Tag Archives: ジャスティン・グリム
2017 Team Preview:シカゴ・カブス

*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す
本拠地:リグレー・フィールド
レフト | 108.2m |
センター | 121.9m |
ライト | 107.6m |
フェンス高さ | 3.5~4.6m |
安打 | 92.8 |
ツーベース | 93.0 |
スリーベース | 104.5 |
HR | 81.9 |
得点 | 87.4 |
・予想オーダー
1.カイル・シュワーバー:LF
2016年は左膝靭帯の怪我によって2試合の出場にとどまったが、ワールドシリーズで復帰。守備はできなかったが代打や敵地でのDHとして打率.412&2打点を記録、チームを勢いづけワールドチャンピオンに大きく貢献した。走塁には期待できないが、スプリングトレーニングでは1番打者として多く出場。
2.クリス・ブライアント:3B
.292/.385/.554&39HR&102打点。文句なしの打撃成績でチームをワールドチャンピオンに導きMVPを獲得。新人王の翌年にMVP獲得はMLB史上4人目の快挙だった。前年に比べて単純に打率、本塁打、打点等が向上したことに加えて、課題と言われていた三振数は199→154に減少、16年にOPS.797&6HRと苦手だった対左投手もOPS1.060&14HRと完全に克服。さらに守備では3Bを中心に1B/3B/SS/LF/CF/RFと複数ポジションを守る器用さを見せる。盗塁数は8個ながら走塁の評価も高い。抜群のルックスに真面目な性格など非の打ち所がない次世代のスーパースターは2017年、更なる高みを目指す。
3. アンソニー・リゾー:1B
OPS.928&32HR、DRS+11。シルバースラッガー賞にゴールドグラブ賞&プラチナグラブ賞を獲得するなど、打撃でも守備でもチームを引っ張りMVP投票では4位に入った。怪我をせず離脱をしないことも大きな魅力。今季もブライアントと共に2年連続ワールドチャンピオンに向けて攻守の中心を担う。
4. ベン・ゾブリスト:2B
15年KC時代に続いて16年はカブスで2年連続のワールドチャンピオンに輝いた。ワールドシリーズ第7戦延長10回表には勝ち越しタイムリー二塁打を打ちワールドシリーズMVPも獲得。35歳となったが、16年も1B/2B/SS/LF/RFを守り持ち味のユーティリティーさは健在。打撃成績も安定しておりまだまだチームには欠かせない存在だ。
5. アディソン・ラッセル:SS
長打力が向上し21HRを記録。自慢の守備ではDRS+19はブランドン・クロフォード(SF)と並んでMLBトップタイ。UZRも+15.4と、22歳にしてSS守備は球界屈指のレベルを誇る。得点圏打率.251と平凡ながら前を打つ打者が軒並み出塁率が高かったことも原因か、95打点と打点を稼いだ。今季もブライアント、リゾー、ゾブリストらをホームに返す役割を果たしたい。
6. ジェイソン・ヘイワード:RF
8年1億8400万ドルの大型契約で入団するも、期待通りの守備を見せる一方で打撃は全くの期待外れだった。メインのRF守備はDRS+14、UZR+16.4、CF守備でもプラスの指標と相変わらずの堅守でチームに貢献。しかし打撃では自己最低のOPS.631&7HRと年俸に見合った成績は残せなかった。ただ、不振に苦しみながらも1年間外野を守り抜いた点や、ワールドシリーズ第7戦の雨天中断中にチームを鼓舞するなど精神面などでワールドチャンピオンに貢献したと言える。今季こそは打撃復活を期待したい。
7. ウィルソン・コントレラス:C
6月19日PIT戦でのMLB初打席初ホームランでの衝撃デビューから出場機会を増やし、今季は正捕手として期待される24歳。76試合でOPS.845&12HRと打撃で結果を残し、盗塁阻止率37.1%、DRS+1と守備面でも存在感を示した。デビット・ロスが引退し、攻守両面で正捕手として勝利に導きたい。
8. アルバート・アルモラJr.:CF
16年にMLBデビューを果たした22歳。不動の1番CFとして活躍したデクスター・ファウラーが同地区のライバルSTLへと移籍したため、CFのポジションを新加入のジョン・ジェイと争う。守備は既にMLBでも高いレベルにあることは昨年証明済みで、課題は打撃。将来は5ツールに加え、マイナー時代から高く評価されるリーダーシップも兼ね備えた6ツールプレーヤーになることが期待される。
9. 投
UT. ハビアー・バイエズ
