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Weekly Report: Week6

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3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-6のキーワードは「ノーヒットノーラン」「アルバート・プホルス」「ルイス・セベリーノ」だ。

・ノーヒットノーラン

地4日、ロサンゼルス・ドジャースはサンディエゴ・パドレスとのメキシコシリーズ第1戦で継投によるノーヒットノーランを達成した。継投によるノーヒットノーランは球団史上初、ドジャースとしては2014年のクレイトン・カーショー以来23回目のものとなった。MLB全体としては、継投によるノーヒットノーランは2014年のフィリーズ以来の記録となっている。(コール・ハメルズ、ジェイク・ディークマン、ケン・ジャイルズ、ジョナサン・パペルボンの4人による継投)

 この日先発したのはドジャースのトッププロスペクトであるウォーカー・ビューラー。トミージョン手術を受け、コンディションが心配されていたが見事に復活。90マイル中盤~後半の力強いフォーシームとツーシームを軸にスライダー、カーブを織り交ぜる投球スタイルで相手を捻じ伏せる。この日は6イニングを投げ、四球3、奪三振8とパドレス打線を寄せ付けなかった。ウォーカーは今シーズン3先発で2勝、投げたイニングこそ少ないが、防御率1.13、K/9=10.69と申し分ない成績を残している。

 ビューラーの後にマウンドに上がったのはトニー・シングラーニ。昨シーズン途中、シンシナティ・レッズから移籍してきた左腕である。この日は1イニングを投げ、四球を2つ出したが後続をしっかりと抑えた。

 8回に3人目としてマウンドに上がったのはイーミ・ガルシア。ドジャース生え抜きの右腕で2015年には59試合に登板している。2016年シーズンからはトミージョン手術や膝の手術などで長期離脱を経験した。彼にとっては復活を期すシーズンとなっている。この日は1イニング打者3人を完璧に抑え、役割を果たした。

 最終回にマウンドに上がったのはアダム・リベラローテ。2014年にレイズからトレードで移籍してきた左腕。度重なる故障でメジャーを行ったり来たりするシーズンが続いている。リベラローテも1イニングを投げ、2奪三振と危なげないピッチングで退けた。

 

 以上、ドジャースは4人の継投で5つの四球を記録したが、13個の三振を奪い、ノーヒットノーランを達成した。しかし、コーリー・シーガーはトミージョン手術で今季絶望、エース、クレイトン・カーショーもDL入りと開幕早々苦しい局面を迎えている。絶好調アリゾナ・ダイヤモンドバックスを筆頭に実力のあるチームがひしめく中で、ドジャースの奮起に期待したいところだ。

ロイ・ハラデイ特別追悼コラム

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 突然の悲報を私が知ったのは日本時間の11月8日の朝であった。いつものように目を覚ましてコーヒーを飲みながら私はTwitterを見ていた。するとMLBの公式アカウントがロイ・ハラデイのプレーオフ初登板のビデオハイライトを投稿していた。私は戸惑った。なぜワールドシリーズが終わったこの時期にハラデイの映像が流れているのか理解できなかった。ハラデイがどこかのチームでコーチに就くのかとも考えた。それから様々なツイートを見て私はようやく事の重大さを知ることになる。

 メキシコ湾の沖合でロイ・ハラデイが飛行機事故で亡くなったのだった。

 今回の記事では2000年代最高の投手と評価されたハラデイのキャリアを振り返り改めて彼の偉大さを振り返りたい。

 ハラデイは1977年にコロラドのデンバーで誕生した。ハラデイの父は食料輸送会社でパイロットとして勤務していた。一方の母は専業主婦として家族を支えた。ハラデイは父の影響もあって飛行機が好きでブルージェイズに所属していた時から模型の飛行機を使って遊んでいた。ハラデイの父は息子が飛行機を購入しパイロットになる時にも多くの助言をした。デンバー郊外の北西にあるアルバダ西高校を卒業後ブルージェイズに1995年のドラフト1巡目全体17位で指名を受けてプロ入りした。ブルージェイズのハラデイの指名をアシストしたのが現在ダイヤモンドバックスでスカウトを務めるティム・ウェルケンのレポートだった。ウェルケンによるとドラフトの時には後にハラデイが所属することになるフィリーズも指名に興味を持っていた。しかしフィリーズは後にレッズなどで活躍する外野手のレジー・テイラーを優先した。そのために全体の17人目までハラデイが残ってブルージェイズが指名することになった。

 

2017 NLCS Review LAD vs CHC

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NLDS  : LAD 4-1 CHC

*Game部のリンクでゲームのRecapをチェック可。

Game1 LAD 5-2 CHC

勝;前田健太(1-0) 負;ヘクター・ロンドン(0-1) S;ケンリー・ジャンセン(1)

Game2 LAD 4-1 CHC

勝;ケンリー・ジャンセン(1-0) 負;ブライアン・ダンシング(0-1)

Game3 CHC 1-6 LAD

勝;ダルビッシュ有(1-0) 負;カイル・ヘンドリクス(0-1)

Game4 CHC 3-2 LAD

勝;ジェイク・アリエタ(1-0) 負;アレックス・ウッド(0-1) S;ウェイド・デービス(1)

Game5 LAD 11-1 CHC

勝;クレイトン・カーショウ(1-0) 負;ホセ・キンタナ(0-1)

 

年のNLCSは2年連続のワールドチャンピョンを目指すシカゴ・カブスとレギュラーシーズン103勝を記録し、NLDSではダイアモンドバックスをスウィープで下したロサンゼルス・ドジャースという昨年と同じ組み合わせ。この注目の組み合わせはNLDSの勢いそのままドジャースがカブスを難なく退け、去年の雪辱を果たした。

 

このシリーズの注目点とシリーズを通して活躍した選手をピックアップしていく。

 

注目点→ドジャースの総合力

このシリーズはNLDSと同様にドジャースの総合力の高さを見せつけられるようなシリーズとなった。ドジャースはチームの主力であるコーリー・シーガーが背中の怪我で離脱するなどシリーズ開幕前から不安の残るスタート。厳しい戦いになる事が予想されたが、離脱したシーガーの代わりにロスター入りしたチャーリー・カルバーソンを筆頭にチーム全体でシーガーの穴を埋め、勝利を重ねていった。シリーズ全体を通してシーガーの不在を感じせせられるような場面はなかったように思える。ここからは様々な面からドジャースの強さを分析していく。

まずは投手陣。投手陣はレギュラーシーズンでリーグトップの防御率を記録した前評判通りの活躍を見せた。先発陣は敗れた第4戦を除いた全ての試合で5回以上投げきり試合を作る活躍。リリーフ陣はポストシーズンからリリーフに転向している前田健太やクローザーのケンリー・ジャンセンを中心にシリーズを通して17イニングで被安打4、失点は0と完璧な内容で、カブス打線にまったく仕事をさせなかった。特に前田が回をまたいでの登板など慣れないリリーフで大車輪の活躍を見せたのはドジャースとしても大きかっただろう。一方のカブスのリリーフ陣は不調に陥り、先制しても終盤に失点を重ねてしまうなど敗因の一つとも言えるような状態であった。リリーフの優劣が勝敗に大きく影響する近年のポストシーズンを代表するようなシリーズであったように思える。