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2017 Top 100 Prospects

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*レポートはチーム別リストを参照。

 

2017 Top 100 Prospects
ランク 選手名 チーム名 ポジション
1 ジェイソン・グルーム BOS LHP
2 アンドリュー・ベニンテンディ BOS OF
3 ブレンダン・ロジャース COL SS
4 ヨアン・モンカダ CHW 2B
5 ルーカス・ジオリト CHW RHP
6 ブレント・ハニーウェル TB RHP
7 イアン・ハップ  CHC OF
8 コディ・ベリンジャー LAD 1B
9 ジョシュ・ヘイダー MIL LHP
10 エロイ・ヒメネス  CHC OF
11 フランクリン・バレット OAK SS
12 ニック・センゼル CIN  3B
13 フランシス・マーテス HOU RHP
14 ラファエル・ディバース BOS 3B
15  アレックス・レイエス STL  RHP

16

ダンズビー・スワンソン ATL SS
17 ルイス・ブリンソン MIL  OF
18 ホセ・デレオン TB RHP
19 クリント・フレイジャー NYY OF
20 エリック・フェッディ WSH RHP
21 コルビー・アラード ATL LHP
22 ビクター・ロブレス WSH OF
23 ウィリー・アダムス TB SS
24 ハンター・レンフロー SD OF
25 アレックス・バードューゴ LAD  OF
26 オースティン・メドウズ PIT OF
27 タイラー・グラスノー PIT RHP
28 ハンター・ドージャー KC 3B
29 ジョシュ・ベル PIT 1B
30 レイナルド・ロペス CHW RHP
31 カイル・ルイス SEA OF
32 ジェフ・ホフマン COL RHP
33 マット・チャップマン OAK 3B
34 ドミニク・スミス NYM 1B
35 アーロン・ジャッジ NYY OF
36 ブラッドリー・ジマー  CLE OF
37 ヤディアー・アルバレス LAD RHP
38 ショーン・リードフォーリー TOR RHP
39 フランシスコ・メヒア CLE C
40 デビッド・ポリーノ HOU RHP
41 タイラー・オニール SEA OF
42 A.J.パク OAK LHP 
43 ブレイク・ラザフォード NYY OF
44 ウォーカー・ビューラー LAD RHP
45 ザック・コリンズ CHW C/1B
46 ヨハンダー・メンデス TEX LHP
47 スティーブン・ゴンザルベス MIN LHP
48 カイル・タッカー HOU OF 
49 ホルヘ・アルファロ PHI C
50 ヘルマン・マーキス COL RHP
51 アンダーソン・エスピノーザ SD RHP
52 アミーア・ギャレット CIN LHP 
53  アリスティーディス・アキーノ CIN OF
54 デズモンド・リンジー NYM OF
55  ショーン・ニューカム ATL LHP
56  オースティン・ライリー ATL 3B
57 カル・クオントリル SD RHP
58 ライリー・パイント COL RHP
59 アメド・ロサリオ NYM SS
60 グレイバー・トーレス NYY SS
61 シクスト・サンチェス PHI RHP
62 イーサン・ディアズ MIL SS
63 コリー・レイ MIL OF
64

