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Weekly Report:Week-14

Boston Red Sox at Baltimore Orioles April 28,  2011

 

 

 

 

 

 

 

3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-14のキーワードは「フォートブラッグ」「デビッド・オルティズ」「ホセ・レイエス」だ。

 

  • フォートブラッグ

地時間の7月3日、米プロスポーツ界に新たな歴史が刻まれた。米プロスポーツ史上初めての軍事施設内での公式戦がノースカロライナ州にあるフォートブラッグ陸軍基地で行われたのである。

同基地は2011年にオバマ大統領がイラク戦争終結を宣言する演説をしたことでも知られている。この試合は4日の米国独立記念日を祝う行事の一環として行われたもので、どちらもナ・リーグの東部地区に所属する、マイアミ・マーリンズとアトランタ・ブレーブスが対戦した。

基地内に存在する野球場はこの試合のために建設されたものであり、12,500人収容の客席は軍人やその家族によって埋め尽くされた。12年もの間、軍の公務を行っているクリスティーナ・ダグラス氏はこの試合に対し「私が経験した中で最も意義のある出来事である」と賞賛した。また、現役の米軍の海兵隊員の弟を持つ、マーリンズのクリスチャン・イェリッチが試合前に「私と私の家族にとってこの試合は特別な ものとなるだろう」とコメントを残していることからもこの試合の意義がうかがえる。

試合は4回までは両チームともに無得点が続いたが、5回にマーリンズがアデイニー・エチャバリアの三塁打でチャンスを作ると、1番のJT・リアルミュートがタイムリーヒットを放ち、1点を先制。さらにイェリッチのタイムリーヒットでもう1点を加え、2-0とする。打線が好調なマーリンズは7回、8回、9回と得点を重ね、試合は5-0になる。9回裏にブレーブスがなんとか2点を返すも及ばず、結局5-2でマーリンズが勝利を収めた。 6回を4安打無失点に抑える好投を見せたアダム・コンリーが5勝目をあげた。 今回の試合や一昨年のオーストラリアでの開幕戦などメジャーリーグは多くの取り組みを行っている。これからも新たな取り組みが行われることを楽しみにしたい。

 

MLBオールスター大予想。FEDライターが決める球界のスターは誰?

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現地時間7月12日、メジャーリーグで活躍する選ばれたスターたちが集結する祭典が行われる。「All Star Game」と題されるその試合は、野球選手にとって特別な舞台であり、そこへ選出されることは大きな意味を持ち合わせているのだ。

我らがFar East Divisionでは、「そのお祭りに選ばれるべき『球界を代表するスター』は誰なのか?という疑問に対し、アメリカン・リーグ8名、ナショナル・リーグ9名のライターにアンケートを実施。「FEDが決めるオールスター」を決定した。

 

  • アメリカン・リーグ

 

今回の企画で両リーグ通じて最多の8票を集めたのは、マニー・マチャド(BAL)。今シーズンは昨シーズンを上回るペースである好調な打撃に加え、3B/SSの2つのポジションを守っていることから、3Bとして6票、SSとしても2票が入ったことが多くの得票を集めた理由となった。

そのマチャドが選ばれた3Bでは他には今シーズン打撃が開花したニック・カステヤノス(DET)、レイズの主砲エバン・ロンゴリア(TB)がそれぞれ1票を集めた。

SSでは8票のうち2票はマチャドだったが、残りの6票は全てザンダー・ボガーツ(BOS)に集まった。首位打者を争うほどのハイアベレージを残し、強力レッドソックス打線を引っ張る23歳はオールスターに相応しい選手だろう。

この他に1人が多くの支持を集めたポジションは、Cだ。昨シーズンのワールドチャンピオン、ロイヤルズの正捕手サルバドール・ペレス(KC)が7票を獲得。マット・ウィータース(BAL)に1票入った以外は全員がペレスを支持する結果となった。

1Bではミゲル・カブレラ(DET)とエリック・ホズマー(KC)、2Bではロビンソン・カノー(SEA)とホセ・アルトゥーベと、どちらも実力者同士の一騎打ちとなったが、それぞれ1Bはカブレラ(DET)、2Bはカノー(SEA)が選ばれた。

ア・リーグで混戦を極めたのがOFの外野3枠の争いだ。4年連続オールスターに出場し、今シーズンも安定してハイレベルな成績を残すマイク・トラウト(LAA)が7票を獲得して1枠は決まったものの、残り2枠を巡って3人が5票で並ぶ波乱の結果となった。

その3人のうち2人はレッドソックス所属で、切り込み隊長ムーキー・ベッツ(BOS)と、課題の打撃が急成長し29試合連続安打など印象にも残ったジャッキー・ブラッドリーJr(BOS)。もう1人は開幕から好調をキープし、キャリアハイペースでホームランを量産し続けているマーク・トランボ(BAL)だった。

