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セプテンバーコールアップ AL編

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シーズンのMLBもいよいよ終盤戦。レギュラーシーズンは残すところ1ヶ月となった。9月に入り、ロスターが拡大され多くのプロスペクトがメジャーに昇格している。ここではそんなセプテンバーコールアップで昇格したプロスペクトを紹介する。

 

・ショーン・リード・フォーリー ;RHP トロント・ブルージェイズ

ブルージェイズ期待の将来のローテーション候補。昨シーズンに成績が悪化し、評価を落としていたが、元々チームトップクラスの評価を受けていたプロスペクトで16年にはマイナー全体6位となる被打率.190を記録している。速球は97マイルに達し、キレのあるスライダー、カーブとの組み合わせで多くの三振を奪うことが出来る。メジャーデビューは8月に既に果たしていたが、結果を残すことが出来ずにマイナー降格していた。今回の昇格では来年以降のローテーション争いに食い込むような活躍を見せることが出来るのか注目したい。

 

また、ブルージェイズはキャッチャーのダニー・ジャンセン、外野手のアンソニー・アルフォードなど他のプロスペクトも昇格を経験しており、来年にはメジャートップの評価を受けるブラディミール・ゲレーロJrの昇格も予想される。現在、チームは苦しい戦いを強いられているが着実にチームの再建は進んできているだろう。

2017 Top 20 Prospects:トロント・ブルージェイズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. ショーン・リードフォーリー:RHP
今シーズン、課題だったコントロールが改善されポテンシャルの高さに見合った成績を残すことができた。コントロールが良くなった理由としてコーナーを狙いすぎてデリバリーを崩すことがなくなった点を挙げている。90マイル中盤の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーションで大量の三振を奪うことができ、マイナー3年間のK/9=10.8。兄もTOR傘下のマイナーリーガー。犬好き。

2. ラウディ・テレズ:1B
6-4/220たる体格から生み出されるパワーで今シーズン23HRをマーク。パワーだけではなく、逆方向を意識してヒットを打てるスキルも兼ね備えている。プロ1年目こそ結果が残せなかったが、経験を経て、クラスが上がるごとに対応してきている。三振数を増やさず、四球数を増やしているのがその証拠になるだろう。スピードは皆無で守備も上手くない。 

3. T.J.ゾイク:RHP
16年ドラフト全体21位。6-7/ 225たる体格から投げる90マイル中盤の沈む速球とスライダー、カーブ、チェンジアップでゴロを打たせるグラウンドボーラー。ゴロを打たせるだけではなく、奪三振能力も高い。細かいコマンドはないが、ストライクゾーンに集めるだけのコントロールは有している。既に長い回をしっかりと投げることができており、現時点での完成度は高い。

4. ジョン・ハリス:RHP
散々な成績だったプロ1年目の昨シーズンから、建て直しに成功した15年ドラフト1巡目指名投手。昨シーズンまでのスリークォーターのデリバリーを改造し、上から投げ下ろすようになったことでコントロールが劇的に改善された。90マイルの沈む速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーションでゴロに打ち取る。アドバイスを活かさず、ダメになった選手を見てきたことで色んな人の意見を聞くようにしているため、今後壁にぶつかっても上手く対処できるだろう。

5. ブラディミール・ゲレーロjr:3B
今年殿堂入り投票の対象となるブラディミール・ゲレーロの息子。父親と似たスイングで長打を量産するスラッガー。今シーズン、3歳以上年上の投手と多く対戦し8HRは立派。父親と違いある程度ボールの見極めもできている。守備では現在3Bを守っているが、体格を考えると1B転向が濃厚だろう。

6. リカルド・ウレーニャ:SS
全てのツールをバランスよく持っている。スイッチヒッターだが、右打席の方がスイングが大きくなりがちで改善の余地がある。昨シーズンからHR数が半減したが打率は上がった。打率上昇は昨シーズンよりボールの見極めがよくなったからだが、それでもまだ三振数の割りには四球が少ない。守備ではエラーが多いがSSには留まれるとの見込みが強い。

7. ボー・ビシェッテ:3B
元メジャーリーガーのダンテ・ビシェッテの息子。バットを大きく後ろに引くスイングが特徴的で、タメが大きいためボールにパワーを伝えることができている。しかし、クラスが上がり、球速も速くなるにつれて速球に差し込まれる場面が増えるのではないかという見方もある。守備ではSSを守るには体重をつけすぎており、スピード、アームともに平均以下のため将来は2Bに移るだろう。 