予想開幕スタメンには入らなかったが、控えと言うにはもったいない存在。16年は打率.273&14HR&59打点をマーク。2BではDRS+11を記録、野手へのタッチは天才的なスピードを誇り、守備面でも欠かせない存在に。WBCでもプエルトリコ代表として経験を積んだ。2B/3B/SSを守れる点も含め、レギュラーの休養日や、ゾブリストやブライアントを外野に回してのスタメンでの出場機会は多くあるだろう。気持ちを前面に出したプレーでチームを盛り上げたい。
2016 Team Preview:シカゴ・カブス

*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す。
- 本拠地:リグレー・フィールド
レフト | 108.2M |
センター | 121.9M |
ライト | 107.6M |
フェンス高さ | 3.5~4.6M |
安打 | 93.4 |
ツーベース | 79.4 |
スリーベース | 109.4 |
HR | 127.6 |
得点 | 95 |
- 予想オーダー
1.デクスター・ファウラー:CF
昨シーズン152試合に出場したCHCの切り込み隊長。オフにFAとなるも、結局1年13Mで再契約。昨年は打率こそ.250と低調だったものの、2009年以来となる20盗塁をマークし、キャリアハイとなる17HRを記録した。キャリア8年間で1イニングRFを守った以外全てCFとして出場しているが、昨シーズンもDRS-12と守備は上手くない。スイッチヒッターだが基本的に右打席の方が成績が良い。
2. ジェイソン・ヘイワード:RF
同地区のライバル、STLから8年184Mで加入。26歳にしてゴールドグラブ3度の球界屈指のRFであるが、シュワーバー、ソレアに加えファウラーが残留したこともありCFを務める機会が増える可能性ある。どこを守るにしても他の外野手は守備に不安を残す選手ばかりで、DRS+22、UZR+20.2をマークしたヘイワードの存在は非常に大きいだろう。本拠地となるリグレーフィールドではキャリア通算25試合で.311/.376/.522、4HRと相性が良く、打撃成績の向上にも期待がかかる。
3.アンソニー・リゾ:1B
昨シーズンは.278/.387/.512&31HR&101RBIの成績で主軸の役割を果たした。加えてDRS+10、17SBと走攻守揃った若き主砲としてチームを引っ張り、NLのMVP投票4位にランクイン。MLB史上2人目となる30HR&30死球という珍記録も達成した。死球が多い中で160試合に出場する強靭さを見せたが、怪我にだけは気をつけたい。
4.クリス・ブライアント:3B
満を持してメジャーデビューを果たした昨シーズンは周囲からのプレッシャーをはねのけ、.274/.368/.485&26HR&99RBIで新人王を獲得。一方でリーグワーストの199三振を喫したようにまだまだ粗さも残る点が課題だ。野球の実力に加えてイケメンということもありシカゴでの人気は絶大。2015年のMLB全体の公式レプリカユニフォーム売り上げランキングでルーキーでは初となる1位に輝き、その人気はもはやシカゴだけに留まらない。
5.カイル・シュワーバー:LF
ブライアントと同じく昨シーズンメジャーデビュー。打撃では69試合で.246/.355/.487&16HR。ポストシーズンでは9試合でOPS1.308、PNCパークでの場外弾含む5HRと大暴れし、新人離れしたパワーを見せつけた。一方で守備には多く課題を残す。Cとしてはメジャーのレベルに達しておらずLFにコンバートされるも、LFに打球が飛ぶたびにカブスファンはハラハラしなければならない。対左投手への対応なども含め、まだまだ課題は多い。
6.ベン・ゾブリスト:2B
KCから4年56Mで加入した球界屈指の便利屋。昨シーズンはOPS.809&8年連続2桁本塁打となる13HRをマーク。TBでのデビュー以来9年間ジョー・マドン監督の下でプレーしており、2球団を経て今シーズン再びマドン監督の下でプレーすることを選んだ。2B/SS/LF/RFの4ポジションでの出場が多いが、本人は2Bでのプレーを希望し、チームとしても2Bを任せる模様。
7.ミゲル・モンテロ:C
移籍初年度だった昨年は248/.345/.409&15HRと打撃では最低限の成績を残したものの、DRS-2、かつて2年連続で40%以上を記録した盗塁阻止率はキャリアワーストとなる20%と精彩を欠いた。32歳とまだまだ老け込む歳ではないが、盗塁阻止率は2012年をピークに下降。若い選手の多いチームの中で経験豊富な捕手として攻守に存在感を発揮したい。
8.アディソン・ラッセル:SS
昨シーズンはルーキーながらSSでも2Bでも好守を披露。打撃でも142試合で.242/.307/.389&13HRとルーキーのSSとしては合格点だろう。149三振を喫した粗さが改善点。同じポジションだったスターリン・カストロがNYYにトレードされ、SSのレギュラーとして開幕から活躍が期待される。ヘイワード加入に伴い、今季から背番号22→27。
9.投手