ロバート・スティーブンソン

CIN RHP
65 ウィリー・カルフーン LAD 2B
66 リース・ホスキンズ PHI 1B
67 ハリソン・ベイダー STL OF
68 オジー・アルビース ATL 2B 
69 ラウディ・テレズ TOR 1B
70 トレバー・クリフトン CHC RHP
71 ルーク・ウィーバー STL RHP
72 ボビー・ブラッドリー CLE 1B 
73 マイク・ソローカ ATL RHP
74 トリスタン・マッケンジー CLE RHP
75  レイメル・タピア COL OF
76 フランクリン・キロメ PHI RHP
77 カーソン・フルマー CHW RHP
78 アルバート・アルモラ CHC OF
79 ジャレル・コットン OAK RHP
80 マニュエル・マーゴット SD OF
81 ケビン・マイタン ATL SS
82 ブライアン・レイノルズ SF OF
83 フォレスト・ウィットリー HOU RHP
84 T.J.ゾイク TOR RHP
85 ディラン・カズンズ PHI OF
86 ジェシー・ウィンカー CIN OF
87 タイラー・ビーディ SF RHP 
88 シェド・ロング CIN 2B
89 ドミンゴ・アセベド NYY RHP
90 トラビス・デメリ ATL 2B
91 ダニエル・ゴセット OAK RHP
92 ディラン・シーズ CHC RHP
93 ジョン・ハリス TOR RHP
94 クリスチャン・スチュワート DET OF
95 ブラディミール・ゲレーロJr TOR 3B
96 J.P.クロフォード PHI SS
97 コディ・セドロック BAL RHP
98 ジェイマー・キャンデラリオ CHC 3B
99 マイケル・コペック CHW RHP 
100 フランクリン・ペレス HOU  RHP

 

Text by Ookaya Ryota
写真: https://flic.kr/p/N1CRAP

2017 Top 20 Prospects:シアトル・マリナーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ

 

1. カイル・ルイス:OF
16年ドラフト全体11位指名。昨年Baseball Americaが選ぶカレッジ・オブ・ザ・イヤーに選出されたスラッガー。せわしなく動くスイングはきれいなものとは言えないが、しっかりと力をためて振りぬくことができている。アプローチも悪くなく四球を選ぶことができる。守備は現在CFを守っているがそれほど上手いわけではないので将来はRF/LFに転向するだろう。昨シーズン途中にシーズンエンドとなる故障をし、手術も受けたが経過は良好とのこと。

2. タイラー・オニール:OF
小柄な体につまった筋肉から生み出されるパワーが魅力。昨シーズンは一昨年からHR数が減ったものの、打者有利なA+のリーグからAAのリーグに移ったことが原因であるため心配は無用。三振の数は減らなかったが、四球の数は増え打率も上がっており、上のクラスのボールに対応できている。スピードも平均レベルにはあり、OFを守るには申し分ない。

3. ダン・ボーゲルバック:1B
大柄な体格が特徴的なヒッティングプロスペクト。秘めているパワーポテンシャルはシーズン20HRも可能なほどだが、試合ではコンタクトに意識を置いているためそれほど長打が多いわけではない。その分低打率に陥ることはなく、アプローチもいいため四球が多く高出塁率が残せる。打撃以外はからっきしで、スピードはなく、1Bしか守れない守備も平均以下。

4. ミッチ・ハニガー:OF
昨年11月にタイワン・ウォーカー(ARI)とのトレードで加入。昨シーズン、外角のボールを流し打ちして長打が打てるようになったことで成績が向上しメジャーデビューも果たした。アプローチがよく、四球を多く選ぶ割に三振が少ない。スピードは平凡だが、OF3ポジションをしっかりとこなすことができる。肩が非常に強く送球も正確なためRFで使えば平均以上に守ることができるだろう。

5. マックス・ポーブス:RHP
昨年11月にアレックス・ジャクソン(ATL)とのトレードで加入。90マイル前半の速球とカーブ、2種類のスライダーのコンビネーション。速球はフォーシームで動きが少なく、変化球はいずれも平均レベルだが、デセプションに優れたデリバリーでタイミングを取りづらくし、打者を打ち取っていく。非常に大柄な体格で故障も少ないため、将来像は優秀なイニングイーター。

6. アンドリュー・ムーア:RHP
卓越したコマンドが持ち味のハイフロアーなタレント。90マイル前半の速球と速球と同じアームスピードで投げられるチェンジアップのコンビネーション。カーブ、スライダーも投げるが、クオリティは高くない。小柄な体格のため耐久性に不安があり、85球ほどで疲労を隠せなくなるスタミナのなさも懸念材料。先発1本でいくよりも、リリーフもこなすスイングマンとして起用する方が無難か。

