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2018 Team Preview : カンザスシティ・ロイヤルズ

Kansas City Royals left fielder Alex Gordon (4)

 

 

 

 

 

 

 

 

40人ロスターはリンクより参照

 

本拠地:カウフマンスタジアム

他の野球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml03/

 

広さ
レフト 100.6M

センター

125M
ライト 100.6M
フェンス高さ 2.4M
パークファクター平均*100
安打 109.2
ツーベース 125.6
スリーベース 157.1
HR 78.3
得点 117.1

 

・予想オーダー

 

1.ジョン・ジェイ:LF

カブスからFAとなり、1年300万ドルでロイヤルズに移籍してきたベテラン。昨シーズンは141試合に出場し、.296/.375/.749と安定した成績を残した。外野の3ポジションをこなせるユーティリティプレーヤーで、昨シーズンは無失策。移籍したロレンゾ・ケインの後釜として、今シーズンもプラトーンでの起用が多くなるだろう。

2.ウィット・メリフィールド:2B

2010年に9巡目指名を受け、MLBの舞台に這い上がってきた選手。昨シーズンは145試合に出場し、.288/.324./.784という成績だった。また、34盗塁を記録し、盗塁王のタイトルを獲得。昨シーズンはホームランを急増させパンチ力が増した。今オフにはTBSで元日に放送された番組に出演している。

3.マイク・ムスタカス:3B

コントラクトイヤーの昨シーズンはキャリアハイの38本塁打を放ち、満を持す形でFAを迎えたが、市場の歴史的な停滞の被害を受け、1年650万ドルと当初の予想より遥かに安い金額で再契約。チームの状況次第ではトレードも十分に考えられる。

4.サルバドール・ペレス:C

チームの看板選手。6年5250万ドルの契約の3年目を迎える。昨シーズンは故障もあり129試合の出場に留まったが、.268/.297/.792、27本塁打という成績で持ち前のパワー十分に発揮した。開幕直前、荷物を運んでいる際に膝を故障。4~6週間の離脱を余儀なくされた。ペレスの復帰までは日米野球で来日したドリュー・ビュテラが捕手を務めることになる。

5.ルーカス・ドゥーダ:1B

レイズからFAとなり、1年350万ドルで移籍してきた。昨シーズンは30本塁打をクリアした一方で打率は.217、K%=27.5%とキャリアワースト。荒さはあるがパワーが魅力。エリック・ホズマーの後釜として期待。

6.ホルヘ・ソレーア:RF

ウェイド・デービスとのトレードでカブスから移籍してきて2年目を迎える。昨シーズンは故障もあったが、極度の不振に陥り、期待外れの成績に終わってしまった。スプリングトレーニングでは打率.230ながら6本の本塁打を放った。

7.アレックス・ゴードン:CF

4年7200万ドルという大型契約の3年目。昨年はGG賞を受賞するなど相変わらず守備は一級品。心配なのは打撃面で、.208/.293/.608と16年シーズンよりも成績を落としている。スプリングトレーニングでも55打数7安打、本塁打0と不振は続いている。

8.チェスラー・カスバート:DH

ブレイクした2年前から一転、昨シーズンは手首の故障で出場機会が限られた。25歳と若く、打撃面では荒さも見られるが、本塁打を安定して15~20本打てるだけの能力は秘めている。ポジションは埋まっているが、1塁、3塁での出場機会も得られるかもしれない。

9.アルシデス・エスコバー:SS

FAとなっていたが、1年250万ドルで再契約。2年連続で全試合出場を記録するなど頑丈さが売りになっている。成績が緩やかに下降していることが不安材料となっており、期待の若手、ラウル・モンデシーの状況次第では立場が危うくなる可能性も。

Weekly Report:Week-11

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つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-11のキーワードは「オールスター」「アーロン・ジャッジ」「ドジャース」だ。

 

・オールスター

ァン待望のオールスターゲームの開催が近づいている。現地時間の11日に開催が予定される今年のオールスターはマイアミ・マーリンズのホーム球場であるマーリンズパークで行われる。今回で88回目となる今年のオールスターの気になる出場選手だが今回はアリーグとナリーグで対照的な選出となった。本記事ではスタメンに対象を絞って紹介していく。まずはアリーグからだが、アリーグのスタメンは4度目の選出となる2塁手のホセ・アルトゥーベと捕手のサルバドール・ペレス、昨年に続いての選出となった外野手のムーキー・ベッツ以外はすべての選手が初選出とフレッシュな印象を受ける。現在アリーグ最高勝率を誇り西部地区首位を独走するアストロズからはアルトゥーベの他にショートのカルロス・コレア、外野手のジョージ・スプリンガーがスターターに選出された。他にも現在メジャートップの本塁打数を誇るヤンキース期待の若手アーロン・ジャッジや今シーズンついにブレイクを果たしたブルージェイズのジャスティン・スモークなど初選出ではあるが今シーズンの活躍ぶりを考えると妥当な選出と言えるだろう。先発はレッドソックスのクリス・セールか。

