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Weekly Report : Week-4

Weekly4は「ベテランサウスポーの行方」、「援護不足ながら復活の兆しを見せるストローマン(TOR)とグレイ(CIN)の昨シーズンとの決定的な違い」、「苦戦を強いられるヤンキースの編成について」、「ブラディミール・ゲレーロ Jr.」、「ジョーイ・ギャロ1337打席目でキャリア初の犠牲フライを放つ」
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・ベテランサウスポーの行方
Written by Yu Kikuchi
現地時間25日、ジオ・ゴンザレス(LHP)が MILと1年200万ドルと出来高ボーナス付きの契約に合意した。MILからFAとなったゴンザレス(LHP)は今年の3/20にNYYとマイナー契約を結んでいる。22日にオプトアウトの権利を行使してFAとなり今回の契約に至った。
Nothin’ going right for the Brewers lately… https://t.co/NlaX0CsWqG
— Adam McCalvy (@AdamMcCalvy) 2019年4月25日
*今回の契約の流れ
3/20 NYYとマイナー契約
メジャー契約となった場合300万ドル+1先発ごとに30万ドル
4/22 オプトアウト権利行使
4/25 MILと1年契約
ここでジオ・ゴンザレス(LHP)のキャリアを振り返って見よう。
ジオ・ゴンザレス(LHP)は04年CWS1巡目で入団した33歳。08年にメジャーデビューを果たし、着実にキャリアを積み12年には21勝をあげ最多勝を獲得した。オールスター2回出場、15勝以上4回あげるなど球界を代表するサウスポー。しかし、近年は衰えが見え、昨シーズンは10勝11敗ERA4.21だった。
ジオ・ゴンザレス(LHP)は停滞するFA市場の影響をもろに受けた選手と言えるだろう。18年の年俸が1000万だったことを考えれば大きくダウンしている。今シーズンは3AでERA6.00だが、直近の登板では好投しており、地区2連覇を狙うMILは大きな買い物をしたことだろう。
photo by milb.com
もう一人、ベテランサウスポーでFA市場の停滞を受けている選手がいる。ご存知の通りダラス・カイケル(LHP)である。2度のオールスター選出、15年にサイヤング賞を獲得している。昨シーズンは12勝11敗ERA3.74だった。HOUからクオリファイング・オファー(1700万9000ドル) を拒否し、当初は1億5000万ドル~2億ドルの大型契約を狙っていた。しかし、現在はQOを超える1年契約あるいは6~7年契約であれば、当初希望していた額を下げることを受け入れるようだ。そこで、筆者が個人的に一番ダラス・カイケル(LHP)を獲得すべき球団を以下にまとめてみた。
パドレス
1年契約(不良債権にならないようにするため+以下参照)かつドラフト終了後(今年のドラフト指名権を失わないため)という条件付きだが、個人的にはパドレスを推したい。パドレスは現在地区2位(現地時間4/25現在)。先発投手全員MLBサービスタイム3年以内の若手投手。ここにカイケルが加われば先発投手に厚みが増すだけでなく若手投手陣の模範的かつ橋渡し的存在となることだろう。パドレスはフェルナンド・ターティスJr.(SS)やクリス・パダック(RHP)をはじめとする若手有望株の宝庫。もちろん2~3年後に本格的な黄金期を狙っている事は重々承知しているが今年は若手の勢いがありプレーオフが狙えるチャンスにある。07年から12年連続で逃しているチームに勝ち癖をつけるためにも今年プレーオフに出場することは大きな意義がある。プレーオフに出場するためにもカイケルを是非獲得してもらいたい。
*パドレスの先発投手陣
①エリック・ラウアー(LHP) (MLBサービスタイム0.160)
②ジョーイ・ルケーシー(LHP)(MLBサービスタイム1.000)
③ニック・マーゲビチウス(LHP)(MLBサービスタイム0.000)
④クリス・パダック(RHP(MLBサービスタイム0.000)
⑤マット・ストラム(LHP(MLBサービスタイム2.064)
⚠︎MLBサービスタイムは開幕前のデータ
2017 Top 20 Prospects:サンディエゴ・パドレス

本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。
1. ハンター・レンフロー:OF
既にメジャーでも有数のパワーツールを持っていると言っても過言ではないスラッガー。昨シーズンはAAAで30HRをマークした勢いそのままにメジャー昇格後も11試合で4HRをマークした。アプローチは雑で四球が少ない割に三振が多く、高打率を残し続けるのは難しいかもしれない。スピードは平凡だが、強肩を活かしたRF守備はまずまず。
