Tag Archives: イチロー

Weekly Report:Week-3

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つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-3のキーワードは「アフリカ人メジャーリーガー」 「アルバート・プホルス」 「ナショナルズ打線」だ。

 

 

・アフリカ人メジャーリーガー

ジャーリーグ界に新たな歴史が刻まれた。現地時間の26日、ピッツバーグ・パイレーツのギフト・ンゴペがアフリカ生まれの選手として初めてメジャーデビューを果たしたのである。ンゴペは試合途中からセカンドのポジションに入ると4回に初打席ではカブスのエースであるレスターのボールをセンターにはじき返し初打席で初ヒットを記録した。その後も打ち続け、30日の試合終了時点で打率.500を記録するなど素晴らしいスタートを切っている。

しかし彼の野球人生は決して順調なものではなかった。ンゴペは南アフリカ出身で彼の母がグラウンドキーパーとして働いていた野球チームの近くで生まれた事も影響し野球を始める。2008年、彼の才能にパイレーツが目を付け、彼のアメリカでの野球人生が始まった。持ち前の身体能力から守備や走塁でアピールしたが、荒削りな部分が多くなかなか結果が残せず苦しんでいた。2015年に初めてAAAに昇格しメジャーデビューの期待が高まったがなかなか声が掛からず、今回の昇格まで契約した2008年からは実に9年もの年月が経過していた。このような苦労もあったからだろう、初ヒットを放った際には塁上でホッとしたしたような表情をしていたように感じる。

試合後のインタビューでは「今日の出来事は自分だけでなくアフリカ全体にとって特別なこと、16億人(アフリカ大陸の総人口)の中で初めての人になったことは驚くべき事だ。」と語った。WBCの開催などもあり、メジャーリーグでは近年急速に国際化が進んでいる。ドラフト指名を今までの3カ国に絞らず、世界中に広げるインターナショナルドラフトなども噂される現在、今回のンゴペのデビューは今後のメジャーリーグにとっても大きな出来事になるかもしれない。 

Weekly Report:Week-2

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つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-2のキーワードは「スターリング・マーテ」「イチロー」「2本のHR」だ。

 

・スターリング・マーテ

く薬物使用問題に悩まされるMLBに、またひとり薬物に手を染めていた選手が見つかってしまった。4月19日、ピッツバーグ・パイレーツのスターリング・マーテが禁止薬物のナンドロロンに陽性反応が出たとして、80試合の出場停止が課された。

マーテは走攻守三拍子揃った外野手として、アンドリュー・マカッチェン、グレゴリー・ポランコらと共にパイレーツが誇る球界屈指の外野陣の一人としてチームを支える中心選手だった。2015年にはキャリアハイの19HR&81打点、2016年には打率.311、キャリアハイとなる47盗塁をマークし初のオールスターにも出場、さらに2年連続でゴールドグラブ賞を獲得するなど、まさに走攻守揃ったチームには欠かせない存在となっていた。28歳と選手として脂の乗ってくる時期でもあり、オフにはドミニカ代表としてWBCにも出場。パイレーツとしても2014年に6年契約を結び、今後数年のチームの核として考えていただけにこの知らせはショックだろう。2016年のWAR4.0がチームトップだったことを考えても、やはりこの穴は大きすぎるだろう。

MLB側も必死に根絶しようとしているものの、いまだ後を絶たない禁止薬物使用。一昔前は禁止薬物使用に対してのイメージといえば、筋肉が肥大しホームランを量産できるといったものだったが、昨年のディー・ゴードンや今回のマーテなど一昔前のイメージとは違ったタイプの選手の禁止薬物使用が発覚している。スポーツの公平性や信頼性を損なう禁止薬物使用、一刻も早い根絶を願う。

 

Weekly Report: Week-18

New York Yankees at Baltimore Orioles April 23,  2011

 

 

 

 

 

 

 

 

3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-18のキーワードは「イチロー」「引退」「マニー・マチャド」だ。

 

  • イチロー

現地8月7日、コロラド・ロッキーズの本拠地、クアーズ・フィールドで遂にイチローがMLB通算3000本安打の大偉業を達成した。日本からアメリカに渡って16年。また1つ新たな金字塔を打ち立てた。

前日に2999安打目を放ち、3000本まであと1本とした中で6番センターとしての出場。1打席目は空振り三振、2打席目はピッチャーゴロ、3打席目もショートゴロと3打席を終えて無安打、そして迎えた7回表の4打席目。ロッキーズの左腕クリス・ラシンに対して、捉えた打球は大きな弧を描きライトフェンスに直撃。イチローらしいスリーベースヒットで3000本目の安打を放った。

3000本目の安打を放ったイチローの元には、イチローを師と慕うディー・ゴードンが1番に駆け寄り、その後もチームメート達から次々と祝福を受けた。ロッキーズの選手も拍手を送り、ロッキーズの本拠地ながら観客はスタンディングオベーションで大記録を祝福した。

次の打者ジェフ・マシスのヒットでホームに生還し、ベンチに戻り座るイチローの目にはサングラス越しながら涙のようなものが流れていた。常に努力を怠らず、積み重ねてきたMLBでの3000本の安打に、イチローも堪えきれなかったようだ。

MLBの長い歴史の中でも30人目となる3000本安打。さらにデビュー16年目での到達は史上最速、27歳デビューでの到達は史上初、アジア人としての3000本安打も史上初、3塁打での達成は現ミネソタ・ツインズ監督ポール・モリターに次いで2人目。

節目の大記録を達成したイチローだが、まだまだ肉体は衰えていない。現在42歳、次はどんな形で私たちを驚かせてくれるのかとまだまだ期待してしまう。