 

続いてナリーグ。ナリーグはアリーグとは対照的に初選出はショートを守るレッズのザック・コザートだけ。バスター・ポージーやブライス・ハーパーなどオールスター常連の選手達が顔を合わせた。開催地であるマーリンズパークを本拠地とするマーリンズからは外野手のマーセル・オスーナが選出された。マーリンズの選手はベンチに入るジャンカルロ・スタントンと彼だけのため彼の活躍には大いに期待したい。先発投手はナショナルズのマックス・シャーザーが努めることが予想される。ここまでスタメンに関して記述したがベンチにもそうそうたる選手達が選出されており今年もハイレベルな戦いになるだろう。ここ4年間はアリーグが勝利しているが今年はどうなるのか予想して見てみるのも面白いだろう。

2017MLBオールスター予想 FED部員が決める現在のMLBで熱い選手は誰なのか?

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現地時間7月11日に第88回「メジャーリーグ・オールスターゲーム」が開催される。年に1回の真夏の祭典の今回の舞台はアメリカ国内でも有数の華やかな都市マイアミである。きらびやかな雰囲気に包まれるであろう今回のオールスター。そこで今年も我らがFar East Division内でオールスター投票を実施し、誰がオールスターにふさわしいかを決定した。9人のライター達から厚く支持されたのは誰か見ていこう。

 

 

 

・ナショナル・リーグ

まずは今回のオールスターゲームをホームとして戦うナショナル・リーグを見ていこう。

C  バスター・ポージー(SF)

1B ライアン・ジマーマン(WAS)

2B ダニエル・マーフィー(WAS)

3B ジェイク・ラム(ARI)

SS ザック・コザート(CIN)

OF ブライス・ハーパー(WAS)

OF チャーリー・ブラックモン(COL)

OF マーセル・オスーナ(MIA)

 

今回の投票でナ・リーグ唯一の満票選出となったのがナショナルズのブライス・ハーパー。2015年にMVPを受賞したが、昨年はまさかの不振に喘いだ怪童。しかし、今シーズンは見事に復活。外野手の常連組が不振や故障で苦しむ中、ナ・リーグ外野手の中で最高のOPSを記録し、誰もが納得の選出となった。

外野手の残り2枠は復活したマット・ケンプ(ATL)や好守のエンダー・インシアーテ(ATL)、チーム状況が悪いなかでブレイクしたマイケル・コンフォルト(NYM)も票を集めた。しかし、最終的には選手として一皮剥けた感の強いマーセル・オスーナ(MIA)と好調なチームを1番打者として引っ張るチャーリー・ブラックモン(COL)が選出された。

キャッチャーとセカンドはここ数年安定した活躍を続けているバスター・ポージー(SF)とダニエル・マーフィー(WAS)が順当に選出され、ショートは今シーズン打ちまくっているザック・コザート(CIN)が昨年の新人王コーリー・シーガー(LAD)を僅差で振り切った。

今回の投票で両リーグ合わせて最大の激戦区となったのが、ナ・リーグの1Bである。ポール・ゴールドシュミット(ARI)、アンソニー・リゾー(CHC)、ジョーイ・ボットー(CIN)、エリック・テームズ(MIL)を含めた5人に票が分散した。混戦を制したのは昨年極度の不振に喘ぎもう終わった選手と見なされながら今シーズン劇的な復活を遂げたライアン・ジマーマン(WAS)だった。今シーズン猛打を奮う彼がマイアミで暴れ回るのが今から待ちきれない。

最後に今回のアンケートで最大のサプライズとなったのは、ナ・リーグの3Bである。なんと昨年MVPのクリス・ブライアント(CHC)が1票しか獲得できず、WBCでの活躍も記憶に新しいノーラン・アレナド(COL)も敗れ去ったのだ。強力なライバルの2人に勝利したのは、昨年惜しくも最後の1人に届かなかったジェイク・ラム(ARI)である。昨シーズンのブレイクを今シーズンも継続して打点ランキングでは昨年の打点王アレナドを上回っている。文句なしの選出と言えよう。昨年惜しくも選ばれなかった舞台でどんな活躍を見せてくれるか楽しみである。

2017 Team Preview:カンザスシティ・ロイヤルズ

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す。

  • 本拠地:カウフマン・スタジアム
他の野球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml03/

 

広さ
レフト 100.6M

センター

125M
ライト 100.6M
フェンス高さ 2.4M
パークファクター平均*100
安打 109.2
ツーベース 125.6
スリーベース 157.1
HR 78.3
得点 117.1