2. アンダーソン・エスピノーザ:RHP
90マイル中盤の動く速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。カーブは大きく曲がり空振りを奪うのに有効なボール。チェンジアップもよく沈んでおり速球と緩急をつけることができる。変化球はいずれも不安定な部分も多いがそれでも平均以上のクオリティだろう。デリバリーはスムーズだが、コントロールはまだ未熟。小柄なため耐久性に疑問を持つ声もある。
3. カル・クオントリル:RHP
16年ドラフト全体8位指名。15年にトミー・ジョン手術を受けていたため昨シーズン大学では登板機会はなかったが、プロ入り後は1年半のブランクを感じさせないピッチングを妓楼した。90マイル前半の速球と打者の左右関係なく投じるチェンジアップのコンビネーション。スライダーもまずまずのボール。真上から投げおろすデリバリーは無駄が少ないが、力感が強いのは気になる点。ストライクゾーンにボールを集めることを難なくこなす。
4. マニュエル・マーゴット:OF
スピードを生かした守備が最大の魅力。広いレンジをカバーし、HRをもぎ取る守備は見ていてほれぼれする。肩も強く将来はGG賞の常連となるだろう。盗塁はそれほど上手くなく昨シーズンの成功率は73%。打撃ではコンタクトスキルの高さが光る一方で、コンタクトを意識しすぎたアプローチのためパワーは平均以下。アプローチは悪くなく、ある程度の出塁率を期待できる。
5. エリック・ラウアー:LHP
16年ドラフト全体25位指名。90マイル前半の速球とカーブ、スライダー、チェンジアップのコンビネーション。速球はムーブメントに欠けるが、低めに集めることでカバーしている。カーブ、スライダー、チェンジアップはいずれも平均かそれ以上のクオリティ。デリバリーはデセプションに優れた力感のないスリークォーター 。コントロールも悪くない。
6. フェルナンド・タティスJr:SS
粗さが目立つがそれを凌ぐほどのアップサイドを有するハイシーリングなタレント。スイングは無駄な動きが多いがバットスピードは非常に速く、パワーポテンシャルは平均以上。コンタクトスキルや何でも打ちに行くアプローチは改善の余地がある。スピードは平凡なためレンジが限られており、将来は強肩を活かすため3Bに転向することになるだろう。
7. ジェイコブ・ニックス:RHP
90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は内外に投げ分ける程度のコマンドを有してり、カーブ、チェンジアップもストライクゾーンに投げこむことができる。デリバリーはシンプルだが、変化球を投げるとき明らかにアームスピードが緩む点は改善の余地あり。体格は大柄で先発向き。
8. マイケル・ゲティス:OF
スピード&パワーに優れたアスリート。CF守備ではスピードを活かし広いレンジをカバーすることができる。ルート取りなどで未熟なところを見せるが全体的に見れば平均以上のCFになれるだろう。肩も非常に強く守備では問題は少ない。打撃ではパワーポテンシャルの高さが光るが、ブレーキングボールに対応できておらず空振りが多い。
9. クリス・パダック:RHP
90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。チェンジアップの評価は非常に高く、コマンドも素晴らしかったため昨シーズンはAで圧倒的な成績を残すことができた。8月にトミー・ジョン手術を受けることになり、復帰までの道のりは長い。
10. ディネルソン・ラメット:RHP
長身から投げおろされる最速96マイルの速球が魅力。この速球にキレのいいスライダーを組み合わせて三振を奪う。問題はスライダー以外のブレーキングボールがイマイチな点とコントロールの悪さ。どちらかが改善されないとブルペン転向も有り得るだろう。
11. エイドリアン・モレホン:LHP
昨年のインターナショナルFAの投手の中では最も評価が高かった。 90マイル中盤の速球にいずれも平均以上との評価を受けるチェンジアップとスライダーのコンビネーション。デリバリーは若干3塁側に流れる時がありコントロールを乱す要因となっている。小柄な身長のため先発として投げられるか不安視する声も多い。
12. ジョシュ・ネイラー:1B
パワーポテンシャルだけならレンフローに負けず劣らずのものを持つスラッガー。しかし、試合では何でも打ちに行くアプローチのため満足に発揮できていない。巨漢であるためスピードは全くなく、 守備も上手くはない。また、精神面も未熟でプロとしての自覚が足りていない。
13. ルイス・ウリアス:2B
スイングはシンプルでコンタクトスキルが非常に高い。フィールド全体を使った打撃ができるため容易くヒットを打つことができる。小柄であることとコンタクトを意識したスイングであることが相まってパワーは平均を大きく下回る。スピード、肩の強さともに平凡なため2Bを主に守ることになるだろう。
