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2019年MLBオールスター

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19奪三振ノーノーを達成したクマー・ロッカーがカレッジ・ワールドシリーズ最優秀選手に輝いた2019年シーズンについて

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エイドリアン・ベルトレの21年間の軌跡を振り返る

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1904年以来となるシリーズ5死球を記録したデレク・ディートリック

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Category Archives: 2013年ドラフト

2013 Draft Review:アメリカン・リーグ中地区

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*選手名(ポジション):出身校:指名順位

 

 

  • シカゴ・ホワイトソックス

ティム・アンダーソン(SS):イースト・セントラル大:17

小さなコミュニティカレッジでプレーしていたため、あまり注目を集めなかった選手。ヒッティングツールは優れておらず、優秀な投手との対戦経験も少なく経験不足。ショートとしては平均以上のパワーへの成長が見込め、プラス-プラスのスピードと合わせて二塁打と三塁打を量産することができるだろうと言われる。アームが平均程度の為、セカンドやセンターへのコンバート案もあるが、ポジショニングを工夫することでショートに留まることも可能とも。

 

タイラー・ダニッシュ(RHP):デュラント高:55

サイドスロー気味のスリークォーター、非常に速いステップから95マイルものファストボールを投げ込む投手。6フィート0、170ポンドと細身であり、体格が良くなればよりコンスタントに速い球を投げ込むことができるだろうと言われている。地面を抉るように変化するプラスのスライダーも持っており、この二つのコンビネーションで対戦相手を捩じ伏せてきた。独特のフォームを上手く使いこなし、コントロールも優れている。効果的なチェンジアップを投げられるようになれば、優秀なスターターになれる可能性がある。

 

ジェイコブ・メイ(OF):コースタル・カロライナ大:91

18年のキャリアで、354本ものホームランを放ったリー・メイの孫。スラッガーだった祖父とは異なり、アスレチックさとスピードが武器のセンターで、体格も5フィート10、180ポンドと小柄である。スイッチヒッターで、両打席からコンパクトでシンプルなスイングをするが、右打席の方がよりピュアなヒッティングができる。パワーポテンシャルは平均未満で、2塁打や3塁打を量産するタイプの打者。非常に優れたスピードを誇り、経験さえ積めば堅実なセンターになれる素材。

2013 Draft Review:ナショナル・リーグ西地区

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*選手名(ポジション):出身校:指名順位

 

 

  • アリゾナ・Dバックス

ブレーデン・シプリー(RHP):ネバダ大:15

大学2年シーズンにSSからRHPに転向。99マイルのパワフルなストレートとドラフトクラストップクラスと評されるチェンジアップで評価を上げたパワーアームだ。チェンジアップは左右を問わず影響を与えられるアウトピッチ。スムースなメカニクスでSS経験からアスリート性も高い素材。カーブもセカンドピッチとして可能性を秘めている。2013年は防御率2.77&ネバダ大史上8位となるシーズン102奪三振。キャリア203奪三振も同大学史上6位のレコード。

 

アーロン・ブレアー(RHP):マーシャル大:41

グラウンドボーラー。93マイルのシンキングファストを持ち味にセカンドピッチではカーブを主に織り交ぜる。マーシャル大ではチェンジアップのクオリティも向上を辿った側面。エースポテンシャルの持ち主では無いが2013年は13先発で10奪三振以上3度&8奪三振以上5度の支配的なパフォーマンスを披露。シーズンでも計84イニング/86奪三振を示し、キャリア200奪三振はマーシャル大史上6位。アグレッシブにピッチングを組み立てるイニングイーターたる将来像。

 

コリー・ハーン(OF):アリゾナ州立大:1020

マーター・デイ高時はアスレチックな左打者としてドラフト全体748位指名も得たヒッティングプロスペクト。アリゾナ州立大1年シーズンに盗塁時の接触プレーで下半身不随の障害を負ったが、1年のリハビリを経た後はコーチとしてチームを支えた。Dバックスはフロントオフィスの人間として指名を行い、大学チームでの背番号34に沿い34巡目での敢行と粋な計らいを披露した。ハーンは「これからもゲームに関わっていたい。その意味で、フロントは理想的だよ」。

2013 Draft Review:アメリカン・リーグ東地区

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*選手名(ポジション):出身校:指名順位

 

 

  • ボルティモア・オリオールズ

ハンター・ハービー(RHP):バンディーズ高:22

リリーバーとしてメジャーの舞台で活躍し、オールスターにも選出されたこともあるブライアンを父に持つ、サラブレッド。6フィート3&175ポンドと既にまずまずの体格を誇るが、成長の余地はまだ残っている。高い姿勢をキープしたまま、腕を力強く振り下ろすフォーム。直球は90-94マイルのレンジで投げ込まれ、腕の強さに頼り過ぎであるメカニクスが改善されれば球速が増すだろうと言われている。カーブへの評価は非常に高い。ほとんど投げることはないが、チェンジアップも持っており、より上のレベルで活躍する為にはこの球を磨く必要がある。高校生選手としては珍しく、コミットメントを持っていない。