・予想オーダー 
 
1.アレックス・ゴードン:LF 
4年 7200M の大型契約を結んで迎えた昨シーズンは打率.220、OPS.692 と大不振。近年はかつて名手と呼ばれ、ゴールドグラブ賞を4度受賞した程の外野守備能力に関しても低下が心配されており、今シーズンは打撃、守備共に復活の年にしたい。 
 
2.マイク・ムスタカス:3B
 昨シーズンは 4 月だけで 7 本塁打を記録するなど好調なスタートを切ったが、5月下旬、守備の際にゴードンと交錯、右膝を故障しそのままシーズンアウトと不本意なシーズンとなった。15年以降打撃は好成績が続いているため今シーズンの復活に期待が高まる。 
  
 
3.ロレンゾ・ケイン:CF
 故障の影響もあり、打率3割を残した 14,15 年からは少し成績は落としたが、まずまずの成績。左投手を得意としており、昨シーズンは打率.371 と打ちまくった。今シーズンは 2年契約の最終年であり成績を残してアピールしたいところ。 
  
 
4.エリック・ホズマー:1B
 本塁打、打点はキャリアベスト、オールスターに初出場し MVP 獲得、さらには WBC アメリカ代表として優勝を経験と最高の年を送った。しかし、一塁守備で DRS-6 を記録した影響もあり、WAR はマイナスだった。 
  
 
5.サルバドール・ペレス:C
 昨シーズンは 4 年連続のオールスター出場、ゴールドグラブ獲得、更に 2 年連続で 20 本塁打を記録するなど例年通りの活躍。しかし四球を選ばないのも例年通りで出塁率は三年連続で 2 割だとかなり低め。オフには WBC にベネズエラ代表として出場したが怪我で途中離脱。 
  
 
6.ブランドン・モス:DH
 2 年 1200Mで加入した左の大砲。 昨シーズンの打率.225、出塁率.300 はキャリアワーストクラスだったが、28 本塁打を放つなどまずまずの成績。右投手に対して圧倒的な長打力を発揮し、キャリアで放った 138 本の本塁打の内、119 本は右投手から。  
 
7.アルシデス・エスコバー:SS
7 年連続で 145 試合以上に出場しており、昨シーズン全試合出場は彼以外に 2 人だけ。しかし、ここ 2 年連続で出塁率 3 割以下、盗塁も 20 を下回るなどリードオフマンとしては不満の残る成績。  
 
8.ウィット・メリフィールド:RF
 昨シーズンメジャーデビューを果たした 28 歳。打撃では打率.283 と奮闘したが三振の多さが気になるところ。守備では内外野5つのポジションを守るなど器用さを見せた。マイナーでは 30 盗塁以上を記録した年もあり、足でもアピールしたい。 
 
9.ラウル・モンデシ:2B
 15 年のワールドシリーズでメジャーデビューを果たしたロイヤルズ期待のプロスペクト。高い身体能力と強肩を武器とした守備は一級品だが、打撃は課題が山積み。しかしまだ 21歳と若いためこれからの改善に期待したいところ。
 
 

Weekly Report: Week-15

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3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-15のキーワードは「オールスター」「ホームランダービー」「ユリエスキ・グリエル」だ。

 

  • オールスター

年もメジャーリーグの夏の祭典、オールスターがアメリカ西海岸サンディエゴパドレスの本拠地であるペトコパークで現地時間12日に行われた。オールスターはファン投票で選ばれた選手、監督推薦で選ばれた選手がそれぞれ所属するリーグでチームを組み、アメリカン・リーグ対ナショナル・リーグで真剣勝負を行う。勝ったチームにはワールドシリーズでホームアドバンテージが与えられるので、プレーオフ出場の可能性があるチームの選手は特に真剣に戦う。

試合はナショナル・リーグ先発投手今シーズン13勝を挙げているジョニー・クエト、一方アメリカン・リーグ先発投手今シーズン14勝のクリス・セールで始まったため、投手戦が予想されたが試合は1回からシカゴ・カブスの内野手クリス・ブライアントのホームランで幕を開けた。

対するアメリカン・リーグは三回、カンザスシティ・ロイヤルズのサルドバー・ペレス選手と、同じくロイヤルズのエリック・ホズマー選手の2本のホームランで3点を追加し逆転した。3回裏にもエリック・ホズマー選手のタイムリーで1点を追加し、ナショナル・リーグは4回に1点を追加するものも、そのままアメリカンリーグが逃げ切り4-2で勝利し、MVPは2打点をあげたホズマーに贈られ、夢の祭典は幕を閉じた。後半戦もスター選手の活躍が楽しみである。