14. メイソン・トンプソン:RHP
16年ドラフト3巡目指名。非常に大きなフレームをもつハイシーリングなタレント。 90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。アウトピッチはチェンジアップ。速球と同じアームスピードで投げられており、打者の左右を問わず投げることができる。カーブは改善の余地あり。デセプションに優れた投げおろすデリバリーは崩れることが少ない。
15. ホルヘ・オナ:OF
昨年のインターナショナルFAで加入。筋肉質な体型と素晴らしいバットスピードを誇るスイングから生み出されるパワーが魅力。パヒッティングセンスも低くなく、ストライクゾーンの見極めも悪くない。スピードは平凡で守備はRFを守る。
16. カルロス・アスアヘ:2B
コンタクトスキルに優れたユーティリティプレイヤー。コンパクトなスイングでフィールド全体を使った打撃ができる。パワーはなく、シーズン2桁HRは難しいだろう。スピード、守備は平凡でウリアスと選手としてのタイプが被る。
17 エニエル・デロスサントス;RHP
最速97マイルの動く速球が最大の武器。コマンドに優れており、速球を低めに集めることができる。カーブ、チェンジアップといったブレーキングボールのクオリティが低く、奪三振が少ない要因となっている。
18. ハドソン・ポッツ:3B
16年ドラフト全体24位指名。反対方向に長打が打つことができる打撃が魅力。パワーツールは平均程度で将来はアベレージとパワーのバランスが取れた打者になるだろう。守備では肩の強さが光るがハンドリングなど細かい部分は未熟。3Bに留まれるかは微妙なところでOF転向も有り得る。
19. ローガン・アレン:LHP
90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。昨シーズンは肘の故障に悩まされながらもまずまずのピッチングを披露した。速球はよく動いており、捉えづらいボール。ブレーキングボールは改善の余地あり。デセプションに優れたデリバリーはシンプルでコントロールも悪くない。大柄な体格で先発向き。
20. レジー・ローソン:SS
16年ドラフト2巡目指名。速球は90マイル前半程度だが、大柄な体格の持ち主でまだ球速が上がる可能性がある。アウトピッチは70マイル前半のスローカーブで速球と組み合わせ緩急をつけて空振りを奪う。コントロールの悪さ、プロ入り後の球速低下、チェンジアップのクオリティの低さなど改善点は多くメジャーへの道のりは長い。
Text by Ookaya Ryota
写真:https://flic.kr/p/Gisb1D
2016 Draft Review:ナショナル・リーグ西地区

◎アリゾナ・ダイヤモンドバックス 2016ドラフトまとめ
◎コロラド・ロッキーズ 2016ドラフトまとめ
◎ロサンゼルス・ドジャース 2016ドラフトまとめ
◎サンディエゴ・パドレス 2016ドラフトまとめ
◎サンフランシスコ・ジャイアンツ 2016ドラフトまとめ
*順位:選手名:出身校:ポジション:身長/体重
- アリゾナ・ダイヤモンドバックス
39:アンファニー・グリアー:アーバーン大学:OF:185cm/81kg
20~80スケールで60の評価を受けるスピードがウリの外野手。盗塁成功率も年を経るにつれ上がってきており、今シーズンは24回走って19回成功した。守備はおもにセンターを守り、その俊足を生かした広い守備範囲も魅力だが、いかんせん肩が弱い。ただ、送球は正確である。打撃面では、一昨年、昨年と1本だったホームランが今年は12本と大幅に増加。パワーポテンシャルがあることを示した。しかし、そのスイングは大振りであり、速球・変化球双方へのアプローチに悪影響を及ぼしている。プロレベルではスイングの改善が必要になってくるだろう。
52:アンディ・ヤージー:ヨーク・ミルズ大付属高:C :190cm/97kg
パワーに定評のあるトロント出身の捕手。昨夏シンシナティで行われたHigh School Select home run derbyでは決勝に進出するなど、そのパワーをスカウトたちに見せつけた。ただ、ヒッティングツールは平均以下で、ハイアベレージを残せるタイプの選手ではない。守備面では、アームは平均レベルだが、フットワークは向上させる必要がある。捕球面などは問題なく、いずれは捕手としては十分な守備力を持つ選手になりうるだろう。
89:ジョン・デュプランテイアー:ライス大学:RHP:193cm/102kg
昨年肩の故障で全休し、今年復帰。肩の手術は行わなかったものの回復している。今シーズンは17試合の登板し、K/9=12.00、BB/9=3.81の成績を残した。ストレートは90マイル前半から中盤で、試合終盤でも球速が落ちない。沈むようなアクションを見せる点も魅力。カーブも平均以上で、チェンジアップも平均レベルの評価を受ける。平均以上のスターターになりうる素材であるが、肩の耐久性が唯一の懸念材料。
