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2015 Top 20 Prospects:セントルイス・カージナルス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

 

1. マルコ・ゴンザレス:LHP
大学では投打でポテンシャルを示したアスリート。パワーには乏しいも、コマンド良くチェンジアップを織り交ぜるクレバーなピッチングで打者のバランスを崩し、A+-2A-3Aでは4.33K/BBをマーク。 

2. アレクサンダー・レイエス:RHP
エースポテンシャル。97マイルのストレート&カーブ主体のパワーピッチングで捻じ伏せる。チェンジアップも年齢に比して発達。AではK/9が11.3をマークし支配力は証明済み。不安定なコマンドを改善していきたい。 

3. スティーブン・ピスコッティ:OF
ハイレベルなヒッティングセンスに支えられたギャップヒッター。3Aで打率.288&9本塁打と結果を出し、メジャーの舞台でプレーする準備は整っている。RF守備では上質なアームを披露。 

4. ロブ・カミンスキー:LHP
 トータルパッケージ。スムースなメカニクス&安定したコマンド&ハイクオリティなカーブ。ストレートも94マイルを叩き出し、ピッチングセンスも上質。Aでは18試合先発登板して1.88ERA&被打率.194と圧倒的な内容。

5. ジャック・フラハティ:RHP
高校では2刀流プレーヤーとして活躍したアスリート。 スムーズなデリバリーからコマンドよく93マイルのストレート&スライダー&チェンジアップ&カーブを効果的に織り交ぜる。6-4/205たる体格からアップサイド評も高い。

6. ティム・クーニー:LHP
平均レベルのポテンシャルも、ストレート&カッター&カーブ&チェンジアップをコマンド良く織り交ぜる。3Aでは14勝&3.47ERAと安定した内容を残しメジャーのローテーションに残れる力を示した。 

7. ランドル・グリチャック:OF
パワフルなバッティングが武器で3AではOPS.805&25本塁打。パワーとアベレージを兼ね備えたバッターになり得る素材。一方で108K/28BBとアプローチが粗く、メジャーレベルの投手に対応できるかは未知数だ。 

8. ルーク・ウィーバー:RHP
大学ではUSA代表としてもプレーした完成度の高い投手。 飛び抜けたコマンドに支えられたピッチングが光り、最速97マイルのストレート&プラスのチェンジアップのコンビネーションで緩急を生み出す。

9. サミュエル・トゥイバイララ:RHP
2011年まではSS/3Bとしてプレーも2012年からRHPにコンバート。 傘下随一のパワーアームで平凡なコマンドに苦しむシーンも多いが、97マイルのストレート主体のピッチングで打者を捻じ伏せる。 キャリアのK/9は14.1。

10. マグニュリス・シエラ:OF
リードオフポテンシャル。スピード&ヒットツールに優れRでは52試合出場して打率.386&13盗塁&2本塁打と印象的な活躍。チームのマイナーMVPを獲得した。守備でもCFを守る資質を示している将来の1番センター候補だ。

11. チャーリー・ティルソン:OF
スピードツールに支えられた攻守でジャコビー・エルズベリー(NYY)と比較される。ギャップを抜くバッティングが持ち味。 打率.289&OPS.720をマークした一方でアプローチは104K/30BBと淡泊。走塁面では12盗塁/10失敗とツールの扱いも課題。

12. ザック・パトリック:RHP
傑出したボールの持ち主ではないが、90マイル前半のストレート&カーブ&チェンジアップの3球種をコマンドよく投げ込みゲームを作り上げる。すでに3Aまで到達しており、ローテーションの1角として計算が立てられる。

13. ニック・ペトリ―:RHP
優れたコマンドと巧みな投球術が持ち味。80マイル後半のストレート&カーブ&カッターを自在に操り、プラスのチェンジアップで打者を惑わす。A-A+-2Aでは3.21K/BB&2.51ERAをマーク。球威不足な点から慎重な見方も多い。

14. カーソン・ケリー:C
パワー&アームのパッケージで昨季から3B→Cにコンバート。安定したアプローチからコンタクトを生み出し、プラスのバットスピードから繰り出されるパワーツールも 印象的だ。OPS.692&6本塁打に終わった昨季を払拭したい。

