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2018 NLDS Review : MIL vs COL

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NLDS : MIL 3-0 COL

*Game部のリンクでゲームのRecapをチェック可。

Game 1 COL 2-3 MIL

勝:ホアキム・ソリア(1-0) 負:アダム・オッタビーノ(0-1)

Game 2 COL 0-4 MIL

勝:ヨーリス・チャシン(1-0) 負: タイラー・アンダーソン(0-1)

Game 3 MIL 6-0 COL

 勝:コービン・バーンズ(1-0) 負:ヘルマン・マーケス(0-1)

 

162試合では決着が付かず、コロラド・ロッキーズはロサンゼルス・ドジャースと163試合目を戦い敗北し、WCからPO進出をすることになった。一方、同じく決着が付かず163試合目を戦い勝利したミルウォーキー・ブリュワーズは、2011年以来となる地区優勝を果たした。対照的な両チームの対決は、ブリュワーズがロッキーズをスウィープするという衝撃的な幕切れであった。

ここからはこのシリーズの注目点とシリーズを通して活躍した選手をピックアップしていく。

 

注目点1→打線

 ロッキーズはリーグトップクラスの打線を誇るチームである。ホーム球場であるクアーズ・フィールドは打者天国として有名ではある。しかしながら、アウェーであってもロッキーズ打線は長打力を遺憾無く発揮してきた。その打線を牽引するのは、38本塁打をマークしたノーラン・アレナド(3B)と、37本塁打27盗塁をマークしたトレバー・ストーリー(SS)だ。だが、シーズンOPS.935をマークしたアレナドはOPS.354、シーズンOPS.914をマークしたストーリーはOPS.667とそれぞれ不振を極めた。ロッキーズに戻ってきたマット・ホリデイ(LF)はOPS.708と最低限の成績を収めたが、ロッキーズ打線は3戦で2得点と封じ込められた。

 一方、ブリュワーズは、オフシーズンに獲得したロレンゾ・ケイン(CF)とクリスチャン・イエリッチ(LF)が地区優勝の原動力となった。イエリッチ(LF)はシーズンOPS1.000の勢いそのままにOPS1.196と活躍してみせた。また、シーズン途中に獲得したマイク・ムスタカス(3B)はOPS.916とシーズン中以上の活躍を見せた。それから、ベテランのエリック・クラッツ(C)が打撃でもチームに貢献を果たし、ケインはOPS.298と不調だったが、キーオン・ブロクストン(CF)が充分過ぎる穴埋めをする活躍で、層の厚さが際立った。

 

注目点2→投手陣

 Game1において、ロッキーズの先発であるアントニオ・センザテラ(RHP)は5回を投げた。一方、ブリュワーズの先発であるブランドン・ウッドルフ(RHP)は、無安打1与四球にも関わらず3回を投げ切ってマウンドを降りた。そのような先発投手の起用はシリーズ一貫して行われ、3戦で13得点2失点と終始優位な状況をキープしたものの、ブリュワーズの先発が6回を投げきることは1度もなかった。(NLDSでの最長は5回だった)

 可能にしたのは、ブリュワーズの投手陣の層の厚さと、クレイグ・カウンセル監督による(リリーフ投手の酷使と言えなくもないが)時代や試合状況に応じた柔軟なプルペン運用だろう。ブリュワーズは4人のリリーフに3連投させた。シーズン55登板81.1回のジョシュ・ヘイダー(LHP)は、3登板し7人の打者と対決。1人として出塁を許さず無失点で抑えた。4人の投手に回跨ぎさせたりワンポイントリリーフとして起用し、ロッキーズ打線を沈黙させることに成功した。

Weekly Report:Week-7

Baltimore Orioles v/s Texas Rangers April 9,  2011

 

 

 

 

 

 

 

つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-7のキーワードは「アダム・ジョーンズ」「マイルストーン」「ナ・リーグ西地区」だ。

 

・アダム・ジョーンズ

月の初めに人種差別騒動で話題をもたらしたアダム・ジョーンズが、今週は明るい話題を提供してくれた。

 522日、ツインズをホームに迎えて行われた一戦。ジョーンズは2回にカイル・ギブソンのスライダーをとらえ、3ランホームランを放った。この一発は、通算569HRを誇るチームOBのラファエル・パルメイロの持つオリオールパークアットカムデンヤーズでの通算HR記録を塗り替える本拠地通算125本目のホームランとなった。

 

