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2017 Top 20 Prospects:シカゴ・ホワイトソックス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. ヨアン・モンカダ:2B
クリス・セール(BOS)とのトレードで加入。IFA史上最高となる契約額に見合った活躍をここまで見せている。最高クラスのスピードツールが一番の武器で今シーズンも106試合で45盗塁をマーク。成功率も86%と高水準だった。打撃でも強烈なバットスピードで長打を量産している。ただ、若干三振が多く、打率.300をマークすることは難しいのではという声もある。メジャーデビューも果たしたが、まだ早かったのか20打席で12三振。

2. ルーカス・ジオリト:RHP
アダム・イートン(WSH)とのトレードで加入。90マイル後半の威力抜群の速球と縦に割れるカーブで緩急をつけ三振を奪うピッチングスタイル。速球の評価は非常に高く、マイナーで最も素晴らしい速球とも言われる。しかし、今シーズンのメジャーデビュー後は最速が96マイルしか出ず、奪三振も少なめ。本塁打を打たれる場面が目立ってしまった。それでも、マイナーでの投球がメジャーでもできればエースとなれる逸材であることには間違いない。

3. レイナルド・ロペス:RHP
アダム・イートン(WSH)とのトレードで加入。小柄な体格から90マイル後半の速球を投げる剛腕。この速球に縦に割れるカーブとチェンジアップで緩急をつけ空振りを奪う。ジオリトと同じ時期にメジャーデビューをし、ジオリトのように球速は下がらなかったがマイナーで投げていた時よりもデリバリーを崩しコントロールを乱す場面が目立った。デリバリーはシンプルだが、下半身を使えていないという指摘もある。シーリングはローテーション1/2番手クラス。

4. ザック・コリンズ:C/1B
16年ドラフト全体10位指名。打撃については文句なしの能力を持つスラッガー。アベレージを残しつつ、HRを量産することが可能でメジャーで最低でも20HRをマークすることができるだろう。選球眼も悪くなく、四球を多く選ぶため高出塁率を期待できる。問題は守備。肩が弱く、多少ブロッキングスキルに優れている以外は全て平均以下。本人はフレーミングスキルの向上に自信を持っているが1B転向が現実的だろう。

5. カーソン・フルマー:RHP
今シーズンの序盤はデリバリーを崩し不調に陥っていたが、大学時代のデリバリーを取り戻し復調。しかし、メジャーに昇格後は打ち込まれ全体的に見ると残念なシーズンになった。速球は大学時代よりも球速が下がり、カーブ、チェンジアップといった変化球も不安定でメジャー昇格は時期尚早だったと言わざるを得ない。それでも、速球のスピンレートを上げたり、カッターを投げ始めるなどの工夫も見られ、大学時代のピッチングを取り戻せばメジャーでも通用する先発となるだろう。

6.  マイケル・コペック:RHP
クリス・セール(BOS)のトレードで加入。今シーズン105マイルを計測したスピードボーラー。常に100マイル以上を計測するわけではないが、速球は常時90マイル後半をマークする。アウトピッチとなるスライダーでも90マイル前半でキレもありアウトピッチとして空振りを奪えるボール。コントロールに難がありBB/9=5.3では先発は難しい。禁止薬物を使用したり、チームメイトと喧嘩をする素行の悪さも評価を下げている。

7. アレク・ハンセン:RHP
16年ドラフト2巡目指名。大学時代は最速100マイルの速球よりもコントロールの悪さの方が目立っていたが、プロ入り後、デリバリーをより上半身を低く沈めるようにしたことで劇的にコントロールが改善され全く四球を出さなくなった。コントロールがよくなったことで球威のある速球と、ハイレベルなスライダー、カーブが大学時代以上に威力を発揮しRk-Aという低いクラスでは敵なしとなった。今後もこの傾向が続けば近いうちにジオリトと同等かそれ以上の評価を受けても不思議ではない。

8. ジョーダン・スティーブンズ:RHP
14年にトミー・ジョン手術を受けており、今シーズンがフルシーズン1年目となった。速球の球速は常時90マイル前半だが必要に応じて95マイルを出すこともでき、ムーブメントも悪くない。アウトピッチはクセのつよいカーブで大きく曲がり、緩急もつけられるため空振りを奪うことができる。カッターとチェンジアップは平凡なボール。シンプルなデリバリーでストライクゾーンにボールを集めるだけのコントロールはある。

