Tag Archives: エリック・ホズマー
2017 Team Preview:カンザスシティ・ロイヤルズ

*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す。
- 本拠地:カウフマン・スタジアム
レフト | 100.6M |
センター |
125M |
ライト | 100.6M |
フェンス高さ | 2.4M |
安打 | 109.2 |
ツーベース | 125.6 |
スリーベース | 157.1 |
HR | 78.3 |
得点 | 117.1 |
・予想オーダー
1.アレックス・ゴードン:LF
4年 7200M の大型契約を結んで迎えた昨シーズンは打率.220、OPS.692 と大不振。近年はかつて名手と呼ばれ、ゴールドグラブ賞を4度受賞した程の外野守備能力に関しても低下が心配されており、今シーズンは打撃、守備共に復活の年にしたい。
2.マイク・ムスタカス:3B
昨シーズンは 4 月だけで 7 本塁打を記録するなど好調なスタートを切ったが、5月下旬、守備の際にゴードンと交錯、右膝を故障しそのままシーズンアウトと不本意なシーズンとなった。15年以降打撃は好成績が続いているため今シーズンの復活に期待が高まる。
3.ロレンゾ・ケイン:CF
故障の影響もあり、打率3割を残した 14,15 年からは少し成績は落としたが、まずまずの成績。左投手を得意としており、昨シーズンは打率.371 と打ちまくった。今シーズンは 2年契約の最終年であり成績を残してアピールしたいところ。
4.エリック・ホズマー:1B
本塁打、打点はキャリアベスト、オールスターに初出場し MVP 獲得、さらには WBC アメリカ代表として優勝を経験と最高の年を送った。しかし、一塁守備で DRS-6 を記録した影響もあり、WAR はマイナスだった。
5.サルバドール・ペレス:C
昨シーズンは 4 年連続のオールスター出場、ゴールドグラブ獲得、更に 2 年連続で 20 本塁打を記録するなど例年通りの活躍。しかし四球を選ばないのも例年通りで出塁率は三年連続で 2 割だとかなり低め。オフには WBC にベネズエラ代表として出場したが怪我で途中離脱。
6.ブランドン・モス:DH
2 年 1200Mで加入した左の大砲。 昨シーズンの打率.225、出塁率.300 はキャリアワーストクラスだったが、28 本塁打を放つなどまずまずの成績。右投手に対して圧倒的な長打力を発揮し、キャリアで放った 138 本の本塁打の内、119 本は右投手から。
7.アルシデス・エスコバー:SS
7 年連続で 145 試合以上に出場しており、昨シーズン全試合出場は彼以外に 2 人だけ。しかし、ここ 2 年連続で出塁率 3 割以下、盗塁も 20 を下回るなどリードオフマンとしては不満の残る成績。
8.ウィット・メリフィールド:RF
昨シーズンメジャーデビューを果たした 28 歳。打撃では打率.283 と奮闘したが三振の多さが気になるところ。守備では内外野5つのポジションを守るなど器用さを見せた。マイナーでは 30 盗塁以上を記録した年もあり、足でもアピールしたい。
9.ラウル・モンデシ:2B
15 年のワールドシリーズでメジャーデビューを果たしたロイヤルズ期待のプロスペクト。高い身体能力と強肩を武器とした守備は一級品だが、打撃は課題が山積み。しかしまだ 21歳と若いためこれからの改善に期待したいところ。
Look Back 2011 BA Prospect Ranking 41~50

MLBを語るに際して決して忘れることのできないプロスペクト。見事に期待に応えてスタープレーヤーへと成長を遂げる選手もいれば、メジャーの舞台に辿り着くことすらなく消えていく選手も少なくない。一昨年、昨年と好評をいただいた当コラムだが、今年は趣向を変え、2011年版のBaseball America発表のプロスペクトランキングTOP100から上位50名を取り上げてその軌跡を振り返るとともに、2016年の成績をもとにした5年後のランキングも掲載したので合わせてお楽しみいただきたい。なお、今回は2011年版ランキングから41~50位を取り上げる。
2011 BAランキングと独自に作成した2016 FEDランキングの比較
順位 | 2011 Baseball America | 2016 Far East Division | 変動 | ||
1 | ブライス・ハーパー | WSH | マイク・トラウト | LAA | ↗1 |
2 | マイク・トラウト | LAA | クリス・セール | BOS | ↗↗18 |
3 | ヘスス・モンテロ | NYY | ザック・ブリットン | BAL | ↗↗25 |
4 | ドモニク・ブラウン | PHI | マニー・マチャド | BAL | ↗↗10 |
5 | フリオ・テヘラン | ATL | アロルディス・チャップマン | NYY | ↗2 |