アダム・ジョーンズは2003年ドラフトの1巡目でマリナーズに指名され、遊撃手としてプロ入り。外野手転向を経て2006年にメジャーデビューを果たすと、2008年のシーズン前に現在もオリオールズのローテーション投手として活躍するクリス・ティルマン、NPBでも活躍したキャム・ミコライオらとともにオリオールズにトレード移籍した。
オリオールズ移籍後は、メジャーに定着。昨年までの在籍9年間で6149試合以上に出場するタフネスさと通算233(オリオールズ在籍時に限ると230)のホームランを放つパワー、ゴールドグラブ賞4回の守備力を武器としたリーグを代表する外野手へと成長した。また、2013年と2017年のWBCにアメリカ代表として出場。2017年はデビッド・ライト(NYM)の跡を継ぎ、新・キャプテンアメリカとしてアメリカ悲願の初優勝に貢献した。

 今後もオリオールズの中心選手としての彼の活躍に期待したい。

2017 Top 20 Prospects:コロラド・ロッキーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. ブレンダン・ロジャース:SS
打撃では20歳とは思えないほどの完成度の高さを見せるハイシーリングなタレント。バットスピードの速さ、バットコントロール、リストの強さに加え、変化球への対応も上手くこなしている。ヒッティング、パワーともに平均以上。スピードは平凡だが、肩の強さやハンドリング、打球反応などはSSとして留まれるレベルにある。2B/3Bに移れば平均以上に守ることができるが、キャリアの前半はSSとしてプレーすることになるだろう。

2. ジェフ・ホフマン:RHP
90マイル中盤の速球とカーブ、チェンジアップ、スライダーのコンビネーション。速球はフォーシームでノビがあるため高めに投げて空振りを奪うことができる。この速球に70マイル中盤のカーブを組み合わて緩急をつける。スライダー、チェンジアップは平均程度のクオリティ。コントロールが平凡なためメジャーでは甘く入った変化球をよくHRにされていた。ドラフト前にトミー・ジョン手術を受けたが、以降は目立った故障はない。体格は非常に大柄なため先発向き。

3. ヘルマン・マーキス:RHP
90マイル中盤の沈む速球とスラーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で98マイルをたたき出すこともあり球威は申し分ない。アウトピッチのスラーブはキレがよく、空振りを奪えるボール。チェンジアップは発展途上だが、いずれ平均レベルになるだろう。デリバリーはクリーンで力感がなく、コントロールも安定している。

4. ライリー・パイント:RHP
16 年ドラフト全体4位指名。最速102マイルの速球が最大の魅力。スライダーやカーブ、チェンジアップといった変化球の評価も非常に高い。身体能力も高く、 今後より安定して90マイル後半の速球をなげられるようになるだろう。最大にして唯一の欠点がコントロールの悪さ。ストライクが入らなくなるレベルでコン トロールが悪いのでこのままでは先発として投げることは厳しい。今後筋肉をつけることで自分の体をコントロールできるようにする必要があるだろう。

5. レイメル・タピア:OF
特徴的なスイングながらも抜群のバッティングセンスを持ち、速球、変化球関係なく打ちたい場所へと打球を飛ばすことができる。非常に細身で、打球がゴロになることが多いためパワーは平均以下。何でも打ちに行くアプローチのため四球も三振も少ない。スピードと肩の強さは平均以上だが、ルート取りでミスが多くCFを守れるかは微妙なライン。

6. イェンシー・アルモンテ:RHP
90マイル中盤の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。プロ入り後体重が増えたこともあって速球は最速で98マイルをマークすることもある。スライダーはアウトピッチとして有効でプレートの内外に投げ分けることができる。チェンジアップは改善が必要。デリバリーはデセプションに優れたスリークォーター。故障が少なく耐久性の高さも評価に値する。

7. カイル・フリーランド:RHP
90マイル前半の沈む速球とスライダー、チェンジアップ、カーブのコンビネーション。スライダーはカッターと形容されることもあり、コマンドよく投げられるためアウトピッチとして有効。チェンジアップは変化量が少ないが速球と同じアームスピードで投げられている。カーブは発展途上。優れたコマンドの持ち主だが、空振りを奪える球種が少ないため三振も少ない。デリバリーは若干力が入っている。

8. ライアン・カステラニ:RHP
サイドスローから90マイル前半の動く速球とスライダー、チェンジアップを投げる。速球はよく動き芯で捉えるのが困難なボール。スライダーとチェンジアップは平均かそれ以上との評価。コントロールも悪くなく、コンスタントにストライクが取れる。独特なデリバリーのため故障を心配されていたが、プロ入り後3年間で目立った故障はない。

