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Category Archives: NL中地区

2016 Top 20 Prospects:セントルイス・カージナルス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

 

1. アレックス・レイエス:RHP
エースポテンシャル。最速101マイルのストレート&カーブ主体のパワーピッチングで捻じ伏せる。マイナーでは22先発して防御率2.49、K/9=13.5、被打率.197と傑出した支配力を示しており、フューチャーズゲームにも選出された。マリファナの使用が発覚し来季は開幕から50試合出場停止。 

2. ジャック・フラハティ:RHP
高校では2刀流プレーヤーとして活躍したアスリート。滑らかなフォームからコマンドよく93マイルのストレート&スライダー&チェンジアップ&カーブを効果的に織り交ぜる。6-4/205たる体格からアップサイド評も高い。今季は1Aで95回/97K/31BB/防御率2.84。 

3. ティム・クーニー:LHP
コントロールアーティスト。メジャーでは6先発し防御率3.17と好投を見せた。速球は90マイル前後も、針の穴を通すコマンドで両コーナーを際どく攻める。カーブ&チェンジアップも有効に扱うことができ、特に評価の高いチェンジアップは被打率.115&空振り率19.3%。 

4. チャーリー・ティルソン:OF
傑出したスピードツールに支えられた攻守は、ジャコビー・エルズベリー(NYY)と比較される。ギャップを抜くバッティングが持ち味で、2Aでは打率.295&OPS.739。 三振率は19%→12%、四球率は5.4%→7.7%とアプローチ面で大きく向上を辿った。46盗塁はリーグトップだった。

5. ルーク・ウィーバー:RHP
大学ではUSA代表としてもプレーした完成度の高い投手。抜群のコマンドに支えられた投球が光り、ストレートも最速で97マイル。ベストピッチのチェンジアップは打者から消えるように落ちる。スライダーが磨かれればローテーション3番手級。A+では19先発して防御率1.62&K/BB=4.63。

6. マルコ・ゴンザレス:LHP
大学では投打でポテンシャルを示したアスリート。パワーには乏しいも、コマンド良くチェンジアップを織り交ぜるクレバーなピッチングで打者のバランスを崩す。今季は故障の影響などもあり、3Aで18先発して防御率4.69、K/BB=2.54と振るわなかった。 

7. サム・トゥイバイララ:RHP
11年まではSS/3Bとしてプレーも12年から投手コンバート。 傘下随一のパワーアームで平凡なコマンドに苦しむシーンも多いが、100マイルのストレート主体のピッチングで打者を捻じ伏せる。3Aでは43試合リリーフして防御率1.60。メジャーでも14.2回/20K/8BB/防御率3.07。通算BB/9=5.7。

8. マグニュリス・シエラ:OF
リードオフポテンシャル。スピード&ヒットツールに優れ、14年には傘下の最優秀選手に選ばれた。今季は1Aで51試合/打率.191と全く打てなかったが、R降格後は53試合/打率.315。守備でもCFを守る資質を示している将来の1番センター候補だ。

 9. エドムンド・ソーサ:SS
バットコントロールに秀でており、Rでは49試合で打率.300、本塁打7、OPS.854。パワーがついてくれば、プラス評価のスピードと併せてリードオフポテンシャルだ。アスリート性に支えられたSSディフェンスは守備範囲と俊敏さに優れており、肩は平均的も素早いリリースでカバーしている。 

10. ニック・プラマー:OF
15年ドラフト全体23位。高卒選手ながら高いヒッティングツールを示しており、パワーポテンシャルも秘めている。Rでは出塁率.379&四球率17.1%と成熟したアプローチを披露。平均以上のスピード&優れた打球反応に支えられた外野守備ではCFに残れるレベル。

11. ジュニアー・フェルナンデス:RHP
14年7月に$0.4Mで契約。6-1/180と投手としては小柄な体格だが、90マイル後半の強烈なストレートを投げ込み、R&A+で57.2回/63K/17BB/防御率3.59。カーブ&チェンジアップも有効に織り交ぜることができ、制球も安定。カルロス・マルティネス(STL) と比較されている。

12. アンソニー・ガルシア:OF
 プロ入り時はCもその後OFコンバート。2A&3Aで13ホーマー&OPS.868をマークした右のパワーポテンシャル。105試合/65K/51BBとアプローチ面で成熟を見せ始めており、オフには40人枠にも追加された。守備ではルート取りに不安を抱えるが、10補殺を記録した強肩が武器。

13. ハリソン・ベイダー:OF
15年ドラフト全体100位指名のカレッジ野手。大学3年時にパワーが覚醒。勢いそのままにA-&1Aでも61試合でOPS.892&11ホーマーと打ちまくった。打席でのアプローチも落ち着いており、アベレージも残せるタイプ。守備ではCFをメインに外野3ポジションをこなすことができる。 

