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大谷翔平の移籍先が遂に決定、マイク・トラウトとの共演へ

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米の野球ファン注目の大谷翔平の球団がついに決まった。日本時間の8日に発表が行われ、大谷が選択したのはロサンゼルス・エンゼルスであった。シアトル・マリナーズが大谷のためにトレードで国際FAのボーナススロットを獲得し、大谷に費やせる資金は1番であったため本命かと思われたが、大谷はエンゼルス入団を決めた。エンゼルス入団を決断した理由について大谷は9日に行われた会見で「縁みたいなものを感じ、お世話になることを決めた」と述べている。また交渉を行った全球団に対してオープンに交渉を行ったと発言しており、元々特定の希望球団があったということはない事にも触れている。エンゼルスがロサンゼルスという大都市に位置していること、更にマイク・トラウトとアルバート・プホルスの新旧MVPコンビが在籍しており、彼らの存在も理由の一つであったしれない。

ファンが注目する起用法に関してマイク・ソーシア監督は二刀流として育成していくことも明言しており、大谷本人も二刀流に関して「まだまだ未完成、ファンの方々と共に完成させていきたい。」と述べており楽しみは増えるばかりだ。既にMLB公式のプロスペクトランキングには大谷がランクインしており、その順位はメジャー全体1位。投打で20-80評価で高い評価を得ており非常に高い期待を受けていることがわかる。多くのメディア、ファンを集めた入団会見だが、会見の中でトラウトの結婚式について触れたり、背番号に関して本当は27番(トラウトの番号)がよかったが埋まっていたから17番にしたと発言し笑いを誘うなど緊張していると言っていた会見で余裕も見せた。

ここで大谷が所属することになるエンゼルスについて少し解説していく。エンゼルスは過去には長谷川滋利、松井秀喜、高橋尚成の3選手が所属経験があり日本でも馴染みのあるチーム。2002年にはワールドチャンピョンにも輝いたことがあり、最近では2014年に地区優勝を果たしている。昨シーズンは80勝82敗に終わりポストシーズン進出を逃したが、先発投手陣を中心に多くの選手が故障に悩まされるなど本来の力を発揮していたとは言い難く、先発投手陣が怪我無くシーズンを過ごし、そこに大谷の活躍が加われば今シーズンのポストシーズン進出の可能性も十分あるだろう。主な選手として2度のMVP受賞を誇り、押しも押されぬメジャーリーグの顔であるマイク・トラウトや両リーグ併せて3度のゴールドグラブ受賞者でメジャーNO.1のショート守備と言われるアンドレルトン・シモンズなどスター選手が所属している。気になる大谷とバッテリーを組むことになる捕手はマーティン・マルドナードで昨年のゴールドグラブ受賞者と心強い。

ここまで大谷のエンゼルス入団に関して記述してきたが、エンゼルス入団という選択は非常に良い選択に感じる。西海岸で現在日本人が所属していないという大谷本人の条件を満たしている、監督を含め二刀流をやらせてくれる環境があるということはもちろんだが大谷がエースになれるチャンスがあり、日本とロサンゼルスの時差を考えても日本のファンが見やすい時間帯に試合をやるなどエンゼルスを選択したメリットはたくさんある。大谷がこのエンゼルスというチームで投打にどれほどの活躍を見せるのか今から楽しみだ。

 

Text by Akinari Miyazaki

 

写真:https://www.flickr.com/photos/xcelerator/2816295628/

Weekly Report:Week-8

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つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-8のキーワードは「600本塁打」「ノーヒットノーラン」「満塁ホームラン」だ。

 

・600本塁打

6月4日、エンジェル・スタジアム・オブ・アナハイムで行われたエンゼルスとツインズの試合、4回裏にエンゼルスのアルバート・プホルスがレフトスタンドへ放った今シーズン第9号となる満塁弾は、プホルスにとってMLBで放った600本目の節目となるアーチであった。

現在37歳、ドミニカ共和国出身のプホルスは2001年にカージナルスでMLBデビュー。広いスタンスの特徴的なフォームで1年目から打率.329&37本塁打&130打点と好成績を残すと、そこから10年連続で打率3割、30本塁打、100打点をクリアする圧倒的な打撃を見せ、間違いなく2000年代最高の選手の一人となった。そうして積み重ねたホームランもついに600本の大台へ乗った。長いMLBの歴史で、600本塁打をクリアしているのは今回のプホルスを含めわずか9人だけである。

ちなみに、2001年時点で600本塁打をクリアしていたのはわずか3人(ベーブ・ルース、ウィリー・メイズ、ハンク・アーロン)だけであった。そこから16年のうちに、バリー・ボンズ、アレックス・ロドリゲス、ケン・グリフィー・ジュニア、サミー・ソーサ、ジム・トーミ、そして今回のプホルスの6人が新たにこの大記録に到達している。さて、次にこの大台に乗る10人目はいつ現れるのだろうか。現役でプホルスに次ぐ通算本塁打を記録しているのは、現役最高打者の呼び声高いタイガースのミゲル・カブレラの451本だ。しかしそんなカブレラも現在34歳、打撃技術はまだまだ衰えを感じさせないものの、怪我が増えていることもあり達成は簡単ではないだろう。やはりプホルスを見ていてもわかるように、600本塁打を達成するには卓越した打撃技術に加え、試合に出続ける健康な体も必要不可欠だ。そういう意味では、25歳ながらすでに184HRを放っているマイク・トラウト(LAA)を筆頭にハーパー(WSH)、スタントン(MIA)、ブライアント(CHC)などの若い世代のパワーヒッターたちが怪我なくプレーし将来この記録を達成してくれることを願いたい。

 

Weekly Report:Week-3

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つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-3のキーワードは「アフリカ人メジャーリーガー」 「アルバート・プホルス」 「ナショナルズ打線」だ。

 

 

・アフリカ人メジャーリーガー

ジャーリーグ界に新たな歴史が刻まれた。現地時間の26日、ピッツバーグ・パイレーツのギフト・ンゴペがアフリカ生まれの選手として初めてメジャーデビューを果たしたのである。ンゴペは試合途中からセカンドのポジションに入ると4回に初打席ではカブスのエースであるレスターのボールをセンターにはじき返し初打席で初ヒットを記録した。その後も打ち続け、30日の試合終了時点で打率.500を記録するなど素晴らしいスタートを切っている。

しかし彼の野球人生は決して順調なものではなかった。ンゴペは南アフリカ出身で彼の母がグラウンドキーパーとして働いていた野球チームの近くで生まれた事も影響し野球を始める。2008年、彼の才能にパイレーツが目を付け、彼のアメリカでの野球人生が始まった。持ち前の身体能力から守備や走塁でアピールしたが、荒削りな部分が多くなかなか結果が残せず苦しんでいた。2015年に初めてAAAに昇格しメジャーデビューの期待が高まったがなかなか声が掛からず、今回の昇格まで契約した2008年からは実に9年もの年月が経過していた。このような苦労もあったからだろう、初ヒットを放った際には塁上でホッとしたしたような表情をしていたように感じる。

試合後のインタビューでは「今日の出来事は自分だけでなくアフリカ全体にとって特別なこと、16億人(アフリカ大陸の総人口)の中で初めての人になったことは驚くべき事だ。」と語った。WBCの開催などもあり、メジャーリーグでは近年急速に国際化が進んでいる。ドラフト指名を今までの3カ国に絞らず、世界中に広げるインターナショナルドラフトなども噂される現在、今回のンゴペのデビューは今後のメジャーリーグにとっても大きな出来事になるかもしれない。