Category Archives: 2015年ドラフト

2015 Draft Review : ナショナル・リーグ中地区

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セントルイス・カージナルス 2015 ドラフトまとめ
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ピッツバーグ・パイレーツ 2015 ドラフトまとめ
シンシナティ・レッズ2015 ドラフトまとめ
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*順位:選手名(ポジション):出身校

  • セントルイス・カージナルス

23.ニック・プルマー(OF):ブラザーライス高校 

ピュアヒッター。昨年夏まで無名であったが「2015 Area Code Baseball Games」で多くのスカウト陣がその眼を輝かせたプレイヤーだ。プラス評価のバットスピード、パワーはもちろん、打席での選球眼も評価されている。また、スピードも最終的に20-80スケールで55にまで達するポテンシャル。非常にソリッドな選手であり、アスリートタイプだ。一方、肩の弱さが欠点で将来的には現在のセンターからレフトへコンバートが予想される。

39.ジェイク・ウッドフォード(RHP):プラント高校

6位指名を受けたカイル・タッカー(HOU)とチームメイトだったウッドフォード。90マイル中盤の直球を武器に高校では28試合を投げ22勝(2敗)/0.88ERA/175.2IPをマーク。スカウトのクリス・コレア氏は彼について「ウッドフォードは、上質な沈む直球、変化球、そしてチェンジアップのコントロールを持ち合わせたスターターのプロスペクトだ」とコメント。一方でアップサイドはマイケル・ワカやアレックス・レイエスには届かないのでは?との見方もあり、良くも悪くもローテーション中盤の予想が主だ。

66.ブライス・デントン(3B):レイブンウッド高校

STLの今年のドラフトテーマを考えるならば、「バットスピード」だろうか。彼もプルマー同様、非常に優れたバットスピードを持ち合わせている。一方で平均以上のアームながら「スピードが平均以下」との評価もあり、外野へコンバートされる予想も。二刀流選手であり、40IPで6勝/1.75ERA/47K。

 

2015 Draft Review : ナショナル・リーグ東地区

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アトランタ・ブレーブス 2015 ドラフトまとめ
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フィラデルフィア・フィリーズ 2015 ドラフトまとめ
ワシントン・ナショナルズ 2015 ドラフトまとめ

*順位:選手名:出身校:ポジション

 

  • アトランタ・ブレーブス
14:コービー・アラード:サンクレメンテ高:LHP

高校生の祭典『パーフェクトゲーム』ではMVPを受賞、翌月メキシコで行われた『パンアメリカン・チャンピオンシップ』では対峙した29人中17人を三振に切る快投を披露し一気にスカウトの評価を上げた今ドラフト屈指の左腕。今年は背中の故障によりシーズンを棒に振ってしまい評価を落とした。小柄ながら97マイルのストレート&大きく割れるカーブのコンビネーションはパワフルで、クレイトン・カーショウ(LAD)を彷彿とさせる。またメカニクスもスムーズで高校生ながら並外れたコマンドも備える。
 
28:マイク・ソローカ:ビショップ・キャロル高:RHP

カナディアン投手の中では今ドラフト最高の素材。事前のドラフトランキングではMLB.comが60位、『ベースボールアメリカ』が88位であり予想よりも早い指名となったが、その才能は本物だ。6フィート4、200ポンドの恵まれた体格から最速94マイルの力強いストレートを投げ込み、カーブ&チェンジアップも将来的には平均以上のボールになると言われている。特にカーブの回転数はビデオ分析によると「1分間で少なくとも3000回転」とされ、コリー・クルーバー(CLE)のスライダーやフェリックス・ヘルナンデス(SEA)のカーブをはるかに上回る。
 
41:オースティン・ライリー:デソト・セントラル高:3B

高校では二刀流プレーヤーとして活躍。投手としての指名も予想されたが、ドラフトは3Bとしての指名。パワー&アームのパッケージとして高い評価を受け、6フィート3、210ポンドたる恵まれた体格から高いアップサイドを秘める素材だ。しかしその一方で、バットスピードの遅さからプロの速球のスピードについていけるか懐疑的な見方も多い。守備では体格に比して機敏に動き、グラブ捌きも滑らかだ。
 
 
 

2015 Draft Review:ナショナル・リーグ西地区

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アリゾナ・ダイヤモンドバックス 2015 ドラフトまとめ
コロラド・ロッキーズ 2015 ドラフトまとめ
ロサンゼルス・ドジャース 2015 ドラフトまとめ
サンディエゴ・パドレス 2015 ドラフトまとめ
サンフランシスコ・ジャイアンツ 2015 ドラフトまとめ

 

*順位:選手名:出身校:ポジション

 

  • アリゾナ・ダイヤモンドバックス

1:ダンズビー・スワンソン:バンダービルド大:SS

走攻守三拍子そろったトッププロスペクト。フィールドでは打球方向を適格に読む守備を見せ、打席ではバッティングカウントに合わせたバッティングをし、滅多に三振せず、出塁能力も併せ持つことからスマートという言葉が最も似合う選手とも言われている。コンタクトについては問題なく、野手のギャップを狙う打撃もできるが、パワーは平均以下。それでも徐々にパワーをつけてきており、将来は2桁本塁打を打てると見る向きもあり、将来は30二塁打、10本塁打の数字をマークできるとも。守備は将来長い間SSを守れるとの見方で、レンジ、素早さ、肩の強さ、ハンドリングなどの項目で心配される箇所はない。

 