 15. ジェーコブ・ウィルソン:2B
オフェンシブな2Bになり得る。パワフルなバッティングが持ち味でA+-2Aでは打率.302&OPS.822をマーク。 スピードツールには乏しいもアーム&フットワークに優れる2B守備で一定の評価を得ている。

16. ローワン・ウィック:OF
バッティングを生かすためにC→OFにコンバート。パワーツールが抜きん出ており、A–AではOPS.990&20本塁打と目立ったパフォーマンス。A昇格後は打率.220&60K/13BBとコンタクトが生み出せず苦しんだ。

17. ブレイビック・バレラ:2B
傘下でもトップクラスのコンタクトツールの持ち主でA+-2Aで打率.313&K%6%をマーク。スピードも相応なレベルだが、17盗塁/15失敗と扱いを磨く必要がある。2Bの守備もまずまず。

18. フアン・ヘレーラ:SS
優れたフットワーク&アーム&レンジを見せているSSディフェンダー。バッティングではパワーレスながらギャップを抜く相応のヒットツールを持ち合わせている。スピードは平均レベルも28盗塁をマーク。 

19. マリク・コリーモア:2B
カナダ出身。傑出したバットスピードを示し、Rでは打率.333&OPS.883をマーク。また平均以上のスピード&90マイルを計時するアームに支えられたディフェンスでも高い評価を得る。 

20. クリス・ペリー:RHP
リリーフプロスペクト。90マイル前半の威力あるストレートを自在にコントロールし、三振の山を築く。カーブもアウトピッチとなり得る。A-A+では14.0K/9&2.14ERAをマークし支配力を証明。 

Plus One Prospect
マイク・マイヤーズ:RHP
高校では3種のスポーツをこなしたアスリート。90マイル前半のストレート&スライダー&チェンジアップをコマンドよく織り交ぜるピッチングで打者を翻弄する。ランス・リン(STL)と比較されメジャークラスのスターターへと成長する可能性を十分に秘める。 

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/n1BiuB

2015 Top 20 Prospects:ピッツバーグ・パイレーツ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. タイラー・グラスノー:RHP
粗削りながら傑出した支配力の持ち主。A+では124.1IP/157K/1.74ERAという素晴らしい内容。90マイル半ばのストレート&カーブのコンビネーションで打者を捻じ伏せる。課題の制球を安定させていきたい。

2. オースティン・メドウズ:OF
2013年ドラフト全体9位。5ツールの才能の持ち主でパワー&アスレチックさを兼ね備えたバッティングはジョシュ・ハミルトン(LAA)と比較される。CF守備ではプラスのスピードを生かしたインスティンクト溢れる動きを見せているが、アームの乏しさがネック。 

3. ジェームソン・タヤン:RHP
トミージョン手術により2014年は全休。エースポテンシャルの持ち主で、96マイルのストレート&パワーカーブ&チェンジアップのコンビネーションは印象的。コマンドも安定しており、ハイレベルなパフォーマンスが期待される。 

4. ジョシュ・ベル:OF/1B
ハイクオリティなパワー&アームツールの持ち主。特にバッティングはスイングスピード&アプローチを示すオールラウンドヒッターで、A+-2Aで打率.325/9本塁打。ディフェンスでの評価も悪くないが、AFLでは1Bとしてもプレー。

5. アレン・ハンソン:SS
オフェンス面での評価が高く2AではOPS.768&11本塁打&25盗塁。アグレッシブなアプローチでコンタクトを生み出し、相応なパワーも秘める。アームが弱くSSよりも2Bの方がフィットすると見られている。

6.  リース・マグワイア:C
攻守にオールラウンダー。プレミアクラスと評されるディフェンダーでアーム&スローイング&キャッチング&ブロッキングを兼ね備える。バッティングはミドルヒッター。メークアップの評価も高くチームのリーダー的存在。 

