスレチックなミドルヒッター。パワー面で大きく向上を辿り、Aでは25本塁打をマーク。一方で打率.211&177三振とコンタクトツールの脆さを露呈した。力強いアームの持ち主だが、平凡なスピードツール&グラブ捌きから3B向きと見られている。

13.  ジョシュ・モーガン:SS―2B
2014年ドラフト3順巡目。コンパクトなバッティングでコンタクトを生み出しR-A-で打率.322をマーク。ストライクゾーンの見極めも優れており、23K/29BB。 ディフェンスでもアームの強さで高い評価を受ける。0本塁打&2塁打3本とパワーレスな点がネック。

14. ライアン・ルア:3B
ベストツールはパワー。2A-3A通して打率.306/18本塁打。大きな欠点もなくメジャーでセーフティにプレーできるとみられている。ディフェンスではアームに優れるが、スピードに欠ける。マイナーでは3B/2Bをメインに守ってきたが、チーム事情からLFに回る予定。

15. アレク・アッシャー:RHP
ハードボーラー。90マイル後半を計時するストレートを主体にカーブ&スライダーを織り交ぜるピッチング。課題であったチェンジアップが向上を辿り、ピッチングが安定。デリバリーはクリーンでコマンドも安定している。キャリアでのK/BBは3.75と高水準。

16. デライノ・デシールズ:OF
ベストツールのスピードを武器に54盗塁をマークしたが、好守に繊細さを欠いた1年。打率は.317→.236、三振数は91→112と大幅に悪化。 2B→OFにコンバートも打球判断の悪さを露呈し7エラー。プレー態度でも評価を落とした。

17. キーオン・ケラ:RHP
高校時に90マイル程度だった球速はわずか3年で100マイルに到達。生粋のパワーピッチャーに成長した。リリーフとしてA+-2Aで44試合に登板して49IP/68K/2.02ERAたる支配的な数字。5.7BB/9たるコマンドを磨いていく必要がある。 

18. マイケル・デレオン:SS
AFLでは最年少の17歳でプレーしたことでも話題になった。AをメインにプレーしOPS.621も将来への期待は大きい。傑出したツールの持ち主ではないが、同年代の選手と比べて極めて洗練された素材。SSのディフェンスでは大きく評価が分かれる。 

19. ハイロ・ベラス:OF
2012年に$4.5Mでレンジャーズ入り。レンジャーズでプレーしたホアン・ゴンザレスと比較される5ツール型。平均以上のパワーを秘めており、Aでは7本塁打をマーク。ディフェンスではキャノンアームを披露。荒削りでまだまだ磨く点が多いが、傑出したアップサイドを持つ。

20. エイソン・イリザリ:SS
傑出したアップサイドの持ち主。インターナショナルFAではトップ級の評価を受けていた素材。OPS.637たる平凡なパフォーマンスも17歳にしてRkをプレーした点は評価できる。SSのディフェンスではキャノンアームを披露。スピード&レンジが平凡でポジションにとどまれるかは未知数。 

Plus One Prospect
ライアン・コーデル:OF
大学では平凡なキャリアを辿ったドラフト11巡目選手がブレーク。A-A+で打率.318&OPS.914&13本塁打&21盗塁。平均以上のスピードを備え、パワー&OFディフェンスも相応なレベル。 

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/eWNt8J

 

 

 

2015 Top 20 Prospects:オークランド・アスレチックス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. マット・オルソン:1B
フレーム&スイング&パワーポテンシャルいずれの項目もハイクオリティ。20歳にしてA+でOPS.947&37本塁打をマーク。コンタクト面に不安も、選球眼に優れマイナー最多の117BBを選んだ。1Bディフェンスは向上をたどる。

2. フランクリン・バレット:SS
5-9/175と小柄ながら傑出したポテンシャルの持ち主。A-ではコンパクトなスイング&素早いスイングでOPS.865/6HR/29SB。 SSの守備では不安を露呈しており、プラスのアーム&スピードを生かしOFや2Bに移る可能性が高い。