6 | ジェレミー・ヘリクソン | TB | フレディ・フリーマン | ATL | ↗↗11 |
7 | アロルディス・チャップマン | CIN | フリオ・テヘラン | ATL | ↘2 |
8 | エリック・ホズマー | KC | ブランドン・ベルト | SF | ↗↗15 |
9 | マイク・ムスタカス | KC | ブライス・ハーパー | WSH | ↘8 |
10 | ウィル・マイヤーズ | KC | ゲイリー・サンチェス | NYY | ↗↗20 |
11 | ジェームソン・タヤン | PIT | ウィル・マイヤーズ | SD | ↘1 |
12 | ダスティン・アクリー | SEA | ビリー・ハミルトン | CIN | ↗↗38 |
13 | シェルビー・ミラー | STL | ジェレミー・ヘリクソン | PHI | ↘7 |
14 | マニー・マチャド | BAL | クリス・アーチャー | TB | ↗↗13 |
15 | マット・ムーア | TB | デリン・ベタンセス | NYY | ↗↗28 |
16 | マイケル・ピネダ | SEA | エリック・ホズマー | KC | ↘8 |
17 | フレディ・フリーマン | ATL | ジェームソン・タヤン | PIT | ↘6 |
18 | ジョン・ラム | KC | マット・ムーア | SF | ↘3 |
19 | マイク・モンゴメリー | KC | マイク・モンゴメリー | CHC | →0 |
20 | クリス・セール | CWS | ディー・ゴードン | MIA | ↗6 |
21 | ジェイコブ・ターナー | DET | マーティン・ペレス | TEX | ↗3 |
22 | デズモンド・ジェニングス | TB | マイク・ムスタカス | KC | ↘↘13 |
23 | ブランドン・ベルト | SF | ブレット・ロウリー | CWS | ↗↗17 |
24 | マーティン・ペレス | TEX | マイケル・ピネダ | NYY | ↘8 |
25 | ロニー・チゼンホール | CLE | ランドール・デルガド | ARI | ↗↗11 |
26 | ディー・ゴードン | LAD | ロニー・チゼンホール | CLE | ↘1 |
27 | クリス・アーチャー | TB | トラビス・ダーノウ | NYM | ↗9 |
28 | ザック・ブリットン | BAL | カイル・ギブソン | MIN | ↗6 |
29 | カイル・ドレイベック | TOR | アーロン・ヒックス | NYY | ↗↗16 |
30 | ゲイリー・サンチェス | NYY | デズモンド・ジェニングス | TB | ↘8 |
31 | ケイシー・ケリー | SD | シェルビー・ミラー | ARI | ↘↘18 |
32 | タイラー・マツェック | COL | ジョーダン・ライルズ | COL | ↗↗10 |
33 | ジャロッド・パーカー | ARI | ジョン・ラム | CIN | ↘↘15 |
34 | カイル・ギブソン | MIN | ジェイコブ・ターナー | CWS | ↘↘13 |
35 | ランドール・デルガド | ATL | ダスティン・アクリー | NYY | ↘↘23 |
36 | トラビス・ダーノウ | TOR | ケイシー・ケリー | ATL | ↘5 |
37 | マイク・マイナー | ATL | ヘスス・モンテロ | BAL | ↘↘34 |
38 | ブレット・ジャクソン | CHC | ジョナサン・シングルトン | HOU | ↗1 |
39 | ジョナサン・シングルトン | PHI | ウィリン・ロザリオ | 韓国 | ↗↗10 |
40 | ブレット・ロウリー | TOR | ドモニク・ブラウン | TOR | ↘↘36 |
41 | マニー・バニュエロス | NYY | カイル・ドレイベック | ARI | ↘↘12 |
42 | ジョーダン・ライルズ | HOU | トニー・サンチェス | LAA | ↗4 |
43 | デリン・ベタンセス | NYY | マイク・マイナー | KC | ↘6 |
44 | ヘンリー・メヒア | NYM | マニー・バニュエロス | ATL | ↘3 |
45 | アーロン・ヒックス | MIN | タイラー・マツェック | COL | ↘↘13 |
46 | トニー・サンチェス | PIT | トレイ・マクナット | SD | ↗2 |
47 | アレックス・ホワイト | CLE | ジャロッド・パーカー | OAK | ↘↘14 |
48 | トレイ・マクナット | CHC | アレックス・ホワイト | 無所属 | ↘1 |
49 | ウィリン・ロザリオ | COL | ブレット・ジャクソン | 無所属 | ↘↘11 |
50 | ビリー・ハミルトン | CIN | ヘンリー・メヒア | 追放 | ↘6 |
※2016年球団に所属しており、かつシーズン終了後FAの選手は2016年にプレーした球団を記載