7. ニック・ナイダート:RHP
20歳という年齢に似つかわしくない老獪なピッチングを見せる。90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップ、スライダーのコンビネーション。速球はよく沈み、低めに集めることができるためゴロを打たせるには最適。カーブ、チェンジアップといったブレーキングボールも評価は高いが、スライダーは投げ始めたばかりなのでクオリティはまだイマイチ。凄みに欠けるが、ソリッドな成績を期待できる。

8. ブライアン・ヘルナンデス:OF
身体能力が高いハイシーリングなタレント。スピードの評価高く、盗塁も上手い。肩が強いためCFを守ることができる。パワーポテンシャルが高く、シーズン15HRをマークすることも不可能ではない。ボール球でも打ちに行くアプローチを改善する必要があるだろう。

9. ジョー・リゾー:3B
16年ドラフト2巡目指名。ボールの見極めに優れたピュアヒッター。速球に強く、力負けしない鋭いスイングでラインドライブの打球を量産することができる。小柄な体格だが、パワーは平均レベルにはあるだろう。肩は強いがスピード、守備共に平均以下で3Bに留まることは難しく、将来は1B/LFに移ることになるだろう。

10. ベン・ギャメル:OF
突出したツールはないが、致命的な弱点もないハイフロアーなタレント。打撃ではコンタクトスキルが高く、アプローチがいいため四球を多く選び三振を少なく抑えることができる。スピードは若干平均を上回っておりシーズン2桁盗塁をマークできるだろう。守備はRF/LFに置くなら問題なく守れる。

11. ディロン・オーバートン:LHP
トレードでOAKから加入。コマンドに優れたハイフロアーなタレント。コントロールを乱す場面はほとんどなく、コンスタントにストライクゾーンに投げこむことができる。カーブ、チェンジアップといったブレーキングボールの評価も悪くないが、ドラフト時に受けたトミー・ジョン手術からの復帰以降球速が最速でも90マイル前半程度となっており、球威不足からメジャーではHRを簡単に打たれてしまった。

12. ロブ・ウェイレン:RHP
アレックス・ジャクソン(ATL)とのトレードで加入。速球は最速でも90マイル前半と球威に欠けるが、カッター気味に動かしたり、沈むアクションをつけたりと工夫している。スライダーとカーブの評価は悪くないが、チェンジアップのクオリティはイマイチ。コントロールも若干平均を下回っており、先発として投げるなら4/5番手になるだろう。

13. チェイス・デヨング:RHP
90マイル前半の速球とパワーカーブ、チェンジアップのコンビネーション。真上から投げおろすデリバリーのため角度はついているが、速球は球威に欠け、ムービングにも乏しいためより上のレベルでも通用するか未知数。 コントロールは悪くなく、四球を出すことは少ない。極端なフライボーラーなためセーフコフィールド向きと言える。

13. ギレルモ・エレディア:OF
コンタクトスキルに優れたキューバ人。多くのキューバ人プレイヤーと異なり、しっかりとボールを見極め四球を多く選ぶことができる。パワーは全くと言っていいほどなく、長打は期待できない。スピードがあり、守備ではOF3ポジション全てをこなすことができる。典型的な第4のOFとしてメジャーで活躍できるだろう。

14. シェイ・シモンズ:RHP
ルイス・ゴハラ(ATL)とのトレードで加入。90マイル中盤の速球とスライダーのコンビネーションで三振を大量に奪うリリーフプロスペクト。既にメジャーデビュー済で実力が通用することも証明している。ツーシームを多投するためゴロ率が高く長打を打たれるリスクが少ない点も評価に値する。

15. ダン・アルタビラ:RHP
最速97マイルの速球が武器である小柄なリリーフプロスペクト。一昨年までは先発として投げていたが、昨シーズンからブルペンに転向。AAの打者を圧倒しAAAを飛ばしてメジャー昇格を果たした。アウトピッチのスライダーはキレがよく容易に空振りが奪える。コントロールはアバウトだが、四球を連発してしまうほどではない。