14. サンディ・アルカンタラ:RHP
すでに90マイル中盤をコンスタントに叩き出すストレートは、6-4/170たる細身の体格から将来的にはよりパワフルさを増すと目されている。カーブ&チェンジアップもアウトピッチになり得るボールで、Rでは12先発して防御率3.22、K/9=7.1、BB/9=2.8。細かいコマンドを磨きたい。

15. ジェイク・ウッドフォード:RHP
15年ドラフト全体39位。最速95マイルのシンカー&発展途上のスライダーでゾーンを攻める投球スタイルはリック・ポーセロ(BOS)と比較される。Rでは26.1回/21K/7BB/防御率2.39。GO/AO=4.60とゴロの山を築いた。6-4/210と恵まれた体格からよりパワフルさが増す可能性を秘める。 

16. アルデミス・ガルシア:SS
キューバを亡命し14年に4年$8Mでカージナルス入り。ヤンキースの大ファンということもあり、フィールド上での振る舞いや打撃フォームなど一挙手一投足がデレク・ジーター(元NYY)と比較される。打撃面での評価が高く、AFLでは20試合でOPS.987&4ホーマーと存在感を示した。  

17. オースティン・ガンバー:LHP
球速は90マイル前後とパワーに欠けるが、チェンジアップを有効に織り交ぜて打者のタイミングを崩す技巧派。1Aでは22先発して15勝3敗、防御率2.67、K/9=9.3、BB/9=2.3。6-5/205と体格にも恵まれており、アップサイドはローテーション4番手級と目される。 

18. オ・スンファン:RHP
2年最大$11MでSTL入り。 日韓通算357セーブのクローザーも、カージナルスではトレバー・ローゼンタールに繋ぐセットアップとしての活躍が期待される。92-94マイルの空振りが奪えるストレート&90マイル近いカッター主体のパワーピッチ。

19. ロニー・ウィリアムズ:RHP
最速97マイルを計時するストレート&ランナーとしてプラス評価を得るほどのアスリート性を買われ2巡名指名でSTL入り。カーブ&チェンジアップはまだ発達段階の域で、これから磨いていく必要がある。Rでは12先発して防御率3.70、K/9=6.9、BB/9=4.0。

20. トレイ・ニールセン:RHP
13年ドラフト30巡目右腕がA+で25登板(18先発)して9勝&防御率2.59とブレーク。90マイル前半のシンカーでゴロの山を築くグランドボーラー。BB/9=2.8と制球面も安定しているが、変化球を磨いていきたい。ちなみに父スコットは元メジャーリーガー。 

Plus One Prospect
マイク・オールマン:C 
13年にはA+で打率.317&OPS.934をマークし、リーグの首位打者にも輝いたヒッティングプロスペクト。14年のスランプを経て、15年には金銭トレードでSTL入り。今季は2Aで12ホーマー&OPS.774&四球率11%と自慢の打力をアピール。守備は平均的だが、6-5/215と大きすぎる体格が懸念材料。

 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/rYExth

 

 

 

 

2016 Top 20 Prospects:ピッツバーグ・パイレーツ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. タイラー・グラスノー:RHP
粗削りながら傑出した支配力の持ち主。2A&3Aでは109.1回/136K/43BB/防御率2.39と素晴らしい内容。90マイル半ばのストレート&カーブのコンビネーションで打者を捻じ伏せる。課題の制球を安定させていきたい。6-8/225の体格を自在に操れるようになればエース級の投手になり得るだろう。 

2. オースティン・メドウズ:OF
13年ドラフト全体9位。5ツールの才能の持ち主でパワー&アスレチックさを兼ね備えたバッティングはジョシュ・ハミルトン(LAA)と比較される。CF守備ではプラスのスピードを生かしたインスティンクト溢れる動きを見せているが、アームの乏しさがネック。 A+&2AではOPS.781。 

3. ジョシュ・ベル:OF/1B
球宴6度の名選手ボビー・ボニーヤ(元PIT)と比較される万能スイッチヒッター。スムーズなスイング&発達したアプローチに支えられた上質なミドルヒッティングで2A&3Aでは打率.317、本塁打7、OPS.838、65K、65BB。外野陣が飽和していることもあり、1Bコンバート。 

4. ジェームソン・タヤン:RHP
10年ドラフト全体2位指名を受けたエースポテンシャルも、 トミージョン手術から復帰できずに結局2年続けて全休。健康であれば96マイルのストレート&パワーカーブ&チェンジアップのコンビネーションは印象的。コマンドも安定しており、ハイレベルなパフォーマンスが期待される。 

5. アレン・ハンソン:SS/2B
オフェンス面での評価が高く、マイナー通算でOPS.787&ISO.160をマークしている。アグレッシブなアプローチでコンタクトを生み出し、相応なパワーも秘める。35盗塁を決めるなどスピード&走塁技術も上質。守備では肩の弱さからSSよりも2Bの方がフィットすると見られている。