Weekly Report: Week-15

3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-15のキーワードは「オールスター」「ホームランダービー」「ユリエスキ・グリエル」だ。
- オールスター
今年もメジャーリーグの夏の祭典、オールスターがアメリカ西海岸サンディエゴパドレスの本拠地であるペトコパークで現地時間12日に行われた。オールスターはファン投票で選ばれた選手、監督推薦で選ばれた選手がそれぞれ所属するリーグでチームを組み、アメリカン・リーグ対ナショナル・リーグで真剣勝負を行う。勝ったチームにはワールドシリーズでホームアドバンテージが与えられるので、プレーオフ出場の可能性があるチームの選手は特に真剣に戦う。
試合はナショナル・リーグ先発投手今シーズン13勝を挙げているジョニー・クエト、一方アメリカン・リーグ先発投手今シーズン14勝のクリス・セールで始まったため、投手戦が予想されたが試合は1回からシカゴ・カブスの内野手クリス・ブライアントのホームランで幕を開けた。
対するアメリカン・リーグは三回、カンザスシティ・ロイヤルズのサルドバー・ペレス選手と、同じくロイヤルズのエリック・ホズマー選手の2本のホームランで3点を追加し逆転した。3回裏にもエリック・ホズマー選手のタイムリーで1点を追加し、ナショナル・リーグは4回に1点を追加するものも、そのままアメリカンリーグが逃げ切り4-2で勝利し、MVPは2打点をあげたホズマーに贈られ、夢の祭典は幕を閉じた。後半戦もスター選手の活躍が楽しみである。
2016 Team Preview:カンザスシティ・ロイヤルズ

*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す。
- 本拠地:カウフマン・スタジアム
レフト | 100.6M |
センター |
125M |
ライト | 100.6M |
フェンス高さ | 2.4M |
安打 | 99.5 |
ツーベース | 122.1 |
スリーベース | 145.5 |
HR | 79.3 |
得点 | 101.9 |
- 予想オーダー
1.アルシデス・エスコバー:SS
ベネズエラ出身のSS。昨シーズンはALCSでMVP、ワールドシリーズで先頭打者初球ランニングホームランを放つなどポストシーズンでOPS.861とワールドチャンピオンになったチームの中で印象的な活躍をした。一方シーズンではリーグワーストのOPS.614と不振。早打ちでOBP.293と1番打者として物足りない成績だった。守備ではDRSは-1だったがUZRは+7.1をマーク、自身初となるゴールドグラブ賞を受賞した。
2.マイク・ムスタカス:3B
07年にドラフト全体2位指名での入団もなかなか結果が出なかったが、起用し続けると14年のポストシーズンに15試合で5ホームランと開花の兆しを見せた。迎えた15年は.284/.348/.470&22HRと軒並み自己ベストの成績を叩き出し、オールスターにも初選出される1年となった。1番の成長は対左投手への成績で、OPS.554だった苦手だった14年から一転OPS.823と完全に克服した。3Bの守備は本来上手いが、昨シーズンはDRS+4と彼にしてはやや物足りない数字だった。
3.ロレンゾ・ケイン:CF
メジャー有数のCFへ成長した走攻守全てでチームを引っ張る存在。昨シーズンは打での成長を見せ、14年の5HR→16HRとパワーアップ。.307/.361/.477と全て自己最高の成績だった。リーグ2位の28盗塁、DRS+18、UZR+14.3と走、守は変わらず高いレベルにあり、MVP投票では3位に入る活躍だった。今年29歳だが本格的に野球を始めたのは高校2年の時であり、まだまだ伸びしろはありそう。
4.エリック・ホズマー:1B
勝負強さが光るKCの4番。昨シーズンはともに自己最多となるOPS.822&93打点と4番として活躍。右投手に対してOPS.885と相性が良いが、対左でもOPS.730と苦手というほどでもない。26歳にしてゴールドグラブ賞3回の1B守備も評価が高い。唯一物足りないのは過去1度も20HR以上をマークしたことのない長打力だろう。今年は20HR以上をクリアしたい。
5.ケンドリス・モラレス:DH
キューバ出身のチャンスに強い両打ちのスラッガー。ビリー・バトラー(OAK)が3年30MでOAKに移籍し、その穴埋めとして2年17Mで獲得すると、主にDHとして出場し.290/.362/.485&22HR。シルバースラッガー賞&エドガーマルティネス賞を獲得した。当初は14年の不振からモラレスの契約に疑問視する声もあったがバトラーのOAKでの成績を見ても、今となってはモラレスと契約したことは成功だったと言わざるを得ない。
6.アレックス・ゴードン::LF