7. コール・タッカー:SS
2014年ドラフト全体24位。アスレチックなSSとして評価が高く、ポジションに残れる才能を示している。スピード&アーム&レンジはいずれも平均以上のクオリティ。バッティングは未発達でパワーに欠けるが、6-3/185たるフレームから向上の余地を残す。

8. ニック・キンガム:RHP
98マイルのストレートを軸にアグレッシブにストライクゾーンを攻めるハードボーラー。カーブ&チェンジアップも織り交ぜコマンドも安定している。ローテーション半ばクラスのイニングイーターになれる存在。

9. ジャコビー・ジョーンズ:SS/OF
アスレチックでパワー&スピード&アームはいずれも平均以上。AではOPS.851&23本塁打&33盗塁。アグレッシブなアプローチでセカンドピッチへの対応に不安を抱えている。SS守備も不安定で2B/OFに回ると見られている。

10. スティーブン・タープリー:LHP
滑らかなデリバリーから投げ込まれるストレートは97マイルにも達する。ソリッドなカーブに加え、チェンジアップやツーシームも交えGO/AOは1.95をマーク。上のレベルでのパフォーマンスに期待が高まる。

11. ハロルド・ラミレス:OF
コロンビア出身。5-11/175たる体格にパワー&スピードのツールを秘めている。故障により49試合の出場もAでは打率.309&12盗塁。パワーツールを生かし切れておらず3年間で7本塁打。レンジは傑出しているが、アームが平凡でLF向き? 

12. ミッチ・ケラー:RHP
兄ジョン(BAL)と同じく90マイル中盤のストレート&カーブ主体のパワフルなピッチング。Rでは27.1IP/29K/1.98ERAと打者を捻じ伏せ、チェンジアップも使えることを示した。コマンドは粗いが、スムーズなメカニクスから改善が見込まれている。 

13. ウィリー・ガルシア:OF
ここ3年で52本塁打。目立つパワーポテンシャルの持ち主であり、相応のスピードも示している。145K/24BBとアプローチが粗くコンタクトを生み出すのに苦労している。OF守備では強肩を披露する。

14. トレイ・スパック:RHP
6-5/210と恵まれた体格から高いアップサイドを誇り、最速94マイルのストレートはさらなる伸びしろを感じさせる。カーブ&チェンジアップは不安定で磨いていく必要がある。スタミナ&コマンドにも課題。 

15. エリアス・ディアズ:C
プレミアムクラスのディフェンスを示す。アームは20-80スケールで80評価を受ける。キャッチング&ブロッキングも成熟している。平凡だったバッティングでは2A-3Aで打率.316をマーク。フロックではないことを証明したい。 

16.  エイドリアン・サンプソン:RHP
90マイル前半のストレート&カーブ&チェンジアップをコマンドよくストライクゾーンに集め、2A-3Aで11勝&2.96ERAとブレーク。キャリア3年でのBB/9は2.0と高水準。ゲームを作り上げるローテーション半ばタイプ。 

17.  スティーブン・ブラルト:LHP
90マイル前後のストレート&ハイクオリティなスライダーのコンビネーションが光るスリーパー左腕。優れたコマンドの持ち主でA~A+で25試合投げて4.13K/BBをマーク。平均以下のチェンジアップが向上すれば面白い素材。

18. コナー・ジョー:C/OF
ドラフト時にC→OF。身体能力が高く相応のスピード&アームを示す。バッティングでは力強いスイングを披露しており、アプローチも成熟。故障により2014年は全休も、フルシーズンでプレーすれば実力を発揮できるはずだ。

19. クレイ・ホームズ:RHP
2014年はトミージョン手術により全休。 6-5/230と体格に恵まれており、ハイポテンシャル。健康であれば92マイルのシンカー&カーブ&チェンジアップで力強く攻める。コマンドが不安定で全体的に磨かれる必要がある。

20. テイラー・ガスヒュー:C
オールラウンダーになり得る素材。高校では1年先輩にマイク・ズニーノ(SEA)がいたためCの守備は経験に乏しいが、正確なスローイングに定評がある。バッティングはコンパクトでセレクティブだ。 