3. レナト・ヌネス:3B
17歳の時に$2.2Mでサイン。傑出したパワーポテンシャルで注目を得る。アプローチは113K/33BBと荒削りながら、A+ではOPS.853&29本塁打をマークした。アームも強く3Bに相応しいツールのパッケージだが、レンジ&グラブ捌きが平凡。

4. マット・チャップマン:3B
2014年ドラフト全体25位。投手として98マイルをマークしたキャノンアームの持ち主でゴールドグラバーになりうる3Bディフェンダー。バッティングではパワーポテンシャルを秘めており、ゲームの中で発揮できるようになれば攻守のパッケージとなれる素材だ。

5. ディロン・オバートン:LHP
 大学ではジョナサン・グレー (COL)とチームメート。トミージョン手術からカムバックしR-A-では12試合先発登板して37IP/53K/4BB/1.95ERAたる支配的なパフォーマンス。90マイル前半のストレート&アウトピッチのスライダー&ハイクオリティなチェンジアップ。

6. チャド・ピンダー:2B
パワフルなスイングを示しA+ではOPS.824&13本塁打。 ラインドライブヒッターで逆方向にも強い打球を飛ばすことが出来る。レンジへの不安からSS→2B。アームが強く、スローイングも正確だ。

7. ケンダル・グレイブマン:RHP
Aスタートも素晴らしい勢いでマイナーを駆け上がり、ドラフトからわずか2年でメジャーデビューを果たした。マイナーでは27試合に先発し1.83ERA&3.71K/BBたるパフォーマンス。 90マイル前半のハードシンカー&緩いチェンジアップでゾーンを攻める。

8. ラウル・アルカンタラ:RHP
昨年は A-A+で12勝&K/BB5.17&3.11ERAとブレークイヤーを辿ったが、今季はトミージョン手術により3試合の登板にとどまる。92マイルのストレート&プラスのチェンジアップ&平均レベルのスライダーをコマンドよく投げ込む。

9. ランゲル・ラベロ:1B
優れたヒットツール&選球眼に支えられたバッティングスタイルで2Aでは.309/11HR/77K/56BB。 ギャップヒッターたる評価に止まるが、フリー打撃では豪快なパワーを披露しており、また6-2/210たるフレームからもパワー面では向上の可能性を秘める。

10. ジョー・ウェンドル:2B
攻守を兼ね備えた2Bになりうる。オフェンスではヒットツールに優れ、コンパクトなスイングからボールをフィールド全体に打ち分ける。またストライクゾーンへの理解も深く、アプローチにも優れる。ディフェンスでは2Bとして十分なレンジ&アームを備える。

11. ショーン・ノリン:LHP
ジョシュ・ドナルドソンとのトレードでTOR→OAK。ストレートは90マイル前後とパワーには欠けるが、優れたコマンドを生かし、ストライクゾーンを自在に操るピッチングが光る。 来季はスターターの1角として期待される。

12. R.J.アルバレス:RHP
デレク・ノリスとのトレードでSD→OAK。ハードボーラー。コンスタントに95マイルを計時するストレート&ハードスライダーのコンビネーションで傑出した支配力を示す。リリーフに専念したことで支配力はさらなる向上を辿り2Aで43.1IP/61K/1.25ERA。クローザーポテンシャルを示した。

13. ライオン・ヒーリー:1B-3B
6-5/205たる恵まれたフレームの持ち主で傑出したバットスピード&パワーを示す。A+では打率.285&16本塁打。フィールド全体を扱ったバッティングでも定評を得る。スピード&レンジに乏しさから 3B→1B。

14. マックスウェル・マンシー:1B
 アプローチが良いミドルヒッター。パワー面で向上を辿った昨年からは一転、本塁打は25本→7本と激減した。ハイクオリティな見極めは健在で92K/87BB。小柄ながらアスレチックで1B守備も上質。大学では2Bコンバートも検討された。 

