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Category Archives: チーム別プレビュー

2016 Team Preview:ミネソタ・ツインズ

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す。

  • 本拠地:ターゲット・フィールド
 

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広さ
レフト 103.3M
センター 123.1M
ライト 100M
フェンス高さ 2.4~7M
パークファクター平均*100
安打 103.9
ツーベース 97.9
スリーベース 81.6
HR 105.8
得点 99.4
  • 予想オーダー

1.ブライアン・ドージャー:2B
2Bとして両リーグ最多、自己最多の28HRをマークしたスラッガー。MLBでは4年間で打率.230〜.240台と確実性には欠けるものの、年々本塁打は増加傾向にある。14年に89四球/129三振だったのが、15年に61四球/148三振と悪化してしまったのが懸念される。

 

2.ジョー・マウアー:1B
ミネソタ出身、ツインズ一筋、MVP1度、首位打者3度、ゴールドグラブ賞3度、シルバースラッガー賞3度と輝かしい実績を残したフランテャイズプレーヤーだが、現在は大型契約を結んだ当初の「球界屈指の打てる捕手」の面影は全くなく、今や平均以下の1Bとなってしまった。度重なる怪我と脳震盪の影響で打撃に影響が出ているとされる。15年は自己最低の打率.265、出塁率.338に自己最多の112三振と不振に歯止めがきかず、18年まで年平均23Mの契約はチームにとって悩みの種となっている。

3.ミゲル・サノー:RF
パワーが魅力のドミニカ出身22歳。昨シーズンにメジャーデビューを果たすと、80試合で.269/.385/.530&18HRと爆発。ルーキーながら打席では威圧感が漂っていた。課題は三振の多さで、279打席で119三振とかなりのハイペースで三振を喫していた。また、パク・ビョンホの加入に伴いマイナーでも未経験のRFへコンバート。守備での不安が打撃にも影響することは避けたい。

4.トレバー・プルーフ:3B
12年以来の20HR以上となる22HRをマーク。.244/.307/.435とスラッシュラインは例年通りだった。3B守備は14年と比べるとDRS+6から-1、UZRは6.7から1.7と悪化してしまった。29歳と年齢的にもピークを迎える頃で、もう一段階上の存在になりたい。

5.エディー・ロザリオ:LF
昨シーズンはルーキーながら.267/.289/.459&13HR&11盗塁と結果を残した。初打席初本塁打、メジャー最多の15三塁打などインパクトも強かった。DRS+11、 UZR+7.4と守備でも貢献した。課題は積極的なアプローチのため四球が少なく、15四球/118三振に終わったことだ。まだ24歳、1つずつ改善していきたい。

6.パク・ビョンホ:DH
ポスティングに12.85Mを費やし、4年12Mの契約でKBOのネクセン・ヒーローズから加入した韓国の大砲。KBO史上初の2年連続50HR、歴代史上最多のシーズン146打点、4年連続本塁打&打点の二冠王ともはやKBOでは敵なしの状態だった。昨シーズンは.343/.436/.714&53HR&146打点。有望株のミゲル・サノーを外野にコンバートさせてまで起用することから期待がうかがえる。問題視されているのは三振の多さ。

7.エデュアルド・エスコバー:SS
シーズン途中からSSに定着。.262/.309/.445&12HRと初の2桁本塁打を記録するなど好調だった。DRS+2、UZR+2.6と、どちらもプラスを記録。両打ちという利点も生かしてチームに貢献したい。

8.カート・スズキ:C
ハワイ出身の日系3世。昨シーズンは131試合に出場したもののOPS.610&5HR、DRS-9と打撃でも守備でも低調な成績に終わってしまった。左腕には漢字で「鈴木」のタトゥーが入っている。

9.バイロン・バクストン:CF
昨シーズンにメジャーデビューしたルーキー。走攻守そろったトッププロスペクトとして期待され、スピードと守備ではメジャーでも十分通用することは証明済み。課題は打撃で、.209/.250/.326&2HRと苦しんだ。特に左投手に対してOPS.318とさっぱり打てなかった。打撃さえ改善させれば新人王の有力候補であることは間違いない。

 