Plus One Prospect
コディ・ディクソン:LHP
95マイルを叩き出すストレートにアウトピッチに成り得るカーブのコンビネーションが持ち味。チェンジアップも平均以上に成り得る可能性を秘めている。コマンドが改善されればローテーション半ばクラス。 

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/oxGE4m

2015 Top 20 Prospects:ミルウォーキー・ブリュワーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. オーランド・アルシア:SS
 オズワルド・アルシア(MIN)の弟。19歳たる年齢に比して洗練されたハイレベルなディフェンスが光り、アルシデス・エスコバー(KC)と比較される。バッティングではパワーに欠けるものの、A+で打率.289/31盗塁。アプローチも65K/42BBと上質だ。

2. モンテ・ハリソン:OF
2014年ドラフトクラスで最高のアスリートと称される。外野からのスローイングは97マイルを計時し、マイナー50試合で32盗塁をマークしたスピードツールと合わせてハイレベルなCFになりうる。スイングスピードも傑出しており、「第2のアンドリュー・マッカチェン(PIT)」と評価する声も。 

3. タイロン・テイラー:OF
フットボールもプレーしたアスリート。小柄な体格も5ツールを示し、攻守でインパクトを生み出せる。A+-2Aで打率.278/6本塁打/22盗塁。パワーはまだ未発達な部分も多いが、上質なスイングスピード&2塁打36本たる側面から向上が目される。 

4. クリント・コーター:C/OF
パワフルなバッティングが持ち味でAでは127試合出場してOPS.930&22本塁打。素早いスイングでボールを手元まで引き付けることができ、103K/73BBとアプローチも上質だ。一方で守備に難があり、ウィンターリーグではコンバートも視野に入れ、OFでプレー。 

5. デビン・ウィリアムス:RHP
アスレチック。6-3/165と細身の体格からアップサイドへの評価も高い。90マイル前半のストレートはパワフルになると目されており、チェンジアップ&スライダーもポテンシャルを秘めている。制球が改善され、BB/9は5.7→2.7。

6. テイラー・ウィリアムス:RHP
大学時代にクリス・ブライアント(CHC)から3三振を奪い注目を集めた。90マイル前半のストレート&スライダーを軸にコマンドよく攻め込み、A-A+では132.1IP/137K/28BB/2.72ERAと素晴らしいパフォーマンス。一方で5-11/195と小柄でリリーバー向きとも評されている。 

7. タイラー・ワグナー:RHP
大学時はクローザーもプロ入り後に先発転向。2年間の平凡なパフォーマンスを経て2014年はブレーク。A+で13勝&1.86ERAをマークした。90マイル前半のシンカーはよく沈み、アグレッシブにインコースを突く。コマンドも向上を辿っている。 

8. コディ・メディロス:LHP
ハワイ出身の選手としては最高位となる全体12位指名でMIL入り。平均以上のストレート&スライダー&チェンジアップを操ることができ、特にスライダーはドラフトクラス最高との評価を受けており、規格外の変化を描く。変則的なメカニクス&小柄な体格&不安定なコマンドから評価が分かれる。 

9.  コリー・クネーベル:RHP
パワーアームのリリーバー。90マイル半ばのストレート&カーブのコンビネーションでアグレッシブにゾーンを攻める。カーブはハイクオリティなアウトピッチ。コマンドは平均レベル。特にカーブのコントロールにバラツキがある。 

10. ホルヘ・ロペス:RHP
プエルトリコ出身。93マイルのストレート&カーブのコンビネーション。チェンジアップは昨シーズン向上を辿ったボール。6-4/165と細身な体格から、体重の増加を経てよりパワフルさを増す可能性を秘める。

11. ジェーク・ゲートウッド:SS
桁外れのパワーの持ち主。メジャーでも30本塁打以上打てるほどだと言われている。一方でコンタクトが荒く、Rでは打率.206/71K/13BB。守備でも荒さが目立ち、また6-5たるSSとしては大きすぎる体格から将来的に3Bに移ることになるだろう。