6. ハロルド・ラミレス:OF
コロンビア出身。5-10/210と体格には恵まれていないがアスレチック。クセのないスイングからライナーを打ち分ける。A+では打率.337、出塁率.399、OPS.857と素晴らしいパフォーマンス。スピードは十分もCFとしては肩が弱い。故障の多さもネック。 

7.  リース・マグワイア:C
プレミアクラスと評されるディフェンダーで肩&スローイング&キャッチング&ブロッキングを兼ね備える。フィールド全体を扱ったコンタクトヒッティングを見せているが、OPS.595&本塁打0とパワー不足が顕著。メークアップの評価も高くチームのリーダー的存在。

8. ケブライアン・ヘイズ:3B
15年ドラフト全体32位。父チャーリーは7球団を渡り歩いたメジャー通算144ホーマーの三塁手。ヒッティングセンスに優れており、力みのないスイングから外野の間を破るバッティングは父親と比較される。打球への反応が速く、肩も強いことから平均以上のディフェンダーになれると見られている。 

9. コール・タッカー:SS
14年ドラフト全体24位。アスレチックなSSとして評価が高く、ポジションに残れる才能を示している。スピード&肩&守備範囲はいずれも平均以上。バッティングは未発達でパワーに欠けるが、6-3/185たるフレームから向上の余地を残す。1Aでは打率.293、本塁打2、盗塁25。

10. ニック・キンガム:RHP
今季5月にトミージョン手術。95マイルに達するストレート&マイナー屈指のカーブ&平均以上のチェンジアップを効果的に織り交ぜる。マイナー通算防御率3.35&BB/9=2.6と毎年安定した成績を残しており、ローテーション半ばクラスのイニングイーターになれる存在。 

11. ユーディ・ガルシア:RHP
1Aで12勝5敗、防御率2.10、K/9=8.1とブレーク。常時90マイル中盤を叩き出すストレートは97-98マイルにも達する。カーブはアウトピッチとして有効で、空振り&ゴロを生み出せる。全体的に未洗練だが、チェンジアップ&コマンドが磨かれればローテーションクラス。 

12. エリアス・ディアズ:C
プレミアムクラスのディフェンスを示す。肩は20-80スケールで80評価を受け、キャッチング&ブロッキングも成熟している。打撃の評価は決して高くないが、コンタクト&アプローチが安定しており、3Aで打率.271、本塁打4、OPS.711。

13. ケビン・ニューマン:SS
15年ドラフト全体19位。ヒットツールの評価が高く、大学では木製バットを用いるリーグで2年連続首位打者を獲得。ゾーン理解に支えられたコンタクトヒッティングで広角に打ち分ける。平均的な守備範囲&肩から2B向きとの見方が強い。 

14. スティーブン・タープリー:LHP 
滑らかなフォームから投げ込まれるストレートは97マイルにも達する。沈む速球とカーブのコンビネーションで1Aでは11勝4敗、防御率2.48、K/BB=4.2をマーク。チェンジアップ&スライダーも扱うことができ、コマンドも安定。アップサイドはローテ3番手級。

15. アダム・フレイザー:SS/OF
『プレミア12』ではアメリカ代表としてプレーし、チーム2位の打率.318をマーク。目立ったツールは持っていないが、シャープに打ち分けるバッティングで2Aでは打率.324、本塁打2、OPS.801。42K/34BBとゾーン理解も深い。CFでも29試合プレーしておりユーティリティーとして期待される。 

16. スティーブン・ブラルト:LHP
トラビス・スナイダーとのトレードでBAL→PIT。90マイル前後のストレート&スライダー&チェンジアップのコンビネーション。A+&2Aでは28先発して13勝4敗、防御率2.43、K/BB=3.13をマーク。ゴロアウトも多く、ローテーション下位のイニングイーターとして期待される。

17. ウィリー・ガルシア:OF
マイナーでは4年連続15ホーマーをクリア。目立つパワーポテンシャルの持ち主であり、相応のスピードも示している。123K/23BBとアプローチが粗くコンタクトを生み出すのに苦労している。外野守備では傑出した強肩を披露し、117試合で18補殺を記録。 

18. チャド・クール:RHP
90マイル前半のシンカーを主体にゴロの山を築く。2Aでは26先発して11勝&防御率2.48をマーク。スライダー&チェンジアップの向上が課題となっており、上のレベルでもパフォーマンスを維持するには、シンカーの他に信頼できる変化球が欲しい。 

19. ジョーダン・ルプロウ:3B
1Aでは106試合出場してOPS.830&12ホーマー。パワーと選球眼に秀でており、ISO.200&四球率12.7%と持ち味を十分に発揮。元々大は外野を守っており、3Bを始めたのは今年に入ってからで21失策と粗さが目立つ。将来像はロニー・チゼンホール(CLE)。