43:アレックス・ヤング:テキサスクリスチャン大:LHP

コマンドに高評価を得るソリッドな先発左腕。大学の先輩にあたるブランドン・フィネガン(KC)ほど突出したツールはないものの、90マイル前半の速球と大きく曲がるスライダー、チェンジアップの3球種をコントロールよく投げ分け、三振を多く奪うピッチングが持ち味。昨年まではリリーフとして投げており、先発転向は今年からと先発としての経験は浅いが、リリーフ時よりも先発転向後の方がスタッツはよく、チェンジアップも進化を遂げたと言われている。将来はローテーション下位か。

 

76:テイラー・クラーク:チャールストン大:RHP

6フィート4インチ(193cm)の身長を生かした投げ下ろすフォームから繰り出す角度のあるストレートで空振りを奪う。2013年にトミー・ジョン手術を受け全休しているが、その翌年から2年連続で100回以上投げており、肘に問題はない。速球にムーブメントがないことや、ブレーキングボールがイマイチなことから、プロではリリーバー転向が濃厚になっている。が、コントロールはいいため変化球に磨きをかけ先発として投げることができればエースポテンシャルを秘めているといっても過言ではない。

 

2015 Draft Review:アメリカン・リーグ中地区

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以下は各球団のレビューリンクとなる。 

カンザスシティ・ロイヤルズ 2015 ドラフトまとめ
ミネソタ・ツインズ 2015 ドラフトまとめ
デトロイト・タイガース 2015 ドラフトまとめ
クリーブランド・インディアンス 2015 ドラフトまとめ
シカゴ・ホワイトソックス 2015 ドラフトまとめ

*順位:選手名(ポジション):出身校

  • カンザスシティ・ロイヤルズ

21.アッシュ・ラッセル(RHP):カテドラル高校

最速96マイルの速球が武器の速球派。アウトピッチのスライダーは精度・奪三振力ともに評価は高く、ノア・シンダーガード(NYM)と比較されており、全体的なパッケージとしてはクレイ・バックホルツ(BOS)を引き合いに出し語られている。6フィート4、195ポンドとまだ成長の余地を残しているため、非常に将来性が高い一方、デリバリーに関しては不安視する声が大きい。

 

33.ノーラン・ワトソン(RHP):ローレンス・ノース高校

 

高校生活の中で35ポンド増やし、7回であっても90~94マイルをコンスタントに投げ切るスタミナとアームを作り上げた。スライダー、カーブ、チェンジアップが持ち球で、1位のラッセルとは同タイプ。球速はラッセルだが、チェンジアップでは彼の方が精度を評価されている。今後お互いに比較されていくことは避けられないだろうが、ワトソンはソリッドなタイプであり、将来的にも3番手スターターが見込まれる。

 

64.ジョシュ・スタウモント(RHP):アズサ・パシフィック大

 

今ドラフト屈指の剛球右腕。最速100マイル、球速レンジは94~97マイルと、現時点で20-80スケールの65を与えられている速球が武器。課題は明確で、コマンドと球種。大学では63.1IP/100K/48BBと典型的なコマンド難を示し、また変化球がカーブのみの2ピッチ投手であるため、今後スターターとしてメジャーの舞台に立つためにはマイナーでのトレーニングが重要となるはず。

 

2015 Draft Review : アメリカン・リーグ西地区

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 以下が各球団のレビューリンクとなる。 

ヒューストン・アストロズ 2015ドラフトまとめ
ロサンゼルス・エンゼルス 2015ドラフトまとめ
オークランド・アスレチックス 2015ドラフトまとめ
シアトル・マリナーズ 2015ドラフトまとめ
テキサス・レンジャーズ 2015ドラフトまとめ  

*順位:選手名:出身校:ポジション

  •  ヒューストン・アストロズ

2:アレックス・ブレグマン:ルイジアナ州立大:SS/2B

前評判では今ドラフトのカレッジ野手の中でダンズビー・スワンソン(ARI)に次ぐ逸材と言われており、その通りスワンソンに次ぐ全体2位指名となった。独特なスイングながらもコンタクトスキルは高評価、また選球眼もよく大学でも高打率、高出塁率を残していた。体格は小柄ながらもパンチ力はあり、パワー面ではスワンソン以上とも言われ、将来像はダスティン・ペドロイア(BOS)が挙げられる。一時期はプロでSSに残ることは難しいと言われていたが、守備は向上の一途をたどっておりSSでも問題ないとの見方が増えた。足はそれほど速くない。

 

5:カイル・タッカー:プラント高:OF

兄のプレストン・タッカー(HOU)と同じ球団に在籍することになったスラッガー。身体能力は兄以上。特徴的なスイングはかの強打者テッド・ウィリアムズと比較され、アベレージとパワーを両立させることができると言われている。また、6フィート4インチ(193cm)ながら175ポンド(79kg)と細身で体格面での成長に伴いさらにパワーが増すだろうとの見込み。高校時代の守備位置はCFだったがプロではRFに移る予定。肩は強くRFを守るには十分。

 

37:ダズ・キャメロン:イーグルズ・ランディング・クリスチャン・アカデミー:OF

元メジャーリーガー、マイク・キャメロンの息子。身体能力と潜在能力は今ドラフトで最も高いとも言われている。走攻守すべてのツールが揃っているが、それらのすべてが平均以上になるかということに関しては懐疑的な見方が多く、上手くいけばスーパースターとなれるが、ただの平均的な外野手に落ち着く可能性もある。現時点では守備の評価が打撃の評価より高く、プロでもCFを守れるとの見方。コンタクトスキルの評価は高いがパワーは平均並み。パワー面での成長がスーパースターになるための条件だろう。