12. マイケル・リード:OF
父は元アメリカンフットボール選手。整った体格&アスリート性の評価が高い。コンタクト&スピードに長けたリードオフタイプで、A+では出塁率.396&33盗塁をマーク。守備では外野3ポジションをこなす器用さを披露。 

13. ビクター・ローチ:OF
モンスタークラスと評されるパワーを生かして18本塁打も、打率.223/138K/37BBと粗削りなアプローチが目につく。ディフェンスも平凡でLF向き。バットで存在感を示していくしかない。

14. マルコス・ディプラン:RHP
ヨバーニ・ガヤルドとのトレードでTEX→MIL。6-0/160と投手としては小柄ながら96マイルに達するストレート&カーブ主体のパワフルなピッチング。Rでは制球に苦しみながらも64.1IP/57K/1.54ERA。 

15. ウェイチャン・ワン:LHP
2013年にルール5ドラフトでPIT→MIL。最速95マイルのストレート主体にパワフルに攻める。カーブ&チェンジアップも上質だ。優れたコマンドも武器の1つ。昨季はトミージョン手術の影響もあり、不出来なパフォーマンス。真価が問われる。

16. カイル・レン:OF
父フランクがブレーブスGMを解雇となるとトレードでATL→MIL。評価が高いスピードツールを攻守で生かすことが出来るリードオフ型。パワーレスだが、コンタクトに優れ、打率.290/46盗塁をマーク。

17. テイラー・ヤングマン:RHP
2011年全体12位指名も伸び悩んでいる。6-6/210たる長身から94マイルのストレートを投げ下ろすグラウンドボーラー。コマンドの平凡さがネックとなり、ボールを生かし切れていない。スプリングトレーニングでアピールして先発争いに加わりたい。

18. ヤディエル・リベラ:SS
傘下トップクラスのハイレベルな守備で高い評価を得る。SS守備はレンジ&インスティンクトに富み、スローイングも力強く正確だ。打撃の向上が課題となっているが、パワー&スピードは相応なレベル。

19. タイラー・クラビー:RHP
シンカーは90マイル前後も、カーブ&スライダーを有効に織り交ぜ緩急を生み出す。R-2A-3Aで1.63ERA&3.80K/BBと目立ったパフォーマンス。ポテンシャルへの評価は平凡も、巧みな投球術でカバー。

20. ミゲル・ディアズ:RHP 
ハイシーリング。90マイル後半のストレートは威力抜群でK/9は10.1をマーク。スライダー&チェンジアップは未発達で磨いていく必要があるが、細身な体格から高いアップサイドが期待できる。 

 Plus One Prospect
ネーサン・オーフ:2B
8月31日のゲームでは1試合で全9ポジションについたことでも話題になった。 成熟したアプローチに支えられたバッティングが持ち味でキャリアで90K/85BB。ギャップパワーも示す。理想のユーティリティープレーヤー候補だ。

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/5c41i6

2015 Top 20 Prospects:シンシナティ・レッズ

Cincinnati Reds pitching coach Bryan Price (38) and starting pitcher Homer Bailey (34)

 

 

 

 

 

 

 

本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

  

1. ロバート・スティーブンソン:RHP
エースポテンシャル。トータルパッケージで100マイルのストレート&パワーカーブのコンビネーションは傑出している。2Aでフルシーズンを過ごし136.2IP/140K/74BB/4.74ERA。制球面への不安を露呈した。 

2. ジェシー・ウィンカー:OF
傑出したバッティングセンスに支えられたミドルヒッター。68K/54BBとアプローチも磨かれており、パワーツールにも一定の評価を得ている。守備&走塁は平凡でLF向き。フューチャーゲームでもプレーした。

3. アンソニー・デスクラファニー:RHP
マット・レイトスとのトレードでMIA→CIN。96マイルに達するストレート&スライダー主体にコマンドよくゾーンを攻めるピッチング。チェンジアップを磨いてローテーションに定着したい。メジャーでは33IP/26K/5BB。 

4. マイケル・ローレンゼン:RHP
アスレチックでハイポテンシャル。99マイルを計時するプラスプラスのストレートを武器にパワーでねじ伏せる。 スライダー&チェンジアップはいずれも磨いていく必要があり、コマンドも未発達だ。