他には遂に打撃覚醒の兆しを見せるマイケル・ソーンダース(TOR)や、西地区首位を独走するレンジャーズで躍動するルーキーのノマー・マザーラ(TEX)などが少ないながらも票を集めた。

DH制のあるア・リーグ。言わずもがな、ラストイヤーとなるビッグ・パピことデビット・オルティズ(BOS)が選ばれた。もちろん人気や最後だからという理由だけで選ばれているわけではなく、今季で引退する40歳とは思えない程の成績を残している。ビクター・マルティネス(DET)にも票が入ったが、今シーズンはオルティズで文句はないだろう。

 

2016 Team Review:マイアミ マーリンズ

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す

  • 本拠地:マーリンズ・パーク

他の野球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml07/

 

広さ
レフト 104.9M
センター 124.1M
ライト 102.1M
フェンス高さ

1.7~3.4M

パークファクター平均*100
安打 99.0
ツーベース 94.0
スリーベース 122.6
HR 74.0
得点 95.0
  • 予想オーダー

1.ディー・ゴードン:2B
昨シーズンは史上2人目となる首位打者、盗塁王、最多安打、ゴールドグラブ賞の同時受賞。攻守ともに移籍1年目にして大きくレベルアップしたシーズンとなった。特に守備面では、DRSが前年の-5から+13へ飛躍的に向上。しかし、走塁面では2年連続で盗塁王を獲得した一方で、リーグ最多の20個の盗塁死を記録。試合後のインタビューでチームメイトにダンクシュートをお見舞いする。

2.マーセル・オズーナ:CF
一昨年にはHR23本も、昨年は不振。79試合で4本とHRが出ず、マイナー落ちとなった。8月にメジャーに復帰してからは復調し、9,10月は.301/.357/.466のスラッシュラインであった。右投手に対し打率.241、左投手に対し打率.341と左投手を得意とした昨シーズンだったが、放ったHR10本中8本は右投手からだった。バリー・ボンズ氏の打撃コーチ就任がどんな影響を与えるか。

3.クリスチャン・イェリッチ:LF
腰痛の影響からシーズン序盤は不振に陥り打率1割台の低迷が続いたが、最終的には.300/.366/.416のスラッシュラインをマーク。10月3日のPHIとのダブルヘッダーでは8打数連続安打を含む10打数9安打の大暴れ。前年ゴールドグラブ賞を獲得したレフトの守備ではDRS+13を記録。一方、36試合守ったセンターではDRS-5だった。

4.ジャンカルロ・スタントン:RF
メジャー屈指の長距離砲。 昨季は開幕からホームランを量産し、6月は12HR&OPS1.204と驚異的な数字。しかし、6月26日のドジャース戦で空振りをした際、左手首を骨折。そのままシーズンを終えることとなった。ライトの守備ではDRS+9をマーク。まさにチームの心臓であり、ケガなくシーズンを過ごせるかどうかがチームの成績に直結するだろう。

5.ジャスティン・ボーア:1B
13年オフにルール5ドラフトでCHCから入団。昨シーズンはマイケル・モースの故障により5月にレギュラーの座をつかむと打率.262、23本塁打の成績を残し、新人王投票5位に入った。左投手に弱く、昨季放ったホームランはすべて右投手から。チャンスに強く、得点圏ではOPS.981、9本塁打、57打点をマークした。守備と走塁は平均以下。

6.マーティン・プラド:3B
毎年安定した成績を残すユーティリティプレーヤー。NYYから移籍してきた昨季は、.288/.338/.394と例年通りのスラッシュラインをマーク。9試合のみセカンドで先発出場した他はすべてサードを守り、DRS+9と安定感のある守備を披露した。

7.J.T.リアルミュート:C
14年にはMLB.comのプロスペクトランキングでチーム5位に入った有望株。昨シーズンは序盤にジャロッド・サルタラマキアがチームを去り、以降正捕手に抜擢されると打率.259、HR10本をマークした。7本の三塁打を放つなど捕手としては珍しい俊足の持ち主である。四球率4.1%と選球眼に課題。盗塁阻止率は27%と及第点だが、パスボール11個の捕球技術は改善の余地がある。

8.アデイニー・エチェバリア:SS
昨シーズンはDRSが+9と前年の-3から大幅に上昇。評判の高い守備が数字にも表れた。打撃では、HRが1→5本と増えたものの、パワー不足は否めない。また、BB%は4.6と選球眼も悪い。定位置の8番で起用された試合では3割を超えるアベレージを残している。今年こそ打撃面で成長したいところだ。

9.投手