20. トレバー・ウィリアムズ:RHP
10月にトレードでMIA→PIT。90マイル前半のツーシームを低めに集めゴロに打たせるクレバーなピッチング。キャリア3年でHR/9=0.4と被本塁打の少なさも特徴。マイナーではフォームの向上に取り組んでおり、コマンドも安定している。 

Plus One Prospect
ケビン・クレイマー:2B
15年ドラフト2巡目指名。バットコントロールに長けており、フィールド全体を扱ったスプレーヒッティングができる。アプローチも素晴らしくA-では46試合で28K/25BB。0ホーマーとパワーは乏しいが打率.305をマーク。大学ではSSも、肩の弱さからプロでは2Bとしてプレーしている。
 

 

 Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/x14rtN

 

2016 Top 20 Prospects:ミルウォーキー・ブリュワーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. オーランド・アルシア:SS
オズワルド・アルシア(MIN)の弟。20歳たる年齢に比して洗練されたハイレベルなディフェンスが光り、アルシデス・エスコバー(KC)と比較される。打撃ではハードにコンタクトを生み出し2Aで打率.307、本塁打8、OPS.800、盗塁25。四球率5.4%と淡泊なアプローチを改善する必要がある。 

2. ホルヘ・ロペス:RHP
プエルトリコ出身。90-96マイルのツーシームはよく沈み、多くのゴロを打たせることができる。カーブはアウトピッチになり得るボールで、チェンジアップも向上を辿る。 細身な体格から、体重の増加を経てよりパワフルさを増す可能性を秘める。2Aでは24先発して防御率2.26、K/9=8.6。

3. ブレット・フィリップス:OF
カルロス・ゴメスとのトレードでHOU→MIL。フットボールでも鳴らしたアスリートで、傑出したスピード&強肩を備える。ツールは素晴らしいも、動きに固いところがありCFよりもRF向きとされる。打撃ではA+&2AでOPS.901&17ホーマーも、120K/44BBとアプローチが雑。 

4. トレント・クラーク:OF
15年ドラフト全体15位指名。19たる年齢に比して洗練されている。傑出したスイングスピードからハードなコンタクトを生み出し、忍耐強いアプローチ&平均以上のスピードと併せてリードオフ向き。RではOPS.854、盗塁25、44K/39BB。守備はプロでもCFに残れるレベル。 

5. ジョシュ・ヘイダー:LHP
クロスファイヤーから90マイル後半の力強いストレートを投げ込み、クリス・セール(CWS)と比較される。カーブ&チェンジアップを磨いていきたい。6-3/160と細身な体格から球速はさらなる上積みが期待できる。2Aで防御率3.03&K/9=10.3。クローザーとして推す声も。 

6. ジェーコブ・ノッティンガム:C/1B
クリス・デービスとのトレードでOAK→MIL。ハイポテンシャルな20歳がブレーク。ベストツールのパワーを武器に1A&A+で打率.316、本塁打17、OPS.877。守備ではまだまだ磨くべき点も多いが、ここ2年で盗塁阻止率39%と肩は平均以上。

7. デビン・ウィリアムス:RHP
アスレチック。6-3/165と細身の体格からアップサイドへの評価も高い。90マイル前半のストレートはパワフルになると目されており、チェンジアップ&スライダーもポテンシャルを秘めている。クリーンなメカニックに定評を得ており、制球もプロ入り後に向上を辿る。1Aでは防御率3.44&K/9=9.0。 

8. ライマー・リリアーノ:OF
20ホーマー&20盗塁級のインパクトを秘める大器。平均以上のスイングスピードを示し、広角にホームランを量産できるパワーヒッター。3Aでは打率.292、本塁打14、OPS.843と高いレベルでも結果を出した。守備ではスピード&強肩を備えており、CF含む外野3ポジションをこなすことができる。

9. エイドリアン・ハウザー:RHP
6-4/230たる恵まれた体格の持ち主。90マイル中盤の動く速球でゾーンを攻める。カーブも平均以上のボールで、チェンジアップも年々向上している。A+&2Aでは120回/110K/41BB/防御率4.43。特にMIL移籍後は7先発、防御率2.92、K/BB=5.33と好調だった。

10. デミ・オリモロイ:OF
「20ホーマー&20盗塁」 級のポテンシャルを秘める。U-18世界大会ではカナダ代表としてもプレー。6-4/225たる恵まれた体格に飛び抜けたパワー&スピード&肩を備える。攻守に粗削りでリスキーな素材。Rでは33試合出場して打率.292、本塁打6、OPS.838、盗塁19。