5. ライセル・イグレシアス:RHP
キューバから亡命し$27Mでサイン。95マイルのストレート&プラスのスライダー主体にカーブとチェンジアップも織り交ぜる。本職はリリーフでAFLでも全7試合全てリリーフ登板だったが、チームは先発として起用する見込み。

6. カイル・ウォルドロップ:OF
本人曰く「ホームラン狙いのバッティングをやめた」ことがきっかけでブレーク。リラックスしてバットコントロールを心掛けたことで、より一層フィールド全体を扱えるようになり打率.338/14本塁打/2塁打37本をマーク。 アスレチックでスピード&アームも相応なレベル。

7. アレックス・ブランディーノ:SS
2014年全体29位。 素早いスイングでフィールド全体に打ち分けギャップを破るバッティングスタイル。選球眼にも優れアプローチも優秀。守備では相応のアームの持ち主だが、レンジへの不安から3B/2Bに回ることになりそうだ。

8. アルシデス・アクイーノ:OF
パワーポテンシャル。 Rでは打率.292/16本塁打/21盗塁/OPS.919。変化球への対応に課題を抱えており、66K/15BBとアプローチが粗い。RF守備では強肩の持ち主で65試合で13補殺をマーク。

9. ニック・トラビエソ:RHP
98マイルを叩き出すパワーアーム。スライダーとのコンビネーションでマイナーのコーチからはロジャー・クレメンスと比べられる。Aでは14勝&3.03ERAと上々の成績。メカニクスを安定させていきたい。

10. ニック・ハワード:RHP
2014年ドラフト全体19位。大学では先発&リリーフを経験。リリーフ時には98マイルを計時するストレート&スライダーを軸にパワフルなピッチング。コマンドの平凡さがネック。 チームは先発として育成していく予定だ。

11. フィリップ・アービン:OF
 攻守にオールラウンド。特にスピード面の評価が高く、ディフェンスでも広いカバー範囲を生み出している。素早いスイングで2塁打34本とギャップパワーも示す。OPS.680と平凡なパフォーマンスに終わり、来季が正念場だ。

12. ジョナサン・クロフォード:RHP
ハイクオリティなポテンシャルの持ち主。スムースなメカニクスから上質な96マイルのストレート&スライダー。ERA2.85&被打率.220とパワフルなピッチングを披露した一方で、K/96.2は物足りない出来だ。課題であるコマンド&セカンダリーピッチを磨いていきたい。

13.  ヨーマン・ロドリゲス:OF
アスレチック。ダイナミックな攻守でアップサイドはチーム内でもトップクラスと評される。粗削りなアプローチ&コンタクトが原因でブレークできずにいるも9本塁打&OPS.720。守備ではキャノンアームの持ち主。

14. アミール・ギャレット:LHP
ハイポテンシャル。95マイルを叩き出すストレートで大きな注目を集める。カーブもアウトピッチに成り得るボールで体格も6-5/210と大柄。全体的に粗削りな部分が目立ち、特にコマンド&メカニクスが不安定。Aでは133.1IP/127K。

15. タイラー・マーレ:RHP
Rkでは4.73K/BB。最速94マイルのストレートを主体にストライクゾーンを攻める。カーブは大きく縦に割れる変化を描く。未熟な部分も多いが、安定したメカニクスからアップサイドを期待される。 

16. テイラー・スパークス:3B
5ツール。素晴らしいバットスピードを示し、Rでは10本塁打&OPS.840とゲームの中でもパワーツールを発揮。アプローチが粗くヒットツールを生かし切れていない。アスレチックで守備では目立ったレンジ&アームを示している。

17. セバスチャン・エリザルド:OF
A-A+で16本塁打&OPS.859。「パワーレスなリードオフタイプ」 たる評価を覆した。課題とされていたアプローチも92K/60BBと向上。一方でスピードツールの扱いは磨く必要があり19盗塁/17失敗。