 

ジョシュ・ハート(CF):パークビュー高:37

デナード・スパンと比較される、俊足の外野手。コンパクトなスイングでボールを捉え、バットスピードはプラスと言われる。体を開いて構え、ストライドはかなり小さめであり、小柄な体格と考え合わせると、パワーはギャップヒッターになれる程度しか期待できない。年齢に比して優れた選球眼を持っており、30盗塁以上を期待できる足の速さを活かす為にも、もっと磨いていく必要がある。守備面では、まだ改善すべき点が幾つか残るが、平均以上の中堅手になれるポテンシャルを持っている。

 

チャンス・シスコ(C):サンティアーゴ高:61

つい最近、遊撃手から捕手へとコンバートされている。しかしすぐに適性を見せ始め、長く捕手を務めることができるだろうと言われるようになった。平均程度の肩を持ち、グラブ捌きは柔軟で、オールラウンドなディフェンダーになれる素材。打者としては、早いスイングで球を捉えることができ、アプローチに優れている。体格の成長が見込める為、パワーも平均レベルまでの成長が期待できる。オレゴン大へのコミットメントがある。

2013 Draft Review:アメリカン・リーグ西地区

Houston Astros

 

 

 

 

 

 

 

*選手名(ポジション):出身校:指名順位

 

 

  • ヒューストン・アストロズ

マーク・アッペル(RHP):スタンフォード大:1

ジョナサン・グレーが大本命と見られた全体1位指名だったが、大方の予想を裏切りアストロズはマーク・アッペルを指名した。90マイル半ばの直球は非常に評価が高く、打者の手元で良く動く。ハードスライダーとサークルチェンジも投げ、どちらも平均以上の評価。三球種全てをストライクゾーンに投げ込むことができ、それがアッペルを素晴らしい投手たらしめている。期待値に比して奪三振数が少ないのが懸念ではあるが、エースになれる可能性を持っている。

 

ケント・イマニュエル(LHP):ノースカロライナ大:74

大学進学時には190ポンドしかなかった体重を、ドラフト時までには215ポンドまで増えた左腕。直球は91マイル前後程度だが、優れたチェンジアップとのコンビネーションで、大学では圧倒的な成績を残した。高校生の時に評価の低かったカーブも、より鋭く、より効果的に投げられるようになった。コマンドの評価が非常に高く、球の質よりも、投球術で勝負する技巧派投手である。ローテーション半ば以降の、ワークホースになれる素材だ。

 

グレガー・コンラッド(1B):バンダービルト大:107

12年のシーズンから、スカウト達の求めていたパワーを見せ始めた左打ちのファースト。ファーストとしてはアスレチックで、肩も強いので両翼へのコンバートも考えられる。オープンスタンスで構え、コンパクトなスイングで打球を飛ばす。13年のシーズンではパワーを発揮することができなかったが、30三振に対して32個の四球を選んでおり、選球眼への評価が非常に高い。 努力家で、常に全力プレーを心掛ける姿勢も好印象だ。

2013 Draft Review:ナショナル・リーグ中地区

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*選手名(ポジション):出身校:指名順位

 

 

  • シカゴ・カブス

クリス・ブライアント(1B/3B):サンディエゴ大:2

2013年NCAAでマークした31本塁打は2位に10本差をつけたリーグトップの内容。.329/.493/.820と傑出したパフォーマンスに加え、44三振に対し66四球を選んだアプローチも示した。ドラフトクラス内トップのヒッティングプロスペクトとして評され、特にスカウト評価で80を得るパワーツールが特筆モノ。大学でのキャリアを通じコンタクト面を向上させた点でも良い印象を与えた。やや波のある打者で、2013年も54試合/30本塁打→7試合/1本塁打。

 

ロブ・ザストリズニー(LHP):ミズーリ大:41

コマンドを含めたまとまりに評価を得る左腕。2013年は2勝9敗ながら90.2イニング/88奪三振/24四球/防御率3.34。キャリア228奪三振はミズーリ大史上8位の記録だ。6フィート3&205ポンドの体格を生かしてストレートのアングルを作り出し、スライダーとチェンジアップも兼ね備えている。安定したコマンドで3つのボールを操ることが出来るが、ストレートは80マイル後半と平凡な球速に止まる。ポテンシャルはローテーション半ばクラスのアームプロスペクト。

 

ジェーコブ・ハンネマン(OF):ブリガム・ヤング大:75

ハワイ出身。ローンピーク高を卒業後2年間モルモン教の布教巡礼に参加。2013年は22歳ながらブリガム・ヤング大の1年生としてプレーを行い、ドラフトで指名を得た。フットボールも兼任するアスレチックな素材であり、粗削りながらも5ツールを秘めたOF。WCCでは打率.344&14盗塁をマークし、リーグの「フレッシュマン・オブ・ザ・イヤー」も受賞。成熟までに時間を要すると目されているが、攻守で平均以上の存在に成り得る素材。CFとしての資質も示す。