9. トム・マーフィー:C
平均以上のパワーポテンシャルを有する攻撃型C。どの方向にでも長打をうつことができるパワーはCとしては十分。早打ちのため四球も三振も少ない。守備はキャッチング、ブロッキング共に平均以下で、肩の強さも平均程度。Cを長く務めることはできないだろう。 

10. ピーター・ランバート:RHP
90マイル前半の速球とチェンジアップ、カーブ、スライダーのコンビネーション。速球は動きが少なく、それほどノビもないためクラスが上がるにつれ長打が打たれやすくなるかもしれない。チェンジアップはコマンドよく投げられており、平均以上のクオリティ。カーブ、スライダーは改善の余地あり。デリバリーはスムーズでコマンドのよさに一役買っている。 

11. タイラー・ネビン:3B
昨シーズンは故障で1試合のみの出場に終わってしまった。大柄な体格の持ち主でバットスピードが非常に速く、パワーポテンシャルは平均以上。シーズン20HRも不可能ではないだろう。 スピードは全くなく、守備も平均以下のため将来は1Bに移る可能性が高い。

12. ライアン・マクマホン:3B
パワーポテンシャルは素晴らしいものがあるが、大きすぎるスイングのため空振りが多く昨シーズンは満足に発揮できなかった。どんなボールでも引っ張りにかかるため打率も低空飛行。四球を多く選べたことが唯一の救いだった。守備もフットワークが重く3Bに留まれると見る向きは少ない。

13. ジョーダン・パターソン:OF
豪快なスイングから生み出されるパワーが魅力。その分三振が多く、メジャーで高打率を残すことは難しいだろう。左打者で右投手に圧倒的な強さを見せるため将来はプラトーン専用になるかもしれない。守備では肩が強いが、スピードは平凡なためRFを守っている。 

14. コルトン・ウェルカー:3B
16年ドラフト4巡目指名。強烈なアッパースイングで長打を量産するスラッガー。高卒ながら体格はほぼできあがっており、パワーは申し分ない。早打ちのため四球も三振も少ない。スピードは皆無で、守備も上手いとは言えたものではないので将来は1Bに移ることになるだろう。 

15. サム・ハワード:LHP
90マイル前半の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。アウトピッチはスライダーで平均以上のクオリティ、チェンジアップもまずまず。スリークォーター気味のデリバリーはクリーンで力感がない。今後も先発として投げるのであれば球威不足である点と細身な点は不安材料。

16. アントニオ・センザテラ:RHP
90マイル中盤の沈む速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。カーブを投げる回数を減らしスライダーを集中して改善したことで、スライダーはアウトピッチとして使えるボールになった。チェンジアップもよく沈み、空振りを奪えるボール。マウンドの傾斜を上手く使ったデリバリーも申し分ない。昨シーズン痛めた肩が懸念材料。 

17. ブライアン・マンデル:1B
大柄な体格なためパワーポテンシャルは平均以上だが、コンタクトを重視したバッティングをするためHRはそれほど多くない。その分、打率を常に高く維持し二塁打を多く打つことができる。アプローチも優秀で四球を選びつつ三振を抑えることに成功している。守備は徐々に上達しつつある。

18. サム・ヒリアード:OF
スピードとパワーを兼ね備えたタレント。軽く振ったようなスイングでボールをスタンドまで飛ばすことができる。スピードも平均以上だが、盗塁成功率71%とイマイチ。コンタクトスキルに難があり、打率は低空飛行。守備では肩が強いためRFを守る。 

19. ペドロ・ゴンザレス:OF
とてつもなく大きなアップサイドを秘めたハイシーリングなタレント。現在は身長の割りに細身な体格であるが、将来筋肉をつければ平均以上のパワーを身に着けることが可能だろう。コンタクトスキルはまだ未熟だが、将来平均レベルになるのではないかと見る向きが多い。スピードは平凡だが、打球反応がいいためCFを守っている。

20. マイク・ニコラク:RHP
高いポテンシャルを活かしきれてないハイシーリングなタレント。ドラフト前の高校時代は最速で97マイルをマークしていた速球も、プロ入り後はストライクを取るために 90マイル前半程度で推移。それでもまともにストライクが取れないという悪循環に陥っている。何かきっかけを掴んでこの状況から抜け出せなければ近いうちにランキングから消えることになるだろう