9. スペンサー・アダムス:RHP
20歳ながらもストライクゾーンにボールを集め、凡打を打たせるという老獪なピッチングスタイルを披露する。ドラフト当時は速球の最速は96マイルだったが、現在は最速でも92マイル程度。ムーブメントに欠けるのでツーシームやシンカーなどを持ち球に加えるのがベストだろう。シーリングはローテーション4/5番手。

10. ルイス・アレキサンダー・バサベ:OF
クリス・セール(BOS)のトレードで加入。高いヒッティングスキルを持ち、平均以上のパワーツールも有しているが、雑なアプローチが好成績を残せない理由となっている。投球に対する理解を深める必要があるだろう。スピードは平均以上で走塁では高い成功率を保ちつつ盗塁数を増やしている。守備でも反応の速さやルート取りが上手く優秀なCF。

11. デーン・ダニング:RHP
16年ドラフト全体29位指名。アダム・イートン(WSH)とのトレードで加入。大学時時代はリリーフとしての起用が多かったが、プロ入り後は全て先発として投げている。コントロール、耐久性ともによく、今後も先発として投げ続けられるだろう。90マイル前半の沈む速球と、縦方向に曲がるスライダー、チェンジアップのコンビネーション。変化球の精度に課題を残している。

12. ザック・バーディ:RHP
16年ドラフト全体26位指名。 兄はニック・バーディ(MIN)。最速101マイルの速球と、真横に曲がるスライダー、90マイルのチェンジアップで相手を圧倒するピッチングができる。コントロールもよく、プロ入り後先発に回る可能性もあったが、大学時代と同じリリーフとして起用されている。既にAAAにまで昇格しており、来シーズン中にはメジャーデビューを果たすだろう。

13. ジェイムソン・フィッシャー:OF
16年ドラフト4巡目指名。スムーズなスイングでラインドライブの打球を飛ばし、コンスタントにヒットを打つことができる。ボールをしっかりと見極めることができ、四球を多く選べるため高出塁率をマークすることが可能。シーズン2桁HRを打つパワーも有している。元々はCだったが、故障の影響で現在はLFを守っている。スピードや守備は平均以下。

14. アレックス・コール:OF
16年ドラフト3巡目指名。昨シーズンまでの当てるだけの打撃から一転し、長打も打てるようになったことで評価を上げた。それでも打撃が荒くなることはなく、三振はそれほど多くない。CFを守るには十分なスピードと肩の持ち主。メークアップに優れており、大学では経営学でも優秀な成績を残していたため将来はフロント入りする可能性もある。

15. ジョーダン・ゲレーロ:RHP
肩の故障もあって球速が伸び悩み、チェンジアップに頼りがちなピッチングになっている。このチェンジアップのクオリティが高いためまずまずの成績を残しているが、チェンジアップの投げ過ぎがK/BB悪化の原因とも言われている。カーブの精度向上と球速の上昇が今後のカギ。

16. ルイス・マルティネス:RHP
アップサイドの高さが光る、大型投手。トミー・ジョン手術で2年を棒に振ったが、90マイル前半の動く速球とスライダーのコンビネーションで三振を大量に奪う。アームスロットが安定しておらず、コントロールを乱す原因となっている。今後も球速が伸びる余地があり、上手く育成できれば面白い存在。 

17. ライマー・リリアーノ:OF
今年のスプリングトレーニング中に頭部に死球を受け、全休となっていた。今年はほとんどプレーしていないが実力は確か。アベレージ、パワーともに平均レベルでソリッドな成績を期待できる。かつてのように60盗塁をマークできるほどのスピードは現在はないが、それでも15盗塁程度はマークすることが可能。来シーズンはメジャーでレギュラー争いに加わることになるだろう。

18. トレイ・ミハエルゾウスキー:3B
身体能力が高く、パワーポテンシャルも平均以上だが、スイングが大きすぎるためコンスタントにコンタクトすることができず自慢のパワーを満足に発揮できずにいる。守備ではフットワークの改善が見られるがそれでも平均以下。肩の強さは3Bとしては平凡。 

19. ベルナルド・フローレス:LHP
16年ドラフト7巡目指名。ハイシーリング、ハイリターンなタレント。速球の最速は97マイルだが、コントロールをつけて投げると80マイル後半程度になってしまいせっかくの速球を活かせていない。それでも速球と同じアームスピードで投げるチェンジアップでタイミングを外すことで打者を打ち取ることができている。大学での登板が少なく、肩の消耗が少ない点はプラスに働くか。