11. コディ・ポンス:RHP
6-6/240たる大柄な体格から92-95マイルのストレート&カッターのコンビネーションでパワフルに攻める。カーブ&チェンジアップのクオリティが平凡で、緩急を生み出せないのがネック。R&1Aでは51回/40K/9BB/防御率2.29。試合終盤に球威が落ちる傾向があり、スタミナの向上が課題。  

12. モンテ・ハリソン:OF
14年ドラフトクラスで最高のアスリートと称される。外野からのスローイングは97マイルを計時し、プラス評価のスピードツールと合わせてハイレベルなCFになりうる。スイングスピードも傑出しており、「第2のアンドリュー・マッカチェン(PIT)」と評価する声も。1A&Rでは74試合で打率.205&三振100。

13. ザック・デービース:RHP
ヘラルド・パーラとのトレードでBAL→MIL。マイナー屈指のチェンジアップの使い手とされ、バック・ショーウォルター監督からも絶賛されていた。優れたコマンド&投球術を武器にメジャーでも6先発して3勝、防御率3.71、GB%=57.6%をマーク。チェンジアップは被打率.229&空振り率26.8%。 

14. イサン・ディアズ:2B
Rでは打率.360、本塁打13、OPS1.076、盗塁12と素晴らしいパフォーマンスを披露し、リーグのMVPを受賞。バットスピード&コンタクトに秀でており、高い打撃スキルを持ち併せている。守備ではスピード&守備範囲の物足りなさからSSよりも2B向きと見られている。

15.  タイロン・テイラー:OF
フットボールもプレーしたアスリート。小柄な体格も5ツールを示し、攻守でインパクトを生み出せる。パワー面はまだ成熟していないが、コンタクトは安定。2Aでは128試合出場して打率.260、本塁打3、OPS.649、盗塁10、55K、31BB。守備のスキルはCFとして十分。

16. ギルバート・ララ:SS
14年インターナショナルFAのトップ選手で、$3Mで契約。攻守に高いポテンシャルを潜めており、特にパワーでの評価が高い。年上揃いのRで63試合プレーし打率.240&OPS.606と結果を出せなかったが、まだ18歳だ。SSとしては未発達でポジションを移ることになるかもしれない。

17. コディ・メディロス:LHP
ハワイ出身。最速95マイルのストレート&規格外の軌道を描くスライダー&ゴロを打たせるのに有効なチェンジアップのコンビネーション。1Aでは93.1回/94K/40BB/防御率4.44。変則的なメカニクス&小柄な体格&不安定なコマンドから評価が分かれる。 

18. クリント・コーター:C/OF
パワフルなバッティングが持ち味で14年にはOPS.930&22ホーマーとブレーク。今季は打率.246、本塁打13、OPS.725とA+でパフォーマンスを落としてしまった。守備ではC→RFにコンバートされたが、118試合で11失策を喫するなど適応に苦しんでいる。

19. ネイサン・カービー:LHP
15年ドラフト全体40位。トミージョン手術&スライダーの投げ過ぎにより94マイルを出していた速球は90マイル前後にまで劣化。健康時のコンディションを取り戻せればローテーション上位クラス。スライダー&チェンジアップはいずれも上質。

20. マイケル・リード:OF
父は元アメリカンフットボール選手。整った体格&アスリート性の評価が高い。コンタクト&スピードに長けたリードオフタイプで、2Aでは出塁率.371&26盗塁をマーク。守備では外野3ポジションをこなす器用さを披露。  パン・アメリカ世界大会ではアメリカ代表としてもプレー。

Plus One Prospect
ビクター・ローチ:OF
モンスター級と評されるパワーを武器に18ホーマー&ISO.186をマークも、三振率30.8%とコンタクトの粗さは相変わらず。打率は低いが、相応の四球数を稼ぐことができることからジョニー・ゴームス(元KC)と比べられる。守備は平凡でLF向き。

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/phC3r3

 

2016 Top 20 Prospects:シンシナティ・レッズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

  

1. ロバート・スティーブンソン:RHP
100マイルのストレート&パワーカーブのコンビネーションは傑出している。15年はプロ入り以来封印していたスプリットチェンジを解禁。カーブと合わせてアウトピッチとなった。コマンド&コントロールは平均以下。2A&3Aで25先発して防御率3.85、K/9=9.40、BB/9=4.70。

2. コディ・リード:LHP
6-5/220たる恵まれた体格から最速99マイルの速球を投げ込む大型左腕。元々評価の高かったスライダーに加えて、チェンジアップも向上を辿る。今季はコマンドが改善されたことでブレーク。A+&2Aで13勝6敗、防御率2.41、K/9=8.9、BB/9=2.6。