2016 Team Preview:クリーブランド・インディアンス

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す。

  • 本拠地:プログレッシブ・フィールド
 

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広さ
レフト 99.1M
センター 121.9M
ライト 99.1M
フェンス高さ 2.4~5.8M
パークファクター平均*100
安打 116.9
ツーベース 144
スリーベース 77.4
HR 98.6
得点 126.1
  • 予想オーダー

1.ラジャイ・デービス:CF
通算322盗塁の俊足が武器の35歳のベテラン外野手。1年5.25Mで自身6球団目となるCLEに入団。同じCF のエイブラハム・アルモンテが薬物陽性反応によって80試合の出場停止になったため、開幕からしばらくはデービスの出場機会が増えそうだ。

2.ジェイソン・キプニス:2B
CLE生え抜きの2B。昨シーズンは141試合に出場し.303/.372/.451&9HR&18盗塁。打率こそ自己ベストだったものの、HRと盗塁は2年連続で2桁本塁打&30盗塁以上を記録した12、13年に比べると物足りない数字になってしまった。14年にDRS-11、UZR-8.0を記録した守備はDRS+1、UZR+4.3と改善した。28歳と年齢的にもピークの時期を迎える。

3.フランシスコ・リンドーア:SS
昨シーズンは守備がウリのルーキーとしてメジャーデビューを果たすと、予想通りの好守と予想以上の打撃で新人王投票2位につけた。99試合で.313/.353/.482&12HR&12盗塁。OPS.835や12HRはマイナー時代含めて自己ベストの成績だった。守備もDRS+10、UZR+10.5と抜群。両打ちで投手の左右関係なく成績を残し、今シーズンへの期待は高まる。

4.マイク・ナポリ:1B
昨シーズンはBOS/TEXの2球団でプレー。BOSではOPS.693&13HRと不調だったが、TEX移籍後はOPS.908&5HRと復調。結局OPS.734&18HRでシーズンを終えた。元は強打の捕手だったが、現在は1Bがメイン。

5.カルロス・サンタナ:DH
高出塁率と20本程度のHRをマークするスイッチヒッター。14年にはC/1B/3B/で出場したが、15年は1Bのみ。16年はDHがメインとなりそうだ。ボールをじっくり見て待つ打撃スタイルで、14年には113四球/124三振と四球数と三振数がほとんど一緒だった。

6.ヤン・ゴームス:C
ブラジル出身の平均以上の打力を持つC。12年のメジャーデビュー以来順調に成績を伸ばし、14年にはOPS.785&21HRでシルバースラッガー賞を獲得したものの、故障で離脱したこともあり昨シーズンは95試合しか出場できず成績が下がってしまった。

7.マーロン・バード:LF
メジャー15年目にして通算10球団目となるCLEに加入したベテラン外野手。13年に35歳にしてOPS.847とHR24本で自己ベストをマーク。翌14年にも25HR、15年はOPS.743&23HRとキャリアの後半にになってから安定した成績を残し出している。

8.フアン・ウリーベ:3B
15年にはLAD/ATL/NYMの3球団に所属したベテラン3B。3球団合計で.253/.320/.417&14HRを記録。16年は1球団で落ち着いてプレーしたいところ。チームをまとめる役割にも期待したい。

 9.コリン・カウギル:RF
通算OPS.633&12HRの外野手。本来は控えだが、マイケル・ブラントリーの怪我もあり、ブラントリーが帰ってくるまではOFのレギュラーとして出場機会はありそうだ。このチャンスでアピールしてスタメンの座を掴みたい。

 

2016 Team Preview:カンザスシティ・ロイヤルズ

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す。

  • 本拠地:カウフマン・スタジアム

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広さ
レフト 100.6M

センター

125M
ライト 100.6M
フェンス高さ 2.4M
パークファクター平均*100
安打 99.5
ツーベース 122.1
スリーベース 145.5
HR 79.3
得点 101.9
  • 予想オーダー

1.アルシデス・エスコバー:SS
ベネズエラ出身のSS。昨シーズンはALCSでMVP、ワールドシリーズで先頭打者初球ランニングホームランを放つなどポストシーズンでOPS.861とワールドチャンピオンになったチームの中で印象的な活躍をした。一方シーズンではリーグワーストのOPS.614と不振。早打ちでOBP.293と1番打者として物足りない成績だった。守備ではDRSは-1だったがUZRは+7.1をマーク、自身初となるゴールドグラブ賞を受賞した。