15. クリス・バシット:RHP
2013&2014年と2年連続でAFLのオールスターチーム入りを果たしている実力派右腕。低めのアームスロットから投げ込まれる90マイル前半のストレート&向上を辿ったスライダーを軸にRk-AAでは10.5K/9をマーク。既にメジャーデビューを果たしているが、ブルペンに回る可能性も高い。

16. ボビー・ウォール:RHP
95マイルのストレート&スライダー主体にアグレッシブにゾーンを攻める。コマンドの評価が平凡で1年を通して主にリリーフとしてプレー。53.2IP/62Kと支配力を示した一方で安定感に欠き、4.89ERA/1.48WHIP。 

17. ブレット・グレイブス:RHP
小柄ながら94マイルのストレート&ハードなスライダーでパワフルにゾーンを攻める。ゴロアウトが多くGO/AOは2.36の高水準。チェンジアップを磨いていけばポテンシャルはローテーション3番手クラス。

18. ダニエル・ゴセット:RHP
2014年全体65位。90マイル前半のストレート&プラスのスライダー&チェンジアップをコマンドよく投げ込む。 リリーフ向きとの見方が多く、12試合中先発したのは1試合のみ。A-で24IP/25K/1BBたる目立ったパフォーマンス。

19. タイラー・マリンコブ:OF
パワー&スピードを兼ね備えるアスレチックな素材。 フットボールでもクオーターバックとして活躍していた。A-A+ではOPS.833/18本塁打/18盗塁。アームも強くRF向き。130三振を喫したコンタクトツールを安定させていきたい。

20. ジェーコブ・ブラグマン:OF
ドラフト17巡目指名の掘り出し物。A-A+でOPS.860&21本塁打と目立ったパフォーマンス。スムーズなスイングで力強い打球を飛ばし、選球眼にも優れる。OF守備で見せるスピード&アームも相応なクオリティだ。 

Plus One Prospect
ブレンダン・マカリー:RHP
ドラフト22巡目指名のリリーバーが目立ったパフォーマンス。R-A-A+合計で28.2IP/37K/3BB/0.31ERAたる内容。5-10/165と小柄ながらカーブ&スライダーで高い評価を得る。ストレートは90マイル前後と平凡。 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/egREGX

2015 Top 20 Prospects:ロサンゼルス・エンゼルス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. アンドリュー・ヒーニー:LHP
2A-3Aで137.1IP/143K/36BBたる内容。 スムーズなメカニクスからストレート&スライダー&チェンジアップのコンビネーションで打者を欺く。傑出したコマンドの持ち主だ。エースポテンシャルでは無いも、高い完成度を誇る。 

2. ショーン・ニューカム:LHP
2014年ドラフト全体15位。 6-5/230たる大柄なフレームから97マイルのストレート&スライダー。カーブ&チェンジアップも織り交ぜる。コマンドを磨いていく必要があるが、エースポテンシャルの持ち主だ。8月27日のゲームでは4回無失点10奪三振の好投。

3. ロベルト・バルドゥキン:SS
キューバから亡命し契約金$8MでLAA入り。アスリート性に富んだプレーヤーで優れたインスティンクトを示し、スローイングも正確だ。ボールを見極めるラインドライブヒッティングが印象的。2015年は2Aでプレーする見込み。

4. ニック・トロピアーノ:RHP
ハンク・コンガーとのトレードでHOU→LAA。3Aで124.2IP/120K/33BB/3.03ERAと安定した内容。90マイル前半のストレート&チェンジアップはいずれもプラス評価を得るクオリティ。スライダーに向上の余地を残す。

5. ハンター・グリーン:LHP
 故障により2014年は全休。粗削りながら傑出したポテンシャルを秘める素材型。ストレートは体重の増加を経て90マイル半ばを計時出来ると目され、カーブ&チェンジアップもハイクオリティ。メカニクス&コマンドを安定させたい。 