16. ディラン・アンスワース:RHP
卓越したコマンドが魅力の南アフリカ人。速球の球速は80マイル後半程度だがよく動き、バットの芯を外すことができる。チェンジアップの扱いにも長けており、速球と緩急をつけて空振りを奪うことが可能。昨シーズン途中に故障をし、そのままシーズンアウトとなったがAFLで復帰し故障前と変わらない投球を見せていた。

17. チアゴ・ビエイラ:RHP
最速103マイルの沈む速球が武器であるリリーフプロスペクト。この速球に80マイル前半のカーブを組み合わせ緩急をつけて空振りを奪う。昨シーズンは最低限のコントロールを身に着けることに成功し、全体的に成績も向上した。メジャーのチームのブルペン次第では今シーズン中の昇格もあり得る。

18. トニー・ジク:RHP
昨シーズンの大半を故障で棒に振ったリリーフプロスペクト。実力は確かで、小さなテークバックから繰り出される90マイル後半の速球とキレのいいスライダーのコンビネーションは素晴らしく、健康ならセットアッパーを務めることもできるだろう。

19. デビッド・グリア:OF
16年ドラフト10巡目指名。昨シーズン大学で早打ちだったアプローチを改善し四球を選べるようになったことで評価を上げた。コンパクトなスイングながらも左右両方向に長打が打てる打力を持っている。課題は守備でIF、OFとポジションを転々としているがどこを守っても平均以下。スピードもない。

 

Text by Ookaya Ryota
写真:https://flic.kr/p/GjeF6C

2016 Futures Game Preview:世界代表

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アメリカでは現地時間10日にプロスペクトの祭典『フューチャーズゲーム』が開催される。今回はそれに先立ってロースター及び予想オーダーを紹介する。これを読んでおけば『フューチャーズゲーム』がより楽しめるはずだ。さらに観戦時に選手名鑑の代わりに使ってもらえれば幸いだ。

 

  • 予想オーダー

 

1.マニュエル・マーゴット(SD):CF
スピードツールが光るヒットメーカー。毎年35盗塁以上をマークしており、今シーズンもここまで23盗塁。コンタクトスキルが高くハイアベレージを残すことができる。小柄だが全くの非力というわけではなく多少のパンチ力 は兼ね備えている。広いレンジをカバーすることができるのでCFから転向する必要はない。肩はそれほど強いわけではないが今シーズンは14個のアシストをマークしている。

2.ヨアン・モンカダ(BOS):2B
アマチュア選手市場最高額の契約金を手にしてMLBの世界に飛び込んできた怪物。ずば抜けた身体能力は全てのプレーにおいて発揮されている。打撃では左右両打席問わずヒットを量産することが可能でパワーも平均以上。アプローチも卓越しており出塁率も高い。足も非常に速く昨シーズンは49盗塁で失敗は3個のみ。今シーズンもここまで40盗塁、失敗8個と驚異的なペースで盗塁数を増やしている。守備ではエラーが多いがレンジの広さと肩の強さからどこを守っても平均以上だろう。

3.タイラー・オニール(SEA):RF
無駄な力みのないスイングで打球を瞬く間にフェンスの向こうへと飛ばすスラッガー。昨シーズン放った32本塁打はマイナー全体で2番目に多かった。投球に対する理解も徐々に深めており、今シーズンはハイアベレージを残しつつ長打も打てるようになっている。高校時代は捕手だったがプロ入り以降はOFに専念。

4.ホルヘ・ボニファシオ(KC):DH
兄にATLの内野手エミリオを持つ。以前はハイアベレージを残すミドルヒッタータイプだったがモデルチェンジを行い、強烈なスイングで長打を量産するスラッガーへと変貌した。その代わり、打撃が荒っぽくなり外角のボール球を追いかける場面が増え三振も増えた。ドラフト時はそこそこだったスピードツールも体重が増えたことで平均以下になり、守備でもレンジ不足は否めない。肩は強いが送球の正確性に欠ける。