8. エンジェル・ペルドモ:LHP
デセプションに優れたデリバリーから投げる90マイル前半の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。課題だったコントロールも速球のコマンドが改善することで年々よくなっている。徐々に体重を増やしており、今後も球速が上がる可能性がある。

9. アンソニー・アルフォード:OF
身体能力の高さが光るアスリート。つい最近まで本格的にアメフトをやっていたという、スピードは本物で今シーズンも18盗塁をマークした。膝の故障と6月にチームメイトと衝突し脳震盪を起こした影響か、打撃は低調で打率は.240を下回った。四球を多く選ぶが、それ以上に三振数の多さが目立つ。大学時代に銃を乱射したことがあるメンタルは不安要素。

10. ハロルド・ラミレス:OF
ドリュー・ハチソン(PIT)のトレードで加入。バットスピードは平凡だが、スムーズで無駄のないスイングで広角に打球を飛ばすことができる。体重を増やして今シーズンに臨んだが、長打は増えず、スピードが落ちてしまった。スピードが落ちたことでCFを守るのも厳しくなり、LF専門になる見込みが強くバリューは大幅に落ちるだろう。コロンビア出身。

11. フランシスコ・リオス:RHP
速球のスピードは90マイル前半が最速だが、デセプションに優れたデリバリーのおかげで空振りを奪うことができる。スライダー、チェンジアップ、カーブの変化球はまだまだ発展途上。現時点ではスライダーが一番使えるボール。ストライクゾーンを果敢に攻めていくピッチングスタイルのため、四球を出さず、球数も少ないので長い回を投げることができる。

12. ジャスティン・ミーズ:RHP
球速以上に威力のあるシンカーが武器。90マイル前半程度のシンカーでゴロを打たせて取るグラウンドボーラー。ブレーキングボールのクオリティがそれほど高くないため三振を奪うことができていないが、スライダー、チェンジアップは向上の一途を辿っている。20歳ながら素晴らしいコントロールの持ち主で今シーズンのBB/9=1.6。

13. ライアン・ボルキー:LHP
今シーズンは速球のコマンドに磨きをかけ、アウトピッチのチェンジアップをより活かすことができAでは素晴らしい成績を残した。しかし、A+では打ち込まれ、スライダーの精度改善が必要となってくるだろう。

14. マックス・ペンテコスト:C
昨シーズン故障でシーズンアウトとなっていたが、今シーズン復帰し1巡目指名選手として最低限の成績を残した。Cとしては平均以上の打力を持っており、将来は15HRをマークすることも不可能ではない。肩の故障で投げることが満足にできなかったため、今シーズンはほとんどがDHとしての出場だったが、リハビリを経るにつれて徐々に元の状態に戻りつつあるとのこと。

15. エミリオ・ゲレーロ:3B
あるスカウト曰く見ていて最もイライラするプロスペクト。持っている能力と実際のプレーの差が激しいのがその原因だったが、今シーズンは実際の成績でもいい数字を残すことができた。平均以上と言われていたパワーポテンシャルがようやく試合でも発揮されるようになり、13HRをマーク。守備ではかつてのようにSSを守ることはないが、3B/OFならこなすことができるだろう。 

16. リース・マグワイア:C
ドリュー・ハッチソン(PIT)のトレードで加入。21歳にして捕手に必要なものをほとんど兼ね備えているような選手で、手首の柔らかさや、肩の強さ、リーダーシップは既に高い評価を受けている。問題なのは打撃で、1年目のR以外ではOPSは常に.700を下回っている。守備だけでもメジャーに昇格できるが、レギュラーとして活躍するには厳しいかもしれない。

17. ライアン・マクブルーム:1B
6-3/230たる体格から生み出されるパワーが魅力。今シーズンも23HRを放った。ポップフライを打ち上げることが多い点と今シーズンになって三振が増え、四球が減った点は懸念材料。打撃以外は平均以下。今シーズン23歳でA+とそれほど若くなく、他の選手に比べて残されている時間は多くない。左投げ右打ち。 

18. コナー・グリーン:RHP
90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。本来はまっすぐにホームプレートへと体を向けるデリバリーでストライクゾーンにボールを集めるピッチングが持ち味だが、今シーズンは四球を与える回数が増えてしまった。それでも本人はそれほど気にしておらず、今シーズンの反省を今後に生かすと前向き。

19. J.B.ウッドマン:OF
16年ドラフト全体57位指名。全てのツールで平均か平均以上のものを持っている。高校時代アメフトでクォーターバックを務めていたということもあり、肩とスピードは特に優秀。ただ、体重をつけ始めたことでスピードは若干落ちているとの声もある。打撃では変化球にも対応する器用さもあり、プロ1年目は上々の成績を収めた。三振の多さは要改善。