6. キャム・ベドロージャン:RHP
父スティーブは1987年のサイ・ヤング賞。リリーフ転向2年目にして飛躍を遂げた。A+-2A-3A合計で45IP/82K/2.00たる支配的な内容。 94マイルのストレートは傑出したキレを示し、スライダーのクオリティも高い。コマンドは平凡。

7. カイル・クビツァ:3B
ハイレベルなアプローチに支えられたミドルヒッター。2Aで132試合プレーし出塁率.405/OPS.875をマーク。2塁打31本&3塁打11本とギャップを抜くパワーも示した。3Bディフェンスではプラスのアーム&ソフトなグラブさばきを披露。

8. アレックス・ヤーブロー:2B
恵まれたヒッティングセンスの持ち主でギャップを抜き、打率.285&2塁打38本。コンタクトヒッターでいながら124K/33BBとアプローチの粗さがネック。スピード&2Bディフェンスも平凡。ハウィ・ケンドリックの穴を埋められるか。

9. ジョー・ガトー:RHP
6-3/204の大柄なフレームからハイレベルなピッチャーになる可能性を秘める。 ストレートは94マイルに達し、シンキングアクションを示す。パワーカーブは落差があるものの安定感に欠け、コマンド&チェンジアップは発達段階。

10. ビクター・アルカンタラ:RHP
ポテンシャルはチームでもトップクラス。90マイル後半のストレートを軸にパワーでねじ伏せるピッチングスタイル。125.1IP/117K/被打率.219と支配力を示したが、4.3BB/9とコマンドに不安を抱える。リリーバーに回る可能性も。

11. ナタニール・デルガド:OF
2012年に$280Kでサイン。 ヒッティングプロスペクトとして注目を集める。Rでは38試合/打率.301とヒットセンスを披露。6-1/170とまだ線が細く、パワーはこれから伸びていくツールだ。OF守備ではスピードに欠けるが傑出したアームの持ち主。

12. ネイト・スミス:LHP
ストレートは90マイル前後と球威には欠けるが、巧みな投球でゲームを作り上げる。A+2Aでは118IP/118K/44BB/2.97ERAと目立った活躍。コマンドに優れ、カーブ&チェンジアップのクオリティも悪くない。 

13. タイラー・デローシュ:LHP
真価が問われたシーズンで、昨年の投球がフロックではないことを証明した。A+-2Aでは14勝&2.99ERA。支配力でも147IP/161Kとハイレベルな数字をキープした。ストレートは80マイル後半もカーブの評価が高い。

14. トレバー・ゴット:RHP
デッドライントレードでヒューストン・ストリートとともにSD→LAA。90マイル前半のシンカーを武器にグランドボールを量産するリリーバー。スライダー&チェンジアップも安定しており、スリーピッチを扱うことが出来る。 マイナーでは52試合/2.97ERA。

15. ケイレブ・コワート:3B
2010年ドラフト全体18位。傑出したツール&アップサイドの持ち主も2年連続で平凡なパフォーマンスに終わった。打率.223/6本塁打も、26盗塁はキャリアハイ。メークアップの評価が高く3Bのディフェンスはハイレベル。 

16.  チャド・ヒンショウ:OF
アグレッシブな走塁を武器にチーム傘下トップの41盗塁をマーク。コンパクトなスイングでラインドライブを生み出し、A-A+ではOPS.842&16本塁打。三振が多く128三振を喫し課題も露呈した。OF守備ではCFを中心にこなし10補殺をマーク。

17. カル・トウェイ:3B
パワー&スピードに優れA+では10本塁打/21盗塁。ボールの見極めにも優れ出塁率.364をマーク。 ディフェンス面でもスローイングで高い評価を得ている。本職の3BのほかRFでも38試合出場した。