5.ゲイリー・サンチェス(NYY):C
攻守ともに粗削りながらも非常に高いポテンシャルを秘めている。打撃ではプラス評価のパワーを有しているが、なんでも振りに行くアプローチが原因となって満足に発揮できていない。 守備では20-80のスケールで70の評価を得る強肩を武器に盗塁阻止では毎年30%以上の盗塁阻止率をマークしているが、キャッチングやブロッキングにおいて未熟さを残している。それでも徐々に洗練されつつあり中軸を打てるレギュラー捕手との見立ては現実的になっている。

6.ロナルド・グスマン(TEX):1B
2011年契約当時は現在メジャーで活躍するノマー・マザラよりも高い評価を得ることが多かったが現在は完全に後塵を拝している。非常に大きな体格の持ち主だがパワーツールは平均並。それよりも高いヒッティングスキルに高評価を得ている。長い腕で広いゾーンををカバーしヒットゾーンへと打球を飛ばす能力は特筆すべきものだが、時折手だけで打ちにいくことがありこの癖が成長を妨げている。また、四球が少ない割には三振が多いアプローチも要改善。スピードとディフェンスは平均以下。

7.レイメル・タピア(COL):LF
独特なスイングから快音を飛ばすエネルギッシュなタレント。バットを高く掲げ腰を大きく曲げる構えから振りぬかれるバットスピードは非常に速く、 細身ながらも長打を多く打つことを可能にしている。今後体重をつけていけばメジャーでも15~20本塁打を狙えるようになるだろう。打席では仕掛けが早く四球は少ない。スピードツールは平均以上だが盗塁はそれほど上手くなく今シーズンは14盗塁をマークしつつも13個の失敗も喫している。守備ではルート取りに不安がある。

8.ヤンディ・ディアズ(CLE):3B
コンタクトスキルに優れておりマイナーの各クラスでハイアベレージを残し順当に昇格してきている。アプローチも素晴らしくマイナー通算のBB/K=175/159。コンタクト重視なバッティングなため長打が少ない点が打撃では唯一の欠点。肩が強くハンドリングも上手いため3B守備はプラス評価。スピードはそれほどでもないが年間2桁盗塁は見込める。 

9.ウィリー・アダムス(TB):SS
20歳という若さで立派にAAで成績を残している逸材。打席では空振りが多いもののギャップを抜くパワーがあり将来はメジャーで10~15本塁打も可能だろう。不安視されていた守備も徐々によくなりつつあり、好プレーも度々見せている。肩が強いためSSからコンバートされる場合は3Bに移ることになるだろう。スピードが平凡なためレンジがそれほど広くない点が痛いところ。

P.アレックス・レイエス(STL):RHP
最速100マイルの速球を容易く投げる剛腕。この速球は沈んでいく軌道なため空振りを奪うのに有効なだけでなく、長打を打たれにくいという長所もある。縦に割れるカーブの評価も高くアウトピッチとしては非常に有効。チェンジアップを効果的に使えるという点で他のピッチングプロスペクトとも一線を画している。コントロールの悪さが唯一にして最大の欠点で1シーズンのBB/9が4を下回ったことがない。

 

2016 Top 100 Prospects

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*レポートはチーム別リストを参照。

 

2016 Top 100 Prospects
ランク 名前 チーム ポジション
1 コリー・シーガー LAD SS
2 ルーカス・ジオリト WSH RHP
3 フリオ・ユリアス LAD LHP
4 バイロン・バクストン MIN OF
5 J.P.クロフォード PHI SS
6 オーランド・アルシア MIL SS
7 ヨアン・モンカダ BOS 2B
8 A.J. リード HOU 1B
9 トレイ・ターナー WSH SS
10 アンドリュー・べニンテンディ  BOS OF
11 スティーブン・マッツ NYM LHP
12 ホゼ・べリオス MIN RHP
13 ブレーク・スネル TB LHP
14 アレックス・レイエス STL RHP
15 タイラー・グラスノー PIT RHP
16 フランクリン・バレット OAK SS/OF
17 ノマー・マザーラ TEX OF
18 アンダーソン・エスピノーザ BOS RHP
19 フランシス・マルテス HOU RHP
20 オースティン・メドウズ PIT OF
21 ラファエル・ディバース BOS 3B
22 ホゼ・デレオン LAD RHP
23 ラウル・モンデシー KC SS
24 ジョーイ・ギャロ TEX 3B/OF
25 ルイス・ブリンソン TEX OF
26 ゲリー・サンチェス NYY C
27 ブラッドリー・ジマー CLE OF
28 ニック・ウィリアムズ PHI OF
29 ダンスビー・スワンソン ATL SS
30 ジョン・グレー COL RHP
31 ロバート・スティーブンソン CIN RHP
32 アーロン・ジャッジ NYY OF
33 クリント・フレイザー

