Tag Archives: ジョン・グレー

2016 Team Preview:コロラド・ロッキーズ

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す 

  • 本拠地:クアーズ・フィールド

他の野球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml27/

 

広さ
レフト 105.8M
センター 126.5M
ライト 106.7M
フェンス高さ 2.4~4.2M
パークファクター平均*100
安打 130.1
ツーベース 123.5
スリーベース 200
HR 121
得点 143.6
  • 予想オーダー

1.チャーリー・ブラックモン:CF
ここ2年で.287/.341/.445と安定した成績を残す俊足外野手。本塁打も2年で計36本マークしており当てるだけではなく、長打も打つことができる。43盗塁もマークしリードオフマンにうってつけのように見えるが、四球をあまり選ばないため出塁率は伸び悩んでいる。それでも徐々にBB%は高くなっているので、今後もこの傾向が続けば平均レベルにまで四球を選べるようになるだろう。左打者だがそれほど左投手を苦にしていない。クアーズ・フィールドの恩恵を多大に受けているタイプでアウェイでは通算OPS.653。オフにはNBAのハーフタイムショーで、コートの真ん中でゴールに背を向けながらボールを投げ一発で決めるミラクルシュートを披露した。

2.DJラメイヒュー:2B
昨シーズンキャリア初となる打率.300以上と20盗塁以上をマークした。メジャーリーガーの中でも大きな体格の持ち主だが長打が少なく本塁打は2桁を超えたことがない。逆方向への意識と、足を生かそうとするあまり打球をゴロにしようとする意識が強すぎることが原因だろう。ホームであるクアーズ・フィールドの特徴を生かすなら打球を打ち上げる方が効果的なので一度モデルチェンジを計ってみるのもいいかもしれない。守備が上手く2014年にはゴールドグラブを受賞。

3.カルロス・ゴンザレス:RF
故障続きだった2年間の鬱憤を晴らすかのように打ちまくった30歳にしてチーム最古参のスター選手。昨シーズンの153試合出場と40本塁打はキャリアハイで2010年以来となるシルバースラッガーも受賞した。 ホームでの方が打撃成績がいいがアウェイでは全く打てないというタイプではなく、昨シーズンはアウェイでも16本塁打をマークしている。本塁打でキャリアハイをマークした一方で盗塁はメジャーデビューして以降最低の2個に留まった。トロイ・トゥロウィツキ(TOR)と異なりいつトレードされても動じない心を持っている。

4.ノーラン・アレナド:3B
昨シーズン42本塁打をマークし一躍メジャーを代表する選手になった。ホームよりもアウェイでの本塁打の方が多くクアーズ・フィールドの外でも打てるということを証明した。守備でもレンジの広さと肩の強さを生かし3年連続でゴールドグラブを受賞している。MVP投票では8位に終わったがチームが最下位でなければもっと票を稼ぐことができただろう。 ラメイヒューとは全く逆のアプローチで、引っ張る打球が多くフライを打ち上げるようにしている。そのため昨シーズンの犠牲フライはメジャートップの数字。

5.ヘラルド・パーラ:LF
今オフに3年27.5Mの契約で加入した年々守備指標が悪化している外野手。2013年をピークにその後は2年連続でDRSはマイナスをマークしている。その分昨シーズンは打撃が好調で、キャリアハイとなる14本塁打、OPS.780をマークした。ただ、シーズン途中で移籍したBALでは.236/.268/.357たるスラッシュラインに終始しており今シーズンに若干の不安を残す。ゴンザレスとはWBCのベネズエラ代表でもチームメイトだった。

6.ベン・ポールセン:1B
昨シーズンはルーキーながらも11本塁打をマークした。OPS.787も悪くない数字だが打者有利のホームを主戦場としている1Bならもっと打ってほしいところ。左打者で左投手との相性が悪いため今シーズンはマーク・レイノルズとプラトーンを組むことになる。外野も平均程度にこなすことができ、使い勝手は悪くない。

7.ニック・ハンドリー:C
昨シーズンは32歳ながらもキャリアハイとなる打撃成績をマークしたベテラン。OPS.807は2012年以降で最も高い数字だった。守備は平均程度だが、前任者がウィリン・ロサリオ(現KBO)だったためそれに比べるとはるかによく見えるだろう。チームの中で最もクアーズ・フィールドの恩恵を受けており、レギュラーの野手の中ではホームとアウェイの成績が一番かけ離れていた。