18.  カルロス・ペレス:C
ディフェンシブなCとして定評を得る。身軽なフットワーク&強肩を生かし、キャリアでの盗塁阻止率は33%と高水準だ。 バッティングではラインドライブのストロークからギャップパワーを示す。バックアップ向き。

 19. クリス・エリス:RHP
93マイルのストレート&チェンジアップ&カーブのスリーピッチをストライクゾーンに集めるピッチング。6-4/190たるフレームから筋肉をつけていけばパワーが増す可能性を秘める。Rkでは9試合/6.89ERA。

20. シャーマン・ジョンソン:IF
A+でOPS.847&17本塁打&26盗塁。体格は小柄だが、抜群のアスリート性でカバー。守備では2B&3Bを中心にこなし定評を得ている。バッティングでは選球眼にも優れリードオフ向き。  

Plus One Prospect
カイル・マゴウィン:RHP
ソリッドなスリーピッチをゾーンに集める。90-93マイルのストレート&平均レベルのスライダー&チェンジアップ。ツーシームを有効に織り交ぜゴロを打たせるクレバーさも披露。肘のコンディションに不安を抱える。

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/bA2P1u
 

2015 Top 20 Prospects:ヒューストン・アストロズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. カルロス・コレア:SS
攻守のパッケージも度重なる故障に泣いた。 5ツールの持ち主で、メンタリティも高い評価を得る。62試合の出場にとどまったが、OPS.926/6本塁打/20盗塁とインパクトあるパフォーマンスを示した。アプローチでも45K/36BBたるハイクオリティ。SSのディフェンスでも向上を辿った。

2. マーク・アッペル:RHP
2013年ドラフト全体1位。右肩の故障により、シーズン全体では6.91ERAたる不甲斐ないパフォーマンスにとどまったが、8月26日のゲームでは8回2安打無四球無失点10奪三振の投球を披露するなど終盤は復調の兆し。AFLでは全体2位の24奪三振。コマンドの向上が望まれる。

3. ドミンゴ・サンタナ:OF
傑出したパワー&アームツールの持ち主。21歳にして3AではOPS.858/16本塁打をマークしメジャーデビューも果たした。一方、コンタクトが平凡でキャリアでのK%は30%を超える。RF守備ではアームを武器に3年間で29補殺。

4. ビンセント・ベラスケス:RHP
A+をメインにプレーし64イニング投げてK/9は12.8たる支配的なパフォーマンス。キャリアでのK/9も10を超える。95マイルのストレート&カーブ&チェンジアップはいずれも上質。アスレチックでアグレッシブに攻める姿勢への評価も高い。

5. コリン・モラン:3B
2013年ドラフト全体6位。 ハイレベルなアベレージ&アプローチを両立したピュアヒッター。A+-2Aで打率.296/7本塁打。パワーの乏しさがネックも6-4/215たるフレームから向上の余地を残しており、15ホーマークラスまで伸びると見込まれている。

6. マイケル・フェリズ:RHP
エースポテンシャルの持ち主。Aでは4.03ERAと平凡なパフォーマンスもK/BBは3.0と一定のクオリティをキープ。大柄な体格から98マイルのストレート&スライダーのコンビネーション。コマンドが不安定で、チェンジアップの評価も低い。リリーフ向き?  

7. テオスカー・ヘルナンデス:OF
5ツールポテンシャルの持ち主。アグレッシブなバッティングで傑出したバットスピードを披露。A+-2Aでは打率.292/OPS.897/21本塁打/33盗塁とインパクトあるシーズンを送った。 CFにとどまれるだけのディフェンス&アームを持つが、コーナーに回る可能性もある。

8. ブレット・フィリップス:OF
フットボールでも活躍したアスリート。正確な打球判断&強肩を武器にCFディフェンダーとして高い評価を受け、17補殺をマーク。パワーレスと懸念されていたバッティングではA-A+でOPS.905/17本塁打と爆発。 