CLE

OF

34 ショーン・ニューカム

ATL

LHP
35 グレイバー・トーレス CHC SS
36 ホルヘ・マテオ NYY SS
37 マックス・ケプラー MIN OF/1B
38 アンソニー・アルフォード TOR OF
39 コディ・リード CIN LHP
40 ビクター・ロブレス WSH OF
41 ブレンダン・ロジャース  COL SS
42 マニュエル・マーゴ  SD OF
43 ブレント・ハニーウェル TB RHP
44 イアン・ハップ CHC OF/2B
45 ウィリー・アダムス TB SS
46 アレックス・ブレグマン HOU SS/2B
47 ジェシー・ウィンカー  CIN OF
48 ホルヘ・ロペス   MIL RHP
49 ショーン・マナエア OAK LHP
50 ホセ・ペラザ CIN 2B/3B
51 ジョシュ・ベル PIT 1B/OF
52 ティム・アンダーソン CWS SS
53 デビッド・ダール COL OF
54 カーソン・フルマー  CWS RHP
55 ブレット・フィリップス MIL OF
56 ジェーク・トンプソン PHI RHP
57 ハビアー・ゲラ SD SS
58 ウィルソン・コントレラス CHC C
59 ジェフ・ホフマン COL RHP
60 オズハイノ・アルビース ATL SS
61 ライアン・マクマホン COL 3B
62 マイケル・フルマー DET RHP
63 ドミニック・スミス NYM 1B
64 アレックス・バードューゴ LAD OF
65 トレント・クラーク MIL OF
66 ジョー・マスグローブ HOU RHP
67 フランクリン・キロメ PHI RHP
68 コディ・べリンジャー LAD 1B
69 カイル・ジマー KC RHP
70 ハンター・レンフロー SD OF
71 ニック・ゴードン MIN SS
72 デュエン・アンダーウッド CHC RHP
73 ジャック・フラハティ MIN LHP
74 ビリー・マッキニー CHC OF
75 タイラー・ジェイ STL RHP
76 アメド・ロザリオ NYM SS
77 マイケル・コペック BOS RHP
78 アミーア・ギャレット CIN LHP
79 ダズ・キャメロン  HOU OF
80 アーロン・ブレアー   ATL RHP
81 アレックス・ブランディーノ CIN SS/2B
82 カイル・タッカー HOU OF
83 フランセリス・モンタス  CWS RHP
84 クリスチャン・アローヨ SF SS/3B
85 ジョシュ・ヘイダー  MIL LHP
86 ディロン・テイト TEX RHP
87 アレン・ハンソン PIT 2B/SS
87 ティム・クーニー  STL LHP
89 アレックス・ジャクソン SEA OF
90 ロブ・カミンスキー CLE LHP
91 ディラン・バンディ BAL RHP
92 スペンサー・アダムス CWS RHP
93 エドウィン・ディアズ  SEA RHP
94 フォレスト・ウォール COL 2B
95 ハイマー・キャンデレリオ CHC 3B
96 トム・マーフィー COL C
97 ジェーコブ・ノッティンガム MIL C/1B
98 デビッド・ポリーノ HOU RHP
99 レイナルド・ロペス WSH RHP
100 ジョシュ・ネイラー MIA 1B

 

