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2017 Team Preview:ヒューストン・アストロズ

*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す
- 本拠地:ミニッツメイド・パーク
レフト | 96.0m |
センター | 132.6m |
ライト | 99.4m |
フェンス高さ |
2.1~7.6m |
安打 | 92.6 |
ツーベース | 88.6 |
スリーベース | 115.2 |
HR | 82.2 |
得点 | 80.8 |
- 予想オーダー
1. ジョージ・スプリンガー:CF
昨シーズンは162試合全てに出場。長打数は軒並み増え29HRをマークした。打撃内容はマイナー時代からほぼ変わらず四球数と三振数はある意味で安定している。ハッスルプレーが光る守備では3年連続でDRSが+をマークした。打撃と守備では好成績を残したが、走塁では盗塁失敗数が成功数を上回る結果に。スプリングトレーニングでは盗塁のスキルを磨いていた。ミュータントニンジャタートルズのTシャツを着て、キャップを2個被るという奇抜なファッションでクラブハウス入りすることもある。
2. アレックス・ブレグマン:3B
15年ドラフトから1年1ヶ月でメジャーデビューを果たした。デビュー後10試合はなかなかヒットが出なかったが、TEX戦で3安打してからはコンスタントにヒットが出るようになった。打撃では確実性と長打力を兼ね備え、守備では2B/3B/SSを守ることができ、英語とスペイン語を操り、12歳の頃から高校、大学、WBCでアメリカ代表を務めるという万能選手。昨シーズン痛めたハムストリングの故障は完全に癒えた様子。
3. ホセ・アルトゥーベ:2B
昨シーズンは3年連続最多安打、2度めの首位打者を獲得し、キャリアハイの24HRをマーク。HOUの選手としては最速の1000安打達成という記録も樹立した。長打が増えたことで勝負を避けられることも増えBB%も上昇。一方で盗塁失敗数も2年連続リーグ最多となった。スプリンガーと共にクラブハウス内のムードメーカーという役割を担っている。
4. カルロス・コレア:SS
2年連続20HRをマークしたスター選手。昨シーズンは長打率が落ちたが、よりボールを選ぶようになり四球数は増えた。守備ではDRSでマイナスの数値をマーク。負担を減らすため3B転向を勧める声もちらほら。シーズンオフに4本の親知らずを抜いた。
5. カルロス・ベルトラン:DH
昨シーズンはシーズン前に引退を示唆していたが、シーズンを通して好調を維持しオフに1年$16MでHOUに加入した。打撃では3年ぶりに20HR以上をマークしたが、守備ではどこを守ってもDRSはマイナス。フィールドでは体を重そうにして動く姿が目立つので打撃に集中してもらうのがベターだろう。故障に悩まされる元チームメイトのデビッド・ライト(NYM)に「引退を考えるな。やれることをやりつくせ」と励ましの言葉を送った。
6. ブライアン・マッキャン:C
オフにトレードで加入。攻守ともに安定した成績を残し続けることができる点が魅力。08年から9年連続で20HR以上をマーク。守備ではDRSがマイナスとなったが、リードやリーダーシップなど見えない部分での貢献も大きい。敬遠の申告制については試合に影響が出ないのでどちらでもいいというスタンス。
7. ジョシュ・レディック:RF
シーズンオフに4年$52Mで契約。甘いマスクとそれを覆い尽くす長い髪と髭が特徴。昨シーズンは打率が微増したが、HRの数は半減。フルシーズン1年目の12年の打撃成績と比べるとスケールダウンした感は否めない。守備では軽快な動きを見せていた。 昨シーズン「How to Bunt 1.Don’t 2 Hit A Dinger(バントのやり方 1.しない 2.ホームランを打つ)」というシャツを着て話題になった。
8. ユリエスキー・グリエル:1B
昨シーズン途中から加入し、マイナーでの調整もそこそこにメジャーデビューを果たした。打撃では少ない打席数ながらも対応力の高さを見せた。守備では自身よりも上手い選手が揃っているため本職は3Bだが1Bを守っている。親友のヨエニス・セスペデス(NYM)曰く自身が知る限りキューバ最高の選手。
9. 青木宣親:LF
ウェイバーでクレームされオフに加入。コンタクトスキルの高さはメジャーでも屈指のレベルで打率は安定して..280台をマーク。一方でMILから移籍した後は長打数、盗塁数は減少傾向。また、守備でもまずい打球反応がしばしば見られる。