8.トレバー・ストーリー:SS
今シーズン、開幕メジャースタメンが予想されるトッププロスペクト。 昨シーズン、チームがトゥロウィツキを放出しホセ・レイエスを獲得した際は、レイエスをすぐにトレードしストーリーを昇格させるのではないかという憶測があったが実現には至らなかった。しかし、オフにレイエスがDVで逮捕されたこともあり、ストーリーに開幕メジャーの座が回ってくることとなった。昨シーズンは2A&3Aで20本塁打、OPS.863をマークしており準備は万端。守備の評価も悪くなく、開幕ダッシュに成功すればレイエスをトレードに追いやることになるかもしれない。

9.投手

 

2016 Top 100 Prospects

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*レポートはチーム別リストを参照。

 

2016 Top 100 Prospects
ランク 名前 チーム ポジション
1 コリー・シーガー LAD SS
2 ルーカス・ジオリト WSH RHP
3 フリオ・ユリアス LAD LHP
4 バイロン・バクストン MIN OF
5 J.P.クロフォード PHI SS
6 オーランド・アルシア MIL SS
7 ヨアン・モンカダ BOS 2B
8 A.J. リード HOU 1B
9 トレイ・ターナー WSH SS
10 アンドリュー・べニンテンディ  BOS OF
11 スティーブン・マッツ NYM LHP
12 ホゼ・べリオス MIN RHP
13 ブレーク・スネル TB LHP
14 アレックス・レイエス STL RHP
15 タイラー・グラスノー PIT RHP
16 フランクリン・バレット OAK SS/OF
17 ノマー・マザーラ TEX OF
18 アンダーソン・エスピノーザ BOS RHP
19 フランシス・マルテス HOU RHP
20 オースティン・メドウズ PIT OF
21 ラファエル・ディバース BOS 3B
22 ホゼ・デレオン LAD RHP
23 ラウル・モンデシー KC SS
24 ジョーイ・ギャロ TEX 3B/OF
25 ルイス・ブリンソン TEX OF
26 ゲリー・サンチェス NYY C
27 ブラッドリー・ジマー CLE OF
28 ニック・ウィリアムズ PHI OF
29 ダンスビー・スワンソン ATL SS
30 ジョン・グレー COL RHP
31 ロバート・スティーブンソン CIN RHP
32 アーロン・ジャッジ NYY OF
33 クリント・フレイザー

CLE

OF

34 ショーン・ニューカム

ATL

LHP
35 グレイバー・トーレス CHC SS
36 ホルヘ・マテオ NYY SS
37 マックス・ケプラー MIN OF/1B
38 アンソニー・アルフォード TOR OF
39 コディ・リード CIN LHP
40 ビクター・ロブレス WSH OF
41 ブレンダン・ロジャース  COL SS
42 マニュエル・マーゴ  SD OF
43 ブレント・ハニーウェル TB RHP
44 イアン・ハップ CHC OF/2B
45 ウィリー・アダムス TB SS
46 アレックス・ブレグマン HOU SS/2B
47 ジェシー・ウィンカー  CIN OF
48 ホルヘ・ロペス   MIL RHP
49 ショーン・マナエア OAK LHP
50 ホセ・ペラザ CIN 2B/3B
51 ジョシュ・ベル PIT 1B/OF
52 ティム・アンダーソン CWS SS
53 デビッド・ダール COL OF
54 カーソン・フルマー  CWS RHP
55 ブレット・フィリップス MIL OF
56 ジェーク・トンプソン PHI RHP
57 ハビアー・ゲラ SD SS
58 ウィルソン・コントレラス CHC C
59 ジェフ・ホフマン COL RHP
60 オズハイノ・アルビース ATL SS
61 ライアン・マクマホン COL 3B
62 マイケル・フルマー DET RHP
63 ドミニック・スミス NYM 1B
64 アレックス・バードューゴ LAD OF
65 トレント・クラーク MIL OF
66 ジョー・マスグローブ HOU RHP
67 フランクリン・キロメ PHI RHP
68 コディ・べリンジャー LAD 1B
69 カイル・ジマー KC RHP
70 ハンター・レンフロー SD OF
71 ニック・ゴードン MIN SS
72 デュエン・アンダーウッド CHC RHP
73 ジャック・フラハティ MIN LHP
74 ビリー・マッキニー CHC OF
75 タイラー・ジェイ STL RHP
76 アメド・ロザリオ NYM SS
77 マイケル・コペック BOS RHP
78 アミーア・ギャレット CIN LHP
79 ダズ・キャメロン  HOU OF
80 アーロン・ブレアー   ATL RHP
81 アレックス・ブランディーノ CIN SS/2B
82 カイル・タッカー HOU OF
83 フランセリス・モンタス  CWS RHP
84 クリスチャン・アローヨ SF SS/3B
85 ジョシュ・ヘイダー  MIL LHP
86 ディロン・テイト TEX RHP
87 アレン・ハンソン PIT 2B/SS
87 ティム・クーニー  STL LHP
89 アレックス・ジャクソン SEA OF
90 ロブ・カミンスキー CLE LHP
91 ディラン・バンディ BAL RHP
92 スペンサー・アダムス CWS RHP
93 エドウィン・ディアズ  SEA RHP
94 フォレスト・ウォール COL 2B
95 ハイマー・キャンデレリオ CHC 3B
96 トム・マーフィー COL C
97 ジェーコブ・ノッティンガム MIL C/1B
98 デビッド・ポリーノ HOU RHP
99 レイナルド・ロペス WSH RHP
100 ジョシュ・ネイラー MIA 1B

