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ロイ・ハラデイ特別追悼コラム

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 突然の悲報を私が知ったのは日本時間の11月8日の朝であった。いつものように目を覚ましてコーヒーを飲みながら私はTwitterを見ていた。するとMLBの公式アカウントがロイ・ハラデイのプレーオフ初登板のビデオハイライトを投稿していた。私は戸惑った。なぜワールドシリーズが終わったこの時期にハラデイの映像が流れているのか理解できなかった。ハラデイがどこかのチームでコーチに就くのかとも考えた。それから様々なツイートを見て私はようやく事の重大さを知ることになる。

 メキシコ湾の沖合でロイ・ハラデイが飛行機事故で亡くなったのだった。

 今回の記事では2000年代最高の投手と評価されたハラデイのキャリアを振り返り改めて彼の偉大さを振り返りたい。

 ハラデイは1977年にコロラドのデンバーで誕生した。ハラデイの父は食料輸送会社でパイロットとして勤務していた。一方の母は専業主婦として家族を支えた。ハラデイは父の影響もあって飛行機が好きでブルージェイズに所属していた時から模型の飛行機を使って遊んでいた。ハラデイの父は息子が飛行機を購入しパイロットになる時にも多くの助言をした。デンバー郊外の北西にあるアルバダ西高校を卒業後ブルージェイズに1995年のドラフト1巡目全体17位で指名を受けてプロ入りした。ブルージェイズのハラデイの指名をアシストしたのが現在ダイヤモンドバックスでスカウトを務めるティム・ウェルケンのレポートだった。ウェルケンによるとドラフトの時には後にハラデイが所属することになるフィリーズも指名に興味を持っていた。しかしフィリーズは後にレッズなどで活躍する外野手のレジー・テイラーを優先した。そのために全体の17人目までハラデイが残ってブルージェイズが指名することになった。

 

Weekly Report:Week-5

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3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-5のキーワードは「ホセ・ベリオス」「バートロ・コローン」「シカゴ」だ。

 

  • ホセ・べリオス

界を代表するトップ・プロスペクトがまたスター街道を歩み始めたのかもしれない。

米国時間5月2日、ミネソタ・ツインズのルーキーであるホセ・ベリオスがキャリア初勝利を挙げた。
この日、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に登板したベリオスは、2回にプレストン・タッカーに一発を浴び先制されると、続く3回も2四球で一死一・二塁のピンチを招く。しかしここはエバン・ギャティスをダブルプレーに打ち取り切り抜けることに成功。

するとこの粘りのピッチングに打線が応えて3点を取り逆転に成功する。この日のベリオスは2被本塁打、5四球と不安定さをのぞかせるものの毎回の8奪三振(うち7つが空振り三振)を奪うなど5.1回2失点と粘りのピッチングを見せ中継ぎにバトンタッチ。その後、中継ぎ陣は零封リレーでツインズは6-2で勝利。ベリオスは見事に初勝利を挙げたのだった。昨シーズンのサイヤング賞投手であるダラス・カイケルに投げ勝ったことは彼にとっても大きな自信となったことだろう。

 

 

ここで彼の経歴を振り返っていきたい。彼は1994年生まれの21歳(5月27日に誕生日を迎え22歳に)。2012年のドラフトでプエルトリコ出身の投手としては史上最高となる1巡目、全体32位でツインズに入団。13年の第3回WBCではチーム最年少でプエルトリコ代表入り。また14、15年と2年連続でフューチャーズゲームのスターターを務めあげ、マイナーで2年連続2桁勝利、防御率2点台の好成績を残すなど輝かしい実績を残してきた。今シーズンは新人王候補に挙げられるも、デビュー戦のクリーブランド・インディアンズ戦は4回5失点で敗戦。今回、見事に前回登板の雪辱を果たす勝利となったわけだ。

彼は常時90マイル半ばを計測するフォーシーム、カーブ、チェンジアップのコンビネーションで打者を抑える術を心得ている。そして2年連続でBB/9が2.5を切るなど本来は非常に優れたコントロールも兼ね備えている。

昨年、地区2位と健闘し、今季の躍進が期待されるも5月8日現在で地区最下位に沈むツインズ。そんなチームを救うには、この男のさらなる成長が不可欠だ。