20. ブラッドリー・ジョーンズ:1B
16年ドラフト18位指名。今シーズンはRのみでのプレーだったが、61試合で16HRを放ったパワーには目を見張るものがる。6-1/200たる巨漢だがスピードは平均以上で16盗塁をマーク。大学時代は主に3Bを守っていたが、ゲレーロjrにポジションを譲る形でプロ入り後は主に1Bを守っている。

 

Text by Ookaya Ryota
写真: https://flic.kr/p/G5P9ys

2016 Top 100 Prospects

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*レポートはチーム別リストを参照。

 

2016 Top 100 Prospects
ランク 名前 チーム ポジション
1 コリー・シーガー LAD SS
2 ルーカス・ジオリト WSH RHP
3 フリオ・ユリアス LAD LHP
4 バイロン・バクストン MIN OF
5 J.P.クロフォード PHI SS
6 オーランド・アルシア MIL SS
7 ヨアン・モンカダ BOS 2B
8 A.J. リード HOU 1B
9 トレイ・ターナー WSH SS
10 アンドリュー・べニンテンディ  BOS OF
11 スティーブン・マッツ NYM LHP
12 ホゼ・べリオス MIN RHP
13 ブレーク・スネル TB LHP
14 アレックス・レイエス STL RHP
15 タイラー・グラスノー PIT RHP
16 フランクリン・バレット OAK SS/OF
17 ノマー・マザーラ TEX OF
18 アンダーソン・エスピノーザ BOS RHP
19 フランシス・マルテス HOU RHP
20 オースティン・メドウズ PIT OF
21 ラファエル・ディバース BOS 3B
22 ホゼ・デレオン LAD RHP
23 ラウル・モンデシー KC SS
24 ジョーイ・ギャロ TEX 3B/OF
25 ルイス・ブリンソン TEX OF
26 ゲリー・サンチェス NYY C
27 ブラッドリー・ジマー CLE OF
28 ニック・ウィリアムズ PHI OF
29 ダンスビー・スワンソン ATL SS
30 ジョン・グレー COL RHP
31 ロバート・スティーブンソン CIN RHP
32 アーロン・ジャッジ NYY OF
33 クリント・フレイザー

CLE

OF

34 ショーン・ニューカム

ATL

LHP
35 グレイバー・トーレス CHC SS
36 ホルヘ・マテオ NYY SS
37 マックス・ケプラー MIN OF/1B
38 アンソニー・アルフォード TOR OF
39 コディ・リード CIN LHP
40 ビクター・ロブレス WSH OF
41 ブレンダン・ロジャース  COL SS
42 マニュエル・マーゴ  SD OF
43 ブレント・ハニーウェル TB RHP
44 イアン・ハップ CHC OF/2B
45 ウィリー・アダムス TB SS
46 アレックス・ブレグマン HOU SS/2B
47 ジェシー・ウィンカー  CIN OF
48 ホルヘ・ロペス   MIL RHP
49 ショーン・マナエア OAK LHP
50 ホセ・ペラザ CIN 2B/3B
51 ジョシュ・ベル PIT 1B/OF
52 ティム・アンダーソン CWS SS
53 デビッド・ダール COL OF
54 カーソン・フルマー  CWS RHP
55 ブレット・フィリップス MIL OF
56 ジェーク・トンプソン PHI RHP
57 ハビアー・ゲラ SD SS
58 ウィルソン・コントレラス CHC C
59 ジェフ・ホフマン COL RHP
60 オズハイノ・アルビース ATL SS
61 ライアン・マクマホン COL 3B
62 マイケル・フルマー DET RHP
63 ドミニック・スミス NYM 1B
64 アレックス・バードューゴ LAD OF
65 トレント・クラーク MIL OF
66 ジョー・マスグローブ HOU RHP
67 フランクリン・キロメ PHI RHP
68 コディ・べリンジャー LAD 1B
69 カイル・ジマー KC RHP
70 ハンター・レンフロー SD OF
71 ニック・ゴードン MIN SS
72 デュエン・アンダーウッド CHC RHP
73 ジャック・フラハティ MIN LHP
74 ビリー・マッキニー CHC OF
75 タイラー・ジェイ STL RHP
76 アメド・ロザリオ NYM SS
77 マイケル・コペック BOS RHP
78 アミーア・ギャレット CIN LHP
79 ダズ・キャメロン  HOU OF
80 アーロン・ブレアー   ATL RHP
81 アレックス・ブランディーノ CIN SS/2B
82 カイル・タッカー HOU OF
83 フランセリス・モンタス  CWS RHP
84 クリスチャン・アローヨ SF SS/3B
85 ジョシュ・ヘイダー  MIL LHP
86 ディロン・テイト TEX RHP
87 アレン・ハンソン PIT 2B/SS
87 ティム・クーニー  STL LHP
89 アレックス・ジャクソン SEA OF
90 ロブ・カミンスキー CLE LHP
91 ディラン・バンディ BAL RHP
92 スペンサー・アダムス CWS RHP
93 エドウィン・ディアズ  SEA RHP
94 フォレスト・ウォール COL 2B
95 ハイマー・キャンデレリオ CHC 3B
96 トム・マーフィー COL C
97 ジェーコブ・ノッティンガム MIL C/1B
98 デビッド・ポリーノ HOU RHP
99 レイナルド・ロペス WSH RHP
100 ジョシュ・ネイラー MIA 1B