 

To Watch Prospects For Next Top 100 
ランク 名前                チーム ポジション
1 ヨマー・レイエス BAL 3B
2 ウィルカーマン・ガルシア NYY SS
3 ドム・ヌネス COL C
4 ルシウス・フォックス SF SS
5 ルイズ・ゴハラ SEA LHP
6 タイラー・オニール SEA OF
7 アントニオ・センザテラ COL RHP
8 デビン・ウィリアムズ MIL RHP
9 ルイス・アレクサンダー・バサベ BOS OF
10 スティーブン・ゴンサルべス MIN LHP

 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/yhnCKS

2016 Top 10 Prospects by Position

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*ポジションはC・1B・2B・3B・SS・OF・RHP・LHP
*レポートはチーム別トップ20リストを参照

 

 

  • C
ランク 選手名 チーム
1 ゲリー・サンチェス NYY
2 ウィルソン・コントレラス CHC
3 トム・マーフィー COL
4 ジェーコブ・ノッティンガム MIL
5 リース・マグワイア PIT
6 ドム・ヌネス COL
7 ホルヘ・アルファロ PHI
8 チャンス・シスコ BAL
9 エリアス・ディアズ PIT
10 カイル・ファーマー LAD

 

  • 1B/DH
ランク 選手名 チーム
1 A.J.リード HOU
2 ジョシュ・ベル PIT
3 ドミニック・スミス NYM
4 コディ・べリンジャー LAD
5 ジョシュ・ネイラー MIA
6 ボビー・ブラッドリー CLE
7 ジェーク・バウアーズ TB
8 マット・オルソン OAK
9 ライアン・オハーン KC
10 バルビーノ・フエンマヨール KC

 

  • 2B
ランク 選手名 チーム
1 ヨアン・モンカダ BOS
2 アレックス・ブレグマン HOU
3 ホセ・ペラザ CIN
4 アレックス・ブランディーノ CIN
5 アレン・ハンソン PIT
6 フォレスト・ウォール COL
7 ロブ・レフスナイダー NYY
8 マイカ・ジョンソン CWS
9 ウィルマー・ディフォー WSH
10 トニー・ケンプ HOU

 

  • 3B
ランク 選手名 チーム
1 ラファエル・ディバース BOS
2 ジョーイ・ギャロ TEX
3 ライアン・マクマホン COL
4 ハイマー・キャンデレリオ CHC
5 ブランドン・ドルーリー ARI
6 コリン・モラン HOU
7 エクトル・オリベラ ATL
8 ケブライアン・ヘイズ PIT
9 エリック・ジャギエロ CIN
10 オースティン・ライリー ATL

 

  • SS
ランク 選手名 チーム
1 コリー・シーガー LAD
2 J.P.クロフォード PHI
3 オーランド・アルシア MIL
4 トレイ・ターナー WSH
5 フランクリン・バレット OAK
6 ラウル・モンデシー KC
7 ダンスビー・スワンソン ATL
8 グレイバー・トーレス CHC
9 ホルヘ・マテオ NYY
10 ウィリー・アダムス TB

 

