Tag Archives: アンドリュー・ベイリー

Weekly Report:Week-4

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 つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-4のキーワードは「バド・ノリス」 「マット・ホリデイ」 「人種差別行為」だ。

 

 

・バド・ノリス

014年に先発として15勝を挙げたバド・ノリスが、エンゼルスの急造クローザーとして予想外の復活を果たした。今季からマイナー契約でエンゼルスに加入したノリスは、16試合に登板し1勝1敗5セーブ、防御率3.18と大車輪の活躍で負傷者続出のブルペンを支えている。

ノリスは2009年にアストロズでメジャーデビューを果たすと、キレのあるスライダーを武器に先発として活躍。オリオールズに所属していた2014年には15勝8敗、防御率3.65を記録した。しかし、翌年は一転、2勝9敗、防御率7.06と絶不調に陥りシーズン半ばで自由契約となると、その後はパドレス、ブレーブス、ドジャースと3球団を渡り歩いていた。

今季はエンゼルスにマイナー契約で加入するとスプリングトレーニングに招待選手として参加、見事に開幕ロースター入りを勝ち取った。さらには守護神のキャム・ベドロジアン、8回を任されていたアンドリュー・ベイリーが揃ってDL入りし、ノリスに新クローザーとして白羽の矢が立つことになった。クローザー抜擢後は安定した投球に加えて、奪三振率11.6と持ち前の高い奪三振能力も披露。5月に入りやや失点が増えてきたものの登板数を考えれば及第点だろう。ベドロージャン、ベイリーの復帰が近づき役割は変わるかもしれないが、依然として手薄なブルペンを支える貴重な戦力であることに変わりはない。このままシーズンを通して活躍することができればカムバック賞も見えてくるだろう。

2017 Team Preview:ロサンゼルス・エンゼルス

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*40人ロースターはリンクより参照 
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す

  • 本拠地球場:エンゼルス・スタジアム・オブ・アナハイム

他の野球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml26/

 

 

広さ
レフト 100.6m
センター 121.9m
ライト 100.6m
フェンス高さ

2.4~5.5m 

パークファクター *平均100
安打 93.6
ツーベース 82.8
スリーベース 60.0
HR 105.6
得点 91.0

 

      • 予想オーダー

1. キャメロン・メイビン:LF
オフにトレードで加入。長らく元トッププロスペクトらしからぬ成績が続いていたが昨シーズンようやく、打撃で本領を発揮することができた。自慢のスピードもまだ衰えておらず15盗塁をマーク。一方で守備はDET時代の2年間はDRSがマイナス2桁となるなどマズい動きを見せており、LAAでは主にLFを守ることになるだろう。子供の頃地元のマイナーのチームのバットボーイをしていた。

2. ユネル・エスコバー:3B
昨シーズンは2年連続となる打率.300以上をクリアしたが、一方で長打の数は減少傾向。それでも持前の選球眼のよさで出塁することができており、全体としての打撃成績は悪くない。15年からSSとして動きが悪いため3Bに移されたが、3Bでもマズい動きを見せている。キューバ出身だが、先日アメリカの市民権を獲得した。 

3. マイク・トラウト:CF
言わずと知れたスーパースター。昨シーズンはHR数こそ減少したものの、その他の打撃成績は15年と変わらず13年以来の30盗塁もマークした。MVPも獲得し、デビューから6年連続でMVP投票は2位以上となっている。守備ではデビュー当初ほどではないが、要所で素晴らしいプレーを見せている。クリス・クリスティ州知事の「フィラデルフィアのファンは怒りっぽくて辛辣だ」という発言に対してニュージャージー生まれでNFL、フィラデルフィア・イーグルスのファンであるトラウトは「情熱を持っているだけ」と反論。

4. アルバート・プホルス:DH
昨シーズンは31HRをマークした以外は軒並み低迷。打率、出塁率共に上がらず、4年連続でOPSは.800を下回ることとなった。昨シーズン中悩まされていた足の故障は順調に回復している様子。交通事故を起こした従兄から打訴えられたり、その従兄が死なせてしまった子供の母親からも訴えられたりと従兄関連で2件の訴訟も抱えている。

5. コール・カルフーン:RF
昨シーズンはアプローチが改善され四球が増え、三振が減った。一方でHRが減少し、二塁打が増加。全体としては見れば優秀な打者であることには間違いないだろう。守備でも強肩が活き、2年連続でDRSがプラスをマークしている。オフには3年$26M+1年のオプション付きで契約延長に合意した。子供の頃キャッチボールの相手をしてくれていた姉に容赦なく強いボールを投げて手を痛めさせていた。

6. ルイス・バルブエナ:1B
オフに2年$15M+1年のオプション付きで契約。昨シーズンは故障もあり、90試合の出場に留まったが持前のパワーと出塁能力の高さは健在。故障さえなければキャリアハイの成績を残せていたかもしれない。本職は3Bだが、エスコバーが3Bにおり、プホルスの足の状態も考慮して1Bに入ることが多くなるだろう。 母子家庭で育っており父親に初めて会ったのは17歳の時。

7. ダニー・エスピノーザ:2B
オフにトレードで加入。バットに当たる確率は低いが、当たれば長打という一か八かの打撃スタイル。せめて四球を選べればいいのだが、BB%は平均レベル。その分守備ではSS/2Bどちらを守らせても素晴らしい動きを見せる。ニックネームの「Dirtbag」の本来の意味は人間の屑。 