 

Text by Ookaya Ryota
写真: https://flic.kr/p/KSsKHQ

2016 Top 100 Prospects

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*レポートはチーム別リストを参照。

 

2016 Top 100 Prospects
ランク 名前 チーム ポジション
1 コリー・シーガー LAD SS
2 ルーカス・ジオリト WSH RHP
3 フリオ・ユリアス LAD LHP
4 バイロン・バクストン MIN OF
5 J.P.クロフォード PHI SS
6 オーランド・アルシア MIL SS
7 ヨアン・モンカダ BOS 2B
8 A.J. リード HOU 1B
9 トレイ・ターナー WSH SS
10 アンドリュー・べニンテンディ  BOS OF
11 スティーブン・マッツ NYM LHP
12 ホゼ・べリオス MIN RHP
13 ブレーク・スネル TB LHP
14 アレックス・レイエス STL RHP
15 タイラー・グラスノー PIT RHP
16 フランクリン・バレット OAK SS/OF
17 ノマー・マザーラ TEX OF
18 アンダーソン・エスピノーザ BOS RHP
19 フランシス・マルテス HOU RHP
20 オースティン・メドウズ PIT OF
21 ラファエル・ディバース BOS 3B
22 ホゼ・デレオン LAD RHP
23 ラウル・モンデシー KC SS
24 ジョーイ・ギャロ TEX 3B/OF
25 ルイス・ブリンソン TEX OF
26 ゲリー・サンチェス NYY C
27 ブラッドリー・ジマー CLE OF
28 ニック・ウィリアムズ PHI OF
29 ダンスビー・スワンソン ATL SS
30 ジョン・グレー COL RHP
31 ロバート・スティーブンソン CIN RHP
32 アーロン・ジャッジ NYY OF
33 クリント・フレイザー

CLE

OF

34 ショーン・ニューカム

ATL

LHP
35 グレイバー・トーレス CHC SS
36 ホルヘ・マテオ NYY SS
37 マックス・ケプラー MIN OF/1B
38 アンソニー・アルフォード TOR OF
39 コディ・リード CIN LHP
40 ビクター・ロブレス WSH OF
41 ブレンダン・ロジャース  COL SS
42 マニュエル・マーゴ  SD OF
43 ブレント・ハニーウェル TB RHP
44 イアン・ハップ CHC OF/2B
45 ウィリー・アダムス TB SS
46 アレックス・ブレグマン HOU SS/2B
47 ジェシー・ウィンカー  CIN OF
48 ホルヘ・ロペス   MIL RHP
49 ショーン・マナエア OAK LHP
50 ホセ・ペラザ CIN 2B/3B
51 ジョシュ・ベル PIT 1B/OF
52 ティム・アンダーソン CWS SS
53 デビッド・ダール COL OF
54 カーソン・フルマー  CWS RHP
55 ブレット・フィリップス MIL OF
56 ジェーク・トンプソン PHI RHP
57 ハビアー・ゲラ SD SS
58 ウィルソン・コントレラス CHC C
59 ジェフ・ホフマン COL RHP
60 オズハイノ・アルビース ATL SS
61 ライアン・マクマホン COL 3B
62 マイケル・フルマー DET RHP
63 ドミニック・スミス NYM 1B
64 アレックス・バードューゴ LAD OF
65 トレント・クラーク MIL OF
66 ジョー・マスグローブ HOU RHP
67 フランクリン・キロメ PHI RHP
68 コディ・べリンジャー LAD 1B
69 カイル・ジマー KC RHP
70 ハンター・レンフロー SD OF
71 ニック・ゴードン MIN SS
72 デュエン・アンダーウッド CHC RHP
73 ジャック・フラハティ MIN LHP
74 ビリー・マッキニー CHC OF
75 タイラー・ジェイ STL RHP
76 アメド・ロザリオ NYM SS
77 マイケル・コペック BOS RHP
78 アミーア・ギャレット CIN LHP
79 ダズ・キャメロン  HOU OF
80 アーロン・ブレアー   ATL RHP
81 アレックス・ブランディーノ CIN SS/2B
82 カイル・タッカー HOU OF
83 フランセリス・モンタス  CWS RHP
84 クリスチャン・アローヨ SF SS/3B
85 ジョシュ・ヘイダー  MIL LHP
86 ディロン・テイト TEX RHP
87 アレン・ハンソン PIT 2B/SS
87 ティム・クーニー  STL LHP
89 アレックス・ジャクソン SEA OF
90 ロブ・カミンスキー CLE LHP
91 ディラン・バンディ BAL RHP
92 スペンサー・アダムス CWS RHP
93 エドウィン・ディアズ  SEA RHP
94 フォレスト・ウォール COL 2B
95 ハイマー・キャンデレリオ CHC 3B
96 トム・マーフィー COL C
97 ジェーコブ・ノッティンガム MIL C/1B
98 デビッド・ポリーノ HOU RHP
99 レイナルド・ロペス WSH RHP
100 ジョシュ・ネイラー MIA 1B