18. イスメル・ギロン:LHP
ストレート&チェンジアップのコンビネーションで打者を惑わす。Aでは支配的なパフォーマンスもA+昇格後は58.2IP/45K/6.79ERAと苦しんだ。コマンド&カーブのクオリティが平凡。リリーフ向きとの見方も。 

19. フアン・シルバ:OF
プエルトリコ出身。全体的なツールのクオリティは平均レベルも、48BB/49Kのアプローチに支えられたバッティングが光る。走塁技術も上質で67試合/34盗塁をマークした。OF3ポジションをプレー出来る点も持ち味。計算が立て易い素材。  

20.  チャド・ウォラック:C
卓越したアプローチに支えられたミドルヒッター。A-A+では打率.322/7本塁打/46K/62BB。守備では正確なスローイングを示しているが、レシービングに課題。守備を向上できればオフェンシブなCとして期待できるだろう。

Plus One Prospect
ギャビン・ラバリー:3B
6-3/235たる大柄な体格にパワーポテンシャルを秘める。Rでは59試合/6本塁打とゲームの中でもツールを披露。柔らかいスイングでフィールド全体に打ち分けるヒットツール&成熟したアプローチでも評価が高い。3Bの守備は未知数。 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/9XbwFS

2015 Top 20 Prospects:シカゴ・カブス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. クリス・ブライアント:3B
ナンバーワンプロスペクト。2A-3AでOPS1.09/43本塁打/110打点と素晴らしいパフォーマンスを辿り、20-80スケールで80評価のパワーツールを証明。平凡とされていたコンタクト面では162三振も打率.325と改善の兆し。3B守備は平均以下でOF転向もありうる。 

2. アディソン・ラッセル:SS
攻守でハイレベルな素質を披露しているマイナー屈指のSSプロスペクト。ハイクオリティなスイング&ゾーンを理解したバッティングでパワー&アベレージを両立。ディフェンスでも傑出したアームツールに支えられた高い評価を得ている。 

3. ホルヘ・ソレア:OF
キューバ出身の5ツール型。特にパワー&アームが傑出。R-2A-3A合計で62試合/打率.340/15本塁打と鮮烈なパフォーマンス。メジャー昇格後も24試合/5本塁打と印象的な活躍。アプローチも安定している。

4. カイル・シュワバー:C
2014年ドラフト全体4位。大学ナンバーワン打者の名を引っ提げA+-A-A-で72試合/打率.344/18本塁打/OPS1.06と圧巻のパフォーマンス。完成されたバッティングとは対称的にCディフェンスは平均以下でポジションを移ることになりそうだ。

5. アルバート・アルモラ:OF
5ツールの持ち主で攻守でパーフェクトなOFに成り得るスターポテンシャル。リラックスした構えから滑らかなスイングを披露し広角に打ち分ける。A+-2AでOPS.683は平凡もまだ19歳と若い。CFの守備はゴールドグラブ級で洗練されている。 

6. C.J.エドワーズ:RHP
肩を痛め12試合の登板に止まるもR-2Aで53.2IP/54K/25K/2.35ERA。98マイルを叩き出すストレート主体にアグレッシブにゾーンを攻め、スライダー&チェンジアップも向上が著しい。6-2/155と非常に細身のためアップサイドは高い。 

7. ジェンホー・ツェン:RHP 
20歳にして完成度が高く、黒田博樹(元NYY)と比較される。 コマンドが安定しており、90マイル前半のストレート&カーブ&チェンジアップで自在にストライクゾーンを操る。Aでは105IP/85K/15BB/2.40ERA。

8. ピアース・ジョンソン:RHP
ピッチングスタイルからドリュー・ストーレン(ナショナルズ)と比較される。93マイルのストレート&スライダーのコンビネーション。相応なコマンドでゾーンを攻め、A-2Aで102.2IP/99K/2.54ERA。 

9. デュエン・アンダーウッド:RHP
ハイポテンシャル。コンスタントに90マイル中盤を計時するストレートは98マイルに達し、セカンダリーピッチのカーブもパワフル。コマンド面でも大きな飛躍を遂げBB/9は4.5→3.2。チェンジアップをモノにしたい。 