2.マイク・ムスタカス:3B
07年にドラフト全体2位指名での入団もなかなか結果が出なかったが、起用し続けると14年のポストシーズンに15試合で5ホームランと開花の兆しを見せた。迎えた15年は.284/.348/.470&22HRと軒並み自己ベストの成績を叩き出し、オールスターにも初選出される1年となった。1番の成長は対左投手への成績で、OPS.554だった苦手だった14年から一転OPS.823と完全に克服した。3Bの守備は本来上手いが、昨シーズンはDRS+4と彼にしてはやや物足りない数字だった。

 3.ロレンゾ・ケイン:CF
メジャー有数のCFへ成長した走攻守全てでチームを引っ張る存在。昨シーズンは打での成長を見せ、14年の5HR→16HRとパワーアップ。.307/.361/.477と全て自己最高の成績だった。リーグ2位の28盗塁、DRS+18、UZR+14.3と走、守は変わらず高いレベルにあり、MVP投票では3位に入る活躍だった。今年29歳だが本格的に野球を始めたのは高校2年の時であり、まだまだ伸びしろはありそう。

4.エリック・ホズマー:1B
勝負強さが光るKCの4番。昨シーズンはともに自己最多となるOPS.822&93打点と4番として活躍。右投手に対してOPS.885と相性が良いが、対左でもOPS.730と苦手というほどでもない。26歳にしてゴールドグラブ賞3回の1B守備も評価が高い。唯一物足りないのは過去1度も20HR以上をマークしたことのない長打力だろう。今年は20HR以上をクリアしたい。

5.ケンドリス・モラレス:DH
キューバ出身のチャンスに強い両打ちのスラッガー。ビリー・バトラー(OAK)が3年30MでOAKに移籍し、その穴埋めとして2年17Mで獲得すると、主にDHとして出場し.290/.362/.485&22HR。シルバースラッガー賞&エドガーマルティネス賞を獲得した。当初は14年の不振からモラレスの契約に疑問視する声もあったがバトラーのOAKでの成績を見ても、今となってはモラレスと契約したことは成功だったと言わざるを得ない。

6.アレックス・ゴードン::LF
KC生え抜きでチームの中心選手。オフにFAとなり流出かと思われたが、4年72Mで残留を決めた。球団史上最高額の契約ではあるが、近年の高騰を考えれば契約自体はかなりお買い得。昨シーズンは怪我の影響で104試合の出場にとどまり、オールスターも辞退。4年連続で獲得していたゴールドグラブも逃してしまった。しかし打撃は.271/.377/.432&13HR、DRS+7、UZR+6.9と成績自体は例年通り。怪我さえなければ心配なさそうだ。

7.サルバドール・ペレス:C
昨シーズンのワールドシリーズMVP。KCを引っ張る25歳の若き司令塔。3年連続のゴールドグラブ、自己最多の21HRと攻守両面で存在感を示し、リーグ屈指のCへと成長した。欠点は四球を選べないことで、142試合でわずか13四球と相変わらずのフリースインガーっぷりだった。オフには5年52.5Mで契約延長。

8.レイモンド・フエンテス:RF
25歳、メジャーでは13年に23試合に出場しただけだが、スプリングトレーニングでは絶好調。26試合に出場し.386/.453/.632&3HRと、マイナー通算216盗塁の武器の俊足に加えて打撃でも結果を残し開幕25人枠入りを果たした。

9.オマー・インファンテ:2B
安定した成績を残してきた2Bだったが昨シーズンは.220/.234/.318&2HRと大不振。シーズン後半には移籍してきたゾブリストが2Bを守り、ポストシーズンのロースターからも外され、世界一となったロイヤルズで1人蚊帳の外となってしまった。14年には33四球&68三振だったのが15年には9四球&69三振。2年16Mの契約が残るが、昨シーズンのような体たらくならクリスチャン・コローンにポジションを奪われるかもしれない。

 

2016 Team Preview: シカゴ・ホワイトソックス

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す。

  • 本拠地:USセルラーフィールド

他の野球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml22/

 

広さ
レフト 100.6M
センター 121.9M
ライト 102.1M
フェンス高さ 2.4M
パークファクター平均*100
安打 95.3
ツーベース 87.3
スリーベース 83.3
HR 111.3
得点 90.4
  • 予想オーダー