8. アンドレルトン・シモンズ:SS
守備の上手さは相変わらずでDRSはデビューした12年から5年連続で10以上をマーク。一方でイマイチな打撃は打率が少し上がった以外は例年と変わらず。13年には17HRをマークしたが以降はGB%が高くなり、打球を打ち上げることに苦労している。WBCに出場することでシーズンへ悪影響が出るのではという声に対して「WBCに出た方がいいスタートが切れる」と一蹴。実際17HRをマークした13年もWBCに出場していた。 

9. マーティン・マルドナード:C
オフにトレードで加入。打撃はさっぱりだが、盗塁阻止やブロッキング、フレーミングなどに優れた守備型C。完全にレギュラーとして迎い入れられたというわけではなく、恐らくカルロス・ペレスと出場機会を分け合うことになるだろう。

 

2016 Team Preview:フィラデルフィア・フィリーズ

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意を示す

  •  本拠地:シチズンズ・バンク・パーク
他球場と大きさを比較する → http://yakyujo.com/ml29/

 

広さ
レフト 100.3m
センター 122.2m
ライト 100.6m
フェンス高さ

1.8~4.3m 

パークファクター *平均100
安打 97.7
ツーベース 94.6
スリーベース 66.7
HR 114.0
得点 103.8

 

  • 予想オーダー

1. セーザー・ヘルナンデス:2B
小柄でパワーレスだが、7個のセーフティバントを決めるなど小技が得意な万能選手。昨季はチェイス・アトリー(現LAD)からレギュラーを奪うと自己最多の127試合に出場。打率.272、盗塁19と持ち味を発揮した。 守備では2Bを中心に3BとSSもこなした。四球率8.8%は、昨季400打席以上立って1本塁打以下だった選手の中では両リーグ2位の高水準。

2. フレディ・ギャルビス:SS
ジミー・ロリンズの穴埋めとして正SSを任され自己最多の151試合に出場。3-4月は打率.355とよく打ったが、終わってみれば打率.263、本塁打7、盗塁10と平凡な成績に終わった。得意の守備でも失策17、DRS-6と思ったような成果が出ず、トッププロスペクトであるJ.P.クロフォードまでの繋ぎ役ということになりそうだ。14歳の時からPHIスカウトが目を付けていた逸材。

3. オドゥベル・ヘレーラ:CF
ルール5ドラフトでPHI入りすると 147試合に出場して打率.297、本塁打8、盗塁16と予想外の活躍でチームの希望の光に。打撃ではライナー性の打球で外野の間を破り、俊足を生かして次の塁を狙う。15試合連続出塁はフィリーズのルーキーとしては史上初。元々は内野手だったが、PHI入りを機に外野コンバート。持ち前の野球センスでDRS+10と適応した。15年のベネズエラ・ウィンターリーグではMVPを受賞した。

4. マイケル・フランコ:3B
5月半ばに昇格すると途中故障離脱もあったが、80試合で打率.280、本塁打14、OPS.840と主力選手として台頭。走力以外の4ツールを有する万能選手という評判だったが、3B守備ではDRS-8を記録するなど拙守を露呈し、1Bコンバート案も浮上している。6月22、23日のNYY戦では3ホーマー&10打点と猛打を披露。実はNYYは当時17歳だったフランコに対してPHIよりも先にオファーを出していたが、その後PHIが5000ドル高いオファーを出し、獲り損ねた因縁がある。 

5. ライアン・ハワード:1B
5年契約の最終年。すっかり不良債権の烙印を押されてしまったが、通算357ホーマーはマイク・シュミットに次ぐPHI歴代2位。 昨季は22ホーマーを放った一方で四球率は5.4%とメジャー定着以降キャリアワーストを叩き出し、選球眼の低下が不安視されている。対左投手に対して打率.130と全く打てておらず、ダリン・ラフとのプラトーン起用になるだろう。レギュラー確約も外され、死に物狂いのシーズンになりそうだ。

6. コディ・アッシ:LF
攻守に物足りなさが残る選手。昨季は本塁打こそ10→12本に増えたが、打率&OPSはいずれもダウン。ボールの見極めに悩まされており、ボールゾーンのコンタクト率はメジャー下位10%に含まれる。また守備では慣れないLFでDRS-8と拙守を露呈した。左投手を苦手としているため、ルール5ドラフトで加入したタイラー・グッデルらとのプラトーン起用になるだろう。

7. ピーター・ボージャス:RF
順当であればRFのレギュラーを任される予定。俊足と堅守がトレードマークの外野手。故障が多いのがネックだが、通算DRS+36のCF守備は一見の価値アリ。メジャーではCF以外の経験がないが、持ち前の守備能力からRFも問題なくプレーできるだろう。昨季は、打っては打率.200&OPS.623、守ってはDRS-4といずれもキャリアワーストに落ち込んでいる。

8. キャメロン・ルップ:C
昨季頭角を現すとPHIの全盛期を支えたベテラン、カルロス・ルイーズから正捕手の座を奪った。7月は17試合で打率.310、本塁打7(シーズン66本塁打ペース)と大当たりだったが、それ以外の月は63試合で打率.212、本塁打2と平凡な内容だった。守備では強肩を武器に盗塁阻止率37.7%をマークし、攻守に存在感を示した。

9. 投