3. ホセ・ペラザ:2B
次代のスピードスターだ。マイナーのコーチには「右のイチロー(MIA)」と形容される俊足巧打の二塁手。マイナー通算210盗塁の足に加え、21歳にして3Aで打率.293をマークするなど打撃センスも卓抜。2B守備も平均以上とされ、長くメジャーでもレギュラーを張れる選手になれるだろう。

4. ジェシー・ウィンカー:OF
マイナーNo.1ピュアヒッター。傑出したバッティングセンスの持ち主で、2AではOPS.823&13ホーマー。83K/74BBとアプローチも磨かれており、パワーツールにも一定の評価を得ている。逆方向へのホームランの多さが特徴。守備&走塁は平凡でLF向き。

5. アレックス・ブランディーノ:SS/2B
華麗なスイングで広角に打ち分けるラインドライブヒッター。A+&2AでOPS.784&10ホーマー。アプローチも磨かれており、打者としての完成度は高い。守備では、SSとしては足が遅いことがネックとなっていたが、プロ入り後に大きく向上を遂げている。AFLでは2Bとしてもプレー。 

6. アミーア・ギャレット:LHP
全体的に粗削りながら、95マイルを叩き出すストレート&6-5/210と大柄な体格で注目を集める。スライダーもアウトピッチになり得るボールで、今季に入ってさらに磨きがかかった。A+では26先発して防御率2.44、K/9=8.5、BB/9=3.5。メカニクス&コマンドが不安定。

7. ケウリー・メラ:RHP
マイク・リークとのトレードでSF→CIN。97マイルの重いシンカーを主体にテンポよく攻め込む。セカンドピッチのパワーカーブは空振りを奪うのに有効で、左バッターにはチェンジアップも扱うことができる。コマンドも兼備しておりA+では20先発して防御率3.23、K/9=9.26。 

8. ニック・トラビエーソ:RHP
最速97マイルのストレート&スライダーのコンビネーションでマイナーのコーチからはロジャー・クレメンスと比べられる。チェンジアップは発達段階だがいくらが向上が見られる。A+では19先発して防御率2.70、K/9=7.3、BB/9=2.9。ゾーンに集めることができ、ゴロも生み出せる。

9.  タイラー・スティーブンソン:C
15年ドラフト全体11位。マット・ウィータース(BAL)と比較される大型捕手。高校生としては発達したスローイング&ブロッキングスキルを持ち併せており、6-4/225たる体格に比して機敏に動くことができる。打撃ではパワーに定評を得ているが、コンタクトが荒い。

10. タイラー・マーレ:RHP
兄グレッグはエンゼルスのプロスペクト。抜群のコマンド&投球術を武器に1AでK/BB=5.4&防御率2.43。最速96マイルのストレート&縦に割れるカーブを主体にストライクゾーンを攻める。未熟な部分も多いが、安定したメカニクスからアップサイドを期待される。  

11. ルーキー・デービス:RHP
A+&2Aで25登板(24先発)、防御率3.86、K/BB=4.96とブレーク。最速96マイルのストレートはカット気味に動き、ハードコンタクトを許さない。セカンドピッチのカーブは及第点レベルも、チェンジアップは平均以下。BB/9=1.8も、コマンド評は平凡でリリーフ向きとの見方も。 

12. エリック・ジャギエロ:3B
マイナーキャリア204試合で33ホーマーを放つヒッティングプロスペクト。パワフルなプルヒッティングから豪快なアーチを生み出す。今季は故障により58試合の出場に止まるも、OPS.842は及第点。3B守備の評価は厳しい。

13. ブレーク・トレハン:SS
U-22ではアレックス・ブレグマン(HOU)と二遊間を組んでいた。プラスプラスのスピードを攻守に発揮する。ディフェンスでは平均以上の守備範囲を披露し、スローイングも力強い。バッティングではパワーレスながらRで打率.312/19K/25BB。

14. スコット・シェブラー:OF
6-0/225たるどっしりした体格からパワーヒッティングを披露する25歳。マイナー通算87ホーマーも、スイングスピードの遅さからメジャーレベルでも対応できるかスカウト間で評価が分かれている。過去4年間で三塁打44&盗塁58と体格の割に足が速い。 

15. ヨーマン・ロドリゲス:OF
アスレチック。ダイナミックな攻守でアップサイドはチーム内でもトップクラスと評される。80K/17BBとアプローチは粗いが3Aで打率.269、OPS.736、本塁打10。フューチャーズゲームにも出場。守備ではキャノンアームの持ち主で、平均以上のスピードと合わせて理想のRFになれる。

16. ジョン・ラム:LHP
メジャーで先発し49.2回/58Kをマーク。90マイル前半の速球&カッター&カーブ&チェンジアップをバランスよく織り交ぜる。58Kのうち、4球種いずれも10個以上の三振を奪っており、 特にチェンジアップ被打率.225&空振り率22.7%。フライボーラーで被本塁打が多いのが課題。 