KC生え抜きでチームの中心選手。オフにFAとなり流出かと思われたが、4年72Mで残留を決めた。球団史上最高額の契約ではあるが、近年の高騰を考えれば契約自体はかなりお買い得。昨シーズンは怪我の影響で104試合の出場にとどまり、オールスターも辞退。4年連続で獲得していたゴールドグラブも逃してしまった。しかし打撃は.271/.377/.432&13HR、DRS+7、UZR+6.9と成績自体は例年通り。怪我さえなければ心配なさそうだ。
7.サルバドール・ペレス:C
昨シーズンのワールドシリーズMVP。KCを引っ張る25歳の若き司令塔。3年連続のゴールドグラブ、自己最多の21HRと攻守両面で存在感を示し、リーグ屈指のCへと成長した。欠点は四球を選べないことで、142試合でわずか13四球と相変わらずのフリースインガーっぷりだった。オフには5年52.5Mで契約延長。
8.レイモンド・フエンテス:RF
25歳、メジャーでは13年に23試合に出場しただけだが、スプリングトレーニングでは絶好調。26試合に出場し.386/.453/.632&3HRと、マイナー通算216盗塁の武器の俊足に加えて打撃でも結果を残し開幕25人枠入りを果たした。
9.オマー・インファンテ:2B
安定した成績を残してきた2Bだったが昨シーズンは.220/.234/.318&2HRと大不振。シーズン後半には移籍してきたゾブリストが2Bを守り、ポストシーズンのロースターからも外され、世界一となったロイヤルズで1人蚊帳の外となってしまった。14年には33四球&68三振だったのが15年には9四球&69三振。2年16Mの契約が残るが、昨シーズンのような体たらくならクリスチャン・コローンにポジションを奪われるかもしれない。
2015 World Series Review:Game-2

*Game部のリンクでゲームのRecapをチェック可
Game2: NYM 1-7 KC
勝:クエト(1-0) 負:ディグローム(0-1)
アレックス・リオスは語る。「俺たちはニューヨークで遠慮なくなれることを分かってるんだ。それはトロントでも、ヒューストンでも。どこに行こうと関係なく、俺たちは遠慮なくなれる」――彼の意味することは、今日のゲームで一目瞭然だ。
- ディグロームの苦戦
ジェイコブ・ディグロームが決して平凡な投手であったわけではない。低めに決まる良質なコマンドと95マイルの豪速球のコンビネーションは、投手の王道を往くスタイル。今シーズンは14勝を果たし、205Kを奪う活躍でニューヨーク・メッツの進撃を支えた。
どんなに調子が悪くとも、メジャーで先発した試合では「三振を奪えない」ことがなかったディグロームだったが、この大舞台で見せたロイヤルズのオフェンスは、彼の上をいくものだった。それは彼のキャリア上初めて「直球で三振が奪えない」屈辱と共に。
打者を圧倒してきた95マイル超の速球は、いとも簡単にファウルで粘られる。逆転後3点差にまで広げられる一打を放ったマイク・ムスタカス(3B)の打席はそれが象徴的であり、苦肉の策として投じた変化球がダニエル・マーフィー(2B)の横を通り抜けてしまうシーンでは、ディグロームの表情は明らかに苦しんでいた。
彼がわずか2年の中で成長を遂げているのは各球種の球速から見ても分かる。速球は1マイル近く(93→94)、スライダーに関しては86マイルから89マイルにまで向上するなど、彼が本格的にメジャー屈指のピッチャーであることに対して異論はないはずだ。それでも、ロイヤルズが彼を打ち崩したことは、明らかに打線のオフェンス力が彼を圧倒していたことに起因するだろう。
- 打点マシーン→エリック・ホズマー。
勢いが止まらないロイヤルズ打線の中で「アンストッパブル」なプレイヤーと言えば、やはりアルシデス・エスコバー。ここまでのポストシーズンで、打率は.364とリードオフとして最高の働きを見せているALCSでのMVP男は止まることなく出塁を続け、ホームを踏むことだけを見据えている。
だが打線の核となっているのは、エリック・ホズマー、彼ではないだろうか?
2015年のポストシーズンだけで、現在15RBIをマーク。あと1打点でアルバート・プホルス(STL:2011年)やバリー・ボンズ(SF:2002年)に並ぶハイペースで打点を稼いでいるのだ。この試合でも勝ち越しとなる2点タイムリーを放ち、勝利の流れを一気に引き寄せた。
HRを量産するタイプではなく、どちらかと言えばスプレーヒッターに近いホズマーは、実際15年ポストシーズンでのOPSそのものは.566と良い数値ではない。それでも試合の流れを呼び寄せる打撃を見せる彼をどうするか、両チームともに考える必要がある。
冒頭のように、ロイヤルズは「遠慮のない」というマインドを持って試合に臨んでいる。それは3戦目からシティ・フィールドへと戦場を映しても変わらないだろう。ヒューストンやトロントの敵地であっても爆走する青い暴走車両は、ニューヨークでもそのブレーキを止めることなくスイープしてしまうのか?「ミラクル・メッツ」は果たして起きるのだろうか?
Text by Kazuya ISHIBASHI
写真: https://flic.kr/p/sv7tmw