To Watch Prospects For Next Top 100 
ランク 名前                チーム ポジション
1 ヨマー・レイエス BAL 3B
2 ウィルカーマン・ガルシア NYY SS
3 ドム・ヌネス COL C
4 ルシウス・フォックス SF SS
5 ルイズ・ゴハラ SEA LHP
6 タイラー・オニール SEA OF
7 アントニオ・センザテラ COL RHP
8 デビン・ウィリアムズ MIL RHP
9 ルイス・アレクサンダー・バサベ BOS OF
10 スティーブン・ゴンサルべス MIN LHP

 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/yhnCKS

2016 Top 20 Prospects:シアトル・マリナーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

1. アレックス・ジャクソン:OF
14年ドラフト全体6位。同年の高校生ではNo.1打者たる評価。力強いスイングから繰り出されるパワーヒッティングが最大の武器で、まだまだ粗削りだが、将来的にクリーンナップを打てるだけのポテンシャルを秘める。高校ではCもプロではOF転向。今季は右肩痛の影響でOPS.683止まり。 

2. エドウィン・ディアズ:RHP
急成長中の21歳。プロ入り後に25ポンドの増量に成功すると球速も最速99マイルに到達。スライダーも平均以上のボール。A+では7先発/防御率1.70&K/BB=4.67の活躍でフューチャーズゲームにも登板。しかし2Aでは20先発/防御率4.57&K/BB=2.78。アップサイドは高い。

3. タイラー・オニール:OF
ボディビルダーである父の血を受け継ぎ、5-11/205たるがっちりした体格に天性のパワーポテンシャルを秘める。A+ではリーグ最多の32本塁打を放ち、『プレミア12』ではカナダ代表としてもプレー。ポテンシャルは高いも、攻守に粗い。106試合で137K/29BB。 

4. ルイス・ゴハラ:LHP
ブラジル出身。大柄な体格からCCサバシア(NYY)と比較される。19歳と若く、まだまだ磨くべき点も多いが、90マイル中盤に届くストレート&平均レベルのスライダー&まずまずのチェンジアップのコンビネーションは同年代と比べると傑出している。1A&A-では防御率5.54、BB/9=5.4。 

5. ニック・ニーダート:RHP
15年ドラフト全体60位。ロビンソン・カノー獲得により1巡指名を喪失したため、チームとしては15年ドラフト最高位での指名。96マイルのパワフルなストレート&スピンの利いたカーブ&高校生としては発達したチェンジアップ。アスリート性も高く、先発としての素質は十分。Rでは11先発/防御率1.53。

6. ブーグ・パウエル:OF
”ブーグ”は本名ではなくニックネームで、オリオールズで活躍した同名選手とは全くの無関係。非力ながらシンプルなスイングからヒット&四球を生み出す。2A&3Aでは117試合出場して打率.297、出塁率.385、本塁打3、OPS.777、盗塁18、79K/61BB。スピードを生かしたCF守備も高評価。 

7. D.J.ピーターソン:1B/3B
パワー&アベレージを両立した即戦力万能バッターとして期待されていたが、3Aで打率.223、本塁打7、OPS.632と物足りない結果に。守備では強肩の持ち主だが、将来的には1B/DHに収まることになるだろう。来季はマーク・トランボ(BAL)の穴を埋めるべく1Bのレギュラーの座を狙う。 

8. ルイス・リブラート:OF
19歳ながら成熟したアプローチを披露しており相応の四球を選ぶことができる。パワーも向上中だ。A-では53試合プレーして打率.260、本塁打5、OPS.794、盗塁10。守備ではCFを守るのに十分なスピードと打球反応を備えるが、肩は平均レベルに止まる。

9. クリストファー・トーレス:SS
14年のインターナショナルFAの注目選手。一旦はNYYと$2.1Mで合意と報道も、結局SEAと$0.37Mで契約。プラスの肩とスピードに支えられたSS守備は平均以上とされ、メークアップの評価も高い。打撃は17たる年齢に比して発達。DSLではOPS.743。 

10. ライアン・ヤーブロー:LHP
6-5/205たる長身から投げ下ろす。大学では平凡なパフォーマンスにとどまるも、プロ1年目の昨季はA-で43.2IP/58K/5BB/1.27ERAたる支配的な内容。今季は故障の影響もあり防御率4.10と奮わなかったが、来季は万全なコンディションで復活を誓う。 