1.アダム・イートン:CF
パワーをつけた俊足のリードオフマン。デビューした12年から2本→3本→1本だった本塁打が昨シーズン14本と激増。OBP.361と1番打者として優秀だったが、18盗塁だった盗塁数を増やせると更に上のリードオフマンとなるだろう。一方で守備は14年のDRS+11から-14と大幅に悪化、UZRも-10.2と停滞気味。

2.ブレット・ロウリー:2B
OAKからトレードで加入。08年ドラフト全体16位でMILに入団も伸び悩みが続くカナダ出身の26歳。昨シーズンはDLには入らずにシーズンを過ごせたが、28四球/144三振と壊滅敵なアプローチは直らず。16本塁打は自己最多も、OPSは.706と精彩を欠いた。守備でも2B/3Bの2ポジションで合計24失策。攻守でさらなる活躍が求められる。両腕の刺青が特徴的。

3.ホセ・アブレウ:1B
アルバート・プホルス(LAA)以来となるデビューから2年連続30HR&100RBIを達成したキューバの大砲。OPSは昨シーズンの.964→.850とダウン、打撃成績は全体的に前年を下回ったが、他の補強選手が軒並み不調でチームも下位に沈んだ中で、1人期待通りの働きを見せたと言って良いだろう。守備ではDRSが-10から+1へと向上を見せた。

4.トッド・フレイジャー:3B
LADを絡めた三角トレードでCINから移籍してきた長距離砲。昨シーズンはCINで開催されたオールスターのホームランダービーで優勝するほどのパワーの持ち主で、独特なフォームから打球をスタンドへ飛ばす。昨シーズンはOPS.806&自己最多の35HRに加えて13盗塁、DRS+6と走攻守すべてでチームに貢献した。不安は後半戦に調子を落としたことで、オールスター後の72試合で.220/.274/.390&10HRと不調だった。

5.メルキー・カブレラ:DH
ドミニカ出身、両打ちの中距離打者。12年には打率.346を記録したが、その年はPED使用が発覚した。移籍初年度の昨シーズンは.273/.314/.394&12HR、強肩ではあるがUZR-7.4と守備にも不安を残し、3年42Mの契約に見合う活躍だったとは言い難い。

6.アビサイル・ガルシア:RF
高い身体能力を誇る強肩強打の24歳。DET時代には出身が同じで体型が似ていることから「ミニ・ミギー(ミゲル・カブレラの愛称)」と呼ばれていた。身体能力は高いがプレーが粗く、OPS.675&13HR、36四球/141三振。守備も強肩を生かして17補殺を記録したもののDRS-11、UZR-6.2。攻守に安定感が欲しい。

7.タイラー・サラディーノ:SS
昨シーズン、メジャーデビューしたスピードと守備がウリの26歳。OPS.602&4HRと打撃では印象を残せなかったものの、守備では本職ではない3Bを守ってDRS+12と華麗な守備を披露。今季は本職のSSでLADから移籍のベテラン、ジミー・ロリンズとポジションを争う。

8.アレックス・アビラ:C
DETの元正捕手だったが怪我と不振、若手の台頭もあり実の父であるGMから再契約を見送られCWSに移籍。昨シーズンは67試合の出場にとどまり、AVG.191&4HRと自己最低の成績だった。まだ29歳と復活の可能性はある。左投手がさっぱり打てない。

9.オースティン・ジャクソン:LF
昨シーズンSEA/CHCの2球団でプレーした外野手。.267/.311/.385&9HR&17盗塁と平凡な成績で、OPSは2年連続の6割台。守備では、DRSは14年、15年どちらも-1だったが、UZRは-8.6から+7.2へと大幅に向上した。

 

2016 Team Preview:ヒューストン・アストロズ

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す

  • 本拠地:ミニッツ・メイド・パーク

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広さ
レフト 96.0m
センター 132.6m
ライト 99.4m
フェンス高さ  2.1〜7.6m 
パークファクター * 平均100
安打 100.6
ツーベース 104.8
スリーベース 145.0
HR 117.3
得点 101.2
  • 予想オーダー

