Tag Archives: クレイトン・カーショウ

2018 NLCS Review : LAD vs MIL

41834752070_f09df4c0f9_z

 

 

 

 

 

 

 サンゼルス・ドジャースとミルウォーキー・ブリュワーズによるNLCSは、第7戦までもつれる好カードとなった。

 初戦、2番手として登板したブランドン・ウッドルフ(RHP)が投打で活躍。また、ジョシュ・ヘイダー(LHP)が3回無失点の好投をし、ブリュワーズが勝利。クレイトン・カーショウ(LHP)は先発としてゲームを作ることが出来なかった。
 第2戦、ジャスティン・ターナー(3B)が8回に逆転ツーランホームランを放ち、ドジャースが勝利。第3戦、ジョーリス・チャシーン(RHP)の好投でブリュワーズが2勝目をあげた。
 前半3試合はブリュワーズ優位の展開だったように思える。第2戦こそドジャースがサヨナラ勝利をしたものの、ブリュワーズが連勝していてもおかしくなかっただろう。

 第4戦、第5戦はドジャースが連勝。2度目の先発となったカーショウは第5戦で勝利投手になった。第4戦は延長13回まで続く激戦となり、結果から言えば、ここでリリーフ投手が疲弊したことがその後の勝敗に繋がったのではないだろうか。記事の公開順が前後したが、WSにおいて延長18回の激闘がボストン・レッドソックスとロサンゼルス・ドジャースの明暗を分けたと言えるが、NLCSにおいては第四戦がターニング・ポイントと言えるだろう。
 第6戦は追い込まれたブリュワーズが7ー2と意地を見せたが、第7戦でドジャースが勝利した。
 後半4試合はドジャース優位の展開だった。前半3試合では9得点だった打線は、後半4試合で14得点をマークした。ブリュワーズは前半3試合で13得点、後半4試合で11得点と、得点以上に失点が多くWS出場を逃した。

 ドジャースのキープレイヤーはマニー・マチャド(SS)だ。オフのFA市場において彼の価値を損なうであろうプレーがあったものの、NLCSで1本塁打3打点をマークし、オフの目玉としての貫禄を保った形だ。
 ブリュワーズのキープレイヤーはヘスス・アギラル(1B)だ。偶然にも、マチャドの問題のプレーに関わったのがこのアギラルだ。NLCSで1本塁打4打点をマークし、思わぬ伏兵であるオーランド・アルシア(SS)と共に奮闘した。

 

Text by Tsubasa Komiyama

Photo link https://flic.kr/p/26JN3hN

2018 WS : BOS vs LAD

17089916180_1e087ae0e2_z

 

 

 

 

 

 

WS:4-1

*Game部のリンクでゲームのRecapをチェック可。

Game1 BOS 8-4 LAD

勝:マット・バーンズ(1-0) 負:クレイトン・カーショウ(0-1)

Game2 BOS 4-2 LAD

勝:デビット・プライス(1-0) 負:柳賢振(0-1) S:グレイブ・キンブレル(1)

Game3 BOS 2-3 LAD

勝:アレックス・ウッド(1-0) 負:ネイサン・イオバルディ(0-1)

Game4 BOS 9-6 LAD

勝:ジョー・ケリー(1-0) 負:ディラン・フローロ(0-1)

Game5 BOS 5-1 LAD

勝:デビット・プライス(2-0) 負:クレイトン・カーショウ(0-2)

WSMVP:スティーブ・ピアース

 

 ーズンの勢いそのままに、ここまでのプレーオフ7勝2敗と圧倒してきたボストン・レッドソックスと昨年に引き続き2年連続の出場となったロサンゼルス・ドジャースのマッチアップとなった今年のWSは、レッドソックスが4勝1敗でWSを5年ぶりに制した。

 

以下、両チームの注目点を挙げ、試合を振り返る。

 

注目点1→投手陣の安定度

 

投手陣の安定度に差が見られた。後述するがドジャース投手陣はALCSの疲れからか、やや精彩を欠いていた。一方でレッドソックスはWS5戦すべてに登板し一度の失点も許さなかったケリー、第3選でロングリリーフながらも6回2失点に抑えたイオバルディ、カーショウとは対照的に2勝をあげたプライスなどが好投した。

 

注目点2→LCS疲れと第3戦

 

レッドソックスはALCSを4勝1敗と5試合で勝ち進み、WSまで中5日であったのに対し、ドジャースはNLCSを4勝3敗と7試合戦い、WSまで中3日しかなかった。これが結果的に投手陣の安定度に差が生まれ、第3戦の延長18回にわたる死闘が勝負の分かれ目になったようだ。ドジャース先発のウォーカー・ビューラーが7回を完璧に抑え有利に立っていたものの、イオバルディの思いがけない好投がドジャースのリリーフ陣の疲労に拍車をかけ、結果的に第4戦の逆転負けを引き起こしたように思える。

Weekly Report: Week6

15008290618_0abb6b3204_z

 

 

 

 

 

 

 

 

3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-6のキーワードは「ノーヒットノーラン」「アルバート・プホルス」「ルイス・セベリーノ」だ。

・ノーヒットノーラン

地4日、ロサンゼルス・ドジャースはサンディエゴ・パドレスとのメキシコシリーズ第1戦で継投によるノーヒットノーランを達成した。継投によるノーヒットノーランは球団史上初、ドジャースとしては2014年のクレイトン・カーショー以来23回目のものとなった。MLB全体としては、継投によるノーヒットノーランは2014年のフィリーズ以来の記録となっている。(コール・ハメルズ、ジェイク・ディークマン、ケン・ジャイルズ、ジョナサン・パペルボンの4人による継投)

 この日先発したのはドジャースのトッププロスペクトであるウォーカー・ビューラー。トミージョン手術を受け、コンディションが心配されていたが見事に復活。90マイル中盤~後半の力強いフォーシームとツーシームを軸にスライダー、カーブを織り交ぜる投球スタイルで相手を捻じ伏せる。この日は6イニングを投げ、四球3、奪三振8とパドレス打線を寄せ付けなかった。ウォーカーは今シーズン3先発で2勝、投げたイニングこそ少ないが、防御率1.13、K/9=10.69と申し分ない成績を残している。

 ビューラーの後にマウンドに上がったのはトニー・シングラーニ。昨シーズン途中、シンシナティ・レッズから移籍してきた左腕である。この日は1イニングを投げ、四球を2つ出したが後続をしっかりと抑えた。

 8回に3人目としてマウンドに上がったのはイーミ・ガルシア。ドジャース生え抜きの右腕で2015年には59試合に登板している。2016年シーズンからはトミージョン手術や膝の手術などで長期離脱を経験した。彼にとっては復活を期すシーズンとなっている。この日は1イニング打者3人を完璧に抑え、役割を果たした。

 最終回にマウンドに上がったのはアダム・リベラローテ。2014年にレイズからトレードで移籍してきた左腕。度重なる故障でメジャーを行ったり来たりするシーズンが続いている。リベラローテも1イニングを投げ、2奪三振と危なげないピッチングで退けた。

 

 以上、ドジャースは4人の継投で5つの四球を記録したが、13個の三振を奪い、ノーヒットノーランを達成した。しかし、コーリー・シーガーはトミージョン手術で今季絶望、エース、クレイトン・カーショーもDL入りと開幕早々苦しい局面を迎えている。絶好調アリゾナ・ダイヤモンドバックスを筆頭に実力のあるチームがひしめく中で、ドジャースの奮起に期待したいところだ。