  • OF
ランク 選手名 チーム
1 バイロン・バクストン MIN
2 アンドリュー・ベニンテンディ BOS
3 ノマー・マザーラ TEX
4 オースティン・メドウズ PIT
5 ルイス・ブリンソン TEX
6 ブラッドリー・ジマー CLE
7 ニック・ウィリアムズ PHI
8 アーロン・ジャッジ NYY
9 クリント・フレーザー CLE
10 マックス・ケプラー MIN

 

  • RHP
ランク 選手名 チーム
1 ルーカス・ジオリト WSH
2 ホゼ・べリオス MIN
3 アレックス・レイエス STL
4 タイラー・グラスノー PIT
5 アンダーソン・エスピノーザ BOS
6 ホゼ・デレオン LAD
7 ジョン・グレー COL
8 フランシス・マルテス HOU
9 ロバート・スティーブンソン CIN
10 ブレント・ハニーウェル TB
  • LHP 
ランク 選手名 チーム
1 フリオ・ユリアス LAD
2 スティーブン・マッツ NYM
3 ブレーク・スネル TB
4 ショーン・ニューカム ATL
5 コディ・リード CIN
6 ショーン・マナエア OAK
7 タイラー・ジェイ MIN
8 アミーア・ギャレット CIN
9 ジョシュ・ヘイダー MIL
10 ティム・クーニー STL

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/cR9RD5

2016 Top 20 Prospects:コロラド・ロッキーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

 

1. ジョン・グレー:RHP
13年ドラフト全体3位。今季はメジャーでも9先発。防御率は5.53と振るわなかったが、FIP3.63は高水準。98マイルのストレート&被打率.171のスライダーで攻めるパワーピッチング。オフにはダルビッシュ有(TEX)らを参考に新球カーブを習得。メカニクスの維持に苦しんでおりコマンドが不安定。 

2. ブレンダン・ロジャース:SS
15年ドラフト全体3位。トロイ・トゥロウィツキー(TOR)と比較される未来のスターSS候補。素早いスイングでフィールド全体に打球を打ち分け、パワーも向上が目される。スピード&肩&守備範囲は平均以上で、SSのポジションにとどまれる資質の持ち主。

3. デビッド・ダール:OF
バランスよくファイブツールを揃えたオールラウンダー。故障により79試合の出場に止まったが、2AでOPS.721&盗塁22とまずまずの内容。体格の成熟とともにパワーは向上が目されているが、81K/11BBを喫したアプローチは改善する必要がある。CF守備は強肩&スピードを兼備しており平均以上。

4. ジェフ・ホフマン:RHP
14年ドラフト全体9位。トロイ・トゥロウィツキーとのトレードでTORから移籍。ドラフト前にトミージョン手術を受け、今季はカムバックし20試合に先発。最速98マイルのストレート&パワーカーブのコンビネーション。A+&2Aでは104回/75K/27BB/防御率3.03。

5. ライアン・マクマホン:3B
ノーラン・アレナード2世。攻守でインパクトを生み出せるアスリート。3B守備はゴールドグラブクラスに成り得ると高い評価を受けており、バッティングも上質なスイングスピードからパワフルな打球を生み出す。A+では打率.300、本塁打18、OPS.892。三振率27.5%と見極めを磨く必要がある。 

6. フォレスト・ウォール:2B
ピュアヒッター。プラスのスイングスピードからハードなコンタクトを生み出し、体格に比したパワーも示す。スピード&走塁技術も上質でオフェンシブな2Bとして期待できる。守備では肩が弱く、フットワークも磨く必要がある。1AではOPS.806&盗塁25。  

7. トム・マーフィー:C
オフェンシブな司令塔候補。抜群のパワーを武器に2A&3Aで20ホーマー&OPS.804をマーク。メジャーでも11試合に出場し3ホーマーを放った。三振の多さは懸念材料だが、捕手としての守備は優秀で、スローイング&ブロッキングスキルは平均以上。リーダーシップも持ち併せている。

8. アントニオ・センザテラ:RHP
96マイルに達するハードシンカー&スプリッターを低めに集めるグランドボーラー。傘下No.1とも言われる抜群のコマンドの持ち主でキャリア4年でBB/9=2.0。今季は26先発して防御率2.51&K/BB=4.33。マイナーでは平均以下のカーブ&スライダーを磨いている。

9. ドム・ヌネス:C
高校3年の時にSS→C。 守備&走塁のアスレチックさはラッセル・マーティン(TOR)と、美しい打撃スイングはカルロス・ゴンザレス(COL)と比較されている。1Aでは13ホーマー&OPS.821。55K/53BBと成熟したアプローチを見せており、メイクアップの評価も高い。