2016 Team Preview:フィラデルフィア・フィリーズ

*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意を示す
- 本拠地:シチズンズ・バンク・パーク
レフト | 100.3m |
センター | 122.2m |
ライト | 100.6m |
フェンス高さ |
1.8~4.3m |
安打 | 97.7 |
ツーベース | 94.6 |
スリーベース | 66.7 |
HR | 114.0 |
得点 | 103.8 |
- 予想オーダー
1. セーザー・ヘルナンデス:2B
小柄でパワーレスだが、7個のセーフティバントを決めるなど小技が得意な万能選手。昨季はチェイス・アトリー(現LAD)からレギュラーを奪うと自己最多の127試合に出場。打率.272、盗塁19と持ち味を発揮した。 守備では2Bを中心に3BとSSもこなした。四球率8.8%は、昨季400打席以上立って1本塁打以下だった選手の中では両リーグ2位の高水準。
2. フレディ・ギャルビス:SS
ジミー・ロリンズの穴埋めとして正SSを任され自己最多の151試合に出場。3-4月は打率.355とよく打ったが、終わってみれば打率.263、本塁打7、盗塁10と平凡な成績に終わった。得意の守備でも失策17、DRS-6と思ったような成果が出ず、トッププロスペクトであるJ.P.クロフォードまでの繋ぎ役ということになりそうだ。14歳の時からPHIスカウトが目を付けていた逸材。
3. オドゥベル・ヘレーラ:CF
ルール5ドラフトでPHI入りすると 147試合に出場して打率.297、本塁打8、盗塁16と予想外の活躍でチームの希望の光に。打撃ではライナー性の打球で外野の間を破り、俊足を生かして次の塁を狙う。15試合連続出塁はフィリーズのルーキーとしては史上初。元々は内野手だったが、PHI入りを機に外野コンバート。持ち前の野球センスでDRS+10と適応した。15年のベネズエラ・ウィンターリーグではMVPを受賞した。
4. マイケル・フランコ:3B
5月半ばに昇格すると途中故障離脱もあったが、80試合で打率.280、本塁打14、OPS.840と主力選手として台頭。走力以外の4ツールを有する万能選手という評判だったが、3B守備ではDRS-8を記録するなど拙守を露呈し、1Bコンバート案も浮上している。6月22、23日のNYY戦では3ホーマー&10打点と猛打を披露。実はNYYは当時17歳だったフランコに対してPHIよりも先にオファーを出していたが、その後PHIが5000ドル高いオファーを出し、獲り損ねた因縁がある。
5. ライアン・ハワード:1B
5年契約の最終年。すっかり不良債権の烙印を押されてしまったが、通算357ホーマーはマイク・シュミットに次ぐPHI歴代2位。 昨季は22ホーマーを放った一方で四球率は5.4%とメジャー定着以降キャリアワーストを叩き出し、選球眼の低下が不安視されている。対左投手に対して打率.130と全く打てておらず、ダリン・ラフとのプラトーン起用になるだろう。レギュラー確約も外され、死に物狂いのシーズンになりそうだ。
6. コディ・アッシ:LF
攻守に物足りなさが残る選手。昨季は本塁打こそ10→12本に増えたが、打率&OPSはいずれもダウン。ボールの見極めに悩まされており、ボールゾーンのコンタクト率はメジャー下位10%に含まれる。また守備では慣れないLFでDRS-8と拙守を露呈した。左投手を苦手としているため、ルール5ドラフトで加入したタイラー・グッデルらとのプラトーン起用になるだろう。
7. ピーター・ボージャス:RF
順当であればRFのレギュラーを任される予定。俊足と堅守がトレードマークの外野手。故障が多いのがネックだが、通算DRS+36のCF守備は一見の価値アリ。メジャーではCF以外の経験がないが、持ち前の守備能力からRFも問題なくプレーできるだろう。昨季は、打っては打率.200&OPS.623、守ってはDRS-4といずれもキャリアワーストに落ち込んでいる。
8. キャメロン・ルップ:C
昨季頭角を現すとPHIの全盛期を支えたベテラン、カルロス・ルイーズから正捕手の座を奪った。7月は17試合で打率.310、本塁打7(シーズン66本塁打ペース)と大当たりだったが、それ以外の月は63試合で打率.212、本塁打2と平凡な内容だった。守備では強肩を武器に盗塁阻止率37.7%をマークし、攻守に存在感を示した。
9. 投