 

To Watch Prospects For Next Top 100 
ランク 名前                チーム ポジション
1 ヨマー・レイエス BAL 3B
2 ウィルカーマン・ガルシア NYY SS
3 ドム・ヌネス COL C
4 ルシウス・フォックス SF SS
5 ルイズ・ゴハラ SEA LHP
6 タイラー・オニール SEA OF
7 アントニオ・センザテラ COL RHP
8 デビン・ウィリアムズ MIL RHP
9 ルイス・アレクサンダー・バサベ BOS OF
10 スティーブン・ゴンサルべス MIN LHP

 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/yhnCKS

2016 Top 20 Prospects:コロラド・ロッキーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

 

1. ジョン・グレー:RHP
13年ドラフト全体3位。今季はメジャーでも9先発。防御率は5.53と振るわなかったが、FIP3.63は高水準。98マイルのストレート&被打率.171のスライダーで攻めるパワーピッチング。オフにはダルビッシュ有(TEX)らを参考に新球カーブを習得。メカニクスの維持に苦しんでおりコマンドが不安定。 

2. ブレンダン・ロジャース:SS
15年ドラフト全体3位。トロイ・トゥロウィツキー(TOR)と比較される未来のスターSS候補。素早いスイングでフィールド全体に打球を打ち分け、パワーも向上が目される。スピード&肩&守備範囲は平均以上で、SSのポジションにとどまれる資質の持ち主。

3. デビッド・ダール:OF
バランスよくファイブツールを揃えたオールラウンダー。故障により79試合の出場に止まったが、2AでOPS.721&盗塁22とまずまずの内容。体格の成熟とともにパワーは向上が目されているが、81K/11BBを喫したアプローチは改善する必要がある。CF守備は強肩&スピードを兼備しており平均以上。

4. ジェフ・ホフマン:RHP
14年ドラフト全体9位。トロイ・トゥロウィツキーとのトレードでTORから移籍。ドラフト前にトミージョン手術を受け、今季はカムバックし20試合に先発。最速98マイルのストレート&パワーカーブのコンビネーション。A+&2Aでは104回/75K/27BB/防御率3.03。

5. ライアン・マクマホン:3B
ノーラン・アレナード2世。攻守でインパクトを生み出せるアスリート。3B守備はゴールドグラブクラスに成り得ると高い評価を受けており、バッティングも上質なスイングスピードからパワフルな打球を生み出す。A+では打率.300、本塁打18、OPS.892。三振率27.5%と見極めを磨く必要がある。 

6. フォレスト・ウォール:2B
ピュアヒッター。プラスのスイングスピードからハードなコンタクトを生み出し、体格に比したパワーも示す。スピード&走塁技術も上質でオフェンシブな2Bとして期待できる。守備では肩が弱く、フットワークも磨く必要がある。1AではOPS.806&盗塁25。  

7. トム・マーフィー:C
オフェンシブな司令塔候補。抜群のパワーを武器に2A&3Aで20ホーマー&OPS.804をマーク。メジャーでも11試合に出場し3ホーマーを放った。三振の多さは懸念材料だが、捕手としての守備は優秀で、スローイング&ブロッキングスキルは平均以上。リーダーシップも持ち併せている。

8. アントニオ・センザテラ:RHP
96マイルに達するハードシンカー&スプリッターを低めに集めるグランドボーラー。傘下No.1とも言われる抜群のコマンドの持ち主でキャリア4年でBB/9=2.0。今季は26先発して防御率2.51&K/BB=4.33。マイナーでは平均以下のカーブ&スライダーを磨いている。

9. ドム・ヌネス:C
高校3年の時にSS→C。 守備&走塁のアスレチックさはラッセル・マーティン(TOR)と、美しい打撃スイングはカルロス・ゴンザレス(COL)と比較されている。1Aでは13ホーマー&OPS.821。55K/53BBと成熟したアプローチを見せており、メイクアップの評価も高い。