2016 Draft Quick Look

メジャーリーグでは現地9日より2016年ドラフトがスタートし、同日には計77人が指名を受けた。以下にはその結果をリスト形式で整理する。選手横の#数字は当サイトのモック順位を表す。
順位 | チーム | 選手名 | ポジション | 出身校 | |
1 | PHI | ミッキー・モニアック #11 | OF | ラコスタキャニオン高 | |
2 | CIN | ニック・センゼル #6 | 3B/2B | テネシー大 | |
3 | ATL | イアン・アンダーソン #20 | RHP | シェネンデホワ高 | |
4 | COL | ライリー・パイント #7 | RHP | セント・トマス・アキナス高 | |
5 | MIL | コリー・レイ #3 | OF | ルイスビル大 | |
6 | OAK | A.J.パク #4 | LHP | マイアミ大 | |
7 | MIA | ブラクストン・ギャレット #24 | LHP | フローレンス高 | |
8 | SD | カル・クオントリル #21 | RHP | スタンフォード大 | |
9 | DET | マット・マニング #27 | RHP | シェルダン高 | |
10 | CHW | ザック・コリンズ #13 | C | フロリダ大 | |
11 | SEA | カイル・ルイス #8 | OF | マーサー大 | |
12 | BOS | ジェイソン・グルーム #1 | LHP | バーニガット高 | |
13 | TB | ジョシュ・ロウ #14 | 3B/RHP | ポープ高 | |
14 | CLE | ウィル・ベンソン | OF | ウェストミンスター高 | |
15 | MIN | アレックス・キリロフ #19 | OF | プラム高 | |
16 | LAA | マット・サイス #40 | C | バージニア大 | |
17 | HOU | フォレスト・ウィットリー #17 | RHP | アラモ・ハイツ高 | |
18 | NYY | ブレイク・ラザフォード #5 | OF | チャミナンデ大付属高 | |
19 | NYM | ジャスティン・ダン | RHP | ボストン大 | |
20 | LAD | ギャビン・ラックス | SS | インディアン・トレイルアカデミー | |
21 | TOR | T.J.ズーク #30 | RHP | ピッツバーグ大 | |
22 | PIT | ウィル・クレイグ #23 | RHP | ウェークフォレスト大 | |
23 | STL | デルビン・ペレス #2 | SS | インターナショナルベースボールアカデミー | |
24 | SD | ハドソン・サンチェス | 3B | キャロル高 | |
25 | SD | エリック・ラウアー #18 | LHP | ケント大 | |
26 | CHW | ザック・バーディ #35 | RHP | ルイスビル大 | |
27 | BAL | コディ・セドロック #33 | RHP | イリノイ大 | |
28 | WSH | カーター・キーブーム | 3B/2B | ウォルトン高 | |
29 | WSH | デーン・ダニング | RHP | フロリダ大 | |
30 | TEX | コール・レーゲンズ | LHP | ノース・フロリダ・クリスチャン高 | |
31 | NYM | アンソニー・ケイ | LHP | コネチカット大 | |
32 | LAD | ウィル・スミス | C | ルイスビル大 | |
33 | STL | ディラン・カールソン | OF | エルクグローブ高 | |
34 | STL | ダコタ・ハドソン #9 | RHP | ミシシッピ州立大 | |
35 | CIN | テイラー・トラメル | OF | マウント・パラン・クリスチャン高 | |
36 | LAD | ジョーダン・シェフィールド | RHP | バンダービルト大 | |
37 | OAK | ドルトン・ジェフェリーズ #16 | RHP | カリフォルニア大 | |
38 | COL | ロバート・タイラー | RHP | ジョージア大 | |
39 | ARI | アンファニー・グリアー | OF | アーバーン大 | |
40 | ATL | ジョーイ・ウェンツ #12 | LHP | ショウニー・ミッション・イースト高 | |
41 | PIT | ニック・ラドロ | LHP | ダミアン高 | |
42 | PHI | ケビン・ゴウディ | RHP | サンタバーバラ高 | |
43 | CIN | クリス・オーキー #26 | C | クレムゾン大 | |
44 | ATL | カイル・マラー #34 | LHP | シーサイット・ダラス高 | |
45 | COL | ベン・ボウデン | LHP | バンダービルト大 | |