9. トニー・ケンプ:2B
『ホセ・アルトゥーベ2世』とも評される小さなスピードスター。5-6/165と小柄ながらプラスのスピードを生かして41盗塁を決めた。 67K/73BBたるアプローチも備えリードオフ向きだ。大学時はOFとしてプレーしており、2Bのディフェンスでは経験不足が目立つ。

10. ジョシュ・ヘイダー:LHP
大きな飛躍を遂げたシーズン。入団時90マイル前後だったストレートはわずか2年で96マイルに達した。細身な体格からクリス・セール(CWS) と比較される。セカンダリーピッチ&コマンドを向上できるかがカギ。

11.  A.J.リード:1B
6-4/240たるフレームを誇るパワーヒッター。A-~ AではOPS.898&12本塁打とハイレベルなパフォーマンスを披露し、54K/30BBとアプローチも良好だ。プラスのアームの持ち主だが、スピードの乏しさから1B向きとされる。

12. ランス・マカラース:RHP
90マイル後半を計時するストレート&プラスのカーブのコンビネーションで支配力を生み出すパワーピッチャー。97IP/115Kとパワフルな側面を示した一方で56BBとコマンドへの不安を露呈した。リリーバー向きとの見方も存在する。

13. プレストン・タッカー:OF
ベストツールであるパワーを武器に2A-3Aで24本塁打&94打点。 ジェフ・ルーノーGMがアレン・クレイグ(BOS)と比較するだけのヒッティングセンスを証明した。去年と同水準のアベレージを残した一方でK%は15%→20%に悪化した。守備は平凡。

14. アンドリュー・アプリン:OF
目立つツールの持ち主では無いも、攻守でゲームを理解したプレーが高く評価されている。特にアプローチでの評価が高く71K/80BB。柔らかいリストで広角に打球を打ち分ける。スピード面でも26盗塁をマーク。 

15. カイル・スミス:RHP
ティム・ハドソン(SF)と比較される。6-0/170と小柄な体格も類稀なピッチングセンスを示す。90マイル前半のストレート&カーブ&チェンジアップ。3.43K/BBをマークした一方で、17本塁打を喫しパワー不足を露呈した。 

16. デレク・フィッシャー:OF
スムーズなスイングを披露しパワー&アベレージを両立したバッターになり得る。R-A-で打率.310をマーク。 スピードにも優れ42試合/17盗塁。アームに乏しく守備も平凡なため、プレーはLFに限られる。バットでインパクトを生み出していきたい。

17. コンラッド・グレガー:1B
80K/68BBたる素晴らしいアプローチを備えたピュアヒッター。 A+-A-2A合計で124試合プレーし、OPS.913&16本塁打をマーク。またフィールド全体に打ち分けるバッティングでギャップを抜き31本の2塁打を放った。

18. ノーラン・フォンタナ:SS 
パワーには欠けるも卓越した選球眼の持ち主。76K/61BBたる素晴らしいアプローチを披露した。安定したSSディフェンスでも定評を得る。ユーティリティータイプとされながらもメジャーでインパクトを生み出せる可能性を秘めている。 

19. J.D.デービス:3B
パワー&アームのパッケージ。アームは投手として90マイル半ばを計時するクオリティ。SS-Aではパワフルなバッティングを武器にOPS.878&13本塁打。3Bのディフェンスは未知数。 

20. アッシャー・ウォイチェホフスキー:RHP
2010年ドラフト全体41位。2013年に2A-3Aで11勝&3.32ERAの好成績も、昨季は故障に泣いた。90マイル前半のストレート&スライダー&チェンジアップを両コーナー投げ分ける。に後半戦は復調を見せており、今季はブレークが期待される。

Plus One Prospect
タイラー・ホワイト:3B
アプローチに優れる中距離打者。2シーズンを通じて91K/90BBたるハイクオリティなバッティングを披露している。A-A+合計で打率.290/15本塁打と着実に成長を見せている。 3Bのディフェンスでは63試合/13エラーと安定感に欠け、1Bでの出場も多い。

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/iacpdr