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Category Archives: 2013年ドラフト

2013 Draft Review:ナショナル・リーグ東地区

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*選手名(ポジション):出身校:指名順位

 

 

  • アトランタ・ブレーブス

ジェーソン・ハーシュ(RHP):オクラホマ州立大:31

傑出した支配力を持つ素材では無く、2013年は106.1イニング/86奪三振/28四球。98マイルを計時するストレートはカッター気味の動きを披露。コマンドも安定。2011年8月にトミー・ジョン手術を行ったが、それによりメカニクスはスムースさを増した。セカンドピッチのクオリティが平凡と評されるが、スライダーとチェンジアップはいずれも向上の余地があるボール。ストレートを軸に3つのボールを操るイニングイーター型として期待を得ているアームプロスペクトだ。

 

カルロス・サラザー(RHP):カーマン高:102

6フィート0&200ポンド。ドラフトクラス内で傑出したハードボーラーとして評価を得る素材。小柄な体格だがとてもアスレチックであり、スムースかつパワフルなアームスイングから97マイル、コンスタントに92〜95マイルを計時する。変化球ではスライダー、次いでチェンジアップが上質だが不安定。コマンドを含め向上を辿る必要がある側面だ。エースもしくはローテーション2番手クラスのポテンシャルの持ち主。カルフォルニア大フレズノ校へのコミットメントがある。

 

カイル・レン(OF):ジョージア工科大:253

父フランクはブレーブスGM。攻守に平凡な内容に終始した2012年にレッズから922位指名を受けたが拒否。1年を経て.360/.423/.467をマークし評価を上げた。「ジョージア工科大でトップ」と評されるスピードが持ち味のギャップヒッター。大学ではリードオフを任された左打者。パワーに乏しいバッティングで体格も小柄ながら、スピードを生かした攻守で高い評価を得ている。精神面でも評価を得ており、プレー態度やインスティンクトを兼ね備えたプレーぶりも示している。

2013 Draft Quick Look

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現地時間6日から8日にかけて、2013年ドラフトが行われる。6日は計73人の素材が指名を受けたが、以下に上位60人のピックをリストとして整理した。

 

2013年ドラフト 1〜60位指名リスト 
順位 チーム 選手名 ポジション 出身校
1 HOU マーク・アペル RHP スタンフォード大
2 CHC クリス・ブライアント 1B/3B サンディエゴ大
3 COL ジョナサン・グレー RHP オクラホマ大
4 MIN コール・スチュワート RHP セントピースX高
5 CLE クリント・フレーザー OF ローガンビル高
6 MIA コリン・モラン 1B/3B ノースカロライナ大
7 BOS トレイ・ボール LHP/OF ニューキャッスル・クライスラー高
8 KC ハンター・ドージャー SS スティーブン・F・オースティン大
9 PIT オースティン・ミドウズ OF グレーソン高
10 TOR フィル・ビックフォード RHP オーククリスチャン高
11 NYM ドミニック・スミス 1B/OF セラ高
12 SEA D.J.ピーターソン 1B/3B

ニューメキシコ大

13 SD ハンター・レンフロー OF ミシシッピ州立大
14 PIT リース・マグワイア C ケントウッド高
15 AZ ブレーデン・シプリー RHP ネバダ大
16 PHI J.P.クロフォード SS レークウッド高
17 CWS ティム・アンダーソン SS イーストセントラル短大
18 LAD クリス・アンダーソン RHP ジャクソンビル大
19 STL マルコ・ゴンザレス LHP ゴンザガ大
20 DET ジョナサン・クロフォード RHP フロリダ大
21 TB ニック・シウフォ C レキシントン高
22 BAL ハンター・ハービー RHP バンディス高
23 TEX アレックス・ゴンザレス RHP オーラルロバーツ大
24 OAK ビリー・マッキニー OF パラノウェストSr高
25 SF クリスチャン・アローヨ SS ヘルナンド高
26 NYY エリック・ジャギエロ 3B ノートルダム大
27 CIN フィリップ・アービン OF サムフォード大
28 STL ロバート・カミンスキー LHP セントジョセフ高
29 TB ライン・スタネック RHP アーカンソー大
30 TEX トラビス・デメリット SS ウィンダーバロー高
31 ATL ジェーソン・ハーシュ RHP オクラホマ州立大
32 NYY アーロン・ジャッジ OF カリフォルニア大フレズノ校
33 NYY イアン・クラーキン LHP マディソン高
34  KC  ショーン・マナエア  LHP  インディアナ州立大 
35  MIA  マット・クルック  LHP  セントイグナチアス大高 
36  AZ  アーロン・ブレアー  RHP  マーシャル大 
37  BAL  ジョシュ・ハート  OF  パークビュー高 
38  CIN  マイケル・ローレンゼン  RHP  カリフォルニア州立大フラートン校 
39  DET  コリー・クネーブル  RHP  テキサス大 
40  HOU  アンドリュー・サーマン  RHP  カリフォルニア州立大アーバイン校 
41  CHC  ロブ・ザストリズニー  LHP  ミズーリ大 
42  COL  ライアン・マクマホン  3B  マーターデイ高 
43  MIN  ライアン・イーズ  RHP  ルイジアナ州立大 
44  MIA  トレバー・ウィリアムス  RHP  アリゾナ州立大 
45  BOS  テディー・スタンキーウィッチ  RHP  セミノール州立大 
46  KC  コディ・リード  LHP  ノースウェスト・ミシシッピ短大 
47  TOR  クリントン・ホロン  RHP  ウッドフォード・カウントリー高 
48  NYM  アンドリュー・チャーチ  RHP  ベーシック高 
49  SEA  オースティン・ウィルソン  OF  スタンフォード大 
50  SD  ダスティン・ピーターソン  SS  ギルバート高 
51  PIT  ブレイク・テイラー  LHP  ダナヒル高 
52  AZ  ジャスティン・ウィリアムス  SS  テレボーン高 
53  PHI  アンドリュー・ナップ  カリフォルニア大 
54  MIL  デビン・ウィリアムス  RHP  ヘーゼルウッド・ウェスト高
55  CWS  タイラー・デニッシュ  RHP  デュラント高 
56  LAA  トム・ウィンドル  LHP  ミネソタ大 
57  STL  オスカー・マーカド  SS   ビビアンゲイザー高
58  DET  ケビン・ジオメック  LHP  バンダービルト大 
59  LAA  ハンター・グリーン  LHP  ウォーレンイースト高 
60  TB  ライリー・アンロー  SS  デザートリッジ高 