20. ニック・デルモニコ:3B/OF
ここ2年間A+-AAの壁を越えられないでいたが、今シーズンようやくその壁を乗り越えAAAにまで到達した。大柄な体格でしっかりと振りぬくスイングをするためパワーが十分に発揮されている。アプローチも悪くなく、四球を選びつつ、三振数を抑えている。スピードがないため守備ではレンジが限られている。

 

Text by Ookaya Ryota
写真:https://flic.kr/p/bBi7wL

2016 Top 100 Prospects

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*レポートはチーム別リストを参照。

 

2016 Top 100 Prospects
ランク 名前 チーム ポジション
1 コリー・シーガー LAD SS
2 ルーカス・ジオリト WSH RHP
3 フリオ・ユリアス LAD LHP
4 バイロン・バクストン MIN OF
5 J.P.クロフォード PHI SS
6 オーランド・アルシア MIL SS
7 ヨアン・モンカダ BOS 2B
8 A.J. リード HOU 1B
9 トレイ・ターナー WSH SS
10 アンドリュー・べニンテンディ  BOS OF
11 スティーブン・マッツ NYM LHP
12 ホゼ・べリオス MIN RHP
13 ブレーク・スネル TB LHP
14 アレックス・レイエス STL RHP
15 タイラー・グラスノー PIT RHP
16 フランクリン・バレット OAK SS/OF
17 ノマー・マザーラ TEX OF
18 アンダーソン・エスピノーザ BOS RHP
19 フランシス・マルテス HOU RHP
20 オースティン・メドウズ PIT OF
21 ラファエル・ディバース BOS 3B
22 ホゼ・デレオン LAD RHP
23 ラウル・モンデシー KC SS
24 ジョーイ・ギャロ TEX 3B/OF
25 ルイス・ブリンソン TEX OF
26 ゲリー・サンチェス NYY C
27 ブラッドリー・ジマー CLE OF
28 ニック・ウィリアムズ PHI OF
29 ダンスビー・スワンソン ATL SS
30 ジョン・グレー COL RHP
31 ロバート・スティーブンソン CIN RHP
32 アーロン・ジャッジ NYY OF
33 クリント・フレイザー

CLE

OF

34 ショーン・ニューカム

ATL

LHP
35 グレイバー・トーレス CHC SS
36 ホルヘ・マテオ NYY SS
37 マックス・ケプラー MIN OF/1B
38 アンソニー・アルフォード TOR OF
39 コディ・リード CIN LHP
40 ビクター・ロブレス WSH OF
41 ブレンダン・ロジャース  COL SS
42 マニュエル・マーゴ  SD OF
43 ブレント・ハニーウェル TB RHP
44 イアン・ハップ CHC OF/2B
45 ウィリー・アダムス TB SS
46 アレックス・ブレグマン HOU SS/2B
47 ジェシー・ウィンカー  CIN OF
48 ホルヘ・ロペス   MIL RHP
49 ショーン・マナエア OAK LHP
50 ホセ・ペラザ CIN 2B/3B
51 ジョシュ・ベル PIT 1B/OF
52 ティム・アンダーソン CWS SS
53 デビッド・ダール COL OF
54 カーソン・フルマー  CWS RHP
55 ブレット・フィリップス MIL OF
56 ジェーク・トンプソン PHI RHP
57 ハビアー・ゲラ SD SS
58 ウィルソン・コントレラス CHC C
59 ジェフ・ホフマン COL RHP
60 オズハイノ・アルビース ATL SS
61 ライアン・マクマホン COL 3B
62 マイケル・フルマー DET RHP
63 ドミニック・スミス NYM 1B
64 アレックス・バードューゴ LAD OF
65 トレント・クラーク MIL OF
66 ジョー・マスグローブ HOU RHP
67 フランクリン・キロメ PHI RHP
68 コディ・べリンジャー LAD 1B
69 カイル・ジマー KC RHP
70 ハンター・レンフロー SD OF
71 ニック・ゴードン MIN SS
72 デュエン・アンダーウッド CHC RHP
73 ジャック・フラハティ MIN LHP
74 ビリー・マッキニー CHC OF
75 タイラー・ジェイ STL RHP
76 アメド・ロザリオ NYM SS
77 マイケル・コペック BOS RHP
78 アミーア・ギャレット CIN LHP
79 ダズ・キャメロン  HOU OF
80 アーロン・ブレアー   ATL RHP
81 アレックス・ブランディーノ CIN SS/2B
82 カイル・タッカー HOU OF
83 フランセリス・モンタス  CWS RHP
84 クリスチャン・アローヨ SF SS/3B
85 ジョシュ・ヘイダー  MIL LHP
86 ディロン・テイト TEX RHP
87 アレン・ハンソン PIT 2B/SS
87 ティム・クーニー  STL LHP
89 アレックス・ジャクソン SEA OF
90 ロブ・カミンスキー CLE LHP
91 ディラン・バンディ BAL RHP
92 スペンサー・アダムス CWS RHP
93 エドウィン・ディアズ  SEA RHP
94 フォレスト・ウォール COL 2B
95 ハイマー・キャンデレリオ CHC 3B
96 トム・マーフィー COL C
97 ジェーコブ・ノッティンガム MIL C/1B
98 デビッド・ポリーノ HOU RHP
99 レイナルド・ロペス WSH RHP
100 ジョシュ・ネイラー MIA 1B