10. ビリー・マッキニー:OF
高いヒッティングセンスを示し、特にスムースなスイングに定評を得ている。OPS.766/11本塁打とパフォーマンス自体は平凡も19歳ながらA+でプレーした点は評価できる。守備&走塁は平凡。アームの乏しさからLF向き。

11. グレイバー・トーレス:SS
17歳にしてR-A-で50試合/打率.297/2本塁打。若いながらもツール&ルーティーンプレーでミスをしない安定感を兼ね備えたディフェンスに定評。バッティングでもスムースなスイングを披露する。

12.  カーソン・サンズ:LHP
94マイルに達するパワフルなストレートを軸にスライダー&チェンジアップも織り交ぜアグレッシブにゾーンを攻める。 高卒選手ながら既に制球面が安定しており、3球種でストライクを取れる点は大きい。6-3/195たる体格からアップサイドは高い。

13. ダン・ボーゲルバック:1B
ヒッティングプロスペクト。A+で16本塁打をマーク。6-0/250たる体格に秘められた傑出したパワーツールに注目が集まるが、91K/66BBとアプローチも上質。大きすぎる体格もあり守備&走塁は平均以下。  

14. ポール・ブラックバーン:RHP
グランドボーラー。93マイルのハードシンカーを主体にゴロを打たせるピッチング。カーブ&チェンジアップも上質で一定の評価を得ている。三振は少ないが、コマンドが安定しており、BB/9は2.4。プロ入り後に35ポンドの増量に成功。

15. マーク・ザグニス:OF
アスレチック。大学ではCもプロ入り後は持ち前のスピードツールを生かすためOFに挑戦。成熟したアプローチに支えられたギャップを抜くバッティングで57試合/OPS.840/42K/42BB。

16. ジェーク・スティネット:RHP
ノーラン・ライアンを彷彿とさせるメカニクスからパワフルなピッチング。力を抜いても97マイルを計時するストレートの評価が高い。スライダーもプラスピッチになりうるクオリティ。大学時代に酷使した肩を休めるためプロでは5登板のみ。

17. エロイ・ヒメネス:OF
2013年のインターナショナルFA。ツールのパッケージで『ホルヘ・ソレア2世』と呼ばれる。印象的なパワーポテンシャルの持ち主で17歳たる年齢に比したゾーンの見極めも示している。 ディフェンスではアーム&アスリート性からライト向き。

18. コーリー・ブラック:RHP
最速100マイルのストレート&ハードスライダーのコンビネーション。124IP/119K/被打率.224とパワフルなピッチングを示した。チェンジアップも緩急を生み出すのには効果的。荒削りで5.1BB/9とコマンドに乏しい。

19. ビクター・カラティニ:C
プエルトリコ出身。ハイクオリティなアプローチに支えられたバッティングが持ち味。101試合/5本塁打とパワーでの評価が大きく分かれる。プロ入り時にC→3Bも、2014年は再びCに挑戦。アームは強いが、守備は全体的に磨く必要がある。

20. ジョナサン・マルティネス:RHP
ダーウィン・バーニーとのトレードでLAD→CHC。Aで5.05K/BBをマークした抜群のコマンドを武器に94マイルのストレートで両コーナーを突く。スライダー&チェンジアップは発達段階も、まだ20歳と若くポテンシャルを秘める。 

Plus One Prospect
ディラン・シーズ:RHP
98マイルのストレートで高い評価を得る。パーフェクトゲームにも登板した右腕だが、ドラフト後にトミージョン手術。セカンダリーピッチ&コマンドに乏しく、リスキーな素材だが、高校では16を超えるK/9をマーク。 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://www.flickr.com/photos/mjl816/8593389703/in/photolist-cmc6s7-cmc6z7-cmc6hq-cmc6M3-bXNpph-mP7v9R-8LrCmv-iNxj6E-iNzsw5-e6sYQf-e6sYu7-e6nndV-e6nnnr-3eoqV4-cN2yD3-dkKGp7-dSDJe8-dgFfvt