10.  カイル・フリーランド:LHP
14年ドラフト全体8位。変則的なデリバリーから常時93マイルのストレート&プラスのスライダーのコンビネーションで打者を幻惑する。力みの入ったテイクバックからスタミナ面を不安視する声も多い。今季は故障により9先発にとどまったが、AFLでは25.1回/防御率2.84と復調をアピール。

11.  ミゲル・カストロ:RHP
20歳の若さで開幕ロースター入りして18登板。99マイルのストレート&チェンジアップ。強気で打者に向かっていく姿勢を買われており、クローザーとして推す声も多い。今季はコマンドに苦しみCOL移籍後はリリーフに回っているが、先発に戻すプランも。A+&3Aでは38.1回/38K/防御率2.82。

12. レイメル・タピア:OF
マイナー屈指のヒットマシーン。滑らかでリラックスしたスイングから巧みにコンタクトを生み出しA+では打率.305&OPS.800。悪球打ちの癖があり、105K/24BBとアプローチは荒い。積極走塁が身上で26盗塁を決めたが成功率は72%にとどまる。守備では外野3ポジションをこなす。 

13. トレバー・ストーリー:SS
プラスのバットスピードを備えており、パワフルなバッティングが持ち味。2A&3Aでは打率.279、本塁打20、OPS.863。ISO.235と長打力は申し分ないが、141Kを喫したコンタクト面は今後の課題。SSとしての守備にも不安を抱えており2Bや3Bとしてもプレー。

14. ヘルマン・マーキース:RHP
20歳にしてA+で26登板(23先発)、防御率3.56、K/BB=3.59、BB/9=1.9。90マイル前半~中盤のストレート&カーブのコンビネーションで積極的にゾーンを攻める。チェンジアップはまだ未発達も3球種をストライクゾーンに集めることができる。 6-1/185と体格は平凡。

15. ウェス・ロジャース:OF
スラッとした体格と抜群の跳躍力は生粋のCFとしてデクスター・ファウラー(CHC)と比較される。打球判断&スピードが飛び抜けており、広大なカバー範囲を示している。バッティングでは相応のスイングスピード&パワーを示しているが、変化球の対応を学ぶ必要がある。R&AではOPS.777&盗塁53。 

16. タイラー・ネビン:3B
15年ドラフト全体38位。父フィルは通算208ホーマーを放った球宴1度の三塁手。父同様に強打の三塁手として期待されており、パワーとアベレージを両立したバッターになり得る。守備では6-4/200たる大柄な体格に比して機敏に動きディフェンダーとしての素質も十分。

17. ライアン・カステラニ:RHP
威力抜群の93マイルのシンカーは6-4/190たる体格からさらなる向上の余地を残す。スライダー&チェンジアップはまだ発達段階だが、GO/AO=1.30とゴロを生み出すことはできている。BB/9=2.31と全体的に制球は安定しているが、細かいコマンドを磨いていく必要がある。

18. マイク・ニコラク:RHP
15年ドラフト全体27位。6-5/205と恵まれた体格とクオーターバックとしても活躍したアスリート性を兼ね備えるエーステンシャル。97マイルの速球&プラスのカーブ&平均レベルのチェンジアップのコンビネーションは威力抜群も、BB/9=16.3とコマンドが壊滅的。 

19. ヘズス・ティノコ:RHP
トロイ・トゥロウィツキーのトレードでTORから移籍。6-4/190の体格と20たる若さからアップサイドに期待がかかる。90マイル前半のシンカーは将来的にはコンスタントに95-96マイルを叩き出すと目されており、スライダー&チェンジアップが磨かれればグランドボーラーとしての地位を確立できるだろう。 

20. クリスチャン・アダムス:SS
堅実なSSディフェンダー。ルーティンプレーでのミスが少なく、スローイングも正確。一方でパワー&スピードに乏しくオフェンス面はインパクト不足。それでも3Aでは打率.311、本塁打11、OPS.800と自身の打撃がメジャーレベルであることを証明した。ユーティリティー向き。 

Plus One Prospect
サム・モール:LHP 
故障を転機にリリーフに回るとA+&2Aで68.1回/74K/16BB/防御率2.63とブレーク。94-96マイルのストレート&平均以上のスライダーでパワフルに攻める。クローザーとしてのポテンシャルは通算422セーブのビリー・ワグナー(元HOU)と比べられる。健康面が不安。

 

Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/u8cGmV