11. ドリュー・ジャクソン:SS
ブレット・ジャクソン(元CHC)の弟。15年ドラフト5巡目の22歳が予想外の大活躍。A-で59試合出場して打率.358&盗塁47はいずれもリーグトップ。傑出したスピード&肩のパッケージで、SSに止まれるだけの資質を示す。大学3年間の成績は打率.243、本塁打0と平凡。

12. アンドリュー・ムーア:RHP
大学時代にはUSA代表としてもプレー。6-0/185と投手としては小柄で球威も平均的だが、上質なコマンドに支えられた投球。チェンジアップは非常に素晴らしくセカンドピッチとして十分。ポテンシャルはローテーション下位タイプ。A-では防御率2.08&K/BB=21.5。

13. ブレイダン・ビショップ:OF
スピード&ディフェンスはいずれも20-80スケールで65評価を得る。スピードツールに支えられた驚異的な守備範囲と正確な送球技術は広いセーフコフィールドにも適している。打撃はA-で打率.320をマークも、パワーの乏しさ&33K/5BBたるアプローチの粗さがネック。

14. トニー・ジーク:RHP
昨季はメジャーで13登板して防御率2.45&K/BB=8.00と好投。最速で98-99マイルを叩き出すストレートに鋭く切れるスライダーのコンビネーション。スライダーはメジャーで被打率.162&空振り率24%と有効だった。

15. ギレルモ・ヘレディア:OF
キューバ出身。13年WBCではキューバ代表のリードオフとして活躍。プラスのスピード&強肩に支えられた芸術的外野守備が武器。打撃は決してインパクトwを残せるタイプではないが、キューバリーグ通算で打率.285をマーク。レオニス・マーティンのバックアップを務める?

16. イ・デホ:1B/DH
日韓で安定した実績を残し、マイナー契約でSEA入り。メジャーのロースターに残れればアダム・リンドとのプラトーン起用になるだろう。 広角に打ち分けるミドルヒッティングはセーフコフィールド向きか。一方で速球を苦手としており、適応に不安。

17. オースティン・ウィルソン:OF
アスレチックでハイポテンシャル。パワー&肩のツールが傑出しており、ジャンカルロ・スタントン(MIA)と比較される。 ポテンシャルは高いが、粗さを露呈し打率.239、115K/31BB。強肩が武器の守備はライト向きとされる。耐久性に不安。

18. ダン・アルタビラ:RHP
14年ドラフト5巡目。大学では地区の最優秀投手にも選ばれた実力派。最速97マイルのストレート&スライダー主体のパワフルなピッチング。リリーフ向きとの見方が強いが、チームは先発として育成中。A+で28先発して防御率4.07、K/9=8.15。コマンドを磨く必要がある。

19. ディラン・トンプソン:RHP
アスレチックな19歳。速球は90マイル前後と打者を圧倒するほどのパワーはないが、3球種を織り交ぜる器用さを見せる。カーブ&チェンジアップはどちらもセカンドピッチとして使えるレベルで、制球も全体的にまとまっている。時間をかけてパワー&コマンドを磨いていきたい。  

20. ディラン・アンスワース:RHP
南アフリカ出身。マイナー通算K/BB=6.28のコマンドと積極的な投球スタイルが評価されている。80マイル後半のシンカー&カーブ主体の投球。球威の平凡さから上の階級での対応を不安視されている。15年はA+&2Aで防御率3.95&被打率.283。 

Plus One Prospect
ジョナサン・アロー:RHP
トレードでウェイド・マイリーとともにBOS→SEA。最速95マイルの沈む速球を主体に攻めるリリーバー。マイナー時には評価の低かったチェンジアップも、メジャーでは被打率.143&空振り率21%と有効だった。この手のリリーフプロスペクトとしては珍しくコマンドも安定。マイナー通算K/BB=4.04。

 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/86Ct8v