 

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:http://www.flickr.com/photos/35805630@N07/4680833084/in/photolist-88CuAG-adL8ou-a8fc3R-89e45j-89ecyJ-88Uv9T-89eoWU-88Y3PL-89emib-89aZeP-88UNWF-89b9Li-89emks-88Nh8N-89b9r2-88UNZr-88XQyG-88XQwf-88Upnc-88Uvgk-88XXuW-88zpTR-88UrAH-89b9Gx-88B7zy-88Y3QE-89aZne-88XYRd-89ecyb-89aRhR-88Y3Sh-89e477-88Uryc-89e42w-89eoUb-89aWPX-88UP48-88Nzr5-88XJVm-88Uqb4-89e6CL-88xZ4n-85r9G8-bXyvcA-9WQFDt-9WTxT1-9WQEMZ-891nmf-9szfem-7UZY3A-dM38Z8

2013 Mock Draft:16〜30

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16. フィラデルフィア・フィリーズ:トレイ・ボール(LHP/OF):ニューキャッスル高

投手としても、野手としても今回の高校生ドラフト候補の中ではトップレベルのポテンシャルを持つ。投手としては、既に90-92マイルのレンジで直球を、またセカンドピッチとしてチェンジアップ、その他にもスローカーブと鋭いスラーブを投げる。安定性に欠ける所が問題点だ。打者としてはショーン・グリーンに似たイージーなスイングが特徴的で、パワーの成長も見込まれる。また、足も速く外野手として十分な守備力を誇る。

 

17. シカゴ・ホワイトソックス:クリス・アンダーソン(RHP):ジャクソンビル大

2010年のドラフトではシカゴ・カブスに全体1060位で指名されたことのある選手で、ハイレベルなフロントラインスターターになれる体格とスタッフ、コマンドを兼ね備えた逸材。直球は97マイルを計測し、良く沈む。打者にとり非常にやっかいなスライダーと、武器に成り得るチェンジアップも投げる。投手として理想的なアスリート性を誇り、まだ伸びしろもあるハイシーリングな選手だ。

  

18. ロサンゼルス・ドジャース:ニック・シウッフォ(C):レキシントン高

常に需要のある、貴重な左打ちの捕手で、アベレージもパワーもより上のレベルへの成長が見込まれる18歳。守備面では肩がもっとも優れており、既に素晴らしい強さを誇る。キャッチングには多少の問題があり、改善する必要があるが、捕手からコンバートされる程ではない。幾らかの経験さえ積めば、トップクラスのレギュラー捕手になれるポテンシャルがある。

2013 Mock Draft:1〜15

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1. ヒューストン・アストロズ:ジョナサン・グレー(RHP):オクラホマ大

エースポテンシャルの持ち主。高校時からパワーアームとしての可能性を示していたが、大学でよりアグレッシブにゾーンを攻められるようになり向上を辿った。6フィート4&245ポンドの体格からスカウト評価で最高点を得るストレートとパワースライダーのコンビネーション。メカニクスもスムースで、ロジャー・クレメンスと比較される素材。粗削りな側面も相応に多く、コマンドとチェンジアップが課題。またアスレチックでは無いため、メカニクスの維持にも注意を払う必要がある。

 

2. シカゴ・カブス:マーク・アペル(RHP):スタンフォード大

2012年に引き続き、ドラフトクラス内のリスト上でトップの位置に立っている。傑出したまとまりの持ち主であり、スライダーとチェンジアップを織り交ぜてピッチングを組み立てる。コマンドも安定しており、99マイルを計時するパワフルさも示している。NCAAでのK/9 10.84はグレーの10.65を上回っており、空振りが奪えないたる1部のスカウト評を覆すパフォーマンス。能力的に大きな欠点が無い一方で、ストレートに頼りすぎる配球に終始するシーンも露呈する。

 

3. コロラド・ロッキーズ:クリス・ブライアント(1B/3B):サンディエゴ大

NCAA54試合で30本塁打を放つパワーモンスター。バッティング全体でも.338/.496/.876を示しており、四球もリーグトップ。それまで多くを喫していた三振も減少を辿り、打者としてまとまりを示しつつある。ポジションについては3Bとしては平均以下のフットワークと機敏さを指摘される一方で、ライトに適性を見出す評価も存在。いずれのポジションにも相応しいバッティングの持ち主であり、ドラフトクラス内で最高の打者たる評価は揺るがないモノとなりつつある。