17. フィリップ・アービン:OF
攻守にオールラウンド。特にスピード面の評価が高く、ディフェンスでも広いカバー範囲を生み出している。98K/66BBと辛抱強いアプローチに加えて、14ホーマーとパンチ力を備える。一方で打率は2年連続で.250を下回った。ポテンシャルをゲームで発揮したい。 

18. ジェイク・ケイブ:OF
『ルール5ドラフト』でNYY→CIN。攻守に堅実な4番手外野手タイプ。 マイナー通算打率.285と毎年安定した成績を残している。パワーには恵まれていないが、二塁打が多く、3年連続で二桁盗塁をマークしているスピードも相応のモノ。守備では外野3ポジションを無難にこなすことができる。

19. トニー・レンダ:2B
5-8/175と小柄な体格と巧みなコンタクトヒッティングはダスティン・ペドロイア(BOS)と比べられる。パワーレスながらマイナー通算で196K/185BBと抜群のゾーン理解を示し、3年間で94二塁打とギャップを抜くスキルも備えている。走塁も巧みで、通算87盗塁をマーク。2B守備は堅実。

20. テイラー・スパークス:3B
5ツール。素晴らしいバットスピードを示し、A+では13本塁打&14盗塁とゲームの中でもツールを発揮。162K/30BBとアプローチが粗くヒットツールを生かし切れていない。アスレチックで守備では目立った守備範囲&強肩を示している。ヒットツールの乏しさから上のレベルで打てるかは疑問。

Plus One Prospect
ワイアット・ストレハン:RHP
落差に富んだ最速97マイルのツーシームはプラスピッチとされており、パワーカーブとのコンビネーションでGO/AO=1.61とゴロの山を築く。1Aでは27先発して防御率2.79、K/9=7.2、BB/9=2.7とシーズン通して結果を出した。コマンドの平凡さからリリーフ向きとも。

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/wrGCT3

 

 

 

2016 Top 20 Prospects:シカゴ・カブス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. グレイバー・トーレス:SS
18歳にして1Aで打率.293、本塁打3、OPS.722。若いながらもツール&ルーティーンプレーでミスをしない安定感を兼ね備えたディフェンスに定評。バッティングでも素早くスムーズなスイングを披露し、広角に打ち分ける器用さを持ち併せる。22盗塁を決めたが、成功率は62.8%と技術面はまだまだ。 

2. イアン・ハップ:OF
15年ドラフト全体9位。ジョク・ピーダーソン(LAD)と比較されるフォロースルーを披露し、パワー&アベレージを両立したスイッチヒッターになり得る。選球眼も素晴らしく、A-&1AではOPS.822&9ホーマーを記録。高い身体能力と強肩を生かした外野守備はRF/CF向き。大学では2Bも経験。

3. ウィルソン・コントレラス:C
2Aではリーグ2位の打率.333&二塁打34本をマーク。四球率10.9%の選球眼に加え、ライトスタンドにも放り込むパワーポテンシャルを秘めている。将来像は「打率.270&15ホーマー」とされ、もしクリアできれば捕手としての守備貢献も考慮するとfWARは3.5前後になる計算だ。 

4. デュエン・アンダーウッド:RHP
ハイポテンシャル。コンスタントに90マイル中盤を計時するストレートは98マイルに達し、セカンダリーピッチのカーブもパワフル。よく腕の振れたチェンジアップも評価が高い。細かいコマンドを磨くことができれば大きく成長できるだろう。R&A+では16先発して防御率2.41。

5. ビリー・マッキニー:OF
高いヒッティングセンスを示し、特にスムーズなスイングに定評を得ている。A+&2Aでは.300/.371/.454たるスラッシュラインを残し、OPS.825はキャリアハイ。CHC移籍後は主にRFを守っており、持っているツール以上の動きを見せている。肩の弱さから将来的にはLFに回る可能性が高い。

6. ハイマー・キャンデレリオ:3B
強烈なプルヒッティングを示すスイッチヒッター。パワー&選球眼の評価が高く、ボールを見極めてハードに叩き上げる。特に2A昇格後は46試合で打率.291&OPS.841&21K/22BBと抜群のゾーンコントロール力を発揮。AFLではリーグ2位の5ホーマー。3B守備は平均的。 

7. アルバート・アルモラ:OF
ファイブツールを備える貴公子。特にCFディフェンスの評価が高く、未来のゴールドグラバー候補に挙げられる。バッティングではリラックスした構えから滑らかなスイングを披露し広角に打ち分ける。2Aでは打率.272、本塁打6、OPS.727、盗塁8という内容。 

8. ピアース・ジョンソン:RHP
92-94マイルのシンカー&スライダーで攻めるピッチングスタイルはドリュー・ストーレン(WSH)と比べられる。カッター&チェンジアップも扱うことができるが、K/BB=2.29とコマンドが平凡。ボール自体の球威は素晴らしく2Aでは16先発して防御率2.08&被打率.223。 