46 | MIL | ルーカス・アーシズ | 3B | メンロ大 | |
47 | OAK | ローガン・ショア #15 | RHP | フロリダ大 | |
48 | SD | バディー・リード #22 | OF | フロリダ大 | |
49 | CHW | アレク・ハンセン | RHP | オクラホマ大 | |
50 | SEA | ジョー・リゾー | 3B | オークトン高 | |
51 | BOS | CJ.キャッサム | SS | フロリダ・アトランティック大 | |
52 | ARI | アンディ・ヤージー | C | ヨーク・ミルズ大付属高 | |
53 | TB | ライアン・ボルト | OF | ネブラスカ大 | |
54 | BAL | キーガン・エイケン | LHP | ウェストミシガン大 | |
55 | CLE | ノーラン・ジョーンズ #32 | 3B/SS | ホーリー・ゴースト高 | |
56 | MIN | ベン・ローベット | C | ベローナエリア高 | |
57 | TOR | J.B.ウッドマン | OF | ミシシッピ大 | |
58 | WSH | シェルダン・ノイズ | SS | オクラホマ大 | |
59 | SF | ブライアン・レイノルズ #25 | OF | バンダービルト大 | |
60 | LAA | ブレンダン・マーシュ | OF | バフォード高 | |
61 | HOU | ロニー・ドーソン | OF | オハイオ州立大 | |
62 | NYY | ニック・ソラク | 2B | ルイスビル大 | |
63 | TEX | アレックス・スピース #31 | RHP | マッキーチャン高 | |
64 | NYM | ピート・アロンゾ | 1B | フロリダ大 | |
65 | LAD | ホワイト・ミッチェル | RHP | サンタクララ大 | |
66 | TOR | ボー・ビシェッテ | 2B/3B | レイクウッド高 | |
67 | KC | AJ.パケット | RHP | ペッパーダイン大 | |
68 | PIT | トラビス・マクレガー | RHP | イーストレイク高 | |
69 | BAL | マシアス・ディーツ | RHP | ジョン.A.ローガン大 | |
70 | STL | コナー・ジョーンズ | RHP | バージニア大 | |
71 | SD | レジー・ローソン | RHP | ビクター・バレー・シニア高 | |
72 | CLE | ローガン・アイス | C | オレゴン州立大 | |
73 | MIN | ホセ・ミランダ | SS | リーダーシップ・クリスチャン・アカデミー | |
74 | MIN | アキ・バドゥー | OF | セイラム高 | |
75 | MIL | マリオ・フェリシアーノ | C | カルロス・ベルトラン・ベースボールアカデミー | |
76 | ATL | ブレット・カンバーランド | C | カリフォルニア大 | |
77 | TB | ジェイク・フレリー | OF | ルイジアナ州立大 |
次ページでドラフト1日目の総評を行う。
2016 Mock Draft:1~20

*1~20位は1巡目指名
1.フィラデルフィア・フィリーズ
ジェイソン・グルーム:LHP バーニガット高校
全体1位指名が予想される高校生左腕。6フィート6(198cm)の恵まれた体格から90マイル中盤のストレート、カーブ、チェンジアップを繰り出す、カーショウ(LAD)とも比較される逸材。フロリダのIMGアカデミーに入学するも、ホームシックになってしまった過去がある。 今シーズン、4月には打者21人に対し19個の三振を奪いノーヒッターを達成するなど、圧巻のピッチングを見せた。地元から近いフィリーズからの1位指名が有力か。
2.シンシナティ・レッズ
デルビン・ペレス:SS インターナショナル・ベースボール・アカデミー
今ドラフト最高クラスのディフェンダーとも言われるプエルトリカン。並外れたスピード、打球反応から守備範囲は非常に広く、93マイルを計測したこともある強肩も持ち合わせており、長くショートに留まることができると言われている。打撃面では、パワーツールが乏しいが、それは6フィート3(193cm)ながら165ポンド(75kg)の細身によるもの。速いバットスピードと優れたコンタクト能力から、ポテンシャルは十分にある。
3.アトランタ・ブレーブス
コリー・レイ:OF ルイスビル大学
今ドラフトナンバーワンの5ツール外野手。今シーズンはここまで49試合に出場し、.325/.395/.593のスラッシュラインを記録。着実にレベルアップを果たしており、ホームランもすでに昨年の11本を抜く13本を放っている。スピードツールも素晴らしく、ここまで35盗塁を決め成功率は100%。大学では主にライトを守っているが、センターを守れる能力も十分ある。