 

To Watch Prospects For Next Top 100 
ランク 名前                チーム ポジション
1 ヨマー・レイエス BAL 3B
2 ウィルカーマン・ガルシア NYY SS
3 ドム・ヌネス COL C
4 ルシウス・フォックス SF SS
5 ルイズ・ゴハラ SEA LHP
6 タイラー・オニール SEA OF
7 アントニオ・センザテラ COL RHP
8 デビン・ウィリアムズ MIL RHP
9 ルイス・アレクサンダー・バサベ BOS OF
10 スティーブン・ゴンサルべス MIN LHP

 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/yhnCKS

2016 Top 20 Prospects:トロント・ブルージェイズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

 

1. アンソニー・アルフォード:OF
アメフトとの二刀流を続けていたアスリートだが、今季より野球一本に専念。107試合に出場して打率.298、本塁打4、OPS.820、盗塁27の好成績を残し、潜在能力の高さを見せつけた。 将来有望なファイブツール候補も、大学講内で銃乱射事件を起こすなど素行面に不安を抱える。

2. ブラディミール・ゲレーロ Jr:OF/3B
通算449ホーマーのウラディミール・ゲレーロの息子。 『BA』のインターナショナルFAランキング1位の大物で、契約金$3.9MでTOR入り。父と瓜二つのような豪快なスイングからショーケースでは柵越えを連発。父ウラディミールもTwitterで「俺の息子のスイングを見てくれ」と動画をシェアする溺愛っぷり。

3. ローディ・テレズ:1B
ドラフト30巡目指名の掘り出し物。6-4/220たる大柄な体格にプラスプラスのパワーポテンシャルを秘める。20歳にしてストライクゾーン&フィールド全体の扱いは向上を辿る。1A&A+でOPS.801&14ホーマー。AFLで共にプレーしたクリス・ボスティック(WSH)は「あのパワーはギャロ(TEX)級だよ」と絶賛。

4. ショーン・リードフォーリー:RHP
最速98マイルの浮き上がるようなストレートを武器に1A&A+で25先発、防御率4.22、K/9=11.7とパワフルさを発揮。一方足の踏み出しが安定せずBB/9=6.3と制球に苦しんだ。制球が安定すればスライダー&チェンジアップもより有効に使えるようになり、投球の幅が広がるはずだ。

5. ジョン・ハリス:RHP
15年ドラフト全体29位指名。TORは12年にも33巡目で指名しており、 念願の獲得となった。今春にブレークした右腕で、92-94マイルの沈む速球は6-3/160たる細身の体格からさらなる球速アップが期待できる。プロではコマンドが安定せず防御率6.75、BB/9=5.2と苦しんだ。

6. マックス・ペンテコスト:C
故障により全休。アスレチックかつ走攻守のバランスに優れるキャッチャー。ヒットツールは平均以上でラインドライブ性の打球を量産する。守備ではブロッキング&レシービングに改善点があるも、持ち前のアスリート性からあまり問題にされていない。 

7. リカルド・ウレーニャ:SS
アスリート性に優れ、SSとして平均以上のディフェンダーになり得る。肩&守備範囲はいずれも平均以上で動きも滑らか。パワーレスと見られていた打撃では16ホーマーをマークし、開花の兆し。一方で110K/16BBとアプローチは改善の必要アリ。

8. コナー・グリーン:RHP
13年ドラフト7巡目指名の20歳。プロ入り後に20ポンドの増量に成功し、今季は1A&A+&2Aで26先発して12勝7敗、防御率3.54、K/BB=2.9とブレーク。 最速96マイルのストレート&チェンジアップでゾーンを攻める。カーブが磨かれればローテクラス。