9. エロイ・ヒメネス:OF
ツールに富んでおり『ホルヘ・ソレアー(CHC)2世』と呼ばれる。6-4/205たる恵まれた体格から素晴らしいパワーポテンシャルを示しており、18たる年齢に比してボールの見極めもできる。カレッジ選手が集まるA-では、リーグ平均より3歳近く若いにもかかわらずOPS.746&7ホーマー。 

10. ディラン・シーズ:RHP
ドラフト前にトミージョン手術。術前は90マイル後半~100マイルを叩き出していた剛腕。今季途中にカムバックし、24回/25K/防御率2.63と順調な回復ぶりをアピール。球速も最速で97マイルまで出している。変化球&コマンドのクオリティを磨いていきたい。

11. マーク・ザグニス:OF
アスレチック。大学ではCもプロ入り後は持ち前のスピードツールを生かすためOFに転向。成熟したアプローチに支えられたギャップを抜くバッティングでA+では打率.271、本塁打8、OPS.818、86K/80BB。スピード&肩は平均以上でCF/RF向き。 

12. カール.エドワーズ Jr:RHP
度重なる故障により今季はリリーフとしての調整。97マイルのノビのあるストレート&カーブのコンビネーション。2A&3Aでは36試合登板して防御率2.77、K/9=12.2、被打率.139と打者を捻じ伏せた一方でBB/9=6.7と制球が不安定だった。来季は先発復帰か。

13. オスカー・デラクルーズ:RHP
6-4/200たる恵まれた体格から投げ込まれる速球は最速96マイルを計時し、20にして低めに集めるコマンドも示している。アメリカデビューを飾った今季はA-で73回/73K/17BB/防御率2.84と支配的な内容。セカンドピッチが不足しており、カーブ&チェンジアップを磨いていきたい。

14. ダン・ボーゲルバック:1B
6-0/250たる巨漢に似合わず巧みなゾーンコントロールが光る中距離ヒッター。7ホーマーとパワーはそこまでではないが、出塁率.415&62K/63BBとアプローチは成熟している。守備走塁は平凡で、DHが適任だろう。 

15. ドニー・デウィーズ:OF
15年ドラフト2巡目。大学では得点&安打&塁打数&長打率の4部門でリーグトップに輝いた。コンパクトなスイングでヒットを量産し、パンチ力も秘めている。A-ではプラス評価のスピードを武器に19盗塁をマークしたが、打率.266&四球率4.6%と微妙な成績。肩の悪さからLF向き? 

16. エディ・フリオ・マルティネス:OF
契約金$3MでCHC入りした15年インターナショナルFAのトッププロスペクト。ファイブツールを持ち併せ、特にベストツールのスピードが20-80スケールで70評価を得る代物。打撃ではコンパクトなスイングを披露しており、どれだけパワーを伸ばせるかが今後のバリューを左右する。 

17.  ジェンホー・ツェン:RHP
21歳にして完成度が高く、黒田博樹(元NYY)と比較される。 コマンドが安定しており、90マイル前後のストレート&カーブ&チェンジアップで自在にストライクゾーンを操る。A+では119回/87K/30BB/防御率3.55。前半戦は防御率4.59と苦しんだが、後半戦は防御率2.78と復調。

18. ブライアン・ハドソン:LHP
6-8/220たる長身から投げ下ろされるカーブは15年ドラフト生の中では最高クラスの評価を得ていた。最速92マイルの速球は大柄な体格から将来的には95マイル程度まで伸びるだろう。プロ入り後にチェンジアップを習得したが、実践の中でも使えるように磨いていきたいところだ。

19. カーソン・サンズ:LHP
94マイルに達するパワフルなストレートを軸にスライダー&チェンジアップも織り交ぜアグレッシブにゾーンを攻める。 高卒選手ながら既に制球面が安定しており、3球種でストライクを取れる点は大きい。6-3/195たる体格からアップサイドは高い。A-では14先発/防御率3.92。

20.  ジャスティン・ステール:LHP
テイクバックの小さいフォームから投げ込まれる90マイル前半のストレートは球速以上にパワフルで、カーブも鋭く切れる。チェンジアップのクオリティはハドソン&サンズに勝るが、体格&コマンドでは劣っており、将来的にはリリーフ向きとされる。A-では10先発/防御率2.66。 

Plus One Prospect
チェスニー・ヤング:2B
14年ドラフト14巡目のカレッジ出身選手。A+ではリーグトップの打率.321をマーク。キャリア174試合でわずか1ホーマーとパワーには乏しいが、51K/57BBと抜群のゾーンコントロール力を誇る。守備では内外野こなすことができ、失策の少なさが光る。 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/nXStpR