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2017 Team Preview:タンパベイ・レイズ

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*40人ロースターはリンクより参照

 

*SP横*マークはローテーション候補の意を示す

 

 本拠地:トロピカーナ・フィールド

他の野球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml02/

  

広さ
レフト 96.0m
センター 123.1m
ライト 98.1m
フェンス高さ 2.9~3.4m
パークファクター平均*100
安打 90.1
ツーベース 86.1
スリーベース 95.2
HR 87.7

得点

88.9

 

 ・予想オーダー

1.コーリー・ディッカーソン:DH

自己最多タイの24HRを放ったが、打率.245や出塁率.293は自己最低でやや確実性に欠けた。24HR中22HRが右投手から放ったもので、対右投手OPS.807に比べ、左投手に対してはOPS.589と左投手が苦手。

2.ケビン・キアマイアー:CF

球界が誇る外野守備の名手。15年に残したDRS+42、UZR+30.0という圧倒的な数字からわかるように強肩で守備範囲も広い。16年は105試合の出場にとどまったがDRS+25、UZR+12.3と相変わらずの鉄壁っぷりだった。OPS.741&12HRだった打撃を向上させたい。

3.エバン・ロンゴリア:3B

06年のドラフト以来TB一筋、オールスター3度のスター選手で、名実ともにチームの顔。昨季はOPS.840に自己最多の36HRと長打力を発揮した。36HRのうち34HRが右投手から放ったもので偏りが大きかった。今季もチームを引っ張る活躍を。

4.ブラッド・ミラー:2B

SEAでイマイチ活躍できなかったSSが、TBに移籍した昨季、突如パワーが開花し30HRを放つ1Bへと生まれ変わった。13年から15年までの3年間で合計29HRだったのが、1年でそれを越える30本塁打を放つことになった。昨季はSSから1Bに転向したが、今季は2Bに挑戦。バットは素手で握る。

5.スティーブン・スーザJr:RF

パワーが魅力の27歳。14年にはWSHの傘下3AでMVPを獲得し期待された。15年にTBに来てからはパワーこそ発揮しているものの、期待が高かっただけに物足りなさも感じる。課題は三振の多さで、昨季は120試合出場で159三振。怪我なくプレーし、最低でも20HRは越えたいところ。

6.ローガン・モリソン:2B

オフにFAになるも結局1年250万ドルで再契約。毎年.250を超えない程度の打率と2桁本塁打といった具合の成績で、もう一段階上の成績を残したいところ。12年まではLFをメインとしていたが、13年からは1Bがメイン。1Bとしてはやはり打撃力が物足りない。

7.ティム・ベッカム:SS

08年の全体1位指名選手。主に二遊間を守り昨季は64試合に出場。27歳となり、そろそろ結果を残しレギュラーを奪いたいところ。同じSSのライバル、マット・ダフィーが故障で出遅れアピールのチャンスではあるが、同じくSSの23歳若手有望株ダニエル・ロバートソンも開幕ロスター入りする模様で、うかうかしていられない。

8.デレク・ノリス:C

正捕手候補として獲得したウィルソン・ラモスが故障し開幕に間に合わないため3月に急遽獲得。SDの正捕手だったが、昨季は打率.186と大不振。打撃の復活と守備面での貢献に期待がかかる。

9.マレックス・スミス:LF

スピードが売りの期待の23歳。昨季はATLで72試合に出場し16盗塁をマーク。1月にATLからSEAを経てTBへとトレードされてきた。14年には1Aと1A+で合わせて88盗塁を記録した。打撃、特に昨季50打数4安打、打率.080に終わった左投手への打撃の改善が急務。

 

Weekly Report: Week-16

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3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-16のキーワードは「サンディエゴ・パドレス」「ジョン・グレイ」「ティム・ベッカム」だ。

 

  • パドレス

在ナショナル・リーグ西地区で最下位争いをくりひろげるサンディエゴ・パドレス。今シーズンよかったことと言えば本拠地のペトコ・パークでオールスターが開催されたことだけだろうか。いや、そうではない。今シーズンは2010年を最後に勝率は5割を上回ったことがなく、2006年を最後にポストシーズンに進出できていないチームを変えるシーズンになるかもしれないのだ。

なぜ、そう言えるのか。それはインターナショナルFAやドラフトでの積極的姿勢、シーズンの早い段階からのトレード攻勢から見てとることができる。6月4日に行ったジェームズ・シールズのトレードはどのチームよりも早く選手を売りに払ったトレードと言える。見返りの選手の物足りなさは否めないが売り時だった時に売らなかった昨シーズンに比べればはるかにいいだろう。

現地時間9日に行われたドラフトでも3巡目までで5つの指名権を駆使し将来有望な選手を多数獲得することに成功した。このドラフトは若干契約金が抑え目であったがこれには裏があった。実は今年のドラフト最大の目玉であったジェイソン・グルームとドラフト前にある密約を交わしていたのだ。その密約の内容とはパドレスが持つ全体24位までグルームがスリップしたらパドレスがグルームを指名し$5Mで契約するというものであった。結果としてグルームは全体12位でボストン・レッドソックスにさらわれたが、もしパドレスが獲得していたら空前絶後の番狂わせとなっていただろう。グルームは獲得できなかったが、少しでもいい選手を獲得しようとしうる姿勢は賞賛に値する。

同月30日にはまたもや主力のフェルナンド・ロドニーの放出を敢行した。このロドニーの売り時は最高のタイミングだったと言える。ロドニーのパドレス最終登板後の防御率は0.31。この防御率がこれ以上よくなるとは考えにくく、今年で39歳となるロドニーがいつ疲労から成績が悪化してくるかもわからない。これ以上の売り時はなかっただろう。このトレードは獲得したプロスペクトも悪くない。交換相手のクリス・パダックはプロ2年目ながらAで圧倒的な成績を残しており将来大化けする可能性を大いに秘めている。それをオフに1.6Mで拾ったリリーバーと交換できるのなら安いものだろう。

そしてインターナショナルFA解禁日となった7月2日には10人の選手と契約に至った。そのうち6人はMLB.comのインターナショナルプロスペクトトップ30に入っているトッププロスペクトである。これで手を緩めることはなく7日には今年のインターナショナルFAで最高評価を受けるピッチングプロスペクトであるキューバ人のエイドリアン・モレホンと$11Mで契約した。

さらに14日にはドリュー・ポメランツをレッドソックスに放出。レッドソックスが様々なチームの先発投手に食指を伸ばしているなか、素早くポメランツを差し出し颯爽とプロスペクトを持って行った形となった。

そして今週の現地時間20日にはキューバ人のホルヘ・オーナと$7Mで契約と息をつく間もなく積極的に選手の獲得に動いている。トレア・ターナー(WSH)やジョー・ロス(WSH)らを放出した2014年オフとはまるで逆を行くかのようだ。

その一方でチームに対して非常に愛着を持っているウィル・マイヤーズとの長期契約にも動いている。どれだけチームを立て直そうとしても中心となる選手がいなければ意味がない。マイヤーズ自身も非常に乗り気であり、GMのプレラーを信用してるともコメントしている。球団も度々噂になっていたマイヤーズ放出を堂々と否定するほどである。主力選手を放出しつつも本当に必要な選手はフランチャイズプレイヤーとして長期契約を結ぼうとする。これこそが再建の土台を作るということではないだろうか。

まだ、パドレスにはメルビン・アップトンjrやアンドリュー・キャッシュナーなどトレードの駒は多くいる。ボルティモア・オリオールズとのトレードの噂も活発になってきている。これからパドレスがどのように動くかしっかりと見届けていきたい。