 

To Watch Prospects For Next Top 100 
ランク 名前                チーム ポジション
1 ヨマー・レイエス BAL 3B
2 ウィルカーマン・ガルシア NYY SS
3 ドム・ヌネス COL C
4 ルシウス・フォックス SF SS
5 ルイズ・ゴハラ SEA LHP
6 タイラー・オニール SEA OF
7 アントニオ・センザテラ COL RHP
8 デビン・ウィリアムズ MIL RHP
9 ルイス・アレクサンダー・バサベ BOS OF
10 スティーブン・ゴンサルべス MIN LHP

 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/yhnCKS

2016 Top 20 Prospects:シカゴ・ホワイトソックス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ティム・アンダーソン:SS
アスレチックな素材でハイセンスなポテンシャルをゲームでも発揮。 SS守備ではベストツールであるスピードを土台に、広大な守備範囲&強肩を披露。 114K/24BBとアプローチは粗いが、打率.312、本塁打5、OPS.779、盗塁49をマーク。

2. カーソン・フルマー:RHP
6-1/190たる投手としては小柄な体格も、最速97マイルのストレート&カーブのパワフルなコンビネーションはソニー・グレイ(OAK)と比較される。全力で投げ込む投球フォームからクローザー向きとの見方もチームは先発して育成していくプラン。R&A+では9先発/防御率1.96。 

3. スペンサー・アダムス:RHP
高校では野球&バスケットボール&フットボールで活躍したアスリート。1A&A+で24先発して12勝5敗、防御率2.99、K/BB=5.3と支配的な内容。90マイル前半のストレート&セカンダリーピッチになり得るスライダー&チェンジアップ&カーブを力みの抜けたスムーズなメカニクスから投げ込む。 

4. トレイ・ミハエルゾウスキー:3B
6-3/210たるフレームにアスレチックさを備え、チッパー・ジョーンズ(元ATL)と比較されるスイッチヒッター。 パワー&アベレージを兼ね備える打者になり得る。3Bのディフェンスでは強肩&体格に比して優れた機敏さを披露。 A+でOPS.729。

5. ジョーダン・ゲレーロ:LHP
12年ドラフト15巡目左腕が1A&A+で25先発して13勝4敗、防御率3.08、K/BB=4.77とブレーク。ストレートは90マイル前後も、カット気味のアクションで右バッターの胸元を果敢に攻める。カーブ&チェンジアップも平均レベルで、6-3/190たる体格から伸びしろも十分。 

6. ジェーコブ・メイ:OF
リードオフ型。小柄な体格もギャップを抜くバッティングを示し、盗塁を多く生み出せるスピードも持ち合わせている。38盗塁をマークしたスピードを生かしたCF守備でも定評を得る。コンタクト面を磨く必要がある。 『プレミア12』ではアメリカ代表としてプレー。

7.  コートニー・ホーキンス:OF
ハイレベルなパワー&スピードを示すアスリート。ストレートをパワフルに叩くバッティングで2Aでは9本塁打&ISO.167をマーク。コンタクト面では100K/20BBとまだ磨かれる必要がある。まだ21歳と若く、長い目で見守っていきたい。

8. タイラー・ダニッシュ:RHP
サイドスローから放たれる独特なアームアクションで打者を幻惑する。 2Aで26先発して8勝12敗、防御率4.50、被打率.311と打ち込まれた。 95マイルのストレート&年齢に比して発達したチェンジアップ&右バッターに有効なスライダーをコマンドよく投げ込む。 