1. ホセ・アルトゥーベ:2B
メジャーで最も小さい身長5フィート6(約167.6センチ)の安打製造機。昨シーズンは25歳の若さながら2年連続で最多安打、盗塁王のタイトルを獲得、オールスター選出を果たした。抜群のコンタクト能力でヒットを量産する。ギャップを抜き、スピードを生かして長打を生むタイプだったが、7→15本とHRも倍増させるなど小さな体から多くのホームランを放った。一方の評価の低かった守備でもDRS、UZR共にフルシーズン出場した年では初めてプラスに転じ、ゴールドグラブを初受賞した。

2. ジョージ・スプリンガー:RF
5ツールプレーヤー候補の26歳。14年の20HR/345PA程ではなかったが、昨季も16HR/451PAとパワーを発揮した。また、AVG.231→.276、K/BB=114/39→109/50とよりコンスタントにコンタクトを生み出し、アプローチを改善。5→16SBと塁上でもスピードを生かし始めた。 健康に今シーズン1年を過ごすことができれば、ブレイクイヤーとなる可能性が高いだろう。

3. カルロス・コレア:SS
6月8日に20歳の若さでメジャーデビュー。シーズンが終わるまでレギュラーとして出場し続け、99試合でAVG.279&OPS.857&22HR&14SBをマークしてアストロズの選手では1991年のジェフ・バグウェル以来となる新人王に輝いた。 抜群のパワーポテンシャルとキャノンアームが非常に高い評価を受けている。6フィート4、215ポンドとSSとしては大柄な体格のため、将来的には3Bに移ると見る向きもある。

4. コルビー・ラスマス:LF
15.8MのQOを承諾してチームに残留。昨季は1年8Mで加入するとAVG.238と相変わらず低打率に苦しんだが、自己ベストの25HRを放った。非常に三振の多い選手で、ここ2年は33.0%&31.8%とどちらのシーズンもK%は30%越え。守備ではLF&CF&RFとOF3ポジション全てを守ったが、無難にこなした。

5. カルロス・ゴメス:CF
マイク・ファイアーズと共に、ブレット・フィリップス、ドミンゴ・サンタナ、ジョシュ・ヘーダー、エイドリアン・ハウザーとのトレードで加入。2013-14年はスタープレーヤーだったが、昨シーズンは打撃成績が軒並み悪化。23→12HR、34→17SBとゴメスの武器であるパワー、スピードに衰えが見られた。 一方の守備はかつて程ではないが、DRS&UZR共にプラスを記録した。HOU入りが決まる前に、NYMとのトレードがメディカルチェックで白紙に戻るなど健康面での不安が大きい。

6. ルイス・バルブエナ:3B
ダン・ストレイリーと共にデクスター・ファウラーとのトレードでCHCから加入。選球眼とパワーがセールスポイントの選手で、昨季は自己ベストの25HRを放ち、BB%は4年連続で10%超えとなる10.1%をマークした。直近4年のAVG.229とコンタクトに難を呈している。打球に占めるフライの割合が大きい。

7. プレストン・タッカー:DH
昨季メジャーデビューを果たした25歳。323PAで32本の長打を放って自身の持ち味をアピールした。 対RHP時の先発がほとんどで、13HRは全てRHPから打った。アストロズのOF3ポジションは埋まっており、2月にスポーツヘルニアの手術を受けたエバン・ギャティスが復帰した際にはマイナーに送られる可能性が高い。弟カイルは去年のドラフト全体5位でHOUに入団した。

8. タイラー・ホワイト:1B
スプリングトレーニングでAVG.353&OPS1.031&3HRと活躍し、ジョナサン・シングルトンから1Bレギュラーの座を奪い取った。昨シーズンは2A-3Aで116試合に出場してAVG.325&OPS.939&14HRをマーク。 ヒッティングセンスと選球眼には光るものがある。マイナーでは主に3Bをプレーしていたが、肩が弱く俊敏さも欠けるため1B向き。傘下には今年中の昇格が濃厚なヒッティングプロスペクトのA.J.リードが控えているため、アピールチャンスは限られている。

9. ジェイソン・カストロ:C 
13年にはオールスターにも選出されたが、以降はAVG.276→.222→.211と毎年成績が悪化。それでも球を捉えた際には多くのラインドライブ、フライボールを生み出しており、長打は多い。25歳のCプロスペクト、マックス・スタッシが開花することがあればカストロが押しやられる可能性もある。オフにFA。