9. ジャスティン・ミーズ:RHP
15年ドラフト3巡目指名。最速96マイルのストレート&スライダー。Rでは35.2回/19K/6BB/防御率1.01。 ボールにばらつきがあり、球速&コマンドいずれも安定しない。6-3/190たる体格は先発として及第点も、ストレート&スライダーを安定させ、チェンジアップ&コマンドを発達させる必要がある。

10. D.J.デービス:OF
12年ドラフト全体17位指名。プロ入り後、期待に応えられずにいたが、今季は成長を感じさせるシーズンとなった。1Aで129試合出場して打率.282、本塁打7、OPS.731、盗塁21。ベストツールのスピードはビリー・ハミルトン(CIN)と比較されるレベル。粗さを取り除きたい。 

11. ライアン・ボルキー:LHP
最速94マイルの力強いストレート&プラスのチェンジアップのコンビネーション。6-4/175たる体格からもアップサイドは高く、コマンドも安定しているためカーブ&スライダーが磨かれれば面白い素材だ。 今季は故障により3登板にとどまる。

12. エンジェル・ペルドモ:LHP
6-6/200たる体格から高いアップサイドを秘める。最速94マイルのストレートはさらなる向上が見込め、将来的にはコンスタントに90マイル中盤を叩き出すようになるだろうという評価。スライダー&チェンジアップはまずまずも、制球難は大きな課題。キャリア4年でK/9=10.5。 

13. ドワイト・スミス:OF
パワーレスながら素早いスイング&ストライクゾーンへの理解に定評があり、64K/47BBたる素晴らしいアプローチを披露。2AでもOPS.711&本塁打7と成績をキープした。 肩の弱さからLF向きとされ、AFLでは2Bにも挑戦した。

14. レジー・プルーイット:OF
15年ドラフト24巡目指名。バンダービルド大への進学を蹴ってTOR入り。一塁到達3.6秒の俊足が武器で、攻守でインパクトを生み出せる。バットコントロール&動体視力は十分も、スイングは改善の余地アリ。長い時間をかけて育てていきたい素材。

15. ジョー・ビアンギニ:RHP
 『ルール5ドラフト』でSF→TOR。2Aでは130.1回投げて防御率2.42&HR9=0.3をマークしたグランドボーラー。最速96マイルのシンカー&チェンジアップ&カーブのコンビネーションでコーナーを攻める。チームでは移籍したリアム・ヘンドリクスに代わってロングリリーフを務める?

16. ダン・ジャンセン:C
パワー&選球眼に秀でるCプロスペクト。20歳にしてプラスのバットスピードを示しており、15ホーマー級のパワーを秘めている。またゾーンへの理解も深くマイナー3年で54K/58BBとアプローチも優秀。捕手としての守備力も向上を辿る。 

17. マット・ディーン:1B
自己最多の123試合に出場し、キャリアハイの14ホーマー。打席での心構えが変わったことで、ラインドライブ性の打球が増加した。この先メジャーに上がるにはパワーツールをアピールしていきたい。高校ではSSを守っており、1B守備もアスレチック。

18. クリントン・ホロン:RHP
トミージョン手術明けのシーズンで12先発し58.2回/45K/22BB/防御率3.38。最速95マイルのパワフルなストレートに、ソリッドなスライダー&カーブ&チェンジアップを織り交ぜる。シーズン終盤にアンフェタミンの使用が発覚し、50試合の出場停止処分。

19. シェーン・ドウソン:LHP
肘&肩の故障を乗り越えブレーク。1A&A+で24登板(22先発)して15勝6敗、防御率3.03、K/BB=3.75の好成績をマークし、パンアメリカ大会のカナダ代表にも選出。カナダの金メダルに貢献した。球威は平凡も、チェンジアップ&カーブで緩急を生み出す。 

20. ミッチ・ネイ:3B
眠れる大砲は今年も起きず。荒々しいパワーポテンシャルを秘めるも、キャリア3年で14ホーマーは物足りない出来だ。打率.243、OPS.653はいずれもキャリアワーストの数字。強肩が魅力の3B守備は年々向上を辿るも、バットで存在感を示したいところ。

 

Plus One Prospect
トラビス・バーゲン:LHP
クロスファイヤーで右バッターの胸元を厳しく攻める。A-ではわずか5.1回のみも11Kを奪う印象的なパフォーマンス。ストレート&スライダー&チェンジアップと平均レベルの3球種を扱うことができ、上手く育てばスターターに残れるだろう。 

 

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/vBsHCh