9. ミッカー・アドルフォ:OF
$1.6Mでホワイトソックス入り。プラスプラスのパワーが最大の武器。コンタクトに不安を抱えており、ヒットツールに疑問が残る。守備ではRFとして相応の強肩を備えており、アスリート性も申し分ない。 

10. アダム・エンゲル:OF
20‐80スケールで70評価を得るスピード&打球判断に優れたCF守備からピーター・ボージャス(STL)と比較される素材。6‐1/215たる体格に相応なパワーを持つが、A+で136試合/132Kとコンタクト面に不安。リーグトップの65盗塁に成功。

11. クリス・ベック:RHP
傘下トップと評されるチェンジアップの使い手。 かつて95マイルを計時したストレートは90マイル前後まで落ち、同時に三振数も減少したが、カッター&シンカーを有効に織り交ぜる投球スタイルで多くのグランドボールを打たせる。キャリア4年で2.6BB/9と安定した制球力を誇る。 

12. ジェイク・ペーター:2B
投手として96マイルを計測した強肩の持ち主。傘下トップとも評されるヒッティングセンスの高さに支えられたピュアヒッティングでヒット&四球を量産。プロデビュー時はSSも、自慢の強肩は生かし切れず2Bへコンバート。堅実なハンドリングにゲッツーも華麗に決める。

13. コリー・ザンガーリ:1B
15年ドラフト6巡目指名も、スロットのほぼ倍となる$0.5MでCWS入り。MAX97マイル右腕として注目を集めていたが、豪快なパワーを買われ野手としての指名。Rでは54試合出場し打率.318、本塁打6、OPS.839と好成績。選球眼が悪く三振も多い。

14. ジェーソン・コーツ:OF
マイナーで3年連続15ホーマーを達成。今季は3Aで17ホーマー&OPS.762をマークし、CWS傘下有数のヒッティングプロスペクト。バットスピード&選球眼が平凡でメジャーのレベルに適応できるかは未知数。足が遅く、守備は平均レベル。 

15. ザド・ロウリー:RHP
未洗練ながら最速97マイルを叩き出すパワーピッチャー。スライダー&チェンジアップは信頼性に欠け、コマンドも磨いていく必要がある。全体的にまだまだ発展途上で、長い時間をかけて育てていかなければならない。1Aでは26先発して12勝8敗、防御率4.48。

16.  ブライアン・クラーク:LHP
14年ドラフト9巡目。A+では29登板(5先発)して10勝4敗、89回/85K/38BB/防御率2.33。6-3/225の体格から投げ下ろされる93マイルの速球は角度があり、低めに決まると厄介。セカンドピッチのスライダーは平均以上で、平均以下のチェンジアップもプロ入り後に向上を辿る。 

17. ジョーダン・スティーブンズ:RHP
15年ドラフト5巡目。93-96マイルのストレート&プラスのカーブのコンビネーションを武器にRでは防御率0.51&K/BB=7.0と支配的な内容。スライダー&チェンジアップも扱うことができ、小柄な体格に比してスタミナも十分。来季からは先発に挑戦予定。

18. アンドレー・ウィーラー:LHP
大学2年時に投手転向。左のパワーリリーバーとしてプロの階段を昇っている。90-04マイルのストレート&スライダーのコンビネーションでパワフルに攻め、特に左バッターに対しては被OPS.518と圧倒している。右バッター対策としてチェンジアップを磨きたい。 

19. ヨハン・クルーズ:3B/SS
BB%=4.2%と四球は選ばないが、バットコントロールを生かしたコンタクトヒッティングでRでは打率.312、本塁打6、OPS.780をマーク。しかし、最大の武器は守備で、強肩&素早い打球反応に支えられた3B守備はプラス評価を得る。上のレベルでも打撃成績を維持していきたい。

20. エディ・アルバレス:SS
異色の経歴の持ち主。ソチ・オリンピック5000mスピードスケート銀メダリスト。その後、「子供の頃からの夢だった」と語る野球選手に転身。ベストツールであるスピードはプラス評価を受け、走塁技術も向上を辿る。1A&A+で123試合出場して打率.296、OPS.834、盗塁53。 

Plus One Prospect
セビー・ザバラ:C
15年ドラフト12巡目。大学時代からオフェンシブなCと定評を得ていたが、 Rでは35試合ながらOPS1.029と打ちまくり、『プレミア12』メキシコ代表にも選出された。一方でCとしては肩が弱く盗塁阻止率も20%。将来的には外野コンバートも視野。

 

 Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/smnkcH