10.  カイル・フリーランド:LHP
14年ドラフト全体8位。変則的なデリバリーから常時93マイルのストレート&プラスのスライダーのコンビネーションで打者を幻惑する。力みの入ったテイクバックからスタミナ面を不安視する声も多い。今季は故障により9先発にとどまったが、AFLでは25.1回/防御率2.84と復調をアピール。

11.  ミゲル・カストロ:RHP
20歳の若さで開幕ロースター入りして18登板。99マイルのストレート&チェンジアップ。強気で打者に向かっていく姿勢を買われており、クローザーとして推す声も多い。今季はコマンドに苦しみCOL移籍後はリリーフに回っているが、先発に戻すプランも。A+&3Aでは38.1回/38K/防御率2.82。

12. レイメル・タピア:OF
マイナー屈指のヒットマシーン。滑らかでリラックスしたスイングから巧みにコンタクトを生み出しA+では打率.305&OPS.800。悪球打ちの癖があり、105K/24BBとアプローチは荒い。積極走塁が身上で26盗塁を決めたが成功率は72%にとどまる。守備では外野3ポジションをこなす。 

13. トレバー・ストーリー:SS
プラスのバットスピードを備えており、パワフルなバッティングが持ち味。2A&3Aでは打率.279、本塁打20、OPS.863。ISO.235と長打力は申し分ないが、141Kを喫したコンタクト面は今後の課題。SSとしての守備にも不安を抱えており2Bや3Bとしてもプレー。

14. ヘルマン・マーキース:RHP
20歳にしてA+で26登板(23先発)、防御率3.56、K/BB=3.59、BB/9=1.9。90マイル前半~中盤のストレート&カーブのコンビネーションで積極的にゾーンを攻める。チェンジアップはまだ未発達も3球種をストライクゾーンに集めることができる。 6-1/185と体格は平凡。

15. ウェス・ロジャース:OF
スラッとした体格と抜群の跳躍力は生粋のCFとしてデクスター・ファウラー(CHC)と比較される。打球判断&スピードが飛び抜けており、広大なカバー範囲を示している。バッティングでは相応のスイングスピード&パワーを示しているが、変化球の対応を学ぶ必要がある。R&AではOPS.777&盗塁53。 

16. タイラー・ネビン:3B
15年ドラフト全体38位。父フィルは通算208ホーマーを放った球宴1度の三塁手。父同様に強打の三塁手として期待されており、パワーとアベレージを両立したバッターになり得る。守備では6-4/200たる大柄な体格に比して機敏に動きディフェンダーとしての素質も十分。

17. ライアン・カステラニ:RHP
威力抜群の93マイルのシンカーは6-4/190たる体格からさらなる向上の余地を残す。スライダー&チェンジアップはまだ発達段階だが、GO/AO=1.30とゴロを生み出すことはできている。BB/9=2.31と全体的に制球は安定しているが、細かいコマンドを磨いていく必要がある。

18. マイク・ニコラク:RHP
15年ドラフト全体27位。6-5/205と恵まれた体格とクオーターバックとしても活躍したアスリート性を兼ね備えるエーステンシャル。97マイルの速球&プラスのカーブ&平均レベルのチェンジアップのコンビネーションは威力抜群も、BB/9=16.3とコマンドが壊滅的。 

19. ヘズス・ティノコ:RHP
トロイ・トゥロウィツキーのトレードでTORから移籍。6-4/190の体格と20たる若さからアップサイドに期待がかかる。90マイル前半のシンカーは将来的にはコンスタントに95-96マイルを叩き出すと目されており、スライダー&チェンジアップが磨かれればグランドボーラーとしての地位を確立できるだろう。 

20. クリスチャン・アダムス:SS
堅実なSSディフェンダー。ルーティンプレーでのミスが少なく、スローイングも正確。一方でパワー&スピードに乏しくオフェンス面はインパクト不足。それでも3Aでは打率.311、本塁打11、OPS.800と自身の打撃がメジャーレベルであることを証明した。ユーティリティー向き。 

Plus One Prospect
サム・モール:LHP 
故障を転機にリリーフに回るとA+&2Aで68.1回/74K/16BB/防御率2.63とブレーク。94-96マイルのストレート&平均以上のスライダーでパワフルに攻める。クローザーとしてのポテンシャルは通算422セーブのビリー・ワグナー(元HOU)と比べられる